おやつの歴史 ~昔は果物や穀物を調理したものを食べていた

おやつの「やつ」は、午後二時から四時までを指す「八つ刻(やつどき)」から来ています。
江戸時代中期頃までは一日二食だったため、「八つ刻(やつどき)に小昼(こびる)」といって間食をしたのが語源です(リンク)。

以下、SWEET HEART「お菓子の歴史」より。
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◆ おやつのはじまり ◆
おやつの語源や由来を知っていますか?「おやつ」のはじまりは、江戸時代の頃、今の午後2時~4時にあたる「八刻(やつどき)」に食べていた間食です。食事と食事の間に空腹感を抑えるために食べていた軽い食事が、「おやつ」となったのですね。


昔は、今のようにクッキーやチョコレートではなく、主に果物や穀物を調理したものをおやつとして食べていました。

◆ おやつの歴史 ◆
「おやつ」という呼び名がついたのは江戸時代ですが、おやつ(間食)を食べる習慣はもっと昔からあったようです。昔の人はどんなものをおやつに食べていたのでしょうか。おやつの歴史をたどってみましょう。

紀元前
(縄文時代)
縄文式文化の頃は農耕生活中心の中で「ほしいい」「焼き米」「豆の粉」「餅」・「飴」を作っていました。神武天皇が大和高尾で「水無飴」を製造。

奈良時代
552年 搗栗、焼き栗、干柿、大豆餅、小豆餅などを用いる。
百済から仏像、経論が伝来する。
607年 中国大陸から菓子が輸入される。

平安時代
804年 最澄が唐より砂糖を持ち帰る。
806年 空海、唐国から煎餅の製法を伝える。
815年 唐菓子の輸入が増える。
940年 甘露・蜂蜜・牛乳の効果高まる。
1069年 羹(あつもの)の使用が盛んになる(48種)

鎌倉時代
1214年 栄西上人、喫茶養生記を著し、喫茶の風習おこる。
茶道の進展に伴い点心も発達し、羹類以外に麺類も点心として用いられる。
1241年 聖一国師、宋より帰国し酒素饅頭を伝える。
鎌倉幕府は風流菓子を禁止する。
1341年 林浄因、元より帰化し、饅頭の製法伝える。
宋の林浄因によって饅頭が伝えられ、蒸菓子が茶道の点心の主流になった。
1444年 砂糖が日朝貿易の一部になり、薬や高貴者に用いられた。

室町時代
1543年 ポルトガル人が種子島に鉄砲を伝える。
1549年 フランシスコ・ザビエル布教のため鹿児島に上陸する。
1555年 茶道が盛んになり、点心に餅類が用いられる。
牛皮餅、葛やき餅、葛餅、わらび餅、ささ餅、ちまきなど。
1569年 パードレ、ルイス、フロイスが京都二条城で織田信長に
ガラスビン入りのコンペイ糖を送る。
1571年 信長が元旦に安土城で、茶や南蛮菓子を家来に振舞う。
1573年 南蛮菓子の輸入が盛んになる。
カステラ・パン・ポーロ・金平糖・カルメラ・鶏卵素麺など。

安土・桃山時代
1587年 秀吉が北野で大茶会を催す。おこし、米煎餅、きんとん、羊羹、上がり餅、みたらし団子、ちまき、葛餅、わらび餅などが料理から離れる。
1610年 奄美大島で黒砂糖が初めて作られる。
1623年 琉球でサトウキビを使った製糖が始まる。

江戸時代
1662年 中国から白砂糖の製法を習い琉球に伝える。
1683年 菓子と水菓子(果物)とが分立する。
1741年 江戸で「桜餅」が作られる。
1772年 江戸で「大福餅」が売られる。
1789年 無駄な手間をかけた菓子類が製造禁止になる。
1790年 越後で透明な「水飴」が製造された。
1796年 「氷砂糖」が初めて作られる。翌年に完成。
1799年 大阪で「栗おこし」が製造される。
1807年 寒天を使った練羊羹が完成。菓子業界が盛んとなる。
練り物・金華糖・みじん棒・かりん糖・鉄砲玉・金つばなどが全盛。
1867年 中川屋嘉兵衛がパン、バター、ビスケット、牛肉を新聞広告した。

明治時代
1969年 芝に文英堂パン店が開業。翌年銀座に移転「木村屋」と改名
1899年 東京赤坂で森永太一郎キャンデーを作る。
後に森永製菓となる。

大正時代
1913年 森永がミルクキャラメル(一箱20粒入・10銭)を発売する。
ポケット菓子の嚆矢となり、以降各地で製造が行われる。
1916年
チューインガムの販売会社が創業、全国へ広がる。
1918年
チョコレートが初めて国内で製造される(森永製菓)。

昭和時代
1926年 朝鮮の京城で第6回全国菓子飴品評会が開催された。
商工省菓子工場調査統計が発表される。全国の菓子生産額は74,260千円
うち東京20,873千円。東京でシュークリームの中毒が相次ぐ。
明治製菓がミルクチョコレートを発売する。
1941年 ドロップス、キャラメル、ビスケットが子供用菓子として切符制に。
太平洋戦争に突入。企業の新規開業が許可制になる。

昭和時代(戦後昭和21年~)
1946年 製菓用砂糖の配給が実施され、菓子類の生産が盛んになり始める。
1970年 食品衛生法改正により食品添加物規制が強化され、表示の義務化へ。大手メーカーが本格的にスナック菓子の量産を始めスナック食品ブーム。

昭和50年~平成
昭和50年~1975年 和洋菓子パン製造に技能検定試験が実施され、全国に初の1級、2級技能士が誕生する。
1976年 「およげたいやきくん」ヒットでたい焼きが大盛況。
1977年 静岡で第19回全国菓子大博覧会が開催された。
1991年 「ティラミス」菓子が大ブーム。
1993年 「ナタデココ」が大ブーム。
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リンク

 

 

 

 

竹村誠一

2020年7月 3日 (金)

食べたものが毒になる ~腸内細菌のはなし~



生理学博士・久間英一郎市のコラム(リンク)より引用します。

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腸内細菌というと、皆様はビフィズス菌や大腸菌を連想されると思いますが、腸内にはこれらの腸内細菌が100種類100兆個も存在していて、これら
が一定のバランスを保ちながら腸内フローラ(細菌叢)を形勢しています。健康な方の腸は、ビフィズス菌などの善玉
菌が優勢で、便も悪臭が少なく、一方、病気の方の腸は、ウエルシュ菌や病原性大腸菌等の悪玉
菌が優勢で、便も悪臭が強いのです。

ところで、戦後の食生活の変化を一言で表現すれば、"「三白食品」の氾濫と肉(牛乳)の過食"にあると言えると思いますが、この変化は果
たして我々の腸内フローラを善玉菌優勢に導いたか、それとも悪玉
菌優勢に導いたのでしょうか。

前述の「三白食品」とは、白米(精白パン)、白砂糖、添加物のことですが、このうち白米(精白パン)と白砂糖は、共に本来の姿から精白という名のも
とにビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維の大半を削り取られた食品となっているため、腸内から排泄されにくく、消化酵素の活性を鈍らせたり、腸粘膜の機能
を失調させ、その結果
、腸内で異常発酵を起こして腸内フローラのバランスを狂わせ、腸内腐敗を助長することになるのです。添加物は、大半が化学合成品ですので、腸内フローラを
乱すもとになります。

次の肉(牛乳)食はどうでしょうか。肉や牛乳は、低温で保存しておかないとすぐ腐敗することでもわかるように、また、五臓六腑の「府」に「肉」がつ
くと「腐」となり、腐敗を意味することでもわかるように、肉(牛乳)食は、悪玉
菌が大変好む食物であり、そのため悪玉菌を繁殖させ、腸内を腐敗させるのです。当然、便は強烈な悪臭を発します。これらの悪臭成分には、硫化水素、アンモ
ニア、インドール、ニトロソアミン等があり、肝臓を傷めたり、発ガン物質となったりします。これらの毒素が血液を汚し、生活習慣病の元凶となっているのです。

逆に世界的に長寿で有名なコーカサスや、昭和30年前後までの山梨県棡原村の長寿者たちの便は臭くなかったそうです。長寿の条件は、腸内フローラを守ってきれいな便を出すことなのです。

腸内細菌は、ビタミン、ホルモン、タンパク質、酵素を合成し、消化吸収に加え、免疫にも深く関わっており、まるで五臓(肝・心・脾・肺・腎)に匹敵
する存在(『二重臓器』神戸大学・林秀光博士)なのです。有り難いことに私達は、五臓に加え、腸内細菌というもう一つの"臓器"を持っていますので、これ
に感謝し、これを信じ、これを傷めることなく守っていくことが健康上極めて重要なことなのです。

腸内フローラを乱す要因には、前述の三白食品や肉食だけではなく、冷えや便秘、暴飲暴食、薬の乱用、睡眠不足、それに忘れてはならないストレス等があります。これらの要因をできるだけ少なくして、健康寿命を延ばしていただきたいと思っております。

新型コロナ重症肺炎への効果に期待「アクテムラ」発明者に聞く 開発開始は30年前なぜ今注目?


yahooニュース リンク より、以下転載
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新型コロナ重症肺炎への効果に期待「アクテムラ」発明者に聞く 開発開始は30年前なぜ今注目?

 世界110カ国以上で使われている日本発の関節リウマチ薬「アクテムラ」が、新型コロナによる重症肺炎の治療薬として再び脚光を浴びている。薬のどのような特性が新型コロナの治療に有効とされるのか。AERA
2020年6月1日号は発明者の大杉義征さんに聞いた。

*  *  *
 私が中外製薬時代に研究開発に関わった薬「アクテムラ」に新型コロナウイルスによる肺炎を改善する効果が期待されています。アクテムラ開発のきっかけは、1986年に大阪大学の岸本忠三、平野俊夫両博士が、免疫で重要な役割を果たすインターロイキン6(IL‐6)という物質を発見したことです。発表の場に居合わせた私は「画期的な自己免疫疾患の治療薬が作れる」と直感。以来、阪大チームとの共同研究に邁進し、関節リウマチ治療薬の開発に成功しました。

 関節リウマチは自己免疫疾患で、体内でIL‐6の暴走が起こり、強烈な痛みや腫れ、最後には関節の骨破壊に至ります。アクテムラはIL‐6の作用を阻害することで優れた治療効果を示すので世界中で広く使われています。

 なぜ今アクテムラが注目されるのか。キーワードは「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫機能の暴走です。

 当初、新型コロナで肺炎が重症化するのは、高齢者だけと言われていましたが、免疫力が高いはずの若年層でも急激に重症化するケースが報告されるようになりました。

 重症化のメカニズムはまだ十分に解明されていませんが、専門家はサイトカインストームが起きている可能性を指摘しています。アクテムラにはサイトカインストームを抑える作用があるのです。

 体内にウイルスなどの異物が侵入すると、免疫の司令塔であるT細胞はサイトカインというタンパク質を分泌。それに刺激された仲間のB細胞がウイルスをやっつける抗体を作るメカニズムになっています。IL‐6はサイトカインの一種で、本来は感染症と闘うのに欠かせない物質ですが、一方で過剰に働くと健康な組織や臓器までをも攻撃してしまいます。その状態がサイトカインストームです。

 アクテムラはIL‐6が暴走する疾患の全てに有効なので、最近では白血病のCAR‐T細胞療法に伴うサイトカインストームを抑える薬としても承認されました。

 こうしたことをよく知る中国人医師が最初に新型コロナ肺炎の患者への投与を試み、症状が改善したと聞いています。国内でも大阪はびきの医療センターが、集中治療室での治療が必要になった重症患者9人に投与し、有効だったとの報告が出ています。欧米でもアクテムラの販売がここ数カ月で伸びているそうです。

 研究開発を始めたのは30年以上も前のことで、アクテムラがこのような形で再び脚光を浴びるとは思ってもみませんでした。現在、国内外で臨床試験が始まりつつあり、私もその結果をドキドキしながら待っています。有効性と安全性が確認され、新型コロナの患者さんの命を救うことに役立つ日が来ることを、心から願っています。
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山上勝義
 

2020年6月30日 (火)

新型コロナは「肥満体的」



[ロンドン発]新型コロナウイルスで世界中から対策が生ぬるいと批判されている日本ですが、死者は100万人当たり5人と欧米諸国に比べると被害は二桁低くなっています。


リンク



日本肥満症予防協会の松澤佑次理事長は取材に「肥満でも男性の重症化リスクが最も高いことから、男性に多い内臓脂肪の蓄積が大きな要因になっていることが考えられる。肥大して蓄積した内臓脂肪細胞から、TNFαやIL-6などの炎症性のアディポサイトカインが大量産生されるとともに、アディポネクチンのような抗炎症性アディポサイトカインの産生減少がもたらされて、脂肪組織の慢性炎症が起こっており、免疫系の暴走であるサイトカインストームが起きやすくなる」と解説します。

「自然免疫は50歳前後から低下し始め、70歳から急激に下がる。獲得免疫も年齢とともに衰える。免疫システムはサイトカインを過剰生産することによってこの赤字を補おうとする。これが炎症の原因となる。新型コロナウイルスでは肥満によるアディポサイトカイン産生調節の破綻がサイトカインストームを悪化させ、病態に影響しているのではないかと考えている」

「欧米諸国で被害が拡大し、日本ではそれほど死者が増えなかった理由に肥満が関係しているかどうかは今後の研究を待たなければいけない」

「肥満」が、対策がぬるいのに死者が少ないのはなぜと世界に首を傾げさせている「日本のナゾ」を解くカギの一つになるかもしれません。(リンクより)

新型コロナ 東大先端研 日本人は免疫を持っている可能性 低い死亡率の原因?



①新型コロナウイルスに感染した日本人の免疫反応は、既に同種のウイルスに感染済みのパターンを示した。
②日本人に免疫学習をさせたのは風邪コロナウイルスだった可能性がある。
③感染症の発生源から遠く離れた地域の国民は、感染症に耐性がない。
 
世界各地で感染を広げている新型コロナウイルスですが、国によって感染者の増加率や死亡率に大きな差があることがわかってきました。これらの差は国による検疫の違いの他に、ウイルスそのものが変異して引き起こされた可能性が以前の研究で示唆されています。

しかし今回、東京大学などの研究者たちによって日本人の免疫反応が詳しく調べられた結果、日本人には新型コロナウイルスに対する免疫が一部存在していることが示唆されました。
研究内容は東京大学先端科学技術研究センター
の川村猛氏らによってまとめられ、5月15日に先行発表された後に、世界五大医学雑誌の一つである「The
Lancet」に投稿済みです。
 
新型コロナウイルスに対する免疫力は、2003年のSARS発生後もコロナウイルス(弱毒化したもの)が断続的に東アジアで発生しており、東アジア人の間に風土病として流行することで獲得されていたとのこと。
もし今回の研究結果が事実ならば、風土病となったコロナウイルスが、日本人に新型コロナウイルスと戦うための免疫学習の機会をあらかじめ与えててくれたことになり、日本における低い死亡者の説明になります。
では風邪コロナウイルスは、どのようにして日本人に免疫を与えていたのでしょうか?
 
〇即応抗体(IgM)と専門抗体(IgG)
ウイルスに感染すると、人間の体はウイルスを排除するための抗体が生産されます。
私達が細菌やウイルスに感染したときに最初に生産される抗体が「IgM抗体」で、早期対応のための幅広いウイルス認識力を持っています。

また、IgM抗体によってある程度ウイルスの認識が進むと、対象となるウイルスの排除に特化した「IgG抗体」が作られます。IgG抗体は感染を排除した後も残り続けるため、再度ウイルスが侵入したときに素早くIgG抗体が増殖でき、2回目の感染を防止します。(図:リンク 参照)

そのため、上の図(リンク 参照)のように、IgM抗体とIgG抗体のどちらが多いかを調べることで、患者が似たようなウイルスに感染した経験があるかどうかの調査が可能になります。

もし日本人が新型コロナウイルスに対して免疫力を持っていた場合、IgM抗体とIgG抗体の増加パターンは上の図の右側のように、IgG抗体の増加のほうが先に高くなるはずです。

では、実際の調査結果をみてみましょう。
日本人は新型コロナウイルスに対して免疫がある?
日本人の感染者は学習の結果である「IgG抗体」を新型コロナウイルスに対して素早く使用できた。

上の図(リンク 参照)は、東京大学をはじめとする研究者が、新型コロナウイルスに感染した日本人のIgM抗体とIgG抗体の増加パターンを示したものになります。図(リンク 参照)が示す通り、日本人の感染者の多くが即応型のIgM抗体より先に、学習によって生まれるIgG抗体を多く生産していました。
このことは、日本人の多くが新型コロナウイルスに対する免疫学習を、既に行っていたことを意味します。

また今回の研究では、IgM抗体の生産が緩やかな場合には、重症化しにくいことが明らかになりました。重症化はウイルスによる直接的な細胞の破壊ではなく、免疫の過剰反応が原因として知られています。
感染の初期において、広範な影響力を持つIgM抗体よりも、専門化されたIgG抗体が多く生産されることで、免疫も過剰応答を避けることができると考えられます。


研究者は、免疫を持たせる原因となった存在として、東アジア沿岸部に存在する未知のコロナウイルス(SARS-X)の存在を示唆しました。
また、2003年にSARSウイルスが発生した以降も、東アジア地域では断続的にコロナウイルスの発生が続いていた可能性も言及しています。そしてこれらの未確認のコロナウイルスが、東アジア人の多くに「先行して風邪として感染」した結果、新型コロナウイルスに対する免疫力が獲得されたと結論づけているのです。
 
未知の風邪コロナがワクチンになっていた可能性 
防疫体制の違いだけで死亡率が116倍も開くとは考えにくい。

また、東大の研究以外にも、風邪コロナウイルスによって新型コロナウイルスに対する免疫付与が行われたとする研究が存在します。
中国の武漢大学によって行われた研究では、新型コロナウイルスに感染した経歴のない人間の34%に、新型コロナウイルスを認識する抗体の生産能力があることがわかりました。
この抗体は、新型コロナウイルスが発生するより前の2015年から2018年に得られた血液サンプルにも存在しており、この抗体が新型コロナウイルス以外のウイルス(おそらく風邪コロナウイルス)によってもたらされた可能性を示唆しています。中国の研究者は、このころから既存の風邪コロナウイルスによって新型コロナウイルスに対する免疫力が人間に付加されたと主張しています。
 
日本と中国の結論は多くの点で一致しており「断続的に発生する弱毒化したSARS(日本の説)」または「古くからの風邪コロナウイルス(中国の説)」といった他のコロナウイルスからの感染が、新型コロナウイルスに対する、一種のワクチンとなったとしています。
-略-

 


天神地祇

新型コロナウイルスが人間の免疫細胞を破壊する方法



■新型コロナウイルスが人間の免疫細胞を破壊する方法(In Deep リンクより)

:::以下転載:::


新型コロナウイルスに「 HIV
(エイズウイルス)」の要素があることが確認されたのは、4月のことでした。

これは以下の記事でご紹介しています。
リンク

この「新型コロナウイルスが HIV
と同様に、人の免疫細胞を攻撃する性質を持っている」ということを知った際には、少し厄介なことになったなとは思いました。

つまり、エイズウイルスにより発症するエイズの特徴のひとつとして「体内からウイルスが消えない」ということがあったからです。

これはあくまで、「もしかしたら」ということですけれど、同じような特性が新型コロナウイルスにもあるのかもしれないと思ったのです。

そういう意味では、新型コロナウイルスというのは、本当に驚異的なウイルスなんですけれど、しかし同時に、以前から書いていますように、「とにかく感染力が並外れて高い」ウイルスであることがあり、そういうものに対して、物理的な隔離とか封鎖とか閉鎖とか、そういう手段が通用する相手ではないと確信していまして、隔離や封鎖などの一切の手段を使わずに「平常の生活で立ち向かう」のが正しいと考えています。

さて、それはそれとして、数日前に、香港の有力メディア「サウスチャイナ・モーニングポスト」が、

「中国の科学者たちが、新型コロナウイルスが、どのようにヒトの免疫細胞を破壊しているのかのメカニズムを発見した」

と報じていました。

論文は査読前ですが、以下にあります。

・The
ORF8 Protein of SARS-CoV-2 Mediates Immune Evasion through Potently
Downregulating MHC-I(リンク
(SARS-CoV-2 の ORF8 タンパク質は MHC
の強力なダウンレギュレーションを通じて免疫回避を仲介する)

:::注釈:::

この「主要組織適合性複合体
(MHC)」という細胞内の分子は、人間の免疫反応に非常に重要な存在なのですが、何と、

「新型コロナウイルスに感染すると、この主要組織適合性複合体の分子が消えてしまう」

ようなのです。

それにより、人の主要な免疫システム働かなくなってしまうのですね。

:::中略:::

▼「細胞内のそこを狙うのか!」という驚き

この
MHC という分子の免疫に対しての作用は重大で、以下は、京都大学 再生医科学研究所の「免疫のしくみを学ぼう!」(リンク)という一般向けのページにある説明からの抜粋です。

補足しておきますと、前提として、「免疫」の機能というのは、当然ながら、

「自分に対して悪い影響を与える病原体を攻撃する」

ものです。悪くないものを攻撃するのでは意味がないのです。

これを行うのが「
T細胞(キラーT細胞)」と呼ばれる免疫細胞ですが、しかし、体内には「悪くない細胞」や「役に立たない細胞」もたくさんあります。

T細胞はどのようにターゲットを見つけているのか。

ここに主要組織適合性複合体(MHC)が関係するようなのです。

「免疫のしくみを学ぼう!」には以下のようにあります。

遺伝子再構成は、例えばサイコロを振るみたいに自由な組み合わせで起こるので、実際には一度は自分の体を攻撃してしまうような細胞もできてきます。また一方で、異物をみるのにまったく役にたちそうもない細胞も沢山できてきます。ではどうやってこの中から役立つものだけを選ぶのでしょうか。
(京都大学再生医科学研究所)

ここにある「役立つものだけを選ぶ方法」に、主要組織適合性複合体(MHC)が、関与するのです。

ページから続けます。

そのメカニズムを理解するには、まず図7に示すことを理解していただく必要があります。


T細胞受容体は直接異物を見るのではなくて、MHCという分子の上のくぼみにはさまるようにくっついた異物の破片(抗原)を、MHCという分子とセットにして見るということです。(京都大学再生医科学研究所リンク

つまり、以下のような私の説明が合っているのかどうかはともかく、進入した病原体を殺してくれる
T細胞は、

「攻撃する相手を、MHCという分子とセットにして見ている」

のです。

ということは、


MHC
が消えてしまえば、T細胞は、病原体のウイルスを攻撃できない(対象を判断できない)」

ようなのです。

新型コロナウイルスは、免疫に重要なこの分子を破壊あるいは消してしまうようなのですね。

自分を攻撃するキラーT細胞が機能しないのですから、この新型コロナウイルスは細胞内で殺されることがないということになり、つまり、いつまで経っても、細胞からウイルスは消えないということになるのだと思います。
 
これが新型コロナウイルスの特性です。

:::転載終わり:::

 

 

 



■新型コロナウイルスが人間の免疫細胞を破壊する方法(In Deep リンクより)

:::以下転載:::


新型コロナウイルスに「 HIV
(エイズウイルス)」の要素があることが確認されたのは、4月のことでした。

これは以下の記事でご紹介しています。
リンク

この「新型コロナウイルスが HIV
と同様に、人の免疫細胞を攻撃する性質を持っている」ということを知った際には、少し厄介なことになったなとは思いました。

つまり、エイズウイルスにより発症するエイズの特徴のひとつとして「体内からウイルスが消えない」ということがあったからです。

これはあくまで、「もしかしたら」ということですけれど、同じような特性が新型コロナウイルスにもあるのかもしれないと思ったのです。

そういう意味では、新型コロナウイルスというのは、本当に驚異的なウイルスなんですけれど、しかし同時に、以前から書いていますように、「とにかく感染力が並外れて高い」ウイルスであることがあり、そういうものに対して、物理的な隔離とか封鎖とか閉鎖とか、そういう手段が通用する相手ではないと確信していまして、隔離や封鎖などの一切の手段を使わずに「平常の生活で立ち向かう」のが正しいと考えています。

さて、それはそれとして、数日前に、香港の有力メディア「サウスチャイナ・モーニングポスト」が、

「中国の科学者たちが、新型コロナウイルスが、どのようにヒトの免疫細胞を破壊しているのかのメカニズムを発見した」

と報じていました。

論文は査読前ですが、以下にあります。

・The
ORF8 Protein of SARS-CoV-2 Mediates Immune Evasion through Potently
Downregulating MHC-I(リンク
(SARS-CoV-2 の ORF8 タンパク質は MHC
の強力なダウンレギュレーションを通じて免疫回避を仲介する)

:::注釈:::

この「主要組織適合性複合体
(MHC)」という細胞内の分子は、人間の免疫反応に非常に重要な存在なのですが、何と、

「新型コロナウイルスに感染すると、この主要組織適合性複合体の分子が消えてしまう」

ようなのです。

それにより、人の主要な免疫システム働かなくなってしまうのですね。

:::中略:::

▼「細胞内のそこを狙うのか!」という驚き

この
MHC という分子の免疫に対しての作用は重大で、以下は、京都大学 再生医科学研究所の「免疫のしくみを学ぼう!」(リンク)という一般向けのページにある説明からの抜粋です。

補足しておきますと、前提として、「免疫」の機能というのは、当然ながら、

「自分に対して悪い影響を与える病原体を攻撃する」

ものです。悪くないものを攻撃するのでは意味がないのです。

これを行うのが「
T細胞(キラーT細胞)」と呼ばれる免疫細胞ですが、しかし、体内には「悪くない細胞」や「役に立たない細胞」もたくさんあります。

T細胞はどのようにターゲットを見つけているのか。

ここに主要組織適合性複合体(MHC)が関係するようなのです。

「免疫のしくみを学ぼう!」には以下のようにあります。

遺伝子再構成は、例えばサイコロを振るみたいに自由な組み合わせで起こるので、実際には一度は自分の体を攻撃してしまうような細胞もできてきます。また一方で、異物をみるのにまったく役にたちそうもない細胞も沢山できてきます。ではどうやってこの中から役立つものだけを選ぶのでしょうか。
(京都大学再生医科学研究所)

ここにある「役立つものだけを選ぶ方法」に、主要組織適合性複合体(MHC)が、関与するのです。

ページから続けます。

そのメカニズムを理解するには、まず図7に示すことを理解していただく必要があります。


T細胞受容体は直接異物を見るのではなくて、MHCという分子の上のくぼみにはさまるようにくっついた異物の破片(抗原)を、MHCという分子とセットにして見るということです。(京都大学再生医科学研究所リンク

つまり、以下のような私の説明が合っているのかどうかはともかく、進入した病原体を殺してくれる
T細胞は、

「攻撃する相手を、MHCという分子とセットにして見ている」

のです。

ということは、


MHC
が消えてしまえば、T細胞は、病原体のウイルスを攻撃できない(対象を判断できない)」

ようなのです。

新型コロナウイルスは、免疫に重要なこの分子を破壊あるいは消してしまうようなのですね。

自分を攻撃するキラーT細胞が機能しないのですから、この新型コロナウイルスは細胞内で殺されることがないということになり、つまり、いつまで経っても、細胞からウイルスは消えないということになるのだと思います。
 
これが新型コロナウイルスの特性です。

:::転載終わり:::

 

 

 


石山 巌

プレボテラ腸内細菌がコロナ死の原因で呼吸困難に?減らす方法は?



プレボテラ腸内細菌がコロナ死の原因で呼吸困難に?減らす方法は?
リンク より

皆様こんにちは!
ちょっと衝撃的な事実を知ってしまったのですがコロナウイルスによる死は直接的なものではなくプレボテラ細菌という細菌にコロナが侵入して呼吸困難を引き起こし肺にダメージを与えるそうです。
今回は「プレボテラ腸内細菌がコロナ死の原因で呼吸困難に?減らす方法は?」と題してお送りさせていただきました。

プレボテラ細菌がコロナウイルスの死因?
スゴイのが出て来ました。イタリアのサンドロ・ジョヴァンニ医師は、新型コロナウイルスの「死因は肺炎ではなく超微細な静脈血栓」だと言っています。
なので、“血栓の解消が先決、人工呼吸器は不用である”というのです。
確かに、米ニュージャージー州で、感染症専門医として勤務する日本人医師・斎藤孝氏は、“人工呼吸器に繋いだ患者で「戻って来た」人はほとんどいない”と言っていました。

サンドロ・ジョヴァンニ医師によると、“現在、イタリアでは抗炎症剤と抗生物質が使用されており…入院は減少しており、在宅で治療される病気になっています”とのことです。
抗炎症剤が効くということであれば、ビタミンCは「抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用」があるということなので、新型コロナウイルスに効果があるという理由が良く分かります。

“現在、イタリアでは抗炎症剤と抗生物質が使用”されているということですが、ウイルスに効かない「抗生物質」を使用するのは何故でしょう。
“細菌性の肺炎の可能性を考慮”してということなのでしょうか。
私は「抗生物質」が好きではないので、「抗炎症剤」と「抗生物質」によって、在宅で治療できるというのなら、「ビタミンC」と「コロイダル・シルバー」で十分ではないかと、素人ながら思います。
引用:リンク

現在のイタリアでは「抗炎症剤」と「抗生物質」が使用されているという情報に対して、“ウイルスに効かない「抗生物質」を使用するのは何故でしょう”とコメントしたのですが、さっそくその回答と言える情報が上って来ました。
フランス、米国、中国の複数の研究チームの最新発見によると、新型コロナウイルスは、呼吸困難を引き起こすことで知られているプレボテラ細菌に侵入し、感染したプレボテラ細菌は、新型コロナウイルスよりも「遙かに悪性の攻撃を続け、炎症を伴う過剰免疫反応を起こして肺を破壊する」というのです。

なので、新型コロナウイルスの感染初期から「ヒドロキシクロロキン」と共に抗生物質の「アジスロマイシン」を使用することで、感染したプレボテラ細菌を叩く必要があるわけです。
状況が分かるにつれ、腸内環境が病状の行く末を決めるということが分かって来ます。
普段の食事が、いかに大切かが分かります。
これまでの情報からは、やはり伝統的な日本食が優れているということになるかと思います。
引用:リンク

つまり、イタリアでは抗炎症剤と抗生物質が使用されている。
でもこれらはウイルスに効かないがコロナウイルス感染初期から「ヒドロキシクロロキン」「アジスロマイシン」を使用することでプレボテラ細菌の感染を治療することができるということというわけです。
 
ここまででプレボテラ細菌のコロナ感染によるもだとは理解しましたが、プレボテラ細菌が悪い菌だという情報は見つかりません。
コロナとプレボテラ細菌が出会うとこうした炎症が発症してしまうのでしょうか?
「コロナウイルスに感染したプレボテラ細菌」となっていますので、腸内環境の状態によってプレボテラ細菌が感染するかしないかを決定しそうな感じがしますね。
この情報が正しければワクチンを打つ必要はないですね。

プレボテラ細菌とは?
プレボテラ細菌は生まれたばかりの赤ちゃんのときには存在していない菌です。
加齢とともに増えていき、高齢者ほど多いことが分かっているそうです。
主に腸内で生息しています。

プレボテラ属の細菌は、主にヒトの口腔内や腸内、反芻動物の胃、土壌などから見つかっています。
また、食物繊維を多く食べているアフリカ人や東南アジア人の腸内に多く存在すると言われています。
プレボテラ
コプリは、ヒトの腸内に生息するプレボテラ属の主要な細菌のひとつで、2007年に日本人の便から初めて発見されました。
棒状の形をしたグラム陰性の桿菌で、芽胞を形成せず、酸素の存在下では生育できない偏性嫌気性の細菌です。
食物繊維を分解する能力が高く、主な代謝産物としてコハク酸や酢酸を作る事が知られています。

(中略)

プレボテラ細菌を減らす方法は?
プレボテラ細菌は先に見てきたように、腸内に生息している菌です。
そして腸内細菌の構成には個人差があって、それぞれ自分だけの腸内細菌のタイプがあります。

B型・・・バクテロイデス属の細菌が多い型
タンパク質、動物性脂肪が多い肉食中心の食生活P型・・・プレボテラ属の細菌が多い型
炭水化物や食物繊維が多い食生活の人R型・・・ルミノコッカス属の細菌が多い型
BとPの中間的な食生活をしている人混合型・・・上記3種類の中で1種類だけが突出して多いわけではない型

プレボテラ細菌が多いタイプは
小麦やトウモロコシなど、主に炭水化物や食物繊維が多い食生活の人に見られます。
東南アジアのラオス奥地で非常にご飯を食べている少数民族がいますが、彼らの食事は蒸したもち米が中心で、プレボテラ細菌が非常に多くみられています。
日本人もかつてはお米をラオスの人並みに食べていましたが、欧米食が普及し肉食中心の食生活になっていきましたね。
結果、炭水化物を抜いてしまったので、プレボテラ細菌が減っているといわれています。

 

 

 


中村英起

新型コロナ 東大先端研 日本人は免疫を持っている可能性 低い死亡率の原因?



①新型コロナウイルスに感染した日本人の免疫反応は、既に同種のウイルスに感染済みのパターンを示した。
②日本人に免疫学習をさせたのは風邪コロナウイルスだった可能性がある。
③感染症の発生源から遠く離れた地域の国民は、感染症に耐性がない。
 
世界各地で感染を広げている新型コロナウイルスですが、国によって感染者の増加率や死亡率に大きな差があることがわかってきました。これらの差は国による検疫の違いの他に、ウイルスそのものが変異して引き起こされた可能性が以前の研究で示唆されています。

しかし今回、東京大学などの研究者たちによって日本人の免疫反応が詳しく調べられた結果、日本人には新型コロナウイルスに対する免疫が一部存在していることが示唆されました。
研究内容は東京大学先端科学技術研究センター
の川村猛氏らによってまとめられ、5月15日に先行発表された後に、世界五大医学雑誌の一つである「The
Lancet」に投稿済みです。
 
新型コロナウイルスに対する免疫力は、2003年のSARS発生後もコロナウイルス(弱毒化したもの)が断続的に東アジアで発生しており、東アジア人の間に風土病として流行することで獲得されていたとのこと。
もし今回の研究結果が事実ならば、風土病となったコロナウイルスが、日本人に新型コロナウイルスと戦うための免疫学習の機会をあらかじめ与えててくれたことになり、日本における低い死亡者の説明になります。
では風邪コロナウイルスは、どのようにして日本人に免疫を与えていたのでしょうか?
 
〇即応抗体(IgM)と専門抗体(IgG)
ウイルスに感染すると、人間の体はウイルスを排除するための抗体が生産されます。
私達が細菌やウイルスに感染したときに最初に生産される抗体が「IgM抗体」で、早期対応のための幅広いウイルス認識力を持っています。

また、IgM抗体によってある程度ウイルスの認識が進むと、対象となるウイルスの排除に特化した「IgG抗体」が作られます。IgG抗体は感染を排除した後も残り続けるため、再度ウイルスが侵入したときに素早くIgG抗体が増殖でき、2回目の感染を防止します。(図:リンク 参照)

そのため、上の図(リンク 参照)のように、IgM抗体とIgG抗体のどちらが多いかを調べることで、患者が似たようなウイルスに感染した経験があるかどうかの調査が可能になります。

もし日本人が新型コロナウイルスに対して免疫力を持っていた場合、IgM抗体とIgG抗体の増加パターンは上の図の右側のように、IgG抗体の増加のほうが先に高くなるはずです。

では、実際の調査結果をみてみましょう。
日本人は新型コロナウイルスに対して免疫がある?
日本人の感染者は学習の結果である「IgG抗体」を新型コロナウイルスに対して素早く使用できた。

上の図(リンク 参照)は、東京大学をはじめとする研究者が、新型コロナウイルスに感染した日本人のIgM抗体とIgG抗体の増加パターンを示したものになります。図(リンク 参照)が示す通り、日本人の感染者の多くが即応型のIgM抗体より先に、学習によって生まれるIgG抗体を多く生産していました。
このことは、日本人の多くが新型コロナウイルスに対する免疫学習を、既に行っていたことを意味します。

また今回の研究では、IgM抗体の生産が緩やかな場合には、重症化しにくいことが明らかになりました。重症化はウイルスによる直接的な細胞の破壊ではなく、免疫の過剰反応が原因として知られています。
感染の初期において、広範な影響力を持つIgM抗体よりも、専門化されたIgG抗体が多く生産されることで、免疫も過剰応答を避けることができると考えられます。


研究者は、免疫を持たせる原因となった存在として、東アジア沿岸部に存在する未知のコロナウイルス(SARS-X)の存在を示唆しました。
また、2003年にSARSウイルスが発生した以降も、東アジア地域では断続的にコロナウイルスの発生が続いていた可能性も言及しています。そしてこれらの未確認のコロナウイルスが、東アジア人の多くに「先行して風邪として感染」した結果、新型コロナウイルスに対する免疫力が獲得されたと結論づけているのです。
 
未知の風邪コロナがワクチンになっていた可能性 
防疫体制の違いだけで死亡率が116倍も開くとは考えにくい。

また、東大の研究以外にも、風邪コロナウイルスによって新型コロナウイルスに対する免疫付与が行われたとする研究が存在します。
中国の武漢大学によって行われた研究では、新型コロナウイルスに感染した経歴のない人間の34%に、新型コロナウイルスを認識する抗体の生産能力があることがわかりました。
この抗体は、新型コロナウイルスが発生するより前の2015年から2018年に得られた血液サンプルにも存在しており、この抗体が新型コロナウイルス以外のウイルス(おそらく風邪コロナウイルス)によってもたらされた可能性を示唆しています。中国の研究者は、このころから既存の風邪コロナウイルスによって新型コロナウイルスに対する免疫力が人間に付加されたと主張しています。
 
日本と中国の結論は多くの点で一致しており「断続的に発生する弱毒化したSARS(日本の説)」または「古くからの風邪コロナウイルス(中国の説)」といった他のコロナウイルスからの感染が、新型コロナウイルスに対する、一種のワクチンとなったとしています。

 

 

 


天神地祇

2020年6月29日 (月)

コロナにも? 自然素材石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力」(3)~天然由来成分に驚きの効果を発見



〇手が荒れやすい人はどうすればいい?

ところで、新型コロナウイルスの感染を防ぐためには頻繁な手洗いが必須だが、とりわけ医療従事者はその回数が多くなっているはずだ。

界面活性剤はウイルスや病原菌を洗い流してくれるが、一方で洗う回数が増えれば手荒れが避けられない。

手荒れは界面活性剤がもつ「細胞傷害性」による。

界面活性剤は脂にとりつき剥ぎ取る機能が大きいが、手洗いでは皮膚の表面にある脂肪も取り去ってしまうため、頻繁な手洗いを続けると皮膚がガサガサになる手荒れが起こってしまう。新型コロナウイルス感染症に直面する医療従事者にとって、これは大きな悩みに違いない。

では、医療現場ではどれくらいの頻度で手洗いをし、どれくらいの手荒れが出ているのだろう。

その調査研究が3年前の2017年に行われていた。

それは、北九州市の小倉記念病院感染管理部、NPO法人・北九州地域感染制御ティーム、産業医科大学病院感染症制御部、シャボン玉石けん、そしてシャボン玉石けん感染症対策研究センターが行ったもので、その成果は感染症の医学誌『INFECTION
CONTROL』(2017 Vol.26
の12)に、『無添加脂肪酸カリウムを用いた手荒いせっけんの手荒れ予防に関する調査研究』として投稿された。

調査対象者は、急性期病院(3施設)の110名、療養型病院(5施設)の197名、高齢者施設(5施設)の125名で、調査票の回収率は90%以上だった。

この調査研究は、擦式アルコール製剤の使用のみならず流水と石けんによる頻回の手洗いが手荒れの原因であり、また手荒れが感染の温床にもなるという前提のもと、「石けんの工夫が重要だ」として実施した、と投稿論文は記している。

調査でわかった手洗い回数は、おおむね11〜20回が4割を占めており、31回以上手洗いを行っている人も13〜14%あった。そしておよそ7割の人が「とても手荒れしている」「やや手荒れしている」と回答。

だが、合成系のハンドソープに代わって、自然素材無添加石けん(手洗いせっけんバブルガード)を使いはじめたところ、手荒れは約5割に減少したのだ。「自然素材無添加石けん」は合成系ハンドソープより肌にやさしいことが立証されたのだ。

私の知人である医療関係者も、長年、頻繁な手洗いによる手荒れに悩まされており、ワセリンの塗布が欠かせなかったそうだが、「手洗いせっけんバブルガード」に変えたところ、まったく手荒れが起こらなくなったと話していた。

新型コロナウイルス感染症の予防のため一般の方も石けんによる手洗い頻度が増えているので、こういう調査研究のあることは覚えておきたい。

〇5000年目の大発見

マスクの入手難同様、手洗い石けんへの需要も大きくなっており、自然素材無添加石けんである「手洗いせっけんバブルガード」は品薄状態のようだ。今後の供給見通しはどうなのか?

「注文急増で生産は休日返上で拍車をかけているので問題ないんですが、調達している樹脂製ボトルと泡を出すためのポンプがネックなんです。それらの製造工場には注文が殺到しているそうで、我が社への入荷も遅れていることが品薄の原因なんです」(シャボン玉石けん、川原貴佳さん)

自然系の手洗い石けんを使おうにも使えないのでは困る。

川原さんは、シャボン玉石けんの製品にはすべて「手洗いせっけんバブルガード」と同じオレイン酸カリウムや類似成分のオレイン酸ナトリウムが含まれているため、無添加ボディソープ、ベビーソープ、浴用石けん、ビューティーソープなどを手洗いに使っても「バブルガード」と近い効果が得られるという。

そうか、拙宅では入浴用に無添加ボディソープを使っている(ハンドタオルの洗濯に流用することもある)。「手洗い石けん」が底をついたあと、まだ入手難が続いていればこれで代用することにした。

ちなみに、自然素材(天然油脂)のみを原料とし、合成系の添加物を加えていない昔ながらの石けんを製造してきたメーカー(中小企業が主だが)は少なくない。今回の研究成果は、それらのメーカーにとっても朗報に違いない。

〇人類が石けんを使いはじめて5000年になる。

きわめて身近な人類の必需品の石けんに、5000年目にして思いがけないウイルス攻撃能力が明らかとなった。その研究成果が出た翌年、つまり2020年、人類は新型コロナウイルスの猛攻を受けることになった。

広島と北九州市という関門海峡を挟んだコラボチームは、あたかもこの非常事態を予感し、凶暴なウイルスを攻撃する手の内の一つを得たのかと思わせる研究成果だった。

 

 


津田大照

コロナにも? 自然素材石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力」(2)~天然由来成分に驚きの効果を発見



〇ノーベル賞候補からの教えを生かして

坂口 その壊し方の違いの解明に取り組んでくれたのが、共同研究者である北九州市立大学の秋葉勇さんとシャボン玉石けんの川原貴佳さんでした。

秋葉さんは高分子材料化学、界面活性剤に取り組んできた研究者で、北九州市立大学副学長でもあった國武豊喜さんの薫陶を受けてきた1人だ。

その師、國武豊喜さん(現・九州大学特別主幹教授)は、世界で初めて脂質二重膜の合成に成功。それは、人工的に細胞を作ることにつがなる偉業だった。

私も長年にわたり國武さんとは懇意にさせていただいてきた。

1997年には、國武さんと対談し「不可能とされた人工細胞膜を洗髪リンスで実現」という記事を書いているが(『文庫版
メタルカラーの時代8
役者揃いの北九州メタル都市』小学館に収載)、國武さんはその業績により毎年、必ずノーベル賞候補として名があがっている。

北九州市は石けんという界面活性剤製品のメーカー、シャボン玉石けんが立地していると同時に、界面活性剤の科学では世界のトップ水準の地なのである。

では、チームは界面活性剤とウイルスの相互作用をどう解きほぐしたのか。

坂口 秋葉さんらは、自然素材無添加石けんの界面活性剤、「オレイン酸カリウム(C18:1)」は、ウイルスと「静電的相互作用」していると結論づけています。

インフルエンザウイルスは、表面に突き出ている棘(スパイク)が正常細胞(肺胞細胞や気管支の細胞)に取りついて侵入(感染)します。そのスパイクは、ヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という2種のタンパクで構成されています。

これまでの研究で、インフルエンザウイルスの表面のHAタンパクは、プラスの電荷をもった部分があることがわかっていました。一方、オレイン酸カリウム(C18:1)の親水基はマイナスの電荷を持っています。

そのため、そのマイナスがウイルスのHAのプラスに引き寄せられ取りついているのでは、と、考えたんです。

〇洗濯と同じことが起こり、さらに…

整理するとこうなる。

界面活性剤の細長い分子は、頭の部分が「親水基」、長い尾の部分が「疎水基」という2つのパートからなる。

「親水基」は水になじみやすく、「疎水基」は水をはじき油にとりつく。

脂がしみついた布を水に浸し界面活性剤(洗剤)を加えると、たくさんの界面活性剤の分子は、尾の「疎水基」部分が吸い付けられるように汚れである脂を取り囲み「ミセル」(分子の塊)を作る。

一方、界面活性剤の分子の頭は「親水基」なので、脂をはじき、水に強く引き寄せられる。

こうして脂を取り囲んだ「ミセル」は布から引き剥がされて水の中へと拡散する。
これが、脂汚れが洗剤できれいになる洗濯の原理だ。

ウイルスの表面でも洗濯と同じことが起こっている。先に紹介した動画、「Fighting
Coronavirus with
Soap」(石鹸でコロナウイルスと戦う)は、その説明だった。

だが、広島大学と北九州市のチームは、ウイルスに対しては洗濯とは異なる反応も起こっていることを見出した。

秋葉さんらは、界面活性剤がウイルスの細胞攻撃の武器である「棘(スパイク)」を構成するHAとNAという2種のタンパクをどう攻撃するのかを探った。

だが、そんなことを知る方法があるのだろうか。

坂口 これまでの研究で、界面活性剤の「親水基」は電気的な相互作用を起こすと「発熱」し、「疎水基」は脂と反応すると「吸熱」することがわかっていました。

頭が働くと熱くなり、尾が働けば冷える。

つまり、ウイルスに界面活性剤を加えて温度を測定し「発熱」していれば「親水基」が働いている。「吸熱」していれば「疎水基」が活発だとわかるわけです。

その熱はきわめて微小ですが、等温滴定型熱量測定器(ITC)で測定できます。

その測定結果は驚くべきもので、界面活性剤のウイルス不活性化メカニズムの新発見でした。

〇「まったく別の凄まじい攻撃力」

秋葉さんの研究結果を整理するとこうなる。

1)広く普及しているハンドソープの合成系界面活性剤(ラウレス硫酸ナトリウム、LES)では、尾の「疎水基」がウイルスの表面(脂質二重膜)にとりつくので、「吸熱反応を」起こしている。これは従来の常識を裏付ける。

2)自然素材無添加石けんの界面活性剤(オレイン酸カリウム、C18:1)もウイルスのエンベロープ(外殻)に取りつくが、「発熱反応」は合成系界面活性剤では見られない別の反応をうかがわせた。

3)それは何を意味しているのか……。
  自然素材石けんの界面活性剤はスパイクタンパクの一つ、HAに取りついていた。

4)HAにとりつくのは、「疎水基」と「親水基」という化学的な反応ではなく、それよりもはるかに大きな力が働く電気的な相互作用(静電的相互作用)で説明できる。

5)それは、前回紹介した自然素材無添加石けんの界面活性剤のウイルス不活性化(破壊力)が、一般のハンドソープの合成系界面活性剤と比べて100〜1000倍も大きいという実験結果を裏付ける。

秋葉さんと共同研究したシャボン玉石けんの川原貴佳さんはこう語っていた。

川原 自然素材無添加石けんに含まれる界面活性剤が、「親水基と疎水基」の原理でウイルスのエンベロープを壊すだけでなく、まったく別の凄まじい攻撃力でウイルスの武器を引き抜くのだという研究成果には勇気づけられました。

川原 もちろんこの研究は新型コロナウイルスではなくインフルエンザウイルスに関してのことなので、新型コロナウイルスでも同じかどうかの確認研究は急がねばなりませんが、坂口先生もおっしゃっているように、新型コロナウイルスでも同じ効果が期待できると考えています。

 

 


津田大照

コロナにも? 自然素材石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力」(1)~天然由来成分に驚きの効果を発見



新型コロナウイルス感染症から命を守る予防策として「石けん」による手洗いが推奨されているが、「石けんのウイルス破壊」には未解明の謎があった。

 そこで、長年にわたりウイルス不活性化の解明に取り組んできたのが、広島大学大学院、北九州市立大学、シャボン玉石けん(北九州市)の研究者チームだ。そして2019年、大きな研究成果が発表された。

 石けんの「洗浄力」は主成分の界面活性剤によるが、インフルエンザウイルスによる実験で、ハンドソープ製品の大半の主成分である合成系界面活性剤と比べ、自然素材無添加石けんの界面活性剤のインフルエンザウイルス破壊能力が、100〜1000倍も大きいことが明らかになった。そして、その攻撃力の差がウイルスに対する石けんの作用の常識を覆す事実がわかったというのだ。

山根
一眞(ノンフィクション作家、獨協大学非常勤講師)

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〇界面活性剤が「効く」わかりやすい理由

石けんによる手洗い啓蒙の情報が増大している。

試みにGoogleで「corona
virus hand
soap」で検索したところ、1億5900万件がヒットした。「ニュース」では240万件、「動画」だけでも543万件にのぼる(いずれも2020年4月27日)。

Googleのことだから重複もあるだろうが、それでも1億5900万件には驚く。

ヒットしたウェブのいくつかを見たが、石けんの化学的な効果とはどのようなものか、石けんによる手洗いがなぜウイルスを除去、破壊するのかについて、わかりやすく説明しているものも多かった。

石けんはきわめてありふれた製品で日々使っているにもかかわらず、そのメカニズムを知る人は少ないからだろう。

石けんも洗剤も主成分は界面活性剤だ。これは水では落ちない脂汚れを除去する働きを持つ。

一方、インフルエンザウイルスもコロナウイルスも粒子の表面(エンベロープ=外殻)は、脂質二重膜で覆われている。つまり、これらのウイルスは1ミリの1万分の1という極微小の「脂くるみの玉」なのだ。

洗剤の界面活性剤は布に染み込んだ脂汚れを引き剥がすが、ウイルスの外殻も脂なので同じようにその脂を引き剥がす。これが、ウイルスがお陀仏となる理屈だ。

新型コロナウイルス感染症の拡大で、世界各国(アメリカが主だが)で、この人類の敵を知るための、精緻でわかりやすい動画が多く作られ公開されている。

この事態を乗り越えていくために最も大事なことは、不安に煽られることなく正しい科学知識を身につけることだからだ。石けんの動画も膨大に増えているゆえんだ。

このことを実感したのが、英語の動画「Fighting
Coronavirus with
Soap」(日本語字幕:石鹸でコロナウイルスと戦う)だった。米国の蛋白質構造データバンク(日本支所は大阪大学蛋白質研究所にある)が製作したもので数ヵ国語の字幕版が公開されている。

わずか2分の動画だが、無数のイモムシのような多数の界面活性剤の分子がウイルスの外殻の脂質二重膜に引き寄せられ、ピラニアの群れが獲物に食いつくようにウイルスの脂質周囲に集まってミセル(高分子の集合体)を作り、脂質を引き剥がすさまを描いている。

〇「棘」を引き抜く

この動画が描いている「石けん」の働きは、これまで「石けん=界面活性剤の常識」である脂肪を剥がす作用を、ウイルスの外殻(脂質層)に当てはめたものと思われる。

ところが、昔ながらの自然素材無添加石けんに含まれる界面活性剤は、インフルエンザウイルスの実験では、「石けん=界面活性剤の抗ウイルス作用の常識」を覆す働きをしていたのである。


2009年の新型インフルエンザの流行時に作成したインフルエンザウイルスの模型。コロナウイルスと同じ棘(スパイク)のあるエンベロープ(外殻)をもつウイルスだが、タンパクの種類など若干の違いはある 拡大画像表示


広島大学大学院医系科学研究科(ウイルス学)教授、坂口剛正さん、北九州市立大学国際環境工学部教授の秋葉勇さん、そしてシャボン玉石けん研究開発部長の川原貴佳さんを中心とするチームは、自然素材無添加石けんの界面活性剤の抗ウイルス作用が、広く販売されている合成系ハンドソープの界面活性剤と比べ100〜1000倍も大きいことを明らかにした。

そこで、そのメカニズムの解明に取り組んだのである。

広島大学の坂口剛正さんはこう語っている。

坂口 ウイルスの外殻、エンベロープは脂質二重膜なので、当然、石けんで溶けます。

電子顕微鏡で見たところ、濃度が高い合成系界面活性剤ではウイルスはもとの形がわからないほどバラバラになっていました。これは、従来の知見通りです。

一方、自然素材無添加石けんの界面活性剤は、濃度が低くてもウイルスに穴をあけていました。それは、界面活性剤がウイルスの棘の部分、スパイクタンパクにとりつき、スパイクを引き抜いていることがうかがえました。驚くべき機能です。

断っておきたいが、濃度による効果に差はあるものの、合成系ハンドソープもインフルエンザウイルスを壊すことに変わりはない。だが、合成系と比べて自然系のほうが、壊し方がダントツに大きいのだ。

 

 


津田大照

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