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2022年4月

2022年4月30日 (土)

精神疾患と診断された人が「薬漬け」の異常な現実

リンクより

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患者に薬を飲まない自由はないのか
精神科病院では、うつ病薬や睡眠薬など脳の中枢神経に作用する向精神薬が処方される。その副作用や依存で苦しむ人は多いが、患者自身へインフォームドコンセント(医療行為に関する十分な説明と患者の同意)はおろそかにされている。


『ルポ・収容所列島』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)
精神科病院で手足や胴体を縛る身体拘束とほぼセットで患者に投与されるのが、向精神薬だ。病院が身体拘束を行う場合は家族の同意を得る必要がある。しかし、向精神薬はたとえ大量に投与する場合でも、本人や家族に同意を求めることすらない。「病院の秩序のため」「家族のため」と言われ、患者は薬を半ば強制的に投与される。

患者を過度に鎮静化して無抵抗にするという点で、向精神薬は身体拘束と同じだ。その意味で、向精神薬の投与は「化学的拘束」とも言われる。入院中、患者は看護師の前で薬を飲み、しっかり飲んでいるか確認される。口を開いて飲み込んでいるかまで見られることもある。

精神障害のある当事者と支援者で作る「YPS横浜ピアスタッフ協会」に所属する堀合研二郎さんは、「医療者側が薬物療法以外の選択肢を持っていないため、それに頼りがちになっている」と訴える。堀合さんは、20代のとき統合失調症と診断され、向精神薬の副作用に苦しんだ経験がある。

「最低限の量と最低限の副作用で日常生活を送るのがいちばんいいが、基本的にその薬が効く場合は最大量まで増量される。そして飲まなくなったら、同じ状態になると脅される」

堀合さんは、症状が安定していた時期にもかかわらず、医師に薬を飲んでいないという疑いをかけられ、再び入院をさせられた経験がある。「処方された薬を飲むしかないため、患者側には自由はない」と堀合さん。

「患者は、何かしらの心理的な要因や環境的な問題があって苦しんでいる。しかし、医師はそちらへの働きかけをしないまま、薬によって解決しようとする。副作用が出るとそれをやめて別の薬は出してくれるが、その薬にも副作用がある。医師は病気の再発を防ぐことを優先して減薬しようとしない。もっと個々人の副作用や当事者の生活に目を向けてほしい」(堀合さん)

アスペルガー症候群と診断され、10代のときから向精神薬を飲み続けている21歳の加藤詩織さん(仮名)は、薬の量を減らせないことが悩みだ。年々薬の量は増えているが、薬を飲んでも眠れない日が続き、昼頃までだるさが残る。これまで摂食障害と自傷行為で、精神科病院に3度入院した。その後、薬の量を減らしたくても減らせないという。

「飲むのを勝手にやめたときもあったが、主治医に『自分で服薬の管理ができないなら、入院して薬を飲む習慣をつけることになる』と言われた。入院はもう嫌だからまた飲むしかありません」(加藤さん)

医師の処方にチェック機能が働かない
精神科の薬物投与は1人の医師によるもので、そこにチェック機能が働きにくい。本来ならば、薬剤師が医師の処方に対して疑問点や不明点を確認する「疑義照会」がチェック機能になるはずだ。しかし、「疑義照会は形骸化している」と複数の医師や薬剤師が口をそろえる。

医師がピラミッドの頂点にいる医療界では、その力関係から薬剤師が医師の処方に口を出すことははばかられるからだ。医師同士であっても、互いの処方をチェックすることはない。

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(大川剛史)

 

「市販薬を大量摂取」の若者たちが増加する深刻な理由とは

リンク引用

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オーバードーズが仲間とつながるツールに
 オーバードーズとは、適正量を超えた医薬品を過剰摂取すること。近年は若者が市販の医薬品を用いてオーバードーズを行うケースが目立っている。
「問題なのは服用の量だけでなく、本来の病気を治す目的以外の、より深く眠りたい、嫌なことを忘れたい、といった自己破壊的な願望による薬物乱用が行われていることです。特に、10~20代前半の女性の乱用者が多く、一見真面目に見えても、内心には人に言えないストレスやトラウマを抱えている人がほとんどです」

 若い世代がオーバードーズに選ぶものとして多いのは、市販の感冒薬や鎮咳(ちんがい)薬。毎日1瓶(約80錠)の薬を飲むことが常態化していたり、通院している精神科医から処方された睡眠薬と同時に服用するケースもある。
 さらに、オーバードーズする若者は、「今日は100錠飲んだ」など、その日の成果をSNSに報告する人も少なくない。それは、SNS上で同じ行為を繰り返す仲間とつながりたいという願いからだ。

「オーバードーズの成果をSNSで報告し合う人の間では、“どれほどの苦しみを味わったか”が基準のヒエラルキーが生まれてしまうこともあります。もともと自己肯定感の低い人同士が集まるため、いかにネガティブな経験をしているかが称賛の対象になってしまう。現実世界でダメ出しを受けて、人一倍承認欲求が大きくなった人が集まり、自傷行為をエスカレートさせていくことで、互いを認め合っているのです」
 皮肉なことに、オーバードーズは苦しみを抱える若者が、似た境遇の仲間とつながるツールにもなっているのだ。

市販薬の過剰摂取で死に至るリスクも
 市販薬は、適正に使用すれば風邪や身体の痛みといった症状を取り除いてくれる安心感があるため、覚醒剤などの違反薬物と比べて手に取るハードルは格段に下がる。だが、いくら市販薬が「捕まらない薬物」とはいえ、過剰に摂取するリスクはとてつもなく大きいと松本氏は警鐘を鳴らす。

「医薬品は医師の指示や効能書の通りの目的、そして適切な量と期間の使用であれば、依存症になることはありません。ただ、本人が抱える苦痛が深刻で、しかも、本来の咳などの感冒症状を抑える目的ではなく、気分を一時的に楽にするために服用する場合には、いつしか常態化、習慣化してしまうことがあります。その結果、急に服用をやめると苦しくて仕方ない、あるいは、気分が落ち着かないといった状況に陥っている人は、すでに依存症の状態にあるといえます」

 市販薬のなかには、数十年も前の販売開始時から内容成分が変わっていないものも多く、最新の医療現場では副作用の影響などが危険視される成分が入っていることもあるそうだ。
「たとえば、オーバードーズで用いられやすい市販鎮咳薬には、メチルエフェドリンという、法規制されている覚醒剤原料が含有されています。医薬品に少量含まれるのは認可されていますが、これを多量に摂取すれば違法薬物を摂取しているのと同じこと。アッパー系ドラッグと同様に、眠気が飛び、元気になる効果があります」

 メチルエフェドリンは食欲を抑える作用もあり、服用すれば一時的には痩せる場合もある。実際、オーバードーズをする女性には、「痩せてきれいになりたい」という理由から手に取った人もいるそうだ。
「同じく市販鎮咳薬に含有されているコデインは、麻薬及び向精神薬取締法で規制されている成分です。モルヒネやヘロインと同じダウナー系で意識がボーッとしやすく、覚醒剤よりも依存性が高いため、やめようとすると離脱症状が激しい。また、別の市販感冒薬に含まれるアセトアミノフェンという成分は、多量に摂取すると肝臓や腎臓を傷め、若くして透析が必要になるほど身体に影響を与えたり、死に至るケースもあります」
 オーバードーズに走る若者は、初めはアッパー系の効果を期待して、学校に行きたくないとき、つらいことを周囲に隠して振る舞おうとするときに薬を服用する。だがそれが常態化していくと、今度はダウナー系の成分による離脱症状に苦しむのだという。
 松本氏は、「生命的な危機に瀕するリスクは、法律で規制されている大麻よりも市販薬のオーバードーズのほうが高いと思います。しかし、死のリスクを知ってもなお、オーバードーズをやめられない若者が増えています。そういった人たちは、『オーバーズすることで、万一、死んでしまうことがあったとしても、それはそれで構わない』と考えています」と指摘する。

「現在、日本の自殺者数は減少傾向にありますが、10代だけを切り取ると、むしろ自殺率は増加し続けています。特にコロナ禍では、市販薬によるオーバードーズ患者が急激に増えました。恐らくDVなど家族との関係に葛藤を抱える多くの若者が、自宅で過ごす時間が増えたことでより苦しみ、ドラッグストアに駆け込んだのでしょう。緊急事態宣言中はステイホームが推奨されていましたが、そもそも居心地のいい“ホーム”を持たない若者は大勢いたのです」

 若者のオーバードーズだけを問題視してただ禁止するのではなく、その裏にある、死を願うほどの葛藤を抱える若者の増加に焦点を当てるべきなのだ。
オーバードーズ問題の根本的な解決に必要なこと
 松本氏によれば、周囲の人がオーバードーズに気づくことはかなり困難だという。
「たとえ周囲の人間が異変に気づけたとしても、既に依存症レベルになっている場合は、専門家の助けが必要となります。そもそも、市販薬でオーバードーズするのは、周りに相談することができないほど深刻な問題を抱えている状況。オーバードーズの行為自体を責めるのではなく、そのきっかけとなる問題に目を向けてあげてください」

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(匿名希望)

2022年4月29日 (金)

生体電流とは?

人体には電流が流れています。
生体電流は、カラダの機能全てを動かしている微弱な電流であり、細胞から産生され全身に張り巡らされており、私たち生物が生きて行くために重要な役割を担っています。
血液やリンパの流れ、脳や心臓の動きはこの生体電流によって機能しています。

以下、Hitomi’s Blogリンクより抜粋します。

心臓の筋肉の収縮や弛緩が電気信号で引き起こされ、この電気の測定で心電図、筋電図、脳波図が作られます。脳や各内臓の活動にも電気が発生しており、現在では細胞レベルでも電気の発生が起きていることが証明されています。電気といっても、人体に流れている電気は、電化製品や家庭用電気、乾電池とは違いもっともっと弱い電流です。蛍の光の何万分の1という弱い弱い電流です。こうした元々人体に流れている微弱電流を「生体電流」=マイクロカレントと呼びます。

家庭用の家電製品→1A~
低周波電流 →10mA前後
生体電流(マイクロカレント)→50μA前後

生体電流は体の機能すべてを自動的に動かしている微弱な電気であり、私たちが生きていくために重要な役割を担っています。血液やリンパの流れ、脳が各内臓や筋肉に出す命令も、身体の各細胞同士の連絡もすべてこの生体電流の電気信号で行われています。健康な状態の身体は生体電流が滞ることなく流れていて、細胞同士の新陳代謝が活発に行われているため、元気でいられて病気への自己防衛力が増えます。スマートフォンの画面も体に流れている生体電流を感知して動いているといわれています。

■生体電流の滞り人体の電位の乱れで引き起こされる様々な体の不調
約60兆個の細胞が集まってできている人間の体も、正常な状態では、細胞の内側にマイナスイオン、外側にはプラスイオンが存在し、身体の内側と外側のバランスが保たれています。健康な細胞は自ら電流を発し、傷ついた細胞を再生しますが、体の中に流れる生体電流が滞っている場合、損傷に対応する電流が不足し、肌荒れ、肩や首のコリ、腰やヒザの痛み、便秘、頭痛、目の疲れ、慢性疲労、不定愁訴、ケガ回復の遅れなど様々な体の不調が起こるのです。

■生体電流を乱す原因
現代の生活環境を断絶することはできませんが、私たちを取り巻く環境は身体に有害なものをたくさん含んでいます。日像的に以下のような環境に置かれている方は生体電流の滞り、電位の乱れの可能性が大きくあります。
★食生活の乱れや運動不足
☆パソコンやスマートフォン・携帯電話など家電の電磁波
★加齢(40歳前後から)生体電流は衰え始めるといわれます
☆ホルモンの変化(女性ホルモンの影響も大)
★ストレス
☆疲労
★睡眠不足・睡眠リズムの乱れ
携帯電話やTV、パソコン、電子レンジなど微弱な電磁波を常に発している機器、私たち自身の食生活や睡眠リズムの乱れ、ストレス、運動不足、加齢による生体電流生産の衰えなどが原因となって生体電流に乱れを生じさせます。

■生体電流と治癒能力
ケガや病気を例に人間の治癒能力を細胞レベルでイメージしてみましょう。細胞が傷ついたり弱ってくるとその箇所は細胞膜の外の電位が-になり、損傷した細胞の付近では細胞の外も中も-になり、それが生体電流の乱れです。この電位の乱れを解消するために正常な細胞から「損傷電流」と呼ばれるプラスの電流が流れてきて、これがプラスを帯びているので、損傷して-の電位になった部分の電位が正常化され細胞が再び元気になります。この傷ついた細胞を元気な状態に戻す力が「治癒能力」といえます。損傷電流の強さは10μA~30μAで、微弱電流は細胞レベルで治癒能力を高めることが可能であるといえます。

■どうやってその乱れた生体電流を整え補っていけば良いのでしょうか?
→単純に外部から補っていけば良いのです。
当サロンのエレクトロマッサージでは人体の発生する電流と類似の電気を使用してマッサージを行います。低周波の電気エネルギーの波長が一致するため、皮膚表面から働きかける事により通電性が高まり、筋肉を収縮させ、運動的興奮電流を発生させる事で、美容、健康、心理面に好作用をもたらします。

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(村田頼哉)

体温1度で体は変わる! 基礎体温を上げて健康に!

小学生のころは毎日のように測っていた自分の体温。大人になってから測ったことはありますか?
実は体温に関する興味深い記事を見つけたのでご紹介します!

コチラから引用させていただきました☆→リンク

====引用始め

■昔と今の体温の比較
体温1度で体は変わる

1954年初版の『医学大辞典』(南山堂)によると「日本人の平均は36度89分±0.34」と記されています。

50年前の平均は約36.89度だったようです。

現代の基礎体温の平均は36.14度と言われています。

現代と比べ約0.7度も下がっています。

この0.7度の差は体にとってどんな影響がでているのでしょうか?

約1度の差と考えてご説明したいと思います。

 

 

■基礎体温が上がるとどう変わる?
① 免疫機能の向上
体温1度で体は変わる

体温が上がると免疫力も上がると言われています。

体温が上がることで血液の流れがよくなります。

血液の流れがよくなると白血球の動きも活性化されるため、免疫力が高まります。

免疫システムが正常に働く体温は、36.5℃~37.1℃だと言われています。

一方で、現代人は、平熱が36℃以下という低体温の人も増えております。

体温が1度下がると、免疫を司る白血球の働きが30%以上もダウン。

同じく免疫に関わる腸の働きも低下します。

また、ガン細胞は35度で最も増殖する性質があるとされています。

そういったことから、低体温は、生活習慣病やアレルギー、うつ、癌など、さまざまな病気を引き起こすのだそうです。

 

逆に、体温を1度上げると、免疫力は一時的に5~6倍アップします。

また心臓や脾臓のような熱を生み出す能力が高い臓器は癌ができないと言われていますが、この理由としては温度が高いからだと言われています。

そういったことから基礎体温が高い人は癌にもなりにくいという事になります。

現代人が風邪を引きやすいのは体温が低いことが原因かもしれませんね!

 

② 消費カロリーのアップ
基礎代謝量は年齢や体格など様々な要因によって異なりますが、体温も基礎代謝量に大きな影響を与えています。

体温を維持するために多くのエネルギーが費やされているため、体温が高い人ほど基礎代謝量が多い傾向にあります。

体温が1℃上がると、基礎代謝量が13%も増加すると言われています。(厚生労働省の運動の基礎科学「運動と健康のかかわり」参照)

逆に言い換えれば「基礎代謝が13%上がるぐらい熱を発散できる人は、体温が1℃高い」と解釈できますね。本来はこちらが正解なのかもしれません!

 

体温1度で体は変わる

参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

 

13%代謝が上がることを実際の例で示します。

上表を参照すると、30代の男性の平均的な基礎代謝量が1,530kcalなので、体温が1℃上がることで基礎代謝量が1,729kcalになります。

つまり約199kcal分の消費量が増えることになります。

30代の女性だと平均的な基礎代謝量が1,150kcalなので、体温が1℃上がることで基礎代謝量が1,300kcalまで増加します。

この場合だと約150kcalのエネルギーを追加で消費したことになります。

基礎代謝で消費するカロリーが多いということは、食事で得たカロリーを脂肪として蓄えるリスクも低下します!

つまり、何もしなくても太りにくい体になるということです。

ここまでのことを聞けば体温上げたくなっていませんか?

===引用終わり

いかがでしたでしょうか?最近子供たちの平均体温は下がる一方。それと同時に私の身の周りでも、体調不良になりやすい子や肥満体系の子も増えてきている気がします。薬やお医者さんに頼るだけでなく、まずは自分たちで基礎体温上げていきませんか?

 

(石川 りさ)

ゲノム編集によりコメのF1化が進められている

現在日本で流通している野菜は殆どがF1種だが、米に関しては、実用的なF1種の育種方法が無かったため、今でも固定種が使われている。

ところが、ゲノム編集によって雄性不稔株を作り出し、F1稲を作る技術研究が進んでいる。
生産現場では自家採取していることも多い米であるが、F1となると当然それもできなくなる。

昨今のロシア危機など、突発的に流通が滞り食糧難に陥ることはあっても、基本的には世界の穀物生産量は過剰な中、このような増収技術の導入は、一部の種苗会社に主導権を奪われ、支配構造を強化するだけのように思う。

以下、リンクより引用

お米の世界でもゲノム編集技術を利用した新しい品種改良が提案されています。異なる品種を掛けあわせて作るハイブリッドライス品種は、広く一般に栽培されている品種に比べて20-30%高収量ですが、種もみの生産には花粉を作れない特殊なイネを使う必要があるため、品種の作出や維持に多大な労力と時間がかかります。
しかし、ゲノム編集技術で遺伝子の機能を改変することで、新しいハイブリッドライス品種の作出と維持が効率よく安定して行えることがわかりました。
背景
日本の主食といえば「お米」です。米は、日本だけではなく多くの国で主食として食べられています。FAO(国連食糧農業機関)の2018年の統計データ*1から算出された国民一人当たりの米の推定消費量を国別に比較した結果では、1位はバングラデシュ、2位がラオス、3位がカンボジア、日本はなんと30位です(図1)。この結果からも、米は東南アジアやアフリカを中心に世界中で食べられている大切な食品であることがわかります。
そこで、食糧の確保に重要なイネの収量性を高めるための方策のひとつ、ハイブリッドライスの利用について紹介します。

異なる品種との交雑から生まれた子(雑種第一代、F1)が両親の品種よりも旺盛な生活力を示すヘテロシス(雑種強勢)という現象は、多くの生物で見られます。イネにおいても異なる品種間の交配から得られたF1で、従来品種の20-30%収量性が高まるヘテロシスが見られます。このF1はハイブリッドライス(用語集「F1」参照)と呼ばれ、世界の食糧増産への貢献が期待されています。
ハイブリッドライスを作り出すためには、イネの花のめしべに異なる品種の花粉を受粉させる人工交配が必須です。イネは一つの花の中におしべとめしべの両方があり、花が咲いたときにはすでにおしべの葯(やく、花粉の入った袋)から花粉が飛び散り、同じ花の中にあるめしべに受粉、すなわち自家受粉してしまっています(図2)。そのため、異なる品種と交配する時には、咲く少し前の花を、自家受粉しないよう処理して使います。

以前は花からおしべを一つ一つ取り除いていましたが、最近ではお湯で花粉を不活化する方法が利用されています。イネの穂を43℃のお湯に7分間つけることで、めしべは影響を受けず花粉だけを働かないようにすることができ、これにより人工交配の作業効率が大きく向上しました。
しかし、一つの穂には80ほどの花がついていて、それらが咲く時期には数日のずれがあるため、すでに受粉した花やまだ咲いていない花を取り除く作業や、花が咲く時期に合わせて交配相手の品種の花を準備して交配する作業には膨大な労力と時間がかかります*2。そのため、この方法は、実際に農家で栽培するためのハイブリッドライスの種子を生産する手段としては非現実的といわざるを得ません。
現在、ハイブリッドライスの種子生産には、主に雄性不稔イネ系統が利用されています。「雄性不稔(ゆうせいふねん)」とは、正常な花粉が作れない性質のことで、自分の花粉では種子を作ることができません。この雄性不稔イネ系統と花粉を提供する別の品種を一緒に栽培すれば、わざわざ人工交配しなくてもハイブリッドライスの種子を得ることができます。
しかし、雄性不稔イネ系統は花粉を作ることができないため自身と同じ後代を作ることができず、何もしなければ一代で絶えてしまいます。雄性不稔イネ系統維持のためには、特定の環境条件で稔性が戻る雄性不稔系統を使うか、あるいは、ハイブリッドライスの両親に加えて雄性不稔を維持するための系統を利用するといった工夫が必要となります。このため、ハイブリッドライスの種子生産システムは複雑で手間がかかるものとなっています*3。
この記事で紹介する研究では、ゲノム編集技術を用いて、葯の発達を調節する「ジャスモン酸」という物質の合成を止めることで、雄性不稔イネ系統を従来よりも簡単に作出できることを示しました。
さらに、この雄性不稔イネに、ジャスモン酸メチル(MeJA)を散布すると花粉が発達するようになり自分で種を作れることから、系統の維持が容易になることを明らかにしました。簡易な方法による雄性不稔イネの作出と系統維持を可能にしたこの研究成果は、ハイブリッドライスの種子の効率的な生産に利用できると期待されます。

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(小川泰文)

生きることと死ぬことは同一方向

先週投稿しました「ヒトは不自然が正しい」に続けて、ヒトの在り方についてです。ボディメンテナンストレーナーの奥谷さんは、たくさんの人の体づくりに一緒に向き合うことで、ヒトってどういうものなのか、実感して言葉にしていらっしゃるな、と感じます。

生きることと死ぬことは同一方向、特に人が生きる目的を考えたら、それは一緒なのかもしれないと思います。

メスの生殖を全うしようとしてら、産んでる最中に死ぬかもしれない、でもそれってすごく「生きている」。
闘争存在のオスは、闘争を極めたら死ぬかもしれない、でもそれもすごく「生きている」。
精一杯生きることは、精一杯死ぬこと?

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生きることと死ぬことは同一方向リンク

マスターコースでは、体の使い方を学びますが、
それは筋肉や骨格の使い方だけでなく、
「生きる」という体の使い方についても知ってもらいたいと思っています。

どうして不調を改善したいのか。

不快だから?
やりたいことがやれないから?
不調があるのは悪いことだから?

何を目指してからだを作るのか。

長生きがしたいから?
死にたくないから?
楽しく暮らしたいから?

いろいろあると思いますが、
生きることと死ぬことは
正反対のようにみえるけど
実は同じ方向です。

生きた向うに死がある。
生き物は死というゴールテープを切る瞬間まで
一生けん命生きている。

気持ちは「もう死にたい」って思っても、
体は一生懸命心臓を動かして呼吸をしようとする。

また、別の見方をすると、
死にたくない!と思っていても、
生き物は死を受け入れている。

だから、
こうすれば死なない、衰えない、とわかっていても、
それができない、ということが良くあるんです。

たとえばね、
マスターコースで体の仕組みがわかると
「そのまんまじゃ、背骨が丸くなっちゃうよ!余計調子が悪くなるよ!」
と家族を見ていて思うことってあると思う。

エクササイズや姿勢を教えてあげても
「どうしてたったこれだけのことができないの?」
って思うかもしれない。

でもね、それが生き物なの。

だって生き物は
生きることが使命であるのと一緒に
死ぬことも使命だから。
そうじゃないと地球上にあふれちゃう。

だから、
衰えていくこと、悪化していくこと、
朽ちていくことを
どこか受け入れているんだなーって思います。

生きたい、良くなりたい!という気持ちの波と、
このままでいい、衰えや死を受け入れる気持ちの波がある。

そういうことも、伝えていきたいのがマスターコースです。

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(引用以上)

 

(お百姓さん)

2022年4月28日 (木)

地球のかくし玉、乳酸菌のパワーを探る

「乳酸菌(リンク)」は、腸の働きを整えるだけでなく、放射能を除去したり(286873)、アレルギーや花粉症を緩和したり(リンク)…様々な効用が知られています。
そんな乳酸菌ですが、地球のかくし玉と表現されるように、まだまだ知らない世界がありそうです。

以下、東京農業大学さんの記事(リンク)より紹介します。
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地球のかくし玉、乳酸菌のパワーを探る

 「乳酸菌」という言葉を皆さんは必ずどこかで聞いていますよね。ヨーグルトで有名ですね。しかし、「乳酸菌」はヨーグルトだけでなく、皆さんの気づかないたくさんのところで働いているのです。
そこで、東京農業大学応用生物科学部の岡田早苗教授が、身の回りのいたるところにいる「乳酸菌」の知られざる姿や可能性について語ってくれます。

■エッ!こんなところにも乳酸菌?

 体に良いことで有名な乳酸菌は、乳という字からミルクのイメージがありますが、ミルクの味がするわけではありません。細菌(バクテリア)の一種で、糖を発酵してたくさんの乳酸をつくります。乳酸菌は食品中でまろやかな酸味の乳酸をつくり、そして食品の腐敗を防ぎます。さらに乳酸菌は人の健康には欠かせない存在で良いことづくしの細菌です。
  生きた乳酸菌と乳酸を含む代表食品といえば牛乳を発酵させたヨーグルト。健康のために毎日口にしている人も多いことでしょう。これは大変に良いことでしょう。けれども、日本人が牛乳をたくさん飲むようになったのは、明治時代中期以降のこと。ヨーグルトにいたっては昭和30年代のこと。では、それまで日本人は乳酸菌に出会っていなかったのでしょうか? それは違います。
  乳酸菌が生息するのは、炭水化物(糖質)、タンパク質、ビタミンなどの栄養素が豊富なところ。野菜や穀物など植物原料にも乳酸菌(植物性乳酸菌)はいるのです。日本人が昔から食べてきた漬物、甘酒、味噌、醤油といった発酵食品には乳酸菌が必ず生息し、おいしい味付けをしてきました。それらを通して、日本人は昔から乳酸菌を体に取り入れてきました。

■腸までとどけ!!植物性乳酸菌

 乳酸菌は口から入って腸にとどくまでに、胃酸や胆汁酸、消化液などの過酷な環境をくぐり抜けなければなりません。乳酸菌が生きたまま腸にとどいたとき、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、大腸菌などの悪玉菌を追いだし、腸内の環境を整えて消化吸収機能をアップします。また最近の研究から、乳酸菌が腸管内の粘膜面に到達することにより、病原菌やウィルスを攻撃してくれる抗体生産が盛んになり、病気に強い体ができ、さらにガンなどの抑制機能も発揮することがわかってきました。
  植物に含まれる辛みや苦み成分は細菌の繁殖を抑える物質ですが、植物性乳酸菌はそんな環境でも耐えることができます。白菜キムチのように、辛み成分たっぷりの過酷な環境でも植物性乳酸菌は力強く、人の体に入っても免疫力を高めるパワーは失われません。
日本人は昔からごはんや漬物をたくさん食べてきたことから、西欧人よりも腸管がちょっとだけ長いことがわかっています。腸管の奥までとどく植物性乳酸菌がたくさんいる伝統発酵食品は日本人には適していると想像でき、我々の和食文化は健康面で実に理にかなったものであったことがわかります。

■すっぱい乳酸がプラスチックに!?

 プラスチックは、いまや便利な生活を送るためにはなくてはならない必需品のひとつ。ただ、原料の石油はいずれは枯渇する有限な資源。また石油からできるプラスチック分解されず、燃やすダイオキシンを発生するなど地球環境にとって、いいものとは言い難いところがあります。
  それを解決するのが、乳酸菌が作る乳酸が原料となってできる「乳酸プラスチック」。これは優れもので、土に埋めると自然に分解され、燃やしても発熱が少なく有害物質も発生しない、環境にやさしいプラスチックです。クリアファイルやシャープペンシル、自動車内の内装・部品など、すでに一部が製品化されていますが、今後はいかに安く生産するかが課題です。
  このように乳酸菌は我々の生活と密接に結びついていて、すでにたくさん利用されていますが、地球上にはまだまだ未発見の乳酸菌がたくさんいることがわかっています。優秀な乳酸菌を見つけ出すと、新しい用途も拡がります。豊かな生活の可能性を求め、「未知の乳酸菌探索」の観点から挑戦するのも農学のおもしろさです。
(引用終わり)
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乳酸菌を原料に、プラスチックまで作れるとは驚きです。
石油原料のプラスチックを乳酸原料のプラスチックに変えていくには、まだ壁がありそうですが、地球のためにも、その壁を突破する方法をもっと追求していきたいですね!

 

 

(チウエ*)

あくびをする動物──ヒト、ライオン、ジュゴン──と謎だらけの「あくびの科学」 ②

①のつづきです。

Newsweek リンク より、以下転載。
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■「あくび伝染」が手がかりに?
 
ところが2021年、三重大などの研究チームは、完全に水中で生活するハンドウイルカがあくびをすることを初めて確認しました。さらに2022年3月には、同じ水棲哺乳類であるジュゴンのあくびを確認したと発表します。

今回の研究は、国内で唯一飼育されている鳥羽水族館の雌のジュゴン「セレナ」を約20時間観察してあくびのような動作を14回確認したものです。

イルカやジュゴンは水中では呼吸をすることができません。水面に出て、鼻孔(噴気孔)から空気を取り入れ、肺呼吸をします。水中で「口をゆっくり開け、最大の状態をしばらく維持し、その後急速に閉める」という行動を休息状態の時に行ったため、あくびと結論づけたと言います。これが本当にあくびならば、「あくびには呼吸を伴う必要はない」という説を支持することになります。

では、あくびは何のために行うのでしょうか。

生理的機能を重視する説のほかに、社会的機能を重視する「社会コミュニケーション説」も有力視されています。

2010年、スイスのジュネーブ大のエイドリアン・G・グッギィスベルク氏たちは、「あくびは(眠気や退屈のような)生理・心理状況を他者に伝える社会的シグナルの役目を果たしている」と主張しました。その根拠の1つに「あくび伝染」が挙げられます。

あくび伝染は、他者のあくびしている姿を見たり、あくびの声を聞いたりすることで自分にあくびが生じることです。ヒトでは5歳頃までは起こらず、共感性や自己認知能力が高い人ほど伝染が生じやすいとされています。さらに、見知らぬ人のあくびよりも、知人、友人や家族のあくびのほうが伝染しやすいことも研究されています。

あくび伝染は、ヒト以外の動物でも起こります。

確認されているのはチンパンジー、ボノボなどの霊長類やイヌなどで、いずれも社会性の高い動物です。チンパンジーでは、自分の所属するグループの個体のしたあくびのほうが、他のグループの個体のあくびよりも伝染しやすいことも観察されました。群れの中でメスのほうがオスよりも優位なことで知られるボノボは、オスよりもメスのあくびのほうが他の個体に伝染しやすいという結果も出ています。

伊ピサ大の研究チームは2021年、南アフリカのマカラリ動物保護区にいるライオンの群れで、あくびがうつっていることを発見しました。別の個体があくびをする様子を見たライオンが3分以内に自分もあくびをする確率は、それ以外の状態からのあくびより139倍も高くなることが分かりました。さらに、あくびを真似したライオンは、元のライオンがあくびの後にした行動も真似をする確率が11倍も高いことも発見しました。研究チームは「あくびの伝染は、ライオンの群れの社会的結束を維持するために重要である可能性がある」と指摘しています。

とはいえ、ヒトの集団では上司や先輩の前で自分が率先してあくびをしてしまったら、社会コミュニケーションの契機となるどころか、相当バツの悪い思いをしそうです。

意図しない場であくびが出そうになったときは、舌で上唇を舐めれば止めることができます。この記事を読み終えて、あくびが出た方はぜひ試してみてください。
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(転載終了)

 

(立川久)

あくびをする動物──ヒト、ライオン、ジュゴン──と謎だらけの「あくびの科学」 ①

「あくび」は何のために行うのか? 「あくび」の本質とは?
最新の研究から「あくびの科学」の解説です。

Newsweek リンク より、以下転載。
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あくびをする動物──ヒト、ライオン、ジュゴン──と謎だらけの「あくびの科学」

<あくびの原因として最も支持されているのが「脳冷却仮説」だが、鳥羽水族館でジュゴンのあくびが確認されたことで「呼吸を伴う必要はない」という説が浮上した。あくびは一体何のために行われるのか>

あくびは、眠いときや寝起き、退屈なとき、極度にストレスがかかる場合などに起こります。ぼんやりとした状態から覚醒に向かう時に出やすいと言われていますが、発生の原因や生物学的意義は未だによく分かっていません。

近年はヒトだけでなく、動物のあくびを研究することで新たな見地を得ようとしています。最新の研究から「あくびの科学」を解説します。

■「温まった脳を冷やす」説が有力

あくびは、思いがけない時に起こる「ゆっくりと大きく口を開けて深く息を吸い、口の大きさが最大に達した後に短く空気を吐き出して口を閉じる」動作です。あくびをすると、同時に顔面や身体が伸展したり、涙を流したりすることもあります。

あくびの動作は、間脳視床下部にある室傍核から、「あくび指令シグナル」が発せられることで起こります。室傍核が原始的な器官であることと、ヒト以外にも哺乳類、爬虫類、鳥類などに起こることから、発生学的に古い行動だと考えられています。

あくびは従来、脳の酸素欠乏を補うため、顔面筋のストレッチのため、内耳の圧力を外気圧に合わせるため、などと説明されてきました。これらはいずれも、一時的に働きが鈍くなった脳を刺激して、リフレッシュする効果があると考えられていました。

もっとも、かつては一番支持を集めていた「酸素欠乏仮説」は30年以上前に否定されています。

1987 年に米メリーランド大のロバート・R・プロヴァイン氏らは、①高酸素濃度(酸素 100 パーセント)の部屋、②中二酸化炭素濃度(二酸化炭素 3 パーセント)の部屋、③高二酸化炭素濃度(二酸化炭素 5 パーセント)の部屋を用意して、被験者たちがそれぞれの部屋にいるときと普通の部屋にいるときで、あくびの出る回数が変わるかを測定しました。その結果、有意差は得られませんでした。さらに、呼吸数が2倍になるほどの運動をしても、あくびの回数には影響しませんでした。

最近の学説で、あくびの原因として最も支持されているのが「脳冷却仮説」です。

脳は温度がおよそ39度以上になると脳細胞が死んでしまうため、その前に冷却しなければなりません。温まってしまった脳を冷却する方法があくびです。

2007年に米プリンストン大のアンドリュー・ギャラップ氏は、「あくびの役割は脳の冷却だ」という仮説を初めて提唱しました。この仮説では、あくびが起こると顎が伸びて脳への血流が増え、深い呼吸により脳の中の温まった血液と心臓から新たに送られてくる冷たい血液が交換されると説明します。

さらに2011年にギャラップ氏とメリーランド大のゲイリー・ハック氏は、あくびによって副鼻腔を仕切る壁が動いて送風機の役割を果たし、脳に空気を送り込んで温度を下げるという仮説を発表しました。この仮説は、なぜ存在するのか分からなかった副鼻腔の存在意義も、「あくび―副鼻腔―脳冷却」というラインで説明できる画期的なものでした。

この仮説が本当であれば、脳が大きい動物ほどあくびが長くなると予想されます。

2021年にユトレヒト大(オランダ)、ニューヨーク州立工科大(アメリカ)を中心とした国際研究チームは、動物園で飼育されている動物101種(哺乳類55種、鳥類46種)、697個体(哺乳類426種、鳥類271種)を動画撮影して、合計1291回のあくび(哺乳類622回、鳥類669回)の持続時間を分析しました。その結果、あくびの持続時間と、脳の質量、脳の全ニューロン数、皮質のニューロン数の間には、強い正の相関関係があることが明らかになりました。

脳のサイズが大きかったり高密度なニューロンを持っていたりする場合は、冷却のためにより多くの血流が必要になるため、あくびは長くなると考えられます。今回のデータは、脳冷却仮説を支持し、あくびはヒトだけでなく種を超えて保存されている行動であることが示されていると言えます。
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(②につづく)

 

(立川久)

2022年4月27日 (水)

マスク生活いつ終わる?外すことに抵抗がある現状

感染対策で必要に迫られて使うようになった、マスク。新型コロナウイルス禍はいまだ続き、2年近くマスクをする日常を送る中、ノーマスクの顔を他人に見せることに抵抗を感じる人が、若い世代を中心に増えている。コロナ禍後もマスク生活を続けたいという声も。いったい、どういうことなのか。

リンク転載


■もう顔の一部
「マスクを外すの、抵抗あります。もう顔の一部ですから。この時期、乾燥で肌荒れしていてもマスクで隠せるし」。東京都杉並区の女性会社員(27)が苦笑する。特に抵抗があるのは、コロナ禍後に知り合った人に見せること。「今春入社した新人とランチをすることもあるけれど、食べる直前まで外さない。食べている間もあごにマスクをかけておいて、食べ終えたらすぐ戻している」
 「自分は早く外したい」という都内の大学4年の男子学生(23)は「女の子の友だちは『メークしなくていい』とマスクをしたがる子が多い。気持ちは理解できる」とうなずく。ただ、マスク生活は会話しにくいのが難点。「マスクでくぐもって声が聞き取りにくく、聞き返すことが多くて…」
 日用品流通の情報基盤を運営するプラネット(東京都港区)が今年3月、4000人に行った調査によると、コロナ禍後も積極的にマスクをするという人は、男性だと20代が全世代で最も多い29・9%。30代も29・4%に上り、年代が上がるにつれ減少する。一方、女性は各世代で多く、最多は60代(31・1%)だったものの、30代29・1%、四十代28・3%が続く。

■「化粧しなくていい」、「ひげ、剃らず」
マスクをつけていて良かったことには「化粧しなくていい。マスクなしの生活はもう考えられない」(女性40代)「カミソリ負けがつらいので、ひげをそらずにマスクでごまかす」(男性30代)といった声があった。もはや感染防止より、顔を隠す意識が強い。
 「コロナ禍前から若者たちの間で定着していた現象だ」と指摘するのは、若者文化に詳しいマーケティングアナリストの原田曜平さん。小顔効果を狙ったり、メークをしていない顔を隠したりする目的だといい、そんな姿を「だてマスク」と名付けた。「会員制交流サイト(SNS)を通じてたくさんの人とつながり、コミュニケーションをとる中、マスクをしていると自分を守れる気持ちになれる面もある。コロナ禍で、その価値をより実感した人が増えたのだろう」

■コンプレックスも隠せる
 マスクを「取りたくない人」はともかく、「取れない人」も現れる。そう考えているのは、コロナ禍前に「だてマスク依存症」を出版したカウンセラーの菊本裕三さんだ。「歯並びなど容姿にコンプレックスがある。他人とのコミュニケーションを拒みたい。そういった思いが根底にある人にとって、マスクの防衛効果は絶大」。SNSを使いこなす若者はコミュニケーション上手と思われるが、菊本さんは「SNSと直の対話は全く別物。直接話すことに緊張感を伴う人もいる。マスクは自分をさらけださずに済み、コンプレックスを隠せる」と説明する。

■専門家「抵抗力落ちる恐れも」
ただ、必要がないのにマスクを使い続けることで、健康上の影響はないのかは気になる。
 国立感染症研究所の元研究員で福島県立医科大の原田文植助教(内科)は基礎疾患を抱えて免疫力が低い人にはマスクが安心材料になるとしつつも、「マスクをしたまま運動すると、高地トレーニングのように酸欠に近い状態が続く。赤血球が増える多血症の恐れを招き、血栓ができやすくなる」と指摘。若く健康な人がマスクを使い続けることに、こう危ぶむ。「ウイルスに対する抵抗力が落ちるなど、思わぬ『副作用』もあるかもしれない」

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(キムナリ)

【狂気の沙汰】モデルナが生後半年から6歳未満へのコロナワクチン接種も有効としてFDAに申請 日本での接種開始も時間の問題か

モデルナが生後半年から6歳未満へのコロナワクチン接種も有効としてFDAに申請。狂気の沙汰ではない。
あれだけ未熟児への副反応が騒がれているのになぜ。。。

以下リンク

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米モデルナは23日、生後6カ月~6歳未満を対象にした、コロナワクチンの臨床試験の中間結果で効果が得られたため、この年齢に対する緊急使用許可を「米食品医薬品局(FDA)」に申請すると発表しました。

臨床試験はアメリカとカナダで行われ、生後6カ月~ 12歳未満の約1万1700人の参加者に対し、大人の接種量を4分の1に減らしたワクチンと偽薬を投与し、効果や副反応について検証したとのことです。

接種後、副反応による38度以上の熱が出たのは、生後6カ月~ 2歳未満で17%、2歳~ 6歳未満で14.6%だったと報じられましたが、それ以外の副反応については一切明らかにされていません。

これまでFDAは、コロナワクチンの臨床試験段階で、膨大な有害事象が出ていたことを把握していたにもかかわらず、その事実を隠蔽して緊急使用許可を出し、イルミナティの大量殺戮計画に加担してきたことが分かっています。

したがって、今後、FDAから緊急使用許可が出たとしても、安全を保証する根拠にはなり得ません。

現在、この日本では、5歳以上の子供を対象としたワクチン接種が開始されたばかりですが、重篤な副反応だけでなく、「5歳児が突然死した」との情報もツイッター上では散見されます。


【創価企業ファイザー】コロナワクチン接種開始3ヶ月で4万2086人の有害事象と1223人の死者が出ていたことを昨年4月時点で把握していたことが発覚リンク

【泉大津市長の訴え】5歳~ 11歳にコロナワクチンを接種した結果「7.4%が日常生活に支障をきたし、10.9%が登校できなくなった」リンク

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(直永亮明)

2022年4月26日 (火)

使っては行けない! 合成洗剤、合成シャンプーの闇

洗剤だったら、汚れが落ちやすい等、店頭に商品が多く並ぶ中で、消費の選択は分かりやすさを求めてしまいますが、本当に自分や使用する人にとっていいものなのか?。身近で使うものほど考えて選んでいきたいですね。

【使っては行けない! 合成洗剤、合成シャンプーの闇】
リンク
より以下引用
↓↓↓↓↓

昭和30年代後半に合成洗剤が初めて発売された時には注意書きに

「皮膚には直接触れないようにご注意下さい」と書いてあった。

洗剤のそばにはゴム手袋が置いてあるのが普通の一般家庭であった。

また、合成シャンプーもその後直ぐに登場したか、「なるべく頭皮に触れないように洗いましょう」と推奨していた。

どうやって洗うのか?
しかしいつの間にか但し書きが消えてしまった。
人体の皮膚は毒物から守る力はあるが、内部は全く抵抗力が無い。

洗い落とす力を消費者が満足するレベルで維持するには強烈な合成界面活性剤を入れるしかないが、毒物である。

日本では全成分表示義務があるが、

キャリーオーバー(法律)という抜け道がある。

それは原材料メーカーなど、下請けの時点で混入したり手を加えられたものに関しては、表示の義務を免除する、というものである。

だから私は洗剤代わりにマグネシウムの粒を洗濯機に入れて洗濯して、洗濯機ごと洗濯して、シャンプーの代わりに重曹を水に溶かして髪を洗っています。

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(三上公平)

飽食が生んだ糖尿病

インスリンを分泌する機能がヒトにあることは知られているが、これが機能するのは元々人類は飢餓状態が恒常的だったという事。
当に、糖尿病は人類の自然の摂理に反している生き方に変わったから生まれた。

「生命の内と外」永田和弘著 新潮選書 より引用
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血糖値を調節するホルモンは、インスリンだけであろうか。実は他にもある。脳の下垂体からは成長ホルモンが出ているし、甲状腺からは甲状腺ホルモン、副腎からはアドレナリンやコルチゾール、膝臓からはグルカゴンなど、これらはいずれも血糖値の調節に関与する。ところが驚くべきととに、これらはどれも血糖値をあげるためのホルモンなのである。エネルギーとして糖を使うため、貯蔵していた糖を血中に放出して、身体中のさまざまの細胞で燃やせるようにするためのホルモン、糖の出動命令を行うためのホルモンなのだ。インスリンとは逆の作用を持つものばかり。なぜ、そのようなアンバランスが起こったのか。じつはそれには人類が経てきた進化の歴史が深くかかわっている。

 糖尿病は文明病だとも言われるように、人類はつい最近まで、一貫して食の足りない状態で生活をしてきた。飽食などということは一部の例外を除いて、あり得なかったのである。狩猟や採集に行って、運が良ければ食料にありつく。しかし、ほとんどは慢性的な飢餓状態にあった。狩猟や敵から逃げ出すため、わずかに蓄えた糖を瞬時に使ってしまわなければならないとう状況はあっても、余ってしまって貯めこまなくてはならないという状況はほとんどなかったのである。だから貯めこむためのホルモンは1種類だけ人間にあっていたのかも知れない。放出するためには全身にさまざまのホルモンを用意しているにもかかわらずである。

 まさに糖尿病とい病気は、一貫して飢餓状態のなかで生活してきた人類にとって、初めて出会った〈飽食〉という時代の生み出した病気であるとも言える。人類の誕生から600万年という時間に較べれば、長く見積もってもとの100年に起こった、飽食という時代は、進化のギアを入れ替えるには、あまりにも短すぎるのである。
 
栄養を摂る。これは生きるために必須である。エネルギーの素になる糖(グルコーiス)は、小腸の上皮細胞による外と内のバリアを越えて、体内に取り込まれる。取り込まれた糖は、血中を流れ、筋肉や脳でエネルギーとして燃やされるほか、余ったものは、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯めとまれるが、それでも間にあわなければ、脂肪細胞が貯蔵先となる。これは肥満へつながる。

 いっぽう血糖値を感受して、膵β細胞がインスリンを分泌し、強制的に糖を細胞内に取り込ませるが、肥満や運動不足はインスリン抵抗性を生みだし、負の連鎖からいっそうインスリンを大量に作らなければならなくなって、やがて膵β細胞が疲弊、糖尿病を発症することになる。これが糖尿病への負のサイクルである。

 いずれにせよ、細胞の膜を介して、糖を出し入れすることによって、全身的な糖のホメオスタシスが絶妙に保たれているのであり、これが負のフィードバック制御であることは、あらためて言うまでもないことだろう。私たちが生きているということは、このような全身的なフィードバックを主な制御システムとして採用することによってなされるホメオスタシス(恒常性)のたまものである。


以上、引用終わり

 

(大嶋洋一)

英国の研究により、コロナから回復した人たちの60%などが半年後や1年後も「多臓器障害に苦しんでいる」ことが判明。メカニズムは不明

新型コロナは、治ったからといって油断・安心できない手強い相手のようです。

リンク「アース・カタストロフ・レヴュー」さんより

英国の複数の病院、大学などの研究により、コロナに感染して「回復した人たち」の 59%が、回復後 6ヵ月後に、「生活に影響が出るほどの臓器の機能障害を報告している」ことがわかりました。

(中略)

論文は以下にあります。

リンク 多臓器不全と長期の COVID 後遺症:1年間の長期コホート研究

研究は、大手バイオテクノロジー企業 Perspectum、リバプール大学、ハル大学、イーストヨークシャー病院 NHS 財団トラスト、ハル大学、オックスフォード大学病院 NHS 財団トラスト、ユニバーシティ・カレッジロンドン病院 NHS 財団トラスト、ユニバーシティ・カレッジロンドンとバーツヘルス NHS トラストの研究者たちによって行われました。

この内容を取り上げていた医療記事をご紹介します。

リンク 英国の研究によると、COVID 快復後の個人の 59%が臓器障害に苦しんでいる thailandmedical.news 2022/03/22

英国の複数の病院、大学等の研究者たちによる研究で、COVID 回復後の個人の 59%が、生活の質に影響を与える臓器障害に苦しんでいることが見出された。

長期のコロナ後遺症に関連する多臓器不全は、個人、集団、および医療システムに重大な負担をかけ、診断とケアの提供に課題をもたらす。現在まで、特に入院していない場合では、時間の経過に伴う複数の臓器にわたる標準化された調査と評価が不足していた。この英国の研究チームの目的は、初期症状から 6か月後および 12か月後の長期のコロナ後遺症患者の臓器機能障害の有病率を決定し、臨床症状との関連を調査することだった。

研究チームは、単一および多臓器障害のコンセンサス定義を使用して、症状、健康状態、および多臓器組織の特性評価と機能を評価した。詳細な生理学的および生化学的調査は、すべての個人に対してベースラインで実行され、臓器障害のある人は、 6か月後に多臓器 MRI を含めて再評価された。この研究には、536人の個人が参加した(平均年齢 45歳、女性 73%、白人 89%、ベースライン評価を完了した医療従事者 32%)。臓器障害または偶発的所見を伴う合計 331人(62%)がフォローアップされた。

この調査結果は、参加者の間で次の状態を明らかにした。

・極度の息切れ(6ヵ月後 36% / 12ヵ月後 33%)
・認知機能障害(6ヵ月後 50% / 12ヵ月後 38%)
・健康関連の生活の質の低下(6ヵ月後 55% / 12ヵ月後 45%)

これは、女性のほうが多く、若い年齢で多く、および単一の臓器の機能障害に関連していた。重要なことに、9%に心臓の炎症があった。単一の臓器の機能障害の率は以下の通りだった。

・膵臓(9%)
・腎臓(15%)
・肝臓(11%)
・脾臓(8%)
・腎臓(9%)
・肺の容量の減少(2%)
・肝臓の過剰な脂肪沈着(25%)
・膵臓の過剰な脂肪沈着(15%)

また、単一の臓器障害と共に多臓器障害は、6ヵ月後で 59%、 12ヵ月後で 23%に存在した。

この研究結果は、コロナ感染から回復した後 6か月後で 59%の個人に臓器障害が存在し、1年後でも、症状、生活の質の低下、および長期的な健康、シグナル伝達に影響を与えることを示した。

以前、201人に対して行われた予備的研究の MRI データは、心臓、肺、腎臓、肝臓、膵臓、および脾臓に軽度の臓器障害を示し、コロナ回復の 4か月後にそれぞれ、単一臓器の障害が 70%、多臓器障害が 29%であることを示した。536人の参加者の MRI 検査では、59% (6ヵ月後)と 23%(12ヵ月後)がそれぞれ 2つ以上の臓器に障害があった。

興味深いことに、フォローアップ時に症状のない参加者では、ベースラインで 72%、フォローアップで 62%に臓器障害が見られた。フォローアップ時の症候性参加者(n = 264)では、ベースライン時とフォローアップ時に臓器障害のない 84人(32%)と 112人(42%)がそれぞれいた。

この研究は、4つの新しい発見を示した。

1)研究の発見は、持続的な症状と機能低下を伴う、長期のコロナ後遺症を持つ個人の 59%で 6ヶ月後と 12ヶ月後で多臓器障害を確認した。

2)臓器機能障害と症状との間にいくつかの関連があるにもかかわらず、現在、明確な長期のコロナ後遺症の証拠は不十分だ。現在の標準治療である血液バイオマーカーは、臨床症状とは何の関係も示していない。

3)症状、血液検査、および定量的な多臓器 MRI は、回復を予測しなかった。

4)調査結果は、パンデミックの状況における非急性環境での測定可能な多臓器評価の実現可能性を示している。

すでにいくつかの研究で、コロナ回復後 1年までの長期のコロナ後遺症の個人の症状の持続が確認されている。認知障害は、一部の患者の長期のコロナ後遺症に見られる。肝性脳症にも関連している可能性があるため、肝代謝や糖新生の障害が脳機能異常を引き起こす可能性がある。ただし、長期のコロナ後遺症または症候群の根本的なメカニズムは明確にはわからないままだ。

調査結果では、長期のコロナ後遺症のサブタイプを明確に定義するための症状、血液検査、または MRI による証拠は見つからなかった。

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(匿名希望)

空気からできる“肉”が食糧危機を救う? 宇宙食にヒントを得た代替肉が注目されている

空気からできる“肉”が食糧危機を救う? 宇宙食にヒントを得た代替肉が注目されているリンク
より転載。

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米国のスタートアップのAir Proteinが、空気中の二酸化炭素とバクテリアを培養して“肉”をつくり出すことに成功した。地球温暖化の原因となる温室効果ガスを有効活用した手法で生み出された肉が、わたしたちの食卓に並ぶ日はそう遠くないのかもしれない

物理学者のリサ・ダイソンと材料工学者のジョン・リードは、ローレンス・バークレー国立研究所のエネルギー研究室でひとつの目標に向けて共に研究に励んでいる。

ふたりは気候変動の抑制に貢献すべく、日ごろ食卓に並んでいる食べ物に目を向けていた。というのも、農業は1年で排出される温室効果ガスの4分の1を占めており、運輸セクター全体の排出量を上回っているからだ。なかでも食肉産業が最も多い排出量だという。

こうした事態が起きているにもかかわらず、人々は肉を食べ続けている。世界で消費される肉の量は年間およそ3億5,000万トンで、増え続ける一方だ。2050年の世界人口は100億人に達することが予想されており、肉の代わりとなるタンパク質を見つける必要がある。

宇宙食にヒントを得た代替肉
現在消費されている肉の代わりとなるものを探していたふたりはある日、忘れ去られていた米国空宇宙局(NASA)の研究を発見した。1967年に書かれた研究資料には、長期にわたる宇宙飛行で資源が乏しくなってしまう宇宙飛行士に食料を提供する方法についての研究結果が記されている。

そのなかのひとつに、宇宙飛行士が吐き出す二酸化炭素と微生物を結びつけて食料をつくり出すというアイデアがあった。しかし、宇宙開発が火星まで到達することがなかったことから、このアイデアは日の目を見ることはなかったのである。

そこでダイソンとリードは、このコンセプトを実装することにした。「研究途中になっていたところから、わたしたちが引き継いだのです」と、ダイソンは語る。

ダイソンとリードはこの数十年前のコンセプトに触発され、スタートアップであるKiverdiを08年に設立した。リサイクルされた二酸化炭素をパーム油や柑橘系の油の代替品に変える、微生物ベースの食品を製造する会社である。

そして19年には空気から肉をつくり出すことを目的としたスタートアップとして、Air Proteinを独立させた。ここからが話の本題になる。Air Proteinは、わたしたちが住む地球を温暖化させる忌まわしい温室効果ガスである二酸化炭素から、肉汁がほとばしるステーキや繊細な歯触りのサーモンフィレを生み出しているのだ。

このプロセスには、ヨーグルトをつくるときと同じような手法が用いられており、生きた培養液を使っている。Air Proteinは水素か栄養微生物を発酵タンク内で培養し、二酸化炭素や酸素、ミネラル、水、そして窒素を混ぜたものを与えている。これによって肉のタンパク質と同じアミノ酸組成をもつ、タンパク質が豊富な粉末が生成される。

だが、これをどのようにして柔らかい鶏の胸肉に変えているのだろうか。「普通に調理して日ごろ馴染みのある食感に近づけているだけなのです」と、ダイソンは語る。どうやら、圧力調理や温度調節といった一般的な調理法を用いているらしい。

コストと資源を抑えた“畜産業”
この技術は、気候変動を抑制するふたつの可能性を秘めている。

第1に、タンパク質の製造に二酸化炭素を使用するので、このプロセス事態が「カーボンマイナス」であること。Air Proteinは待機中の二酸化炭素を吸い集めるプラントを通じて二酸化炭素を回収することを最終目的としている。第2に、Air Proteinが“肉”をつくるために必要とする土地は牛の飼育に必要な土地の150万分の1であり、水の使用量も15,000分の1に減らすことができる。

最も重要な点は、食肉業界や大豆ミート、マイコプロテイン(発酵させたキノコを原料とする代替肉)といった代替肉とコスト競争力のあるものにすることだ。しかし、Air Proteinの技術は土地を必要としておらず、最低限の資源と年々安価になっている再生可能なエネルギーさえあれば生産できると、ダイソンは言う。「わたしたちの技術は最初から費用対効果が高いだけでなく、下がり続けるコスト構造を可能にするのです」

そしてこのスタートアップは、投資家から注目されている。21年の初頭にはADM Venturesやバークレイズ、GV(旧Google Ventures)といった機関投資家から3,000万ドル(約35億3,370万円)以上の資金を集めた。「わたしたちは肉のつくり方を再定義しようとしているのです」と、ダイソンは言う。「このムーブメントの一員であることを誇りに思っています」

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(古越拓哉)

アマゾンの先住民は世界で最も認知症が少ない

 アマゾンに暮らす先住民にはアルツハイマー病が少ないという調査結果。調査チームは「産業革命以前の生活の中に存在している何らかの要素が、高齢者を認知症から保護しているようだ」とコメントしている。

リンクより引用します。

※※※以下、引用※※※

認知症の有病率が世界で最も低い集団は、南米ボリビアのアマゾンに暮らす二つの先住民族ではないかとする研究結果が報告された。研究者らは、「この結果はアルツハイマー病を予防する手段に関する、新たな洞察を与えてくれるかもしれない」と述べている。米南カリフォルニア大学のMargaret Gatz氏らの研究によるもので、詳細は「Alzheimer's & Dementia: The Journal of the Alzheimer's Association」に3月9日掲載された。

Gatz氏らは、今も自給自足で暮らしている先住民族のチマネ(Tsimane)族とモセテン(Moseten)族での認知症と軽度認知障害(MCI)の有病率を検討した。なお、チマネ族は約1万7,000人存在し、狩猟・採取や農作主体の生活で、生涯を通して身体活動が活発な暮らしを営んでいる。モセテン族は約3,000人存在し、チマネ族よりも非先住民が暮らす街の近くに居住。水道設備や医療サービスを利用可能な環境で生活し、学校もあって識字率が高い。

これらの先住民族のうち60歳以上の高齢者に対して、トレーニングを受けたボリビアの医師と通訳らの研究チームが、ミニメンタルステート検査(MMSE)や文化に関するインタビューなどによって認知機能を評価。また、頭部CTを用いた画像検査も行った。

その結果、認知症と判定されたのは、チマネ族では435人中5人〔粗有病率1.2%(95%信頼区間0.4~2.7)〕、モセテン族では169人中1人〔同0.6%(0.0~3.2)〕であり、全て80歳以上だった。また、年齢標準化MCI有病率は、チマネ族7.7%(95%信頼区間5.2~10.3)、モセテン族9.8%(同4.9~14.6)だった。

米国では65歳以上の高齢者の認知症有病率は11%と報告されており、今回の研究は、先住民族の認知症有病率の低さを示す結果となった。Gatz氏は、「産業革命以前の生活の中に存在している何らかの要素が、チマネ族とモセテン族の高齢者を認知症から保護しているようだ」と述べている。

ただし、過去に実施された、オーストラリア、北米、グアム、ブラジルの先住民族高齢者を対象とする15件の研究のレビューからは、認知症有病率が0.5~20%という広い範囲に分布していることが明らかになっている。一部の先住民族の認知症有病率が米国などの先進国よりもむしろ高いというこの結果について、研究者らは、非先住民との接触により、これらの人々の生活に変化が生じているためと考えている。そのような生活の変化は、糖尿病、高血圧、アルコール乱用、肥満、心臓病といった、認知症の危険因子の発生につながる。チマネ族とモセテン族でそのような危険因子を持っている人は、ごくまれだった。

一方、今回の研究での頭部CT検査から、認知症やMCIを有する先住民族の高齢者には、広範囲の動脈石灰化所見が確認された。この点について論文の著者らは、「これまでに認識されていない、アルツハイマー病とは異なる認知症のタイプの存在を示唆するもの」とした上で、「チマネ族とモセテン族で蔓延している感染性疾患などの影響が想定され、さらなる研究が必要」としている。

世界の認知症の有病率は2050年までに現在の約3倍になり、1億5200万人を超えると予測されている。論文共著者の一人である米チャップマン大学のHillard Kaplan氏は、過去20年にわたりチマネ族などの先住民族を研究してきた。同氏は、「われわれは今、認知症がこのまま急速に増加していくのか、それよりも先に認知症に対する抑制策を確立できるのかという、レースの最中にある。先住民族を研究することを通じて、認知症という疾患の理解が深まり、新たな洞察を得ることができるだろう」と述べている。(HealthDay News 2022年3月10日)

※※※引用、以上※※※

 

(野崎章)

2022年4月25日 (月)

「現代病」は、巷に溢れる脂溶性毒物の蓄積によって生み出される①

花粉症などのアレルギー疾患、癌や精神病などの「現代病」の多くは、近代以前には存在していないものであり、慢性病ばかりです。それら慢性病に対して、西洋医療には対処療法しか存在せず(代替療法の大半も同じで)、根本的な解決にはなりません。

これらはもともと、人類が罹るはずの無い「病気」なのですが、本来無いはずのものが在るのは何故なのでしょうか。

私たちが身体に蓄積している脂溶性の毒物に、無頓着であってはならないと思います。

リンクより引用
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人間が本来なる病気っていうのは決まっている。これは野生の動物も同じ。インディアンも同じだし、イヌイットも同じだし、アイヌ人も同じだし、古代民族もみんな同じですね。それはもう、ここに挙げたものしかない。

それは何かっていうと、救急性の疾患、これは現代でもあるし昔でもありますね。例えば古代民族の死因の第一位は不慮の事故とか、外傷です。それが一番の死因だと。あと、感染症ですね。これは人類永久不滅のテーマなので、これ自体は普通に存在してる。三番目の死産とか産婦人科的問題っていうのはどちらかというとこれはね、中世の問題だというふうに思ってもらったほうがいいです。

古代の民族はすごく死産が少なかった、あとアフリカの原住民族なんかも非常に少ない。かれらは産み方も違います。彼らは立産ですから。

(中略)

だから本来はもうね、1と2ぐらいしかないんですね。実際さっきの、日本の戦前の統計だけ見ても、そういうことが示されてると。だから逆説的に言うと、人間は、がんにはならないし、遺伝病にもならない、精神病にもならないし、難病にもならないし、膠原病にもならないしアレルギーにもならない。

じゃ、何でなってるんだというふうなことを考えなきゃいけないし、その考えと理論を応用して、代替療法っていうのは作られてるっていうふうなことにまず気づかなきゃならないんですね。

その時にですね、まず理解しなきゃならないことがあります。その中の代表格が脂溶性毒物っていうこの言葉ですね。脂溶性の毒物っていうのは何だっていうと、これは字のごとく、油に溶けるっていうことです。油に溶ける毒物だっていうことですね。この逆が水溶性の毒物だっていうことになりますけども、生物毒なんかはどちらかというと水溶性の毒物のほうが多かったりしますね。

脂溶性の毒物っていうのは違う言い方をすると現代のケミカル、バイオケミカルとかで作ったような、そういう毒物だとか、環境ホルモンなんかもこういうとこに入ってくるし、医学系の薬っていうものも全部こういうようなものに入ってくるというようなことになります。

それの一番代表格というのが、薬とか、精神薬全体になりますけど、これら全部、製薬会社が作ってる薬っていうのは、油から作ってるんですね。もっと違う言い方すると、石油から作ってます。

ちなみに農薬も同じです。農薬、洗って、浮かせてみれば、油として浮いてきます、実際野菜なんかに付いてる農薬とか、油みたいにして浮いてくる。添加物も同じように、これ、脂溶性の毒物。油に溶ける毒物っていうことで同じですね。トランス脂肪酸なんか、ど真ん中。油そのものですね。

他にもその他いろいろあります。あとこれ、違法ドラッグの成分なんかも同じように油だし、これは大麻に含まれる。大麻に含まれるっていい方はおかしいですがね、マリファナとか。そういうものの、依存性物質とか、そういうものも全部ですね。そういうものも脂溶性毒物だということになります。プラスチックの毒なんかも全部そういうふうなものになる。PCBなんかもまさにそうですね。
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(引用以上)

 

(大島健男)

脳の機能を活性化するヒントは油にあるのではないだろうか

子育てを終え、自分の時間をと再度働き始めた40~50代の女性たちの間で、にわかに「若年性アルツハイマーにかかったらどうする?」の話題が広がっている。彼女たちは伴侶と別れて独り身を謳歌している人もいれば、親の面倒を見ながら仕事に精を出している人と、その人生は多様。けれども、若くして記憶障害、判断力低下と脳の機能低下がじわじわと忍び寄ってくるのを感じているらしい。しかし、その特効薬はいまだ見つかっていない。

脳は約60%が脂質で出来ている。脳の機能を活性化するヒントは油にあるのではないだろうか。

『アルツハイマー病の脳細胞に「薬」として届くココナツオイルの奇跡』
リンク)より引用

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植物油などと健康や病気との関係、ケトン体のことなどはまだあまりよく理解していませんが、今一番懸念される症状の一つ、認知症の70%を占めるといわれるアルツハイマー病の改善にココナツオイルが良いという本がIMK Booksさんから出版されていますので、ご紹介いたします。

~中略~

■ココナツオイルが「薬」に変わる瞬間
「この病気が、そんなココナツオイルで治るはずがない!」

そう思ったのは、医学博士で、お茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二氏。

メアリー・T・ニューポートの本をはじめて読んだのは、2012年のことでした。

1990年から東京都老人総合研究所で、アルツハイマー病の問題に20年以上も取り組んできた経験から、この難病がココナツオイルで治るとは、にわかには信じられなかったと言います。

とはいえ、メアリー・T・ニューポートは医学博士であり、アルツハイマー病の夫の症状がココナツオイルで劇的に改善したことで、「アルツハイマー病の治療法があるのに、それを誰も知らないとしたら?」というレポートを発表。

同テーマで、アルツハイマー病国際会議で講演していることを知り、「ならば、試してみよう」とココナツオイルを購入し、八王子の施設の要介護3の患者に投与したところ、みごとに症状が好転したのです。

ココナツオイルに含まれる中鎖トリグリセリドを摂取・分解することで、肝臓で産生される「ケトン体」の可能性に驚き、感動した白澤先生は、早速動きました。

2013年に協会を立ち上げ、薬に頼ることなく、食によって日本を健康にすることを目的に、ケトン体を活用するケトジェニックダイエットの普及に尽力するのですが、、、

■ココナツオイルのこれほどの効能が、なぜニュースにならないのか?

日本で本格的にケトジェニックダイエットを広めようと活動をはじめた白澤先生でしたが、テレビも、新聞も、ココナツオイルを摂取することで、肝臓で作り出せる「ケトン体」の驚くべき効果を、ニュースとして報道することはありませんでした。

それは、本書の著者の国、アメリカでも同様です。
知る人ぞ知る、非常に限られた情報という範囲をいまだに超えていないのが現状なのです。

いったい、どうしてなのでしょうか?

~中略~

ほとんどの薬は、自然に存在する物質ではありません。
研究室で合成された化学物質です。
これらはターゲットとなる臓器だけでなく、ほとんどの臓器に届くため、有害な、意図されていない結果を引き起こすリスクがあります。

著者は言います。

「しかし、ココナツオイルは食べ物です。
副作用があるわけではありません。
世界各地で何百万人もの人たちが常食にしているものです。
にもかかわらず、食事療法についても、個人が試したり、医師が勧めたりする前に、大規模な、無作為化された、二重盲検の臨床試験をあえてしなくてはいけないのでしょうか?」

副作用というリスクがなく、不治の病と考えられている病気を改善することが期待できるのですから、これを読んでいるあなたも、同じ疑問を感じているかもしれません。

それにしても、「ケトン体」を活用することで、アルツハイマー病を治せる可能性のあることが、なぜニュースにならないのでしょうか?

■1980年代のネガティブキャンペーンでココナツオイルが市場から消えた・・・

1950年代のアメリカでは、多くの人がココナツオイルを使って料理をしていました。

その状況が一変するきっかけが、新たに登場した油脂、ショートニング。
いわゆる「トランス脂肪」です。

保存期間の長さが一番の特長でしたが、常温で2年間保存が可能なココナツオイルの存在が、消費者にアピールする際に大きな障害になってしまいます。

そこで、メーカー側は、国に対してココナツオイルは動脈を詰まらせる脂肪だと主張。
かなり欠陥のある証拠しか提示できなかったにもかかわらず、一時期、関税がかけられることに。

さらに、1980年代からはアメリカ大豆協会や心臓病予防協会が大々的にネガティブキャンペーンを開始します。

アメリカ大豆協会は、導火線付きの時限爆弾をイメージさせるココナツが描かれた広告を42万人の会員に配布。
ココナツオイルへの全面攻撃に参加するよう呼びかけます。

そして心臓病予防協会は、「アメリカ人に毒を盛る」というヘッドラインをつけて「ニューヨーク・タイムス」や
「ウォール・ストリート・ジャーナル」など主要紙に全面広告を掲載。

そのテーマでUSAトゥデイのテレビ番組も放送されるなど、ネガティブイメージは、一気に拡大、浸透していきます。

こうして、ココナツオイルは市場から姿を消していきました。

アメリカ大豆協会と心臓病予防協会の完全勝利に見えた「油」戦争。

ところが、皮肉なことに、動脈を詰まらせる脂肪の正体は、ココナツオイルではなく、ショートニングや健康的な植物油であることをうたっていたマーガリンといったトランス脂肪であることが明らかになってきます。

2013年には、トランス脂肪は、もはや一般に安全と認められる食品認定に適合しないため、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、食品への使用を段階的に減らしていき、最終的に禁止を宣言したのです。

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(匿名希望)

脱毛によって皮膚の感じる「幸せ度」が薄くなる

脱毛サロンなどがかなり増え、男性でも脱毛を行うなど、現代は無毛社会と言われている。しかし、記事によれば、皮膚の「快」を感じる器官であるC触覚繊維は体毛と繋がっている。このC触覚繊維は適度な刺激に反応してオキシトシンを分泌する。脱毛・剃毛することは、このオキシトシン分泌の機能を劣化させてしまうと考えられる。

C触覚繊維は人間だけでなく、ラットにもあるとされることから、哺乳類全般に備わっているものであり、快の感覚による充足追求が哺乳類の知能進化に関わっているとすれば、このC触覚繊維(=体毛)は進化上大きな意味をもつのかもしれない。今日の脱毛ブーム、無毛社会は人間を「快」の感覚からどんどん遠ざけているのだろうか。


以下サイトより転載
リンク

 スキンシップには心を癒やす効果があるとされる。では、実際に体のどこの部分を触ると“気持ち良さ”を感じやすいのか。桜美林大学リベラルアーツ学群の山口創教授(人間科学)が言う。

「人にとって心への影響が大きい皮膚の部位は『顔』と『腕』です。顔であれば頬から顎にかけて上から下へ、腕であれば前腕から手の甲にかけてさするのがいい。人間の場合、その部分は『C触覚線維』という感情と深い関わりのある受容器の密度が高いからです」

 ただし、気持ち良く感じるさすり方には条件がある。C触覚線維は1秒に5センチ前後の速さで触れたとき最も興奮し、気持ち良さを感じる。それ以上でもそれ以下の速度で触れても興奮しないので、気持ち良さは低下してしまうのだ。「1秒に5センチ前後の速さ」というと機械的に聞こえるが、人は相手を気持ち良くさせたいとき、無意識にこの速さでなでていることが多いという。

C触覚線維はストレスを癒やす効果もある。ストレスがあると「視床下部→下垂体→副腎皮質」の順に反応が起こり、コルチゾールが分泌されて臓器や脳に悪影響をもたらす。しかし、触覚刺激は視床下部の手前でその働きをブロックする機能を持っているため、その後のストレスの影響が小さくなるのだ。

 そんなC触覚線維だが、実は体毛の末端につながっているといわれるという。では、脱毛や剃毛すると、皮膚をさすったときの気持ち良さは感じにくくなるのだろうか。

「C触覚線維は有毛部にしかなく、手のひらと足の裏以外は全身に分布しています。ですから、きちんとした実験報告はありませんが、脱毛をすると皮膚をさすったときの気持ち良さの“幸せ度”は薄くなると思います。それにC触覚線維の刺激は脳の島皮質に直結しているので、あまり若いうちに体毛を脱毛や剃毛すると自己意識が希薄になる可能性があります」

皮膚に触れることで心が癒やされる要素は、C触覚線維以外にも神経伝達物質の「オキシトシン」がある。愛情や信頼といった感情に関わっていることから別名「絆ホルモン」とも呼ばれる。オキシトシンはスキンシップによって分泌が増え、安らぎや幸福感をもたらしてくれるのだ。

 では、これらの効果は自分で自分の皮膚に触るセルフマッサージでも得ることができるか。

「十分効果は期待できます。癒やされたいときは顔や腕をゆっくりさする。仕事中の眠気など脳を覚醒したいときは速くさすってみてください」

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(真田俊彦)

極少食のススメ

「食べすぎが体の機能不全を招く①~慢性疲労の原因は食事にある」264699
「食べすぎが体の機能不全を招く③~朝食習慣の徹底こそが慢性病の原因」264710
「一日2食にすれば花粉症は完全に治すことができる」311653
「花粉症の症状を劇的に改善する、たったひとつの方法」272690

すでに多くの人が指摘しているように、食事と健康はつながっている。
特に「食べすぎ」が、病気や活力不全を引き起こしている。
私たちは「いかに少食で生きられるか」を、追求すべき時に来ているようだ。

「極少食」を実践することで、病気が治り、性格も変わり、長寿を全うした人の話。(サライ.jp リンク

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医師の最後通告に従い、食事を減らしたコルナロだったが、数日続けてみると、なんだか体調が良くなった気がし、やがてそれは確信へと変わる。そして1年もしないうちに、病気の巣であったような身体から、きれいさっぱりと病が消え去ったのである。

そればかりではなく、短気で怒りっぽい性格から快活で穏やかな性格へと変わり、気分は常に喜びに満たされ、眠りも快適で、いつも楽しい夢ばかりを見るようになったという。それは80歳を過ぎても変わることなく、馬を駆り、山に登り、公共事業と執筆に精を出しても疲れを知らず、五官の衰えをみなかった。

102歳に安らかな死を迎えるまで、コルナロは前半生とは別人のような楽しい人生を送ったのである。

彼の実行した、今で言うアンチエイジングの秘訣は、ただ小食のみにあった。4篇の講話からなる晩年の著作(『無病法』という書名で邦訳版が出ている)を読むと、彼が食べていたのは、パン、卵の黄身、肉、スープのみで、1日の総量は約350グラム(炊いた米1合ぶんに相当)。これを2回に分けて食していたという。

これとは別にワインを、1日あたり400ccほど飲んでいた。他に特殊な呼吸法や運動法をしていたわけではない。様々なアンチエイジング法やダイエット法が乱立するなか、シンプルに徹したコルナロの無病法は、5世紀経た今の方が、かえって新鮮に見える。
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(引用終わり)

 

(Michelle)

ショートスリーパーはなりたくてもなれない!?

仕事もしたいし、趣味も全力でやりたい。家事もしたいし子育てもある。
時間が足りない、、、!!!
なんてこと、誰もが思ったことがあると思います。

短い睡眠時間でも元気に活動できるようになりたい、ショートスリーパーになりたい!と思う人もいるでしょう。

でも実はショートスリーパー、遺伝子によって決まるそうです!

では、ショートスリーパーに向いていない遺伝子の人が短い睡眠にしようとするとどうなるのでしょうか?


以下、sleep labo さんからの引用ですリンク

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体質に合わない人がショートスリーパーを目指すリスク


「トレーニングをすればショートスリーパーになれる!」といったネットや書籍等のメディアの情報等に煽られ、それを鵜呑みにして無理に体質を変えようとするのはあまり効果がなく、むしろ健康を害するリスクを高めてしまうので気をつけましょう。

4-1 睡眠不足による悪影響を示す研究
睡眠不足による悪影響を示すデータとして、ペンシルベニア大学とワシントン州立大学の研究者らが行ったある実験があります。※7
1日の平均睡眠時間が7~8時間の男女48人を集め、3日間眠らずに起きているグループ、2週間を1日4時間の睡眠時間で過ごすグループ、6時間のグループ、8時間のグループの4つに分けて、認知機能や注意力等を記録し、その変化を調べました。

実験の結果、睡眠時間を8時間とったグループは認知機能や注意力ともに低下しませんでしたが、4時間のグループと6時間のグループは、日を追うごとにパフォーマンスが低下していきました。
最終的に4時間睡眠のグループが最もパフォーマンスの低下が見られましたが、6時間のグループも4時間のグループとそれほど大きな差はありませんでした。

4-2 パフォーマンスが低下し、結果的に活動の効率が悪くなる
この実験で明らかになったことは、睡眠不足のダメージは蓄積するということです。
実験開始から1週間経つと、6時間睡眠のグループの一部は睡魔に襲われながら過ごすようになりました。
そして2週間後、6時間のグループでは、2日間寝ないで過ごしたグループと同じレベルまでの低下が見られました。
つまり、平均睡眠時間の1~2時間程度制限した比較的穏やかな睡眠制限でも、それを2週間続けると、2日間徹夜している状態と同じレベルのパフォーマンスになるということです。
ちなみに、徹夜をしている時の脳の状態は、酔っ払いと同じだという研究結果もあります。※8

毎日の睡眠時間を削っていると、少しの睡眠制限でも深刻な認知機能の低下につながってしまいます。
睡眠時間を2時間削って仕事や勉強の量を増やしても、眠気によって日中のパフォーマンスを落としては意味がありません。
それならば、睡眠時間を多くとって身体の不調を解消してから活動に集中する方が効率的といえるでしょう。

4-3 「睡眠不足の慢性化」を「体質の変化」と勘違いする恐れ
上述のペンシルベニア大学らの実験で、他にも恐ろしいことが判明しました。それは、睡眠不足が慢性化すると、パフォーマンスの低下に自分自身では気づきにくいということです。
この実験で3日間徹夜したグループが強い眠気を感じていたのに対して、6時間睡眠のグループはそれほど強い眠気を感じていませんでした。
しかし、実際のパフォーマンスは毎日悪化し続けていました。
つまり、睡眠時間の不足とパフォーマンスの低下は比例しているのに対し、眠気の程度は変わらないということです。

ショートスリーパーを目指して短時間睡眠を続けているうちに、睡眠不足が慢性化して強い眠気を感じなくなり、それを「短時間睡眠に適応した身体になった」と勘違いしてしまい、実際の活動パフォーマンスが低下しているにもかかわらず、短時間睡眠を続けてしまう、という悪い方向にどんどん進んでしまいます。

睡眠不足の状態でも明るい部屋、人との会話、カフェイン、その他の様々な要因により、「パフォーマンスは変わらず発揮できている」と感じることがあるかもしれませんが、短時間睡眠に慣れたというわけではなく、睡眠不足による身体への負担が、疲れを知らせてくれる身体の機能を故障させているだけかもしれません。

4-4 その他睡眠不足による弊害
睡眠不足は他にも、自律神経の乱れ、高血圧、疲労感や倦怠感、ストレスの増加、肥満といった様々な身体の不調につながります。
ただでさえ睡眠不足による不調はすぐには身体に現れない場合も多いので、自身の身体の変化には気づきにくいです。
短時間睡眠を何年も続けて、気づいた時には身体が取り返しのつかない状態になっていた、ということにならないように、毎日の睡眠時間はしっかり確保するようにしましょう。

ショートスリーパーの人は生まれた時から短時間睡眠であって、トレーニング等によって身につけているわけではありません。
ショートスリーパーでない人が短時間睡眠の練習をしても、それはただの睡眠時間の制限であり、パフォーマンスの低下だけではなく、最悪の場合、健康上のリスクを高めるだけなので、ショートスリーパーを目指すのは止めた方が良いでしょう。必要な睡眠時間を削るのは、寿命を削るのに等しいです。

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(やせたい)

アマゾンの先住民は世界で最も認知症が少ない

引用:リンク

 

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認知症の有病率が世界で最も低い集団は、南米ボリビアのアマゾンに暮らす二つの先住民族ではないかとする研究結果が報告された。研究者らは、「この結果はアルツハイマー病を予防する手段に関する、新たな洞察を与えてくれるかもしれない」と述べている。

Gatz氏らは、今も自給自足で暮らしている先住民族のチマネ(Tsimane)族とモセテン(Moseten)族での認知症と軽度認知障害(MCI)の有病率を検討した。なお、チマネ族は約1万7,000人存在し、狩猟・採取や農作主体の生活で、生涯を通して身体活動が活発な暮らしを営んでいる。モセテン族は約3,000人存在し、チマネ族よりも非先住民が暮らす街の近くに居住。水道設備や医療サービスを利用可能な環境で生活し、学校もあって識字率が高い。

米国では65歳以上の高齢者の認知症有病率は11%と報告されており、今回の研究は、先住民族の認知症有病率の低さを示す結果となった。Gatz氏は、「産業革命以前の生活の中に存在している何らかの要素が、チマネ族とモセテン族の高齢者を認知症から保護しているようだ」と述べている。

ただし、過去に実施された、オーストラリア、北米、グアム、ブラジルの先住民族高齢者を対象とする15件の研究のレビューからは、認知症有病率が0.5~20%という広い範囲に分布していることが明らかになっている。一部の先住民族の認知症有病率が米国などの先進国よりもむしろ高いというこの結果について、研究者らは、非先住民との接触により、これらの人々の生活に変化が生じているためと考えている。そのような生活の変化は、糖尿病、高血圧、アルコール乱用、肥満、心臓病といった、認知症の危険因子の発生につながる。チマネ族とモセテン族でそのような危険因子を持っている人は、ごくまれだった。

一方、今回の研究での頭部CT検査から、認知症やMCIを有する先住民族の高齢者には、広範囲の動脈石灰化所見が確認された。この点について論文の著者らは、「これまでに認識されていない、アルツハイマー病とは異なる認知症のタイプの存在を示唆するもの」とした上で、「チマネ族とモセテン族で蔓延している感染性疾患などの影響が想定され、さらなる研究が必要」としている。

世界の認知症の有病率は2050年までに現在の約3倍になり、1億5200万人を超えると予測されている。論文共著者の一人である米チャップマン大学のHillard Kaplan氏は、過去20年にわたりチマネ族などの先住民族を研究してきた。同氏は、「われわれは今、認知症がこのまま急速に増加していくのか、それよりも先に認知症に対する抑制策を確立できるのかという、レースの最中にある。先住民族を研究することを通じて、認知症という疾患の理解が深まり、新たな洞察を得ることができるだろう」と述べている。

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(ウユ)

2022年4月24日 (日)

睡眠のゴールデンタイムは22時~2時という「嘘」

以下リンクより

あなたは日頃、何時に寝て、何時に起きてますか? 睡眠の時間、そして質はしっかりとれていますか?

ビジネスパーソンにとって、睡眠は仕事のパフォーマンスだけでなく、幸せの感じ方や健康状態にも大きく影響します。さらには、会社組織の安全性、最終的には利益などにも繋がってくるとても大切な行動のひとつになります。

ところで皆さんは『睡眠のゴールデンタイム』というのを聞いたことがありますか?

「22時~2時の間は、美容のための成長ホルモンが集中的に分泌されるから絶対に寝ておきましょう」というもので、健康経営を推進する企業向けに睡眠セミナーをすると、およそ8割の参加者が知っている有名な概念です。

しかし、結論から伝えると、この睡眠のゴールデンタイムは「嘘」です。このゴールデンタイムについては、概念ばかりが広がり、それが本当に意味するところを理解している人は少ないのが現実です。

それでは何が間違っているのか? その理由を見ていきましょう。

まず、睡眠中に分泌される成長ホルモンが深い睡眠(徐波睡眠といわれる)の時に集中的に分泌されるということは事実です。しかし、その分泌のタイミングは22時~2時といった“時計で決められる時刻”には依存をしません。ここが大きな間違いになります。

つまり、極端な例をあげると、深夜3時に寝て午前10時に起きたとしても、質の良い眠りと十分な時間が実現できていれば、成長ホルモンは、特に睡眠の前半でしっかり分泌されるのです。

それではなぜ22時~2時という時間が出てきたのでしょうか。これは一昔前の日本人の就寝時間が22時~0時くらいに平均的に分布をしていたことから、成長ホルモンが分泌されるタイミング(就寝から3~4時間後)が、ちょうどゴールデンタイムと言われる時間帯に重なったことからだと推測されます。

現代社会では、通勤時間の長さ、残業、飲み会、家事・育児など、就寝時間を遅くしてしまう要因がたくさんあります。また、コンビニなど24時間営業店舗をはじめ、医療職、工場など、夜勤やシフト勤務などで働く職種も増えてきており、22時~2時に寝るということは現実的ではありません。

ゴールデンタイムが嘘であれば、寝る時間ではなく、「いかに眠りの質を向上させる工夫をするか」「自分に必要な時間を確保するか」が、競争が激しく忙しい現代社会の中で結果を出していくためのポイントになります。

最後に大切なことをひとつ。睡眠だけで美しくなる、健康になるということは現実的ではありません。睡眠はあくまでも、健康や美容を実現する要素のひとつにしか過ぎません。日頃から眠りだけでなく、食事、運動、ストレスや疲労との付き合い方などを総合的に考えて生活習慣に落とし込んでいく必要があるでしょう。

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(匿名希望)

【イスラエルの研究者】コロナ重症化を予防するビタミンDを機能させるには腸内環境も不可欠

パンデミックの当初から、コロナ重症患者に「ビタミンD欠乏症」の人たちが多いことはわかっていました。ビタミンDは日光浴により体内で生成可能だが、作られたビタミンDが機能できるかは、腸内細菌の多様性が必要とのことだ。
もう少し拡大解釈するとある栄養をサプリから補給しても、腸内環境が整っていなければ、意味がないということだといえるだろう。


イスラエルの研究者が「ビタミンDに強力なコロナ重症化予防効果がある」ことを世界で初めて具体的なデータで示す。査読済み論文として発表リンクより引用

パンデミックの当初から、コロナ重症患者に「ビタミンD欠乏症」の人たちが多いことはわかっていましたが、ビタミンD とコロナの重症化や死亡率に関しての系統付けられた研究はほとんどありませんでした。

最近、イスラエルのバーイラン大学とガリラヤ医療センターの研究者たちが、
「ビタミンDの接種が、コロナの重症化と死亡率を大幅に減少させる」
ことをデータとして突き止め、論文で発表しました。

論文は以下にあります。

感染前のビタミンD3レベルと COVID-19 の重症度との関連
Pre-infection 25-hydroxyvitamin D3 levels and association with severity of COVID-19 illness

過剰な摂取量でなければ、ビタミンDを飲むことに大きな弊害があるわけではないですし、今後の「オミクロン後の世界」を生きる上では、ビタミンDは、強力な補助道具となるものなのかもしれません。

今回は、そのことを報じていたイスラエルの報道をご紹介します。
ただ、以前、 In Deep の記事でご紹介したことがありますが、米カリフォルニア大学の研究で、
「ビタミンDが機能するためには、腸内細菌環境の多様性が必要」
だということがわかったということがあります。

以下の記事で、ネイチャーに掲載された論文の内容を取り上げています。
コロナ患者の大多数がビタミンD欠乏症であることがわかっている中、「サプリメントの服用や日光だけではビタミンDの健康作用はなく」特定の「腸内細菌の存在」が必要であることが判明
In Deep 2020年12月2日

ですので、ビタミンDを機能させるためには、腸内細菌環境の健全化も必要となると思われます。

個人的な経験でも、腸内細菌環境を改良していくにはそれなりの時間がかかるものですので、そちらも同時に考えていくのもよいのかもしれません。

なお、この報道で初めて知ったのですが、イスラエルをはじめとする中東では、もともと、ビタミンD欠乏症が多く「ビタミンD不足は中東の風土病」という表現が出てきます。

中東は比較的、年中、太陽光が強い国ですが、それでもビタミンDが不足している人たちが多いというのは、太陽光だけでは、ビタミンDをサポートできない部分もあるのかもしれません。

あるいは、これも腸内細菌と関係していることなのかもしれません。
イスラエルの研究は、コロナと戦うビタミンDの力についての、これまでで最も強力な証拠を提供する

Israeli study offers strongest proof yet of vitamin D’s power to fight COVID
Times of Israel 2022/02/03

イスラエルの科学者たちは、ビタミンDレベルの上昇が COVID-19 患者の重症化や死亡のリスクを減少させることに関して、これまでで最も説得力のある証拠を集めたと述べている。

バーイラン大学とガリラヤ医療センターの研究者たちは、ビタミンDは病気の重症度に非常に強い影響を与えるため、その人の年齢とビタミンDのレベルだけに基づいても、感染した場合の人々のその後の重症化を予測できるという。

ビタミンDが不足していると、重症化の危険レベルが大幅に増加すると彼らは、ジャーナル PLOSOne で発表された査読された研究で結論付けた。


以上引用

 

(今野恵祭)

2022年4月23日 (土)

幼少期から犬や猫と暮らし動物アレルギーのない子供は喘息や他のアレルギーの発症を抑えられる

2歳以下から子供が犬や猫と一緒に過ごすと、動物アレルギーが出なかった場合、他のアレルギーや喘息の発生リスクも減少するようだ。犬猫のマイクロバイオーム(生きた微生物の集合)との接触によって、免疫系に好ましい影響が表れるのだと見られる。やはり過度に清潔な人工環境は自然界には存在せず、本来の細菌環境が子供の免疫力を生涯に渡って決定づけるようだ。

リンク「カラパイア」さんより

ma供の幼少期(2歳以下)から犬や猫と一緒に過ごさせると、アレルギーや喘息(ぜんそく)になってしまうのでは?と心配をする親御さんがいる。

だが一方で、早いうちからアレルゲンに触れていると、免疫系がそれを受け入れて、アレルギー症状が出にくくなるという研究結果も報告されている。もちろん個人差があることは前提だが、デンマーク、コペンハーゲン大学で行われた研究によると、幼少期から猫や犬と一緒に過ごした子供で、動物アレルギーがない場合、わずかながら、喘息や他のアレルギーを発症するリスクを抑えてくれるという。

この研究は『Journal of Allergy and Clinical Immunology』(2022年2月10日付)に掲載された。 

◆動物アレルギーの有無は、喘息のリスクを左右する

コペンハーゲン大学のアンジェラ・ピノ博士はこう語る。 猫や犬を飼っているご家庭の子供に動物アレルギー反応(感作)がないのなら、ペットが喘息予防になるかもしれません。

反対に動物アレルギーが発症した場合は、喘息のリスクが高まる可能性があります。 以前ヨーロッパで行われた研究では、幼少期における犬猫との接触は、学童期における喘息と無関係であることが実証されている。

今回の研究ではそれをさらに掘り下げ、動物アレルギーの有無によって、子供の喘息のリスクは高くも低くもなることを示唆している。また幼少期にペットと過ごしていると、動物アレルギー以外のアレルギーの発症も抑えられる可能性もあるという。 

◆ペットの微生物が鍵

なぜ小さい頃からペットと過ごすと、アレルギー予防になるのか?その理由については、犬や猫が持つ微生物叢(マイクロバイオーム:生きた微生物の集合)に触れることで、免疫系に好ましい影響があるからだと推測されている。

「今回、その背後にあるメカニズムまでは探っていませんが、デンマーク全国出生コホートを使った別の研究でこれについて調べているところです。過去には、ペットが人間の微生物叢に与える影響を調べた研究もあります」と、ピノ博士は話す。 

◆幼少期のペット飼育のガイドライン策定に向けて

今回の研究では、DataSHIELDというソフトウェアを使って、ヨーロッパの子供7万7000人分の統計データが分析された。分析対象は合計9つの統計グループで、その中にはアレルギー感作の測定値があるサブグループもあった。測定値は、「血液に含まれる犬猫に対するIgE抗体(アレルギー反応を起こす抗体)」か、「皮膚テストの結果」のいずれかだった。

アレルギー感作を調べるにはたくさんの測定値が必要となる。そのため今回の研究は、コホートの一部をサブ解析したものだという。その結果、犬猫の飼育が、アレルギー感作や喘息発症リスクはかなり小さいものであることが分かったという。しかも猫でも犬でも、リスクとの関係は同じようなものだった。このことは、今回の発見をより確かなものにしているという。 

この結果を裏付けるには、更なるメタ解析が必要だという。だが、今回の結果は、今後の研究にとってのヒントとなり、幼少期のペット飼育に関する、より明確なガイドライン策定に役立つと、ピノ博士は述べている。

References:Your pet could protect your child against allergy – University of Copenhagen / written by hiroching / edited by parumo

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(匿名希望)

SNSに毎日写真を投稿する行為がうつ病発症リスクを2倍に 研究で明らかに

表題はスプートニクの記事 リンク

SNSに写真投稿を定期的に続けるとうつ病発症のリスクが上がる。仮説が述べられていないが、関連があることは事実のようだ。

コロナ隔離中に行った調査だという事から、SNSで繋がるつもりが逆に孤立感を覚えてしまったためかもしれない。
たとえば、友人と比べて自分が劣後していると分かれば、繋がるつもりがふさぎ込んでしまうかもしれない。
――――――――――――――――――――――――
『SNSに毎日写真を投稿する行為がうつ病発症リスクを2倍に 研究で明らかに』

SNSで頻繁に写真を投稿する行為が、うつ病の発症リスクを上昇させていることが、コミュニケーションとメディアが専門のハンガリー人研究者によって明らかになった。この研究論文は、社会とコミュニケーションの国際ジャーナルに掲載されている。
その研究によると、SNS上で写真や動画を定期的に投稿しているユーザーは、新型コロナウイルスの感染第3波では、医療サポートが必要になるうつ病の発症リスクが2倍以上増加したという。
ハンガリー人研究者のアレクサンドラ・ヴァレリア・シャンドール氏は、「第1波に自分や近しい人の写真や動画を1日1回以上投稿していた人のうつ病発症のリスクは19%、パンデミック全体では16%であることが分かった。第2波では、SNSを積極的に利用するユーザーの5分の2が明らかなうつ病の兆候を示し、第3波では、毎日写真を投稿するユーザーの45%がうつ病の症状を訴えた。また同時期の一般の人々を対象に調査するとその割合は27%だった。」と説明している。

この研究は、ハンガリーで新型コロナ感染対策として最も厳格な制限措置がとられた2020年4月22日から2021年4月4日までを調査対象とし、各流行時に積極的にSNSを利用していたユーザーに対してアンケートを実施した。そのアンケートでは、SNSの利用頻度、回答者個人の自己顕示欲、精神面の健康度合いを評価したという。
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(HAYABUSA)

花粉症は温暖化でより過酷に、21世紀末には花粉が4割増、米研究 花粉の飛散予測モデルを新たに開発、公衆衛生に多大な影響

リンク

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 春の訪れとともに、花粉症に悩まされている人が増えているのではないだろうか。そして今、地球温暖化の影響で、アレルギーの季節はさらに深刻化しようとしている。

 3月15日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された研究によれば、米国で飛散する花粉の量は、気候変動により2100年には40%まで増えるおそれがあるという結果が導き出された。飛散は最大で40日早く始まり、19日長く続くという。

 過去の傾向を調べた既存の研究によれば、北米では30年前と比べて、花粉の飛散がすでに平均20日早く始まり、8日長く続いており、空気中に放出される花粉の量は20%増えている。

 地球温暖化によって植物の生育期が長くなり、その結果、アレルギーによる健康リスクが高まろうとしている。その要因を深く理解することは急務となっている。干ばつや暑さで森林や草原が減ったとしても、アレルギーの原因となる花粉を生成する草木のなかには、気温や二酸化炭素濃度の上昇によって大きく成長し、より多くの葉を付けるものもある。

「花粉は公衆衛生に多大な影響を与えます」と、論文の最終著者である米ミシガン大学の大気科学者アリソン・スタイナー氏は語る。「多くの人が季節性のアレルギーに悩まされていますが、花粉の予測モデルはあまり精度が高くありません」

二酸化炭素や植物分布の影響も加味
 スタイナー氏のチームはこのギャップを埋めるため、アレルギーを引き起こす最も一般的な15の植物(種あるいは分類群)を対象に、気温や降水量などの要素に応じて花粉の飛散を予測するモデルを開発した。

「私たちのシミュレーションでは、花粉の飛散を1日単位で見ています」とスタイナー氏は説明する。「また、その経過も見ることができます。花粉の飛散は米国南東部から始まり、気温の上昇とともに、花粉前線が北上していきます」

 このモデルは二酸化炭素濃度の上昇や、植物分布の経年変化も考慮に入れられる。例えば、草木の分布拡大によって、ブタクサが犠牲になる可能性もある。ブタクサは主要なアレルゲンだが、このモデルのシナリオでは、米国東部で最大80%減少すると予測されている。


 花粉を生成する植物の多くが繁栄する一方で、カバノキをはじめとする一部の木は、二酸化炭素が多い環境に適さない。スタイナー氏らのモデルではこうした影響も捉えている。

 スタイナー氏らはこのモデルを用い、過去(1995〜2014年)と2つの気候シナリオ(2081〜2100年)を対象に、米国の大陸部で飛散する花粉の量を比較した。2つの気候シナリオとは、温室効果ガスの排出量がある程度まで抑制された「中間的なシナリオ」と化石燃料主導の「奇妙なシナリオ」で、それぞれの気温上昇は2〜3℃と4〜6℃だ。特に後者の奇妙なシナリオでは、気温や降水量とは別に、濃度が高くなった二酸化炭素が花粉の量を2倍まで増やす可能性があると予測された。(参考記事:「気候変動、IPCCの最新報告書を解説、私たちの未来はどうなる?」)

 しかし、より重要なのは、穏やかな前者のシナリオの未来だろう。米ユタ大学の准教授ウィリアム・アンデレッグ氏はこのように指摘する。

「簡単に言えば、排出量が多いシナリオに比べて、花粉の影響は半分です。つまり、気候変動に取り組むことが私たちの呼吸器の健康にどれほど重大な利益をもたらすかを、この研究結果は強調しているのです」。アンデレッグ氏は気候変動が森林生態系に及ぼす影響を調べており、今回の研究には参加していない。

生産性と成績が低下、明らかな悪影響
 今回の研究は、アレルギー専門医のジョン・ジェームズ氏がじかに見てきたことと一致している。25年前、ジェームズ氏が米コロラド州に引っ越してきたとき、アレルギーの季節は3月と4月にほぼ限られていた。しかし、そのパターンは変化している。「早い時期から患者が来院し、『なぜこれほど長く症状が続くのか? いつ解放されるのだろう』と嘆くようになりました」。ジェームズ氏は米国喘息アレルギー財団の顧問を務めている。

 花粉の季節が過酷になり、世界規模で公衆衛生の脅威になっていることは、複数の研究で証明されている。例えば、アレルギーを持つ生徒は、そうでない子どもより学校の成績が悪い。また、花粉症になると、大人の生産性も低下する。さらに、花粉の飛散量が多い日は、喘息による救急外来の受診が増加し、個人と医療システム両方の負担になると指摘されている。

 世界保健機関(WHO)は、少なくとも1つのアレルギー疾患を持つ人が2025年までに世界人口の半数に達すると推定している。現時点で何らかのアレルギーを持っている人は成人の10〜30%、小児の最大40%だ。花粉の飛散量の増加だけでなく、汚染物質が花粉と化学反応することも原因となる。

 汚染物質が花粉の細胞壁を破壊し、「比較的大きな花粉の粒を1ミクロン足らずの粒子に分解します。それが肺の奥まで入り込むと、患者にとってはより危険です」とフランス、モンペリエ大学の環境疫学者イザベラ・アネシ・マエサノ氏は説明する。

 汚染物質が花粉を変化させ、アレルギー反応を起こしやすくする可能性もある。大気中の二酸化炭素が増加すると、アレルギーを誘発する花粉のタンパク質も増加し、アレルギー反応の身体症状を引き起こす抗体の生成を促すことが実験によって証明されている。

(後略)

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 春の訪れとともに、花粉症に悩まされている人が増えているのではないだろうか。そして今、地球温暖化の影響で、アレルギーの季節はさらに深刻化しようとしている。

 3月15日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された研究によれば、米国で飛散する花粉の量は、気候変動により2100年には40%まで増えるおそれがあるという結果が導き出された。飛散は最大で40日早く始まり、19日長く続くという。

 過去の傾向を調べた既存の研究によれば、北米では30年前と比べて、花粉の飛散がすでに平均20日早く始まり、8日長く続いており、空気中に放出される花粉の量は20%増えている。

 地球温暖化によって植物の生育期が長くなり、その結果、アレルギーによる健康リスクが高まろうとしている。その要因を深く理解することは急務となっている。干ばつや暑さで森林や草原が減ったとしても、アレルギーの原因となる花粉を生成する草木のなかには、気温や二酸化炭素濃度の上昇によって大きく成長し、より多くの葉を付けるものもある。

「花粉は公衆衛生に多大な影響を与えます」と、論文の最終著者である米ミシガン大学の大気科学者アリソン・スタイナー氏は語る。「多くの人が季節性のアレルギーに悩まされていますが、花粉の予測モデルはあまり精度が高くありません」

二酸化炭素や植物分布の影響も加味
 スタイナー氏のチームはこのギャップを埋めるため、アレルギーを引き起こす最も一般的な15の植物(種あるいは分類群)を対象に、気温や降水量などの要素に応じて花粉の飛散を予測するモデルを開発した。

「私たちのシミュレーションでは、花粉の飛散を1日単位で見ています」とスタイナー氏は説明する。「また、その経過も見ることができます。花粉の飛散は米国南東部から始まり、気温の上昇とともに、花粉前線が北上していきます」

 このモデルは二酸化炭素濃度の上昇や、植物分布の経年変化も考慮に入れられる。例えば、草木の分布拡大によって、ブタクサが犠牲になる可能性もある。ブタクサは主要なアレルゲンだが、このモデルのシナリオでは、米国東部で最大80%減少すると予測されている。


 花粉を生成する植物の多くが繁栄する一方で、カバノキをはじめとする一部の木は、二酸化炭素が多い環境に適さない。スタイナー氏らのモデルではこうした影響も捉えている。

 スタイナー氏らはこのモデルを用い、過去(1995〜2014年)と2つの気候シナリオ(2081〜2100年)を対象に、米国の大陸部で飛散する花粉の量を比較した。2つの気候シナリオとは、温室効果ガスの排出量がある程度まで抑制された「中間的なシナリオ」と化石燃料主導の「奇妙なシナリオ」で、それぞれの気温上昇は2〜3℃と4〜6℃だ。特に後者の奇妙なシナリオでは、気温や降水量とは別に、濃度が高くなった二酸化炭素が花粉の量を2倍まで増やす可能性があると予測された。(参考記事:「気候変動、IPCCの最新報告書を解説、私たちの未来はどうなる?」)

 しかし、より重要なのは、穏やかな前者のシナリオの未来だろう。米ユタ大学の准教授ウィリアム・アンデレッグ氏はこのように指摘する。

「簡単に言えば、排出量が多いシナリオに比べて、花粉の影響は半分です。つまり、気候変動に取り組むことが私たちの呼吸器の健康にどれほど重大な利益をもたらすかを、この研究結果は強調しているのです」。アンデレッグ氏は気候変動が森林生態系に及ぼす影響を調べており、今回の研究には参加していない。

生産性と成績が低下、明らかな悪影響
 今回の研究は、アレルギー専門医のジョン・ジェームズ氏がじかに見てきたことと一致している。25年前、ジェームズ氏が米コロラド州に引っ越してきたとき、アレルギーの季節は3月と4月にほぼ限られていた。しかし、そのパターンは変化している。「早い時期から患者が来院し、『なぜこれほど長く症状が続くのか? いつ解放されるのだろう』と嘆くようになりました」。ジェームズ氏は米国喘息アレルギー財団の顧問を務めている。

 花粉の季節が過酷になり、世界規模で公衆衛生の脅威になっていることは、複数の研究で証明されている。例えば、アレルギーを持つ生徒は、そうでない子どもより学校の成績が悪い。また、花粉症になると、大人の生産性も低下する。さらに、花粉の飛散量が多い日は、喘息による救急外来の受診が増加し、個人と医療システム両方の負担になると指摘されている。

 世界保健機関(WHO)は、少なくとも1つのアレルギー疾患を持つ人が2025年までに世界人口の半数に達すると推定している。現時点で何らかのアレルギーを持っている人は成人の10〜30%、小児の最大40%だ。花粉の飛散量の増加だけでなく、汚染物質が花粉と化学反応することも原因となる。

 汚染物質が花粉の細胞壁を破壊し、「比較的大きな花粉の粒を1ミクロン足らずの粒子に分解します。それが肺の奥まで入り込むと、患者にとってはより危険です」とフランス、モンペリエ大学の環境疫学者イザベラ・アネシ・マエサノ氏は説明する。

 汚染物質が花粉を変化させ、アレルギー反応を起こしやすくする可能性もある。大気中の二酸化炭素が増加すると、アレルギーを誘発する花粉のタンパク質も増加し、アレルギー反応の身体症状を引き起こす抗体の生成を促すことが実験によって証明されている。

(後略)

リンク

 春の訪れとともに、花粉症に悩まされている人が増えているのではないだろうか。そして今、地球温暖化の影響で、アレルギーの季節はさらに深刻化しようとしている。

 3月15日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された研究によれば、米国で飛散する花粉の量は、気候変動により2100年には40%まで増えるおそれがあるという結果が導き出された。飛散は最大で40日早く始まり、19日長く続くという。

 過去の傾向を調べた既存の研究によれば、北米では30年前と比べて、花粉の飛散がすでに平均20日早く始まり、8日長く続いており、空気中に放出される花粉の量は20%増えている。

 地球温暖化によって植物の生育期が長くなり、その結果、アレルギーによる健康リスクが高まろうとしている。その要因を深く理解することは急務となっている。干ばつや暑さで森林や草原が減ったとしても、アレルギーの原因となる花粉を生成する草木のなかには、気温や二酸化炭素濃度の上昇によって大きく成長し、より多くの葉を付けるものもある。

「花粉は公衆衛生に多大な影響を与えます」と、論文の最終著者である米ミシガン大学の大気科学者アリソン・スタイナー氏は語る。「多くの人が季節性のアレルギーに悩まされていますが、花粉の予測モデルはあまり精度が高くありません」

二酸化炭素や植物分布の影響も加味
 スタイナー氏のチームはこのギャップを埋めるため、アレルギーを引き起こす最も一般的な15の植物(種あるいは分類群)を対象に、気温や降水量などの要素に応じて花粉の飛散を予測するモデルを開発した。

「私たちのシミュレーションでは、花粉の飛散を1日単位で見ています」とスタイナー氏は説明する。「また、その経過も見ることができます。花粉の飛散は米国南東部から始まり、気温の上昇とともに、花粉前線が北上していきます」

 このモデルは二酸化炭素濃度の上昇や、植物分布の経年変化も考慮に入れられる。例えば、草木の分布拡大によって、ブタクサが犠牲になる可能性もある。ブタクサは主要なアレルゲンだが、このモデルのシナリオでは、米国東部で最大80%減少すると予測されている。


 花粉を生成する植物の多くが繁栄する一方で、カバノキをはじめとする一部の木は、二酸化炭素が多い環境に適さない。スタイナー氏らのモデルではこうした影響も捉えている。

 スタイナー氏らはこのモデルを用い、過去(1995〜2014年)と2つの気候シナリオ(2081〜2100年)を対象に、米国の大陸部で飛散する花粉の量を比較した。2つの気候シナリオとは、温室効果ガスの排出量がある程度まで抑制された「中間的なシナリオ」と化石燃料主導の「奇妙なシナリオ」で、それぞれの気温上昇は2〜3℃と4〜6℃だ。特に後者の奇妙なシナリオでは、気温や降水量とは別に、濃度が高くなった二酸化炭素が花粉の量を2倍まで増やす可能性があると予測された。(参考記事:「気候変動、IPCCの最新報告書を解説、私たちの未来はどうなる?」)

 しかし、より重要なのは、穏やかな前者のシナリオの未来だろう。米ユタ大学の准教授ウィリアム・アンデレッグ氏はこのように指摘する。

「簡単に言えば、排出量が多いシナリオに比べて、花粉の影響は半分です。つまり、気候変動に取り組むことが私たちの呼吸器の健康にどれほど重大な利益をもたらすかを、この研究結果は強調しているのです」。アンデレッグ氏は気候変動が森林生態系に及ぼす影響を調べており、今回の研究には参加していない。

生産性と成績が低下、明らかな悪影響
 今回の研究は、アレルギー専門医のジョン・ジェームズ氏がじかに見てきたことと一致している。25年前、ジェームズ氏が米コロラド州に引っ越してきたとき、アレルギーの季節は3月と4月にほぼ限られていた。しかし、そのパターンは変化している。「早い時期から患者が来院し、『なぜこれほど長く症状が続くのか? いつ解放されるのだろう』と嘆くようになりました」。ジェームズ氏は米国喘息アレルギー財団の顧問を務めている。

 花粉の季節が過酷になり、世界規模で公衆衛生の脅威になっていることは、複数の研究で証明されている。例えば、アレルギーを持つ生徒は、そうでない子どもより学校の成績が悪い。また、花粉症になると、大人の生産性も低下する。さらに、花粉の飛散量が多い日は、喘息による救急外来の受診が増加し、個人と医療システム両方の負担になると指摘されている。

 世界保健機関(WHO)は、少なくとも1つのアレルギー疾患を持つ人が2025年までに世界人口の半数に達すると推定している。現時点で何らかのアレルギーを持っている人は成人の10〜30%、小児の最大40%だ。花粉の飛散量の増加だけでなく、汚染物質が花粉と化学反応することも原因となる。

 汚染物質が花粉の細胞壁を破壊し、「比較的大きな花粉の粒を1ミクロン足らずの粒子に分解します。それが肺の奥まで入り込むと、患者にとってはより危険です」とフランス、モンペリエ大学の環境疫学者イザベラ・アネシ・マエサノ氏は説明する。

 汚染物質が花粉を変化させ、アレルギー反応を起こしやすくする可能性もある。大気中の二酸化炭素が増加すると、アレルギーを誘発する花粉のタンパク質も増加し、アレルギー反応の身体症状を引き起こす抗体の生成を促すことが実験によって証明されている。

(後略)

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(吉 四六)

真っ暗な部屋で寝ることで病気のリスクが少なくなる

現代の生活の中で本当に真っ暗の部屋で寝ることは難しいかもしれません。しかしそれが病気のリスクにつながっていたり、体調に与える影響は自分たちが思っているよりも大きいようです。
人間にとって睡眠は重要な要素です。忙しい世の中だからこそ、質を上げて日々の活動をより良いものにしていきましょう。


リンク
以下リンクより
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部屋を明るくして寝ると眠りが浅くなるだけではなく、心臓病や糖尿病、肥満のリスクが上がる

明るい部屋で寝ると健康リスク
寝る時にはカーテンを閉めて、ライトはすべて消して暗くして寝よう。
『PNAS』(2022年3月14日付)に掲載された研究によると、睡眠中に少しの光を浴びるだけでも、睡眠が浅くなり、心拍数が上がった状態が続き、インスリンの作用が十分に発揮できない状態になるという。
たった一晩、適度な照明がついた部屋で眠るだけで、ブドウ糖と心血管系の制御機能が損なわれ、心臓病・糖尿病・肥満になるリスクが高まるのという。
睡眠中に浴びる光をできるだけ少なくすることがとても大切なのだという。

 
明るい部屋で体はうまく休めない
昼に光を浴びると、心拍数が上がることは以前から知られていた。心臓のギアを上げ、意識をはっきりさせるために、交感神経が活発になるのだ。
これは、目が覚めている間に遭遇するさまざまな出来事にうまく対応するための人体の仕組みだ。
「今回の結果は、夜に光を浴びた場合も同じようなことが起きることを示しています」と、イリノイ州ノースウェスタン大学のフィリス・ジー博士は説明する。
「明るい部屋で眠ろうとすると、たとえ適度な明るさでも心拍数が上がります」と、ノースウェスタン大学ダニエラ・グリマルディ助教は話す。
「睡眠中でも、自律神経が活発になるのです。好ましいことではありません。通常、心拍と心血管系の活動は昼に上がって、夜には低下するものです」
昼と夜の生理機能は、交感神経と副交感神経によって調節されている。昼その役割を担うのは交感神経だ。夜になれば副交感神経が交代して、休息をとるよう全身に伝える。


寝室が明るいと糖尿病や肥満のリスクも
今回の研究では、灯りのついた部屋で眠ると、翌朝に「インスリン抵抗性」が上がることが判明している。
インスリン抵抗性が高まると、体の中の細胞がインスリンに鈍くなり、本来ならエネルギーになるはずの血中のブドウ糖をうまく利用できなくなる。
それを埋め合わせるために、膵臓(すいぞう)はさらにインスリンを分泌する。これを長い間繰り返すと、徐々に血糖値が上がっていく。
過去には、明るい部屋で寝ると、健康な人でも太りやすくなることを明らかにした研究もあると、ジー博士は説明する。そして今回は、その基礎的なメカニズムが浮き彫りになっている。
「今回、この現象を説明する上で基礎になるかもしれないメカニズムが判明しました」と、ジー博士は話す。「それがブドウ糖の調整能力に影響するようです」
なお今回の研究の参加者は、夜に自分の体に起きている生物学的な変化に気づいていなかったという。
「ですが、脳は感じています」とグリマルディ助教は言う。
「その脳の活動は、浅く、途切れ途切れにしか寝ていない人の脳であるかのようです。つまり本来あるべきように休めていないのです」


人工光で照らされた社会が健康にもたらす影響
夜眠るとき、人工の光に照らされるのはよくあることだ。室内の照明だけでなく、都市部なら外からも照明の光が差し込んでくる。

また最大で4割もの人たちが、ベッドライトやテレビをつけっぱなしにして眠っているという。
「睡眠・栄養・運動以外に、昼間に光を浴びることも健康にとっては大切なことです。ですが、夜になれば、たとえ適度な明るさであっても、心臓や内分泌系の健康を損ねる恐れがあります」と、ジー博士は述べる。
この研究では、部屋の明るさが一晩の眠りに与える影響を、100ルクス(適度な明るさ)と3ルクス(薄暗い)で比較して調査した。
その結果、適度な明るさであっても体の警戒レベルが上がるほか、心拍数が上昇し、心臓が収縮する力が強まり、酸素を含んだ血液が血管に送り出されるスピードが速まることが明らかになった。
「こうした発見は、夜になれば内外から照らされる現代社会で生きる人々にとって、とりわけ大切なことです」と、ジー博士は話す。

部屋を暗くしてぐっすり眠るヒント
ということで寝る直前にはカーテンを閉め、ライトを完全に消して暗くして寝よう。以下はぐっずり眠るための3つのヒントだ。
1. 眠るときは消灯する。安全のためなど、どうしても灯りが必要ならば、薄暗いものを床の近くに設置する。
2. 照明の色が大切。琥珀色・赤・オレンジの光(電球色)は脳への刺激が少ない。白や青い光(昼光色)は眠りの大敵なので、寝室には使わないようにしよう。
3. 外から光が入ってくるなら、遮光カーテンやアイマスクがオススメ。ベッドを動かして、外の光を避けるのもありだ。
なおジー博士によると、眠るときに部屋の「物がよく見えるのなら、明るすぎ」であるそうだ。

引用終わり
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(伊藤耕大)

自らの活力を維持するための「養生訓」

食べ物が溢れる飽食時代。食欲や周りに流され、食べ物を何も考えずに口にしている人がほとんどだろう。
体調不良を抱えながらでは、楽しめるものも楽しめないし、仲間・友達も元気にさせられない。食だけでなく、自分の体、自分の活力は自分で維持する。己を養生する力の大切さとその意識を現代人に学ばせてくれる。

ーーーーー引用ーーーーー
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江戸時代の健康で長生きするためのバイブルともいえる医書の「養生訓」(1712年)は、当時のベストセラーであり、現在でもその考え方や精神は今日の一次予防につながるものとして注目され続けています。

■貝原益軒の「養生訓」とは

 養生訓とは、江戸時代を生きた儒学者※1であり、医者でもある貝原益軒(かいばらえきけん)によって、健康で長生きするためのエッセンスが書かれた書物です。養生訓は貝原益軒が83歳の時に書かれた本だといわれています。江戸時代の人々の平均寿命は40歳を下回っていましたが、その時代に、貝原益軒は85歳まで生きました。最期まで認知症や寝たきりになることなく生涯を全うした、まさに健康長寿を体現した人物です1)。

 なぜ、江戸時代という昔に書かれた本が現代になってもなお、注目されているのでしょうか。

 養生訓は、ただ、「健康には○○がよい」という健康になるためのノウハウが書き綴られているわけではなく、「人としてどう生きるべきか、どう在るべきか」というところが書かれています。

 養生訓には「当たり前のことを当たり前にできないと心と身体が病気になる。与えられた命と身体に感謝して慎み深く、そして自分の人生を楽しんで生活するべきである」という精神のもとに、生活するうえでの心得が全八巻を通して書かれています

■養生訓から学ぶ長寿の知恵

 巻第一、巻第二の総論では、養生の道とは、また、養生の道を行うためにはどのような気の持ち方や行いをすべきかが書かれています。巻第三以降は食事や住まい、睡眠、排泄、薬の服用などで具体的に気をつけるべきことが書かれています。

 総論では、

「自分の身体は自分だけのものではなく、父母が授けてくれ、自分の子へと残すものであるため、不摂生をして身体を傷めつけることはしてはいけない。養生を学び、健康を保つことが大切である。欲のままに生活するのではなく、生まれてきたことに感謝をし、日々慎ましやかに楽しく生活することが長生きにつながる。」
とあります4)5)。授かった命、身体を欲のままに傷めつけるようなことはせず、定められた寿命を受け入れて全うするように、控えめに穏やかに、自分なりの楽しみを持って生活することが大切という精神が基本となっています。

■養生訓からの学び

 養生訓に書かれていることは、バランスのとれた食事と適度の運動、良質な睡眠、そしてストレスは避けて心を穏やかに保ち、楽しみを持って元気に過ごすという、現代の生活習慣病の予防や治療で大切とされることが全て網羅されていると感じます。食事も暮らしも質素であった時代から、欲を制して控えめな生活をすることが健康長寿につながると説かれており、江戸時代よりも格段に物が豊富にそろう現代では、どれだけ自分を制し、欲動※2をコントロールして生きていくかが健康のために大切なことといえるのではないでしょうか。

 貝原益軒は人柄も非常に優れた人物であったといわれています1)。いくつかのエピソードから垣間見られるのは、器が大きく、目の前のできごとを平静に受け止め、日々の生活を大切に生きていた姿です。時代を超えてもなお、「養生訓」が読まれ続けるのは、どのよう状況であっても心を穏やかに保ち、日々を過ごせる命に感謝して生きていく姿勢に、我々が心を改められる気持ちになるからだと思います。

ーーーーー

 

(カニワ)

イギリス政府3回接種者が数週間後にAIDSを発症することを証明するデータを公表&

以下URLより引用
リンク

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イギリスの英国保健安全保障庁が公表した最新データによって、3回接種者(30才~70才)の免疫システム能力が、非接種者の自然免疫システム能力と比較して、少なくとも70%低下していることが判明しました。
彼らの免疫システムは1週間に平均で10%~30%も低下しており、特に若い年齢層では他の年齢層よりもはるかに速く大きく低下しています。
このような状態が続けば、3回接種した若者たち(18才~39才)はみな、2022年4月中旬までに免疫システムが100%低下(ゼロ)します。そして3回接種した他の年齢層もまもなく同じような状態になるでしょう。
つまり、イギリス政府の公式データは、3回接種した国民が急速にAIDSを発症していることをはっきりと示しているということです。

 

(音瀬世那)

2022年4月22日 (金)

塩と会話し、わが子のように育て上げる「田野屋塩二郎」

日本一の職人に弟子入りし(先人に学び)、塩と会話しながら自然に同化して、新たな塩づくりに挑戦した田野屋塩二郎の佐藤京二郎さん。これまでオーダーメイドで新たに生み出した塩は1000種類を超え、日本だけでなく海外の料理人からも引く手あまただ。

***

中川政七商店から引用リンク( リンク )

「田野屋塩二郎」という屋号を掲げている佐藤京二郎さん。田野町で完全天日塩を作っている塩の職人だ。佐藤さんは、どんなに有名店でも、有名人でも、田野町に足を運ばない人には塩を売らない。その時に佐藤さんが「違う」と思った相手には、塩を売らない。それでも引く手あまただから、なんの支障もない。

●土下座して弟子入り
塩についての知識は皆無ながら、日本一になるためには日本一の職人のもとで学ぼうと考え、いろいろと調べているうちにひとりの職人にたどり着いた。高知県の黒潮町で完全天日塩を作っていた吉田猛さんだ。

思い立ったら即行動の佐藤さんは、「電話をしても断わられる」と、黒潮町まで行き、アポなしで吉田さんを訪ねて「弟子にしてください」と頭を下げた。

しかし、吉田さんは佐藤さんを一瞥すると、一言も声をかけずに立ち去った。一度東京に戻った佐藤さんは、最初の接触から三日後、再び黒潮町にいき吉田さんに土下座した。その時は一言、二言、言葉を交わせたが、弟子入りについては無視されたので、翌週、また黒潮町で土下座した。それでも、ダメだった。

そこで、佐藤さんは勝負に出た。黒潮町にアパートを借りたのだ。4回目に土下座した時、「アパートも決まりました。来週、黒潮町に住民票を移して引っ越します」と告げると、吉田さんは渋々と首を縦に振った。

●塩と話す
2007年、修業が始まった。修業の身ということで、給料はいらいないと申し出た。自主的に朝3時半には製塩所に出向き、トイレや部屋の掃除をした。お風呂を沸かすための薪割りも日課だった。日中は吉田さんから完全天日塩の作り方を学び、16時頃、仕事を終えるとアパートで2、3時間の仮眠をとって工事現場でアルバイトをした。夜中の2時ごろに帰宅して、3時半には製塩所にいくという日々が続いた。

365日、毎日1時間から1時間半に一度、海水をかく拌する。この手作業をしている時に塩とを会話をする。
「植物に話しかけると喜ぶっていうじゃないですか。そんな変なこと言うやつは気持ち悪いと思ってたんですけど、あながち間違いじゃないなって。もちろん人間の言葉で話しかけられるわけじゃないですけど、感覚的に喋ってる感覚というか、こうしてほしいと思ってるだろうという塩の気持ちはわかるようになりました。だから、テクニックとかではないんですよ。こう味付けたいならこうしなさいって塩が教えてくれる感じですから」

塩の声が聞こえるようになると、試してみたいことが増えていった。そこで、修業を始めてから二年が経った頃、独立を決めた。2009年の9月、「田野屋塩二郎」で塩づくりが始まった。この屋号は、師匠の吉田さんが考えてくれたものだった。最初の1ヵ月、佐藤さんはビニールハウスで寝泊まりしていた。寝る間を惜しんで作業をしていたわけではない。

「それまでとは違う土地で、違う海水ですからね。一緒に過ごして会話しなきゃいけない。まず心を許してもらおうということです」

●塩のオーダーメイド
寝食を共にすることで、田野町の海水とはすぐに打ち解けたようだ。当時は誰も知らない「田野屋塩二郎」の塩だったが、道の駅などで「どうぞ舐めて下さい」「お弁当にかけていいですよ」と言って観光客に試食してもらうと、美味しい、美味しいと飛ぶように売れた。100グラム1080円と高値ながら、1日に10万円を売り上げたこともあるという。

ちょうど、佐藤さんが道の駅で売っていた塩の評判を聞きつけた東京や大阪などの料理人が、田野町を訪ねてくるようになっていた。話をしてみると、どんな塩を使ったらいいのか迷っている料理人が多いことがわかった。佐藤さんはカウンセリングをするように料理人がどんな料理にどんな塩を使いたいのかを聞き出し、それに合う塩を作るようになった。その細かさは、想像をはるかに超える。

「もし牛肉に合う塩をくれって言われたら、萎えますよね。こいつは料理がわかってねえなって。何の肉か、肉のどの部位か、産地はどこか、食べるのは子どもか大人か、どういう風に調理するのか、調理してから何分でお客さんに出すのか、塩を振るのはシェフなのかアルバイトなのかまで聞きます。それによって、塩の溶けやすさ、いつ香りを立たせるかとか調整が必要ですから。それで、サンプルを出してオッケーならそれを定期的に卸します。文句を言われたことはありません」

料理人の求めに応じて塩を作ることができる職人は、ほかにいない。佐藤さんの存在はあっという間に知れ渡り、注文が殺到した。佐藤さんは難しい依頼があればあるほど燃えるタイプで、相手が本気だとわかればどんな注文も断らなかった。

●わが子のように
ビニールハウスをのぞかせてもらうと、そこはまるで実験室のような雰囲気だった。ある木箱には、海水と一緒に藁が敷き詰められていた。塩ソフトクリームを売りにするある牧場から、藁の風味がする塩を作って欲しいという依頼だという。蟹の甲羅が浸してある木箱、たくさんのアーモンドが浮いている木箱もあった。

特定の場所で採った海水が送られてきて、その海水で塩を作って欲しいという依頼もある。取材に行った日はプレートに「富山湾」と書かれた木箱があった。ちなみに、1キロ100万円の塩は1年かけてトリュフを浸した海水を塩にしたものだという。塩の甘みは100段階あり、塩の結晶の大きさは3.0ミリ、0.3ミリと0.2ミリの3種類。これらを組み合わせて、これまでに作った塩は優に1000種類を超える。

「塩は生き物であり、僕の子どもです。常にそばにいてやって、何かあった時はすぐに駆け付けるし、夜は静かに寝かせてあげる。喜怒哀楽もあるんですよ。泣いてる時は、優しくしてあげるとかそんなふうに接してきました。だから、気に入らない人には売らない。お前のところにお嫁になんか出すか!と(笑)」」

***

 

(千乃有志)

飛鳥時代のトイレ事情から当時の大問題が分かる

日本のトイレは長くこういうものだったので、河川が汚染されるたびに遷都した
リンク転載

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〇藤原京のトイレ問題

奈良県の藤原京が日本の首都だった694年から710年の間に、外国人が住んでいたと思われるトイレ跡が発見された。
当時は珍しい水を流す水洗トイレ方式で、幅約1メートル、深さ約40センチの水路に水を引いて流していた。
遺構からは肉を不十分な加熱で食べて感染する有鉤(ゆうこう)・無(む)鉤(こう)条虫卵が発見された。

外国の使節が滞在した福岡や秋田の遺構でも同様の寄生虫が見つかっていて、ブタなどを食べる中国や半島の人が住んでいたと考えられる。

藤原京は飛鳥時代の都で、この後は奈良市の平城京に移転したので明日香村や橿原市周辺から離れている。
奈良盆地南側から北側の奈良市に移転した理由がトイレ問題とされていて、平城京から京都の平安京に移転した理由もトイレ問題だった。

さらに鎌倉幕府や徳川幕府が関東に都市をつくった理由も、トイレ問題が大きかったと言われている。
飛鳥時代のトイレは自然の川とか池に流していて、人口が増えるにつれて川や池は汚染されていった。
加えて飛鳥時代は水銀が様々な用途で使われていて、水銀汚染による病気も蔓延した。
飛鳥時代以前に頻繁に都を移した理由は河川などが汚染されたからで、場所を変える事で水質汚染を解消しようとした。

藤原京の人口は3万人、平城京の人口は10万人と人口が増え、水質汚染は限界を超え伝染病が蔓延した。

京都に移っても水質汚染は続き、これが魑魅魍魎や祟りや呪いなどの伝説に結びついてきました。

〇大阪奈良京都に渡来人が多く住んでいた

結局トイレ問題を解消したのは徳川幕府で、肥料として畑に撒くことでリサイクルして河川や池の汚染は少なくなった。
明日香村、橿原市、奈良市、京都市とだんだん大きな川が流れているが、これもトイレを流すために大きな川が必要だったからでした。
今から1000年ほど前まで大阪市はまだ海で、大阪城のあたりは半島で他は島として浮かんでいました。

中央区あたりの百済洲には百済の人が住み、浪速区あたりの新羅洲には新羅の労働者が住んでいました。
有名な仁徳天皇時代の記録には、仁徳天皇が半島労働者の視察を頻繁に行ったと書かれている。
一方今の鶴橋あたりには海岸線と市場があり、今も海産物などの市場として存続している。
もう少し陸地には百済の人々が住み肉食用のブタを飼っていて、猪飼野という地名が残っている。
仁徳天皇陵がある辺りから奈良県にむけて太子道があり、首都の飛鳥に大阪の港から徒歩で荷物を運んでいた。

大阪、奈良、京都には当時渡来人が多く住み、労働や農作業をし開拓した土地は彼らの農地になった。

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(キムナリ)

2022年4月21日 (木)

ヒトは不自然が正しい

哺乳類から、そこから人類につづくサルの追求をしていると、サルとかヒトとか、いわゆる普通の動物とちょっと違った適応戦略をとっているな、と感じます。
そこが人としても、重視するべき可能性ポイントだったりするのですが、ヒトたるゆえんの「二足歩行」も、すごく不自然だったみたいです!

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不自然が正しいリンク

人間は、四つ足仕様の体を、ムリヤリ二本足で使っています。
ものすごーーーく不自然な生き物です。
 
だから使い方が難しいんです。
難しいから、人間は歩けるようになるまで、生まれてから1年もかかるし、
体調が悪くなるだけで、立ったり歩いたりできなくなっちゃうんです。
 
立ったり歩いたりできなるなると、
一気にガタガタガタ~!っと体のあちこちが不調になる。
そういう現実を、家族の中で見たことがある人も多いでしょう。
 
不自然な使い方だから
意識しないと使えない。
自然に任せていると、
もともとの四つ足になっていってしまうんです。
 
ここが人間の体の使い方の一番大切なポイントです。
 
「不自然が正しい人間の体の使い方」なんです。
 
ものすごーーくキモチワルイですよね(笑)
 
特に、
自然に生きたい、正しく生きたい、と思っている人には
受け入れがたい気持ち悪さがあると思います。
 
でも、それが人間なんです。
 
それが受け入れられてくるとね、
体の使い方が上手になるだけじゃなくて、
正しいを追いかけるのをやめるようになるの。
白も黒もグレーもありだな、と思えるようになるの。
 
そして人間はちっともえらくなくて、
動物の中のちょっと変わり者なんだなって思うと、
人間として地球の上で生きていくことに
謙虚な気持ちが持てるようになったりする(笑)
 
体の使い方を学ぶって、そういう面白いことがあるんだよ。(後略)
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(引用以上)

 

(お百姓さん)

2022年4月20日 (水)

タネ(≒生命)が危ない種子消毒・雄性不稔の実態

「種(タネ)が危ない F1種の種子消毒・雄性不稔、そして遺伝組み換えの問題とは?」(リンク)を参照

■1.種から薬漬けの野菜
一般的に売られている種子は消毒(種子消毒)がされているのがほとんど。
市販に売っている種って、エメラルドグリーンやコバルトブルーなどのドキツイ色をしていますよね?これは、鳥に食べられたり、病虫害にやられないように、あらかじめ殺虫・殺菌処理がされているためです。守ってやらないと芽すら出せない訳です

ようは、種子の段階から薬や着色剤漬けなんですよね。もちろん、「使用された農薬は人身に影響のないことが実証された安全なものを極めて微量使用して処理をしてあります」とされてはいます。でも、農薬漬けの種でできた作物を食べることは自然か?ということです。

海外では、翌年に種採りをして蒔いても、芽が出た瞬間に毒が出て、絶対に発芽しないように操作されている種があります。それは、種苗メーカーが自己の権利を守るために、農家さんが種を自家採種できないように行っているんですね。

■2.F1(エフワン)技術
種の世界には「F1」という技術があります。F1というのは「第一世代」という意味。本来、自然界では起こりえない縁の遠い品種同士を掛け合わせてつくる種のことです。

現代の農業では、同じ規格・同じ品質の野菜を大量に作ることが求められます。消費者の見栄えや形にこだわる要望や、流通の都合に合わせるためです。そうすると、どうしても種はF1を使わざるを得ない。自家採種した種では、色々な形や色、食味の野菜ができてしまうからです。

■3.タネが残せない
F1の種は「雄性不稔(ゆうせいふねん)」という雄しべを持たない異常な株を利用して作られています。これはアメリカで生まれた技術。今のF1の種を作る主流の方法になっています。

「雄しべがない」ということは、「タネが作れない」ということです。人間でというと「精子を作りだせない」のと同じです。そういった野菜を日本人は食べているのです。これ、長期的に見たらどんな影響があるのでしょうか?

答えは「だれにも分からない」です。だれも50年後のことはわからない。検証しようがないですよね。でも、「ただちに影響はない」ということで、どんどん栽培されているんです。

種なしぶどうや種なしスイカも同じです。種なしぶどうは「ジベレリン」という植物ホルモン剤で処理して作ります。植物は、受粉すると雌しべの中で植物ホルモンが盛んに作られます。ジベレリン処理をすることで、受粉と受精が終わったとブドウに錯覚を起こさせることができます。それにより、種なしブドウができます。

■4.日本は遺伝子組み換え(GM)作物天国
遺伝子組み換えとは、利用できそうな性質を持った遺伝子を、異種のDNAの中に組み込む技術です。英語でいうと”Genetic Modification”。略称して「GM」と呼ばれます。世界中の科学者から長期的な健康への悪影響が指摘されています。

日本の法律では、大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜やパパイヤの8種類の農産物と、これを原材料とする33種類の加工食品だけです。ところが、大豆を使う醤油や、とうもろこしを使うコーンフレーク、菜種を使う食用油やマヨネーズ・マーガリンなどは「任意表示」になっているんです。それ以外にも、みりん風調味料、醸造酢、醸造用アルコール、キシリトール、果糖ぶとう糖液糖などなど・・・
ふだん、スーパーで何気なく買っている醤油や油は、遺伝子組み換え表示が義務付けされていないんです。

しかも、
原材料の上位3つまでに遺伝子組み換え原料が使われていなければ表示義務なし
遺伝子組み換え食品が混入しても5%までなら表示義務なし ※1
加工段階でたんぱく質やDNAが分解される場合は表示義務なし
など、企業に都合のいいような抜け穴もいくらでもあります。

■5.どうすれば安心・安全なものを食べれるか?
ここまで、種の種子消毒、行き過ぎたF1技術・雄性不稔、種なし作物、遺伝子組み換え食品と、知らないだけで日常にあふれている食の危険性について触れてきました。

では、こういったものをどうすれば避けることができるか?

答えは簡単です。
顔の見える生産者さんからなるべくオーガニックなお野菜やお米を買う
伝統的な作り方をされた本物の調味料を買う
日々の食事を丁寧に手作りする
この3つだけでかなり防ぐことができます。

***

 

(萩元宏樹)

風水を侮るなかれ。風水の思考が人類を進化させる!?

私の身の回りには女房をはじめ、風水を気にする人が結構多いです。たぶん、皆さんのご家族や友達の中にも少なくとも一人はいらっしゃるのではないかと思います。
風水や占いなど「当たるも八卦」と思っていたのですが、最近、風水の思考は重要なのではないかと思い始めました。

風水には、家や机の上をきれいにするとか、窓を開けて風通しを良くするとか、風水以前に効果が明らかなこともありますが、それだけでなく枕の方角やインテリアの色など、どういう意味があるのか分からないもが多いです。

方角や色に直接的な効果があるとは思えませんが、実際の効果は「風水を考える」こと自体にあります。

サル人類が他の哺乳類と比較して著しく知能が進化しているのは、本能にはない共認機能を獲得したからですが、
共認機能とは、哺乳類の探索回路の上に、相手との心情の同一視を基盤に充足度を共有、より高い充足を求めて行動を組み換えていく回路。それらは親和過程で登場した快充足の回路に導かれていることが特徴。哺乳類は必要性に迫られて探索するが、サルは、より高い充足を求めて探索することが、哺乳類との違いである。< リンク 

本脳であれば、おなかがいっぱいになればそれ以上追求することはないのに対して、共認機能はよりおいしいものはないか、どうすればもっと充足できるか、より高い充足を求めて追求し続けることになります。
充足を知れば知るほど、不快を避けて充足することに敏感になっていく。これが共認機能による知能進化の神髄です。

風水も同じで、吉か凶か、快か不快かを常に意識することによって、充足に敏感になっていきます。漫然と過ごしている人と、風水的思考で充足を意識するのとでは、やがて大きな違いとなって顕れることでしょう。

 

(松重臣)

携帯電話から放出される電磁波 モバイルデータとWiFiとの被ばく量の違い

特に欧米では、かねてから、携帯基地局や携帯電話端末の電磁波による人体への影響が危惧されている。Gの計画が中止を注視した国もある。携帯電話のマイクロ波の規制値も、日本の1000μW/平方センチメートル(1.5GHz~300 GHz)に対して、欧州評議会では0.1μW/平方センチメートルの勧告値を掲げており、桁違いの差がある。

紹介する記事は、欧州の基準を元にしたものだが、モバイルデータ通信とWiFiの使用とでも40倍近い差が出る。生活から簡単に切り離せ無くなっているが、使い方次第で多少なりとも影響を軽減できる。

さてはてメモ帳 Imagine & Think!『マルティン・モンテヴェルデ医師、携帯電話から放出される電磁波について』よりリンク
────────────────────────────────
マルティン・モンテヴェルデ医師[Dr. Mart&#237;n Monteverde]が、電磁界測定器を用いて、携帯電話のモバイルデータを利用した場合とWiFiのみを利用した場合の被ばく量を測定したビデオを公開しました。

彼の実験の結論は、1平方メートルあたり80マイクロワットに達する場合があるため、モバイルデータの使用はできるだけ避けるべきであるというものです。理想は1マイクロワット以下です。

Orwell Cityリンク は、アルゼンチン人医師の言葉をご紹介します。

関連情報:

放射線医学の専門家が携帯電話から出る放射線の危険性を解説 + COVIDの臨床像は急性放射線症候群(ARS)と同じ リンクほか

リンク 

マルティン・モンテヴェルデ医師:こんにちは、私はマルティン・モンテヴェルデです。今、放射線測定器を横に置いて、La Quinta Columnaの番組を見ています。

赤い帯で49~50μW(注:この測定器ではμW/cm2、10μW/cm2=mW/m2;ピーク値はもっと高い場合があるとしても、0.001μW/cm2あるいは0.01mW/m2以下が、達成可能な良好な環境だと思います。ビル街では、普通に0.1μW/cm2くらいあるようです。私は50μW/cm2なんてものには、決して近づきません)のピークが表示されているのがわかりますね。昨日の測定では80&#12316;90μWに達していました。そして今、私の携帯電話にどのようにパルスが入ってきているかを皆さんに見ていただくために、それを記録しています。

ほら、52μWです。このパルスは健康に害を及ぼします。ひどいダメージを与えるのです。この測定値は1μW以下であるべきです。これは1平方センチメートルあたりマイクロワットです。携帯電話でモバイルデータを使ってLa Quinta Columnという番組を見ている私がどのように放射線を浴びているか見てください。見てください。つまり、私は携帯電話のデータを使ってアンテナから放射されているのです。49μWです。昨日は80~90μWだったんですよ。

そして今度は、モバイルデータを切断して、携帯電話を自宅のWiFiに接続したままにしておくとどうなるかを見てみましょう。どうなるか見てみましょう。60μWです。よし。WiFiをオンにしてみましょう。起動するかどうか見てみましょう。そして、モバイルデータをオフにしてみましょう。どうなるか見てみましょう。

放射線がどのように減少しているかに注目してください。60μWから3-2μWに減少しています。明らかに、減り続けています。そして、1μWに近い値を測定することになります。

だからこそ、ワクチンやアンテナ、グラフェンについて非難する戦いに参加している人たちや、反体制派の人たちに言いたいのは、携帯電話のモバイルデータを使わないようにしようということです。

携帯電話でモバイルデータを使って同僚に電話をかけたり、La Quinta Columnaのような番組を見たりすると、アンテナから私たちや携帯電話に放射線が放射されるのです。しかし、それは私たちに多大な影響を与えます。また、近くにお子さんがいらっしゃる場合は、ご家族や近くにいる皆さんにも影響があります。

だから、モバイルデータを使わないでください。できれば24時間、あるいは携帯電話を使うときはいつでもWiFiを使うようにしてください。では、皆さんにハグを。(注:うちは有線PCで、WiFiもありませんが、外では、他人の「モバイルデータ」にやられないよう、未知の携帯使用者からは「社会的距離」を取るのでした 藁)
(後略)
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(加賀正一)

子どもに「向精神薬」を飲ませた親の深い後悔

以下抜粋
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娘に変化が起きたのは、高校生になった頃からだ。「コンサータを飲まない日は眠くてしかたがない」。そう娘が言い出した。

「娘は『コンサータを飲むとシャキッとする。飲んでいないと授業中に居眠りをしてしまって怒られる』と、自分から進んで飲むようになりました」

高校卒業後は、障害者向けの生活訓練、続いて職業訓練に通った。その頃からコンサータが手放せなくなった。娘は、「飲んでないと、自分が許せない」と言うまでになった。

「倒れるくらい眠くなり、気だるくなるみたいで。飲み忘れたと思ったときは、『お母さん、薬飲んだかな?』と、泣きながら家に電話してくれるようになりました」

こうしたことが何度も続いたことから、予備の薬を常に携帯し、飲み忘れたときは外出先で飲むようにした。現在、企業の障害者雇用枠で働いている娘は、毎日欠かさずコンサータを飲んでから職場に行く。薬を飲んでいないときは、「お昼くらいまで集中できず、眠くてしかたがなくなる」という。

コンサータに加え、リスパダールも毎晩飲んでいる。吉田さんは、娘が訴える激しい眠気は長年薬を飲ませ続けている影響ではないかと不安になった。薬を減らせないかと医師に相談すると、医師はむっとして、「お母さんがそうしたいなら、そうすればいい」と言われた。

結局、娘と話し合い、仕事が休みの日は薬を飲まないことにした。吉田さんは今も、「最初に薬を飲むきっかけをつくったのは私だ」と自分を責め続けている。

こうした脳の中枢神経に作用する向精神薬の子どもへの処方は増加している。

以前は、ADHDに対しては覚醒剤と同じ作用がある「リタリン」(成分はメチルフェニデート)が使用されていた。メチルフェニデートは依存性があることから、「麻薬及び向精神薬取締法」で指定されている。リタリンは不正処方と乱用・依存による死亡事件が問題になったため、2007年からADHDに対しては使用できなくなった。それと同時に登場したのが、リタリンと同じ成分のコンサータだ。

コンサータはリタリンと同じく、脳の神経伝達機能に作用し、集中力を高める効果がある。大量処方や乱用を防ぐため、製造販売者のヤンセンファーマは、第三者機関「コンサータ錠適正流通管理委員会(流通管理委員会)」を設置。販売できる医師と薬局が限定され、患者も登録制になっている。流通管理委員会の委員で、薬物依存症が専門の埼玉県立精神医療センターの成瀬暢也副病院長はこう話す。

「集中力を高める効果があるが、一方でイライラが出たり、過敏になって落ち着いていられなくなったりする副作用がある。こうした症状は、副作用なのか、本来の症状なのか見分けがつきにくい」

小学4年生からコンサータを服用している男性の母親は、「必要がなくなったら、いつでも止められる」と医師に言われ、風邪薬を飲むような感覚で服用を始めたという。「コンサータを飲み始めてから食欲がなくなり、給食を食べられなくなりました。健康診断では毎年、やせ過ぎと言われていました」。

24歳の現在もコンサータだけでなく、リスパダールや睡眠薬、抗不安薬も処方され、量と種類は増えるばかりだ。吉田さんの娘やこの男性のように、子どもの頃からの長期服用で薬を止められないケースは珍しくない。

コンサータはリタリンと異なり、薬の成分がゆっくりと溶け出す。そのためリタリンのような身体的な依存性は低く、乱用は起こりにくいといわれている。

しかし、「長く使うと、心理的な依存は起こる」と児童精神科医の石川憲彦医師は指摘する。家族や周囲が「薬を飲んでいたほうがいいよね」と服用を求めるようになる。そして、本人も飲んでいる状態が普通になると、薬がないと不安になりやめることができない。

石川医師は、「子どもの多動は、成長とともに落ち着くことがほとんどだ。しかし、最近では脳が発達途中の7~8歳以前に、薬を服用するケースが増えている」と話す。

こうした向精神薬を低年齢の時期から長期服用することによる身体への影響は、データの収集や調査すら行われていない。

「すべての薬には副作用のリスクがある。症状が重く、薬を使うベネフィットがリスクより大きければ使う。だが、成長過程の脳に作用する薬を長期間飲むことの影響はわかっていない。どうしても必要なときに限って、明確な目的と期限を決めて使えば問題ないが、そうした使い方をする医師は少ない」(石川医師)

薬がやめられなくなり、吉田さんのように服用させたことに罪悪感を覚える親がいる。だが、服薬の可否を親に迫ること自体が残酷だ。それは親だけの責任ではない。親子が薬に頼らざるをえなくなった環境、そして薬を漫然と処方する医師にこそ責任がある。

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引用文献 東洋経済ONLINE「子どもに「向精神薬」を飲ませた親の深い後悔 成長過程の脳への長期的な影響はわかってない」より
リンク

 

(ABC豆)

「減塩食品」を買う人が知らない「3つの落とし穴

健康に気を付けると聞くと、真っ先に浮かぶ中の一つが塩分に関して。
一般に普及している「減塩食品」ですが、表示をかいくぐった罠があるとのこと。その一例を紹介します。

「減塩食品」を買う人が知らない「3つの落とし穴」
リンク
より以下引用
↓↓↓↓↓

「減塩食品」には、「思わぬ落とし穴」が潜んでいることも少なくないのです。

(中略)

■「減塩梅干し」はこう作られる
まず「減塩梅干し」。本来、昔ながらの梅干しは「梅、しそ、塩」だけで作られます。その際、通常は梅の重量の&#8203;約20%の塩を使います。

ところが現在売られている「減塩梅干し」は塩分が10%以下のものが多くなっています。低い3~6%というものも売られています。

「減塩梅干し」はどう作るかというと、一度、20%の塩分で漬けて、漬けあがったものを水にさらすなどして「脱塩」するのです。

脱塩すると、どうしても梅のうま味が流出してしまうので、そこを「何か」で補いたくなります。「減塩梅干し」には「はちみつ梅」「カツオ梅」が多いのはそれが理由です。

以前はこれを「酸味料」や「甘味料」などの「添加物」で補っていましたが、今は「脱塩」の技術が向上したこと、「無添加・安全性の高いもの」が求められる背景があることから、添加物はあまり使われなくなってきています。

「無添加で減塩なら、それに越したことはないのではないか」と思われるかもしれません。しかしそこにこそ、じつは「落とし穴」があるのです。

■【落とし穴1】しょっぱさを感じないから、食べすぎてしまう

塩分には「絶対塩度」と「舌感塩度」があります。

「絶対塩度」とは、実際にその食品に含まれる塩分のこと。100グラムに対して3グラムなら3%、5グラムなら5%です。これに対して「舌感塩度」は、「舌」で感じる「しょっぱさ・塩辛さ」です。これは実際の塩分量とは必ずしも一致しません。

つまり同じ2%の塩分でも「あ、しょっぱい!」と感じることもあれば、添加物の働きなどで、あまり塩気を感じないこともあります。

「減塩梅干し」に限らず、「減塩食品」は、食べたときに塩辛さを感じさせないように、いろいろな「工夫」がされています。はちみつやカツオ節を使うのもそうだし、「甘味料」などの添加物が使われることもあります。食べたときに「しょっぱい!」と思われるものは売れないからです。

「絶対塩度」が低いだけではなく、「舌感塩度」が低いことも求められているのです。

3%の塩水も「添加物の魔力」で飲めてしまう
「舌で感じる塩辛さ」というのは、簡単にごまかされてしまうものです。

添加物やさまざまなエキスの力を借りれば、3%の塩度のカップ麺のスープであっても、しょっぱさをあまり感じなくなるどころか、コクのあるうまみ味になります。

3%といったらほぼ海水の塩分濃度です。海水なんてそのままではしょっぱくてとても飲めませんよね。でも、添加物とエキス類を駆使し、あの手この手で上手に味付けされていれば、おいしく飲み干すことができてしまうのです。

つまり、「舌感塩度」の低いものは、それと気づかず食べすぎてしまい、結果的に「塩分の摂り過ぎ」になってしまう危険性があるのです。

加工技術が向上したとはいえ、やっぱり減塩・低塩食品はどうしても「物足りなさ」があります。そうなると、結果的に「量」が増えてしまうのです。

(中略)

■【落とし穴3】「減塩食塩」はおいしくない

A美さんは「減塩食塩」も購入しています。「これを使えば、料理全体の塩分が減らせるから便利」だというのです。

食塩は「NaCl(塩化ナトリウム)」ですが、このナトリウムの代わりに、「塩化カリウム(KCl)」を一定量使ったものが「減塩食塩」です。半分を塩化カリウムに置き換えれば50%、食塩をカットできます。

塩化カリウムもしょっぱさはあるのですが、ちょっと苦みがあって、ちょうど昆布に吹いた白い粉みたいな味です。正直言っておいしいとは思えません。我慢して使っている人もいますが、私はあまりおすすめしませんし、「減塩食塩」は腎臓病などで、カリウムを控える必要のある人は、もちろん使えません。

日本人は塩の摂り過ぎであり、減塩を心がける必要がある――。これはまったくその通りですが、安易に「減塩食品」に頼ることで、かえって塩分の摂り過ぎになってしまうという、まさにそのことを私は訴えたいのです。

しっかり漬かった梅干しは少量で十分。2個も3個も食べられません。塩鮭だって、しっかり塩が入ったものは、何切れも食べられません。

「減塩梅干し」より、いい塩でしっかり漬かったものを、少量味わうという食べ方のほうがいい&#8203;と思うのです。

しょうゆだって、減塩しょうゆをバシャバシャかけるよりも、昔ながらの製法で作った「良いしょうゆ」を少なめに使うほうがよっぽどおいしいし、減塩につながると考えます。

■和食でも「工夫次第」で減塩は十分可能
そしてなにより大事なのは「薄味に慣れる」「素材そのものの味を味わう」という味覚づくり、舌づくりです。

市販のスナック菓子やカップ麺を食べ切れません。味が濃すぎるからです。また仕事で市販のお弁当をいただくこともありますが、ほとんどのものが味が濃くて、あとからのどが渇きます。

家でいつも食べているのは和食ですが、外のご飯は、家の食事としょっぱさが全然違うので、舌がビックリしてしまいます。

味は「慣れ」です。最初は「味が薄い」「物足りない」と思っていても、続けていけば舌が慣れてきます。つまり、日ごろから素材の味を生かした「薄味の調理」を心がけていれば、自然と減塩も達成できるのです。

市販の「◯◯の素」を使わず、「魔法の調味料」をベースに手作りするため、かなり塩分は控えめです。和食であっても手作りすれば、心配するような塩分過多にはならないのです。

(中略)

安易に「減塩食品」に頼らなくても、工夫次第では、塩分の量を減らすことは、誰にだって十分可能なのです。

みなさんもぜひ和食で塩分控えめの「健康的な食生活」を送っていただきたいと思います。

ー--

 

 

(三上公平)

2022年4月19日 (火)

息を吐けば健康になる

リンク
より引用しました!

***
肺は生きる本能とつながっている

━━わたしは先生の呼吸法をはじめて、それまで自分ではそんなふうに思っていなかったけど、やっぱり過去の恋愛のことで傷ついたままだったり、悲しかったりして、潜在意識が濁っていたのかなと気づきました。自分でも気づかないうちに、男の人と接しないようにしてたというか……。自分ではそのつもりがなくても、自然とそうしていたのかなって。

加藤俊朗さん(以下、加):そうではないつもりでも、やっぱりからだが反応するんだよ。

━━からだって、ほんと正直。わたしはもともとからだが丈夫なほうではないのですが、パートナーがいないときは、体調が悪いときも多かった気がします。

加:ほんとはね、セックスをまともにやってたら具合悪くなったりしないんだよ。でも、体調悪いといいながら、昔の肺病の人たちはセックスしたがった。

━━そうなんですか! なぜ昔の肺病の人はセックスしたがったんですか?

加:肺というのは呼吸をするためのものだから、生きる本能とつながってるんだよ。これは歳をとってからじゃなくて、若いときの話ね。本能だからぜんぜん恥ずかしいことじゃない。風邪ひいたときセックスしたくなる感じ、わかる?

━━わかるかも!

加:からだが弱って、どうしようもないのにセックスしたがるんだよ。自分のからだが弱って、休まなきゃいけないのに、そっちのほうに行っちゃうんだよ。人間の本能的な感情の表裏がそのへんに微妙に表れるわけ。しかも本来健康な人ほど、その傾向があるの。


素直に息を吐く。それだけでしあわせに

━━ へ~っ、おもしろい。

加:肺が弱いんだったら、なおさら呼吸をしっかりやらなきゃだめだよ。口はものを食べるから、胃の協力者。胃は腸の協力者。腸は全身の協力者なんだよ。からだはみんな支え合ってできている。でも生きるためには肺と心臓しかない。そういうことがわかれば、肺と心臓がすごく大事なのがわかる。そこが止まったら死んじゃうんだから。

━━確かに!

加:息を吐けば、誰だって元気になれるんだよ。

━━息を吐けば元気になれること、わたしは感覚だけでなく、からだでもわかってきたのですが、なかなか理解できない人もいるみたいです。そういう場合はどうすればいいですか。

加:素直に息を吐くだけ。ほかに方法なんてないんだよ。確かにね、そのことにすんなり気づける人と気づけない人がいる。わかるのに時間がかかるひともいるんですよ。そういう自然界の法則、宇宙の真理に対して、反応できないというのは、基本的にこころに「ズレ」がある。そういう人は健全な、絆が生まれるようなセックスも難しいだろうね。最初に頭で理解しようとするからわからなくなるんだよ。気持ちよく「吐いて、吸う」。これを続けるのみ。

━━そうすれば、みんなのこころがきれいになって……。

加:しあわせになれるんだよ、誰だって。ふしあわせになるように生まれてなんてこないんだから。

━━本当にそうですね……。

加:みれいちゃんは、“恋愛呼吸”でしあわせをつかみました。お正月とお盆とクリスマスがいっぺんに来たんです。嘘のような本当の話です。「ごぶさたガール」が一気に熟女です(笑)。 みんなもしあわせになってね!

***

 

(匿名希望)

大麻にコロナ予防効果との研究結果が?!大麻解禁が進む世界とは

以下転載(リンク

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今年1月、科学論文誌「Journal of Natural Products」に、大麻に含まれるカンナビゲロール酸(CBGA)とカンナビジオール酸(CBDA)が、新型コロナウイルスの体内への侵入を阻止する可能性があるとする米オレゴン州立大学の研究チームの論文を掲載。これを受け、「大麻でコロナを予防できる」とのニュースが大きな話題となった。
 大麻によるコロナ予防は、まだまだ研究段階であり、エビデンスに欠けるものと思われるが、近年、医薬品としての大麻利用には関心が集まっている。実際に海外では、大麻から製造された医薬品が承認されている例もある。また、アメリカの一部の州やカナダなど複数の国で嗜好品大麻も合法化となり、大麻ビジネスの成長は加速し、“グリーンラッシュ”と呼ばれ世界の注目が集まっている。そういった海外の大麻事情と比較すると、日本での大麻を取り巻く状況は、あまりにも遅れている。
大麻取締法が阻む治験
 大麻成分のCBD(カンナビジオール) を含有するエピディオレックスは、既存の抗てんかん薬が効かない難治性てんかんの発作抑制効果が高く、アメリカではすでに医薬品として承認されている。日本でもエピディオレックスの治験を進めようと尽力する医師たちがいるにもかかわらず、大麻取締法が治験の開始を阻む現状にある。現行の大麻取締法では、大麻由来の医薬品の使用や輸入、治験を禁止しており、エピディオレックスの治験を行うには法改正が必要となる。
 日本のてんかん患者数は約100万人ともいわれ、そのうち20%は発作コントロールが難しい難治性てんかんであり、エピディオレックスの承認が多くのてんかん患者にとって希望となることは間違いない。
 厚生労働省は「大麻等の薬物対策のあり方検討会」を立ち上げ、そのなかで「大麻由来の医薬品は絶対認めるべき」といった意見も出ているが、今のところ大きな進展はない。厚労省が公開する議事録を見ても、大麻の危険性に重きを置いた議論となっている印象だ。しかし、患者の利益を大優先に考えるのであれば、大麻由来の医薬品について前向きな論議を進めるべきだろう。

厚労省は、危険ドラッグに含まれる6物質を新たに「指定薬物」に加え、令和4年3月17日に施行する運びだ。
<新たに指定された指定薬物の名称>
・物質1 省令名:エチル=2-[1-(5-フルオロペンチル)-1H-インドール-3-カルボキサミド]-3、3-ジメチルブタノアート 通称等:5F-EDMB-PICA
・物質2 省令名:2-(4-エトキシベンジル)-5-ニトロ-1-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ベンズイミダゾール 通称等:Etonitazepyne、N-Pyrrolidino Etonitazene
・物質3 省令名:1、2-ジフェニル-2-(ピロリジン-1-イル)エタン-1-オン 通称等:α-D2PV、A-D2PV
・物質4 省令名:6a、7、8、10a-テトラヒドロ-6、6、9-トリメチル-3- ヘプチル-6H-ジベンゾ[b、d]ピラン-1-オール 通称等:テトラヒドロカンナビフォロール、Δ9-THCP、THC-Heptyl
・物質5 省令名:6a、7、8、9、10、10a-ヘキサヒドロ-6、6、9-トリメチル-3-ペンチル-6H-ジベンゾ[b、d]ピラン-1- オール 通称等:Hexahydrocannabinol、ヘキサヒドロカンナビノール、HHC
・物質6 省令名:2-(3-メトキシフェニル)-2-(プロピルアミノ) シクロヘキサノン 通称等:Methoxpropamine、MXPr、3-MeO-2′-oxo-PCPr
 このなかでHHC(ヘキサヒドロカンナビノール)は愛好家の間で高い支持を得ており、これまで合法として販売されてきた。HHCにはTHCに類似した気分を高揚させる効果があり、一部の若者の間では、口コミでブームになっていたようだ。そういった背景を鑑み、規制成分に指定されたという流れだ。
 しかしながら、3月17日の施行を前に、在庫の販売に力を入れる業者もSNS等で散見されており、使用者が急増する恐れもある。
厚労省、大麻使用罪を検討
 現行の大麻取締法24条の2では「大麻使用」について、「大麻を、みだりに、所持し、譲り受け、又は譲り渡した者は、五年以下の懲役に処する」とあるように、大麻の使用についての規制はない。しかし、厚労省は昨年より、使用そのものを規制する「使用罪」を創設するための審議を重ね、法改正が行われる可能性が高い。
 他方、海外では医薬品としてだけでなく嗜好品としても大麻使用を認める国もある。日本人のなかにも、海外で大麻を使用した経験があるという人が少なからずいるだろう。あくまで筆者個人の見解だが、そういった現状を考えると大麻の使用罪を設けるよりも一定の規制下での大麻使用を認めるという検討をしてもよいのではないかと感じる。
 少なくとも、大麻に関しては“ドラッグ”というネガティブな側面だけではなく、医薬品への転用などポジティブな側面についての可能性を論議すべきと思うが、読者諸氏はどう感じるだろうか。
以上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
in vitro(試験管などの人工的な環境)とin vivo(マウスへの投与など生体環境)の実験は、大きく違うことに注意しないといけないと思う。

いずれにしても日本では大麻=違法になってしまうから使用する事は中々表沙汰にはならず政府が大々的に海外の様に解禁に踏み切らなければ使えないと感じる。

そもそも、コロナを建前にして解禁させようとしているように感じられる。

 

(中村明博)

心もカラダも元気になるお手軽健康法とは?

黙読よりもやっぱり音読。
脳の活性化だけじゃなく、いろんなシナプスに繋がり、どんどん広まっていく。
そして、1人よりも複数での音読のほうがもっともっと楽しいと思えるはず。

リンクよりー

「音読なんて、学生時代以来だわ」という人も少なくないかもしれません。
小学生のときに元気いっぱいに音読をしていた時のことを思い出してみましょう。大きな口を開けて、顔全体の筋肉を使って、明るく元気に大きな声を出して本を読みませんでしたか?ぜひあの時の元気をもう一度取り戻してみませんか?
本書には小説や随筆、詩や短歌など「1分を目安に読める文章」が数多く収録されています。名文をたった1分「音読」するだけで、文章が心と頭、カラダに響き、黙読では得られないメリットが得られるのです。
発売後、熟年世代を中心にデイケアの現場、独居のご両親へのプレゼントなど幅広い読者の方に支持を受けています。

■医師もおすすめ!「音読」は医学的にも効果が期待されている!
「音読」にはさまざまな医学的効果があるといわれています。

①気持ちが落ち着く
気持ちを落ち着かせる作用があるセロトニン(神経伝達物質)は、音読をすることで多く分泌されます。音読を習慣にすることで、安定した精神状態を導くだけでなく認知症やうつの予防にも効果が期待できます。

②やる気が出る
やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、音読によって刺激することができます。フットワークが軽くなったり、ネガティブな気持ちに向き合うことが上手になったりするでしょう。

③ストレス解消
大きな声を出すことで、ストレスホルモンが少なくなるだけでなく内臓の働きも活性化します。病気に対する抵抗力も高まる可能性があります。

④脳の活性化
「黙読」では目で情報を読み取って脳にインプットしますが、「音読」では声に出して文章を読むアウトプットが加わります。音読は視覚と聴覚の両方を同時に用いることで、脳の活性化に効果があるでしょう。

⑤誤嚥性肺炎の予防
のどの筋肉は年齢とともに衰えていきます。本来食道に入るべき食べ物が誤って気管に入ることで起こる誤嚥性肺炎は、年を重ねるとともに気をつけたい病気のひとつです。予防のためにも、音読でのどの筋肉を自然に鍛えましょう。

 

(匿名希望)

子育てはその人が生まれ育つ20年前から始まっている②

現代の日本は、アメリカ占領下で地位を得た知識人などの権威が尖兵となって作った制度と常識がいまだに支配している状態です。

例えば、いまだに幼稚園、保育園から学校まで、おやつや給食に牛乳が出されるのも、市場拡大が目的であるにもかかわらず、子供の健康のためであるとの嘘がまかり通っています。

コロナ渦の様な、マスコミ・政府の言うことに何の整合性もない事が明確になってきている今こそ、自分達の頭で考えることを取り戻す必要があると思います。

リンクより引用
***
教育、保健所の職員をはじめ、今はもう国全体がおかしくなっているのです。これらのシステムは終戦の年にアメリカという国が意図的に行った政策(3R・5D・3S政策)の影響です。

戦後1945年から1952年はアメリカの占領下だったから仕方がなかったのです。その間はモラルの低くて肩書きの高い大学教授、教育長、保健所長などに、「パンと牛乳は体に良い」などといったアメリカの代弁をさせ、食卓からごはんとみそ汁をなくそうとしたのです。日本人の欧米化とは、日本を劣化させる政策でした。

(中略)

◆牛乳の影響とは?

動物はその動物に合わない食生活を続けていると、その動物が一番よく使っている組織へ最初に被害が及びます。魚ならば尾びれや背びれ、そして猿ならば手足、人間ならば脳です。

(中略)

例えば牛の体温は38.5℃分ぐらいなのですが、その牛乳が36℃~37℃ぐらいの人体に入るとどうなると思いますか?

牛乳の中の脂肪は体内では完全に解ける事ができない為、少し牛乳を飲むと消化できない脂肪が皮下脂肪となり、もっと飲むと内臓に脂肪がつき、ゆくゆくは人工透析などが必要になります。

(中略)

◆母子手帳の知られざる真実

みなさんはどうやって母子手帳が作られたのかご存知でしょうか? アメリカの占領下だった昭和22年に、牛乳の普及の為に保険法が解約されます。それまでは自宅分娩で生まれ、産婆さんの手によるお産がなされていたのです。しかしアメリカの政策により、産婆さんは助産婦へと格下げさせられてしまいます。

そして昭和23年にアメリカで作られた母子手帳が、そのまま日本語に翻訳される形で作られたのです。要するに、これはアメリカの乳業振興策として作られたもので、日本の医師や厚生省などはこの政策に関与していないのです。つまり、アメリカの乳業が乳製品を日本へ売り込むために製作したものなのです。

そんな母子手帳の発端であるアメリカでは、1977年に発表されたマクガバン・レポートによって、この母子手帳の内容が子どもの健康上に不適切だとし、その後は母子手帳を使用しなくなったのです。

それでも尚、日本では今も当然のように使用しているのです。 そしてこの方法によってアメリカが膨大な利益を得た為、昭和33年にはさらに学校給食へ牛乳を導入するようになりました。そういった流れから、牛乳の消費が日本で急激に高まり、それと同時にアレルギー、成人病が増えていきました。

乳業界にとって学校給食は3兆円産業のマーケットであり、乳業は校長などの天下り先となり、それらを批判する人々は左遷させられていきました。保健所も学校も、政府の経済優先的政策にまんまと乗せられてしまったのです。

その上アメリカの占領期間中は、保健所に就職出来る栄養士は乳業の専従栄養士だけだったのです。ですから、保健所では今も昔も乳製品を当然のように勧める訳です。『病気にならない生き方』の中で新谷弘実さんは、この一連の出来事を「見事なビジネスモデル」と書いているぐらいです。ですから今こそ、みなさんが様々な世の中の事柄を見直す時なのです。

小さな頃から子ども達には良い習慣を身につけさせてください。生まれてからでは遅すぎる、受胎してからでは遅すぎるのです。
***
(引用以上)

 

(大島健男)

天然のビタミンCは柿の葉で!せき止め、不老高血圧、糖尿病にも

ビタミンCというとレモンと思いがちですが、4月から6*月はじめのカキの葉に含まれるビタミンCは平均若葉で1400から最高で1800ミリグラムで約レモンの25倍から30倍に達するそうです!
そして、実は果実よりも葉のほうに薬効があるんだそうです。


(リンク)以下引用
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【前略】

薬草好きにはたまらない季節になりましたドキドキ

今回は

【柿の葉】について

秋、冬は柿のヘタにお世話になり(冬場にはたくさんいただきまして本当に感謝ですお願い)

これからの季節は葉っぱ

薬草の巨匠、中村先生より

人体の構成元素と栄養素シリーズ
ビタミンC
ビタミンCの多い食品としては一般的レモン、ホウレンソウなどが知られていた。
栄養士はビタミンCが不足するとレモンを食べればとすすめる。
ビタミンCのレモンの含有量は確かに100グラム中、50ミリグラムであった。
だが自然界  薬草の世界ではレモン以上のビタミンC含有植物は山ほどある。
果物にも多く含まれるが、身近なものとしてカキのビタミンCは物凄い。
何しろ4月から6*月はじめのカキの葉に含まれるビタミンCは平均若葉で1400から最高で1800ミリグラムというとてつもない量なのだ。これは約レモンの25倍から30倍に達するものだ。
まさにカキの葉はビタミンCの王乳であった。
これはカキの細胞を紫外線、活性酸素、害虫などの腐食劣化を防ぐため進化の過程で合成した液体免疫であった。
ビタミンCには殺菌、抗酸化作用があるからである。
4月、5月のカキの若葉はまさに天然のビタミンCの濃縮液そのものであった。
これを利用しない手はない。
ビタミンCは天然の王乳である。水溶性であり比較的に多量とっても毒性副作用は少ない。
だが合成されたビタミンCは有害である。
カキの葉は古代から民間療法でせき止め、不老高血圧、糖尿病などに使われてきた。
だがこの根拠はビタミンCが効くのである。
特に春先の若葉  4月、5月のそれは近代栄養学を覆すほどの最強のビタミンCが濃縮されている、その量は平均で1400から最高値1800ミリグラムに達する。
これは恐るべき量である。
レモンの25倍から30倍に及ぶ。しかもレモンは脳の場合は人工栽培であるから農薬の殺虫剤、防カビ剤に汚染されている。
庭木として植えられている庭先のカキの木は農薬の汚染がない。安全である。
カキの葉の採集
カキの葉のビタミンCは春の4月から5月が最高値に達する、その後は段階的に減少する。
したがってその時期に若葉をとりすぐ蒸し器で水とカキの葉を入れて沸騰して3分蒸すのであった。
ビタミンCは空気中、紫外線、加熱に弱く酸化するからである。
3分で取り出し軽く絞りまな板に乗せて刻む。
これを竹ザルに入れて陰干し乾燥させる。
乾燥したカキの葉を一掴み急須に入れて熱湯で3分蒸らす。これがビタミンCの濃縮液、カキ茶であった。
三回はでる。1日30グラムまで
これで十分ビタミンCは補える。成人のビタミンCの1日当たりの接収量は60成人で60ミリグラムである。
たった10グラムのカキ茶を飲んでもなんと180ミリグラムのビタミンCをとった計算になる。
ビタミンCは細胞を活性化させる抗酸化作用がある、シミの原因であるメラニン色素を淡白メラニンに変えてシミを除去し驚くほどの美白になる。むろん若返りの効能もある、
効能

糖尿病、高血圧、ゼンソク、ゲンセイリン急慢性気管支炎、抗ガン、美白。シミ、美肌
さあ今年はタッブリとカキの若葉をつもう。
薬草を学んで、だいたいは果実よりも葉のほうに薬効があると知りました。
医者いらずになっちゃうから隠されてきたのかな
本当に自然のパワーは素晴らしいです。
【以下略】

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(美輪真緒)

太陽を見つめて、幸せになる!サンゲージングとは?

以下引用(リンク

幸せレベルを上げる『サンゲージング』とは?
『サンゲージング(Sun Gazing)』とは太陽を直接凝視する事をいい、朝の太陽を5分~10分ほど見るだけで脳神経が活性化され、朝から頭がシャッキリ働き、効率良く仕事、スポーツ、勉強が行えるようになるというものです。

(略)

●サンゲージング(太陽を見る)効果とは?
脳には3大神経伝達物質(脳内3大ホルモン)と呼ばれる、
『セロトニン』
『ドーパミン』
『ノルアドレナリン』
があります。

(略)

爽快な朝にサンゲージングをおすすめする理由にセロトニン分泌が高まる事で脳を活性化させ、朝からシャッキッと働き脳内3大ホルモンのセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンのコントロール、過度なストレスによる悪影響も抑え、その一日を幸せに過ごせる事が期待できるからです。

『脳に悪い7つの習慣』の著者である脳神神経外科医の林成之氏の理論で『ダイナミックセンターコア』というものがあり、報酬系ホルモンのドーパミンを放出するA10神経群、自己報酬神経群、海馬を中心とした脳神経の集まりで下記の②~⑥を『ダイナミックセンターコア』と呼んでいます。

①大脳皮質神経細胞:目などの感覚器官から入った情報を認識する
②A10神経群:「感情」が生まれる部分。扁桃核、側坐核、尾状核、視床下部などからなる。情報に「好き」「嫌い」「面白い」といった感情のレッテルを貼る。
③前頭前野:情報を理解・判断する部分
④自己報酬神経群:さまざまな情報を収束させて自主性・主体性を生み出す部分
⑤線条体:基底核-視床 情報の融合、統合を行う部分
⑥海馬回:リンビック 記憶をつかさどる部分

サンゲージングを行う事でセロトニンが増え、続いてドーパミンを軸としたA10神経群のコントロールの活性化、脳神経の集中回路であるダイナミックセンターコアの活性化、感情、神経伝達、筋肉・心・精神、ヤル気などの伝達力が上がり、脳が活発に働く感じを味わえます。

爽快な朝にサンゲージングを行う事で脳・体・心・感情がいつもと違う感覚になり、脳の使用領域、脳の力、パフォーマンスが最大限高まり幸福感を感じる事ができます。

●ハッピーホルモン『セロトニン』とは?
ハッピーホルモンとして有名な『セロトニン』ですが、セロトニンを多く分泌させる方法として

太陽の光を浴びる(サンゲージング)
深呼吸する
ウォーキング、ランニングなどリズミカルな運動をする
ボディースキンシップ・グルーミング
タッピングタッチ
咀嚼する
泣く(嬉し泣き、感動、悲しみ)
などがあります。

セロトニンの約90%は腸に存在し、約8%が血液中、残り2%が脳内に存在しているといわれており、脳のセロトニンは全体のたった2%ですが、その2%がドーパミン、ノルアドレナリン、ストレスなど感情を大きくコントロールしています。

腸のセロトニンと脳のセロトニンは作られる場所や働きはまったく違いますが、脳のセロトニンは腸内細菌の働きによって脳のセロトニンの材料が作られますので腸内環境を大切にする事、血液を綺麗にする事はセロトニンを増やす為にもとても大切と言えます。

つまり、腸内環境・血液状態が悪いと脳でのセロトニン分泌が悪くなり、腸内環境を良くすると脳でセロトニン分泌が高まり感情を上手にコントロールできる事でハッピー度が高まります。

●睡眠・若返りホルモン『メラトニン』とは
メラトニンとは、セロトニンを材料に脳の松果体から分泌されるホルモンで睡眠の質を向上、抗酸化作用、概日リズム・自律神経の調整、DNAの保護、NK細胞活性化による抗ガン作用、免疫力の向上、妊娠力の向上、乳ガンの抑制などがありメラトニンは強力な抗酸化・アンチエイジングホルモンとも言えます。

『睡眠が大切!!』というのはメラトニンの作用が関係している事が分かります。しかし、これまでのメラトニンの研究で、メラトニンと睡眠”時間”の維持において関係性が見られず

『メラトニン量=睡眠時間』では無く、メラトニンは『睡眠ホルモン』と呼ぶよりも、入眠のスイッチをonにする為の重要なホルモンと言えます。

ただ単に長時間の睡眠を取れば良いのでは無く、睡眠が短くてもメラトニンが十分に分泌され、質の良い睡眠が取れるかが大切であり、睡眠を持続させるホルモンと考えるより、入眠のスイッチを押し、強力な抗酸化作用による若返りやアンチエイジング、体内時計の調整、免疫強化に働くホルモンと考えた方が良いです。

注目したいのが、メラトニンが肝臓に運ばれると肝臓での活性酸素を強力に除去し、肝臓を保護する事によって肝臓のミトコンドリアの保護に繋がり、活性酸素による疲労の低減、肝機能の向上に繋がるという事です。

メラトニンはセロトニンを材料に作られ、朝から昼に掛けてセロトニンの分泌量が増えるとメラトニンの分泌量も比例して高くなるのでセロトニンを増やす事は若返り・アンチエイジングにおいてとても有効と言えます。

セロトニン⇒メラトニン代謝の過程において、マグネシウムと酵母に多く含まれるSAMeというアミノ酸物質が大切であり、マグネシウム、SAMeが不足するとメラトニンを効率良く作る事ができません。

メラトニンを増やす為にも食生活の中でマグネシウムや発酵食品を意識して摂り入れる事はセロトニン⇒メラトニン代謝のうえでとても重要と言えます。

睡眠の質を高め、アンチエイジング効果のあるメラトニンを増やすにも腸内環境と食生活が重要と言えますので、ここでもやはりファスティングは効果的と言えるのではないでしょうか。

活性酸素を抑え、アンチエイジング効果があるので、寝ている間にどんどん若返って行きます

***

 

(匿名希望)

2022年4月18日 (月)

睡眠不足は仕事にも体にも敵!快眠のススメとは?

睡眠不足だと仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
仕事以外にも、体を蝕んで行くわけですが、、、、
どんな影響があるのか、また、どうしたら健康的な生活ができるのか。

以下、快眠リズムラボさんの記事から引用します。
リンク

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睡眠で大事なことは
睡眠時間の確保と体内リズムを整えること
睡眠でまず大事になるのは睡眠時間をきちんと確保することです。日中眠くなることが多かったり、仕事や学校のない休日に朝遅くまで寝てしまっている場合は、日ごろ睡眠時間が足りないというサインになります。

知らず知らずのうちに睡眠負債がたまっているのです。睡眠時間を確保することは私たちの健康にとってとても重要なことです。睡眠不足だと風邪をひきやすくなったり、高血圧や糖尿病の要因にもなりうることが報告されています。

生活リズムを整える
また、記憶力や感情、パフォーマンスにも大きな影響をもたらすことも報告されており、睡眠不足による経済損失は膨大なものになるといわれています。必要な睡眠時間を確保することはとても大事なことなのです。

実は睡眠不足以外にも無視できない問題があります。それは体内リズムが乱れてしまうことです。海外旅行と言わないまでも、夜更かしや朝寝坊などによって私たちの体内リズムは簡単に乱れてしまいます。体内リズムが乱れてしまうと寝たいときに眠れなくなったり、睡眠時間が十分なはずなのに目覚めが悪くなってしまったりと、良い睡眠が得られにくくなります。

体内リズムの乱れもまた肥満といった生活習慣病や、日中の疲労感、パフォーマンスにも関わっているということが報告されています。毎朝同じ時間に太陽の光を浴びること、朝食をしっかり食べること、夜に強い光を浴びないといったことが体内リズムを整えるうえで重要になります。

睡眠には「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「感情整理」など多くの重要な役割があります。うまく睡眠不足を解消しながら、体内リズムをコントロールして、生き生きとした毎日を過ごしましょう!


■寝つきを良くする、快眠に導く「生活のススメ」

◎起きたらすぐ朝日を浴びる
光によって脳にある
体内時計をリセットします

◎朝食をとる
朝食をとることで体のさまざまな臓器にも朝が来たことをお知らせします。
特にたんぱく質が多い朝食を摂ることが、体内リズムを整えるのに効果的だという研究報告もあります。

◎眠くなったら、ちょっと昼寝
午後早めの時間は眠くなるのも
正常な体内リズム。30分以内の昼寝を。

◎定期的に激しくない運動を
定期的な運動習慣がある人には睡眠の問題が少ない。
ただし寝る直前の激しい運動はさけて

◎自分に合う方法でリラックス
音楽を聴く、肌の手入れをする、アロマをたくなど、好みのリラックス法で心身をお休みモードに

◎スマホやパソコンは早めにOFF
これらから出るブルーライトには
目覚まし作用がある。夜は控えめに。

◎寝酒、喫煙、カフェインは避ける
寝酒は寝つきを良くするが、途中で目が覚めやすくなる。タバコやカフェインには目覚まし作用がある

◎照明は落とし、夜更かししない
明るすぎないほうがメラトニンの分泌はスムーズ。夜更かしは体の細胞を修復する成長ホルモンの分泌を妨げる

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(やせたい)

ハイブリッド車に乗ると気分が悪くなる原因は電磁波の極低周波か?

「思想家ハラミッタの面白ブログ」の記事を紹介します。
下記,リンク
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ガソリンエンジンとモーターを搭載し、両方を組み合わせて走るハイブリッド車。
通常、モーターからは電磁波が発生するので、モーターを搭載した「プリウス」からも電磁波が発生しています。いったい、どのくらいの電磁波が発生しているのか、プリウスを走らせて測定しました。

ハイブリッド車で車酔い

最近「ハリブリッド車の電磁波は大丈夫ですか」という相談を受けることが多くなりました。
中には、ハリブリッド車に買い換えたら小さな子どもが必ず車酔いをするので、「もうハリブリッド車には乗りたくない。これでは子どもと車で出かけられない。」と打ち明ける人もいます。
その原因はよくわかりませんが、その子どもは、何かこれまでとは違う"異変"に気がつき、無意識に避けているのかもしれません。
ハイブリッド車に乗ると気分が悪くなるという話は、よく聞くのです。

電磁波測定開始

測定はさいたま市中央区の「食品と暮らしの安全」からスタートし、その周囲を走行しながら行いました。
比較のために、スタート前に駐車場で、プリウスに乗り込む前の電磁波を測定しました。ここでの極低周波は1.5~1.6mG、高周波は0.25~0.31v/m。周囲に高圧送電線もなく、さらに近くに携帯電話基地局も見当たらないので、それらの影響は少ないと考えられます。

乗車
プリウスに乗り込み、何もしていない状態での車内(助手席)は、極低周波が1.0~1.2mG、高周波が0.03~0.05v/m。

スイッチ
スイッチを入れます。このとき、「待機電流」が流れて電磁波が発生すると予想していたのですが、スイッチを入れただけでは変化はありませんでした。

スタート
次に、ドライブモードにします。スタート時はモーターだけで走行しますが、極低周波は2.0~2.1mG、高周波は0.13~0.16v/mにやや上昇。極低周波の周波数は105~135Hzの間で変動していることもわかりました。

走行中
車を走らせると、極低周波が2.9~5.1mGに上昇。そして安定走行に入ると、極低周波はさらに上昇し、常時10.5~12.2mGの間で推移しました。
その間、周波数はスタート時同様105~135Hzを上下しています。信号待ちなどでの停車中は極低周波は11.0~12.6mG、さらに周波数が159~196Hzという高い値へと上昇。一方、高周波は、スタートからほとんど変化はありません。

ウインカー
ウインカーやハザードなど方向指示器を点灯させると、高周波は0.05~0.08v/mでほとんど変わりませんでしたが、極低周波が点滅にあわせて1.1~9.2mGの間で大きく変化しました。

ワイパー
ワイパーを作動させた場合は、高周波は0.05~0.08v/mと変化せず、極低周波が2.0~2.1mGとやや上昇しました。

ガソリン車と比較

これらの測定の結果が、他の車に比べて高いのか、それとも低いのかを比較するために一般的なガソリン車であるマツダのデミオでも同様に測定しました。
デミオはエンジンをスタートさせると極低周波が3.3~4.2mGに上がりましたが、安定走行に入ると、やや下降し2.6~3.2mGの間で推移しました。プリウスで大きく変化した周波数は、デミオではスタート時には一時的に132~139Hzになりましたが、安定走行に入ると0.18~0.20v/mとやや上昇しました。

電磁波測定結果

10mGを超える極低周波

これらを比較してわかったことを改めて確認しておきましょう。
(1)プリウスは安定走行時には10mGを超える極低周波が測定される。デミオは計測された最大の極低周波はエンジンスタート時の4.2mGだが、走行時は3.2mGを超えることはない。
(2)プリウスは安定走行中の極低周波が常時105~135Hzを上下している。特に停車中は159~196Hzになる。デミオは周波数の変化はそれほどない。
(3)プリウスは極低周波は変化するが、高周波は大きく変化しない。デミオは極低周波、高周波いずれも小さな変化はあるが、プリウスほどではない。
以上から、プリウスの走行時にはデミオの3倍近い10mGの極低周波が発生していることがわかりました。
この数値は、実は私たちの生活の中ではあまり接することはありません。これまでさまざまな場所で電磁波測定をしましたが、10mGを超える箇所はごくまれで、それは変電所の近辺くらいです。
私は電磁波過敏症ですが、プリウスの電磁波測定時、特に安定走行時に、頭が締め付けられるような感覚がありました。
電磁波過敏症の方は、ハイブリッド車を避けた方が無難です。

鮎川哲也(電磁波問題市民研究会)
(『食品と暮らしの安全No.248』 2009.12.1発行)






この記事に対するコメント


鍋田聡美

オール電化からガスに変えました。
新築で知識なく建て、何だか下腹周りが痛むと言うかヤナ感じ…
頭は痛くて耳鳴りがありました。
2年半?3年たつ前にガスへ変えたら何もなくなりました。
お風呂も電気で沸かしたお湯とガスでは、温まり方が違うんです。
長男が1番に、キッチンで変な音しなくなったね!と…
お風呂でお湯があったかいっ!と喜びました。
車は気になってましたが、何だか納得!
ありがとございます

橘 美知子

嫌な感じって、頭が締め付けられるような、初めて家族で長野にドライブした時はほんとに、うわー、来なきゃよかったと思いましたよ。
電磁波が強いから具合悪くなると言う思い込みだと言われますが、確かにそれもあるかもですが、ぐーっっと、電気を感じるのは確か。

3月21日 7:12 

小島 千明

私は電磁波過敏症なので、測定器なくても電磁波強いかどうかわかります、プリウスは強いですね(^_^.)

笹田 和彦

代車でプリウス(プラグイン)に2ヶ月ほど乗りましたが、たしかに走行中頭に‘ギーン’とくる感じがありました。テレビの電源をオンにした瞬間の感覚に似てますね。

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引用終わり

 

(我妻佑磨)

「笑い」がもたらす身体的メリット。実は鎮痛効果や運動機能を高める役割あった。

「笑い」がもたらす身体的メリット。実は鎮痛効果や運動機能を高める役割あった。

痛みが生じた時なぜか笑みがこぼれたり、辛いのに笑ってしまったり、なぜか笑顔になる事ってありませんか?実はそれが和らげる効果を発揮しているのです。それだけでなく、意図的にでも笑うことで鎮痛効果や持久力を高めるなど効果が報告されています。辛い時こそ笑ってみるって大事ですね。

リンクより引用

***
笑うことで有酸素運動の持久力が向上する研究結果
笑うことで持続力を培いましょう。『そんなバカな!』と笑われるかもしれませんが、「笑うことで、物事を継続する力が生まれる」という研究結果も示されているのです。

ケニアの陸上競技選手で、5000メートル競走ではアテネ五輪(2004年)で銅メダル、北京五輪(2008年)で銀メダルを獲得。マラソンに転向後は、リオ五輪(2016年)と東京五輪(2021年)で金メダルを獲得しているエリウド・キプチョゲ選手。そんな彼は、走りながら時折ニヤリと笑顔を見せることでも有名です。

「きっと彼は、自らのあり余る能力にうぬぼれ、余裕の笑みを浮かべているんだ」と、思った人もいるかもしれません。ですが、それは“大きな勘違い”です。「笑顔を絶やさすにいれば困難な状況においても“リラックス”でき、身体の無駄な緊張を解きほぐして前向きになれる」という、科学的な裏づけもそこにはあるのです。そう、つまりこれは、彼の戦略でもあると言えるのです。

●笑顔がもたらす精神的・身体的メリット
今や科学は、そのさらに先へと歩を進めています。それはマラソンに限った話ではありません。これはあなた自身の個人的なベストを、より良い記録となるよう後押しをしてくれるトリックでもあります。

ジョージア州立大学の研究チームは、運動を行う際のプログラムに「笑い」を取り入れることで、有酸素運動の持久力が著しく向上することを発見しました。

45分間のトレーニングセッションを週に2回行い、そこに“笑いのエクササイズ”を組み込んだのです。笑うことや鼻歌を歌うことで筋肉がリラックスした状態となり、セッション間の回復を高め、次のセッションへ向けてのモチベーションも高めてくれる効果が認められたばかりでなく、血流が増加するなど、身体的作用に関してプラスとなる数値も記録しました。

さらにそこでは、笑うことにより痛みの閾値(いきち=感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な最小の強度や刺激などの量)が、平均10パーセント向上することも示されています。

●笑うことで鎮痛効果
また、オックスフォード大学で行われた研究では、「笑うという行為により、エンドルフィン系(=体内で分泌される鎮痛効果のあるモルヒネ)が刺激され、そのことが痛みの制御に重要な役割を果たす」という結果も示されています。例えば15分の間、笑うことで人の痛みに対する感覚を著しく強化することが報告されているのです。

◇まとめ
「ジムでのトレーニングの最中には、人目をはばからずに“とにかく笑おう!”」、と言っているわけではありません(それはそれで、かなり面白いかもしれませんが)。

ですが例えば、ジョギングやランニング中に聞くポッドキャストに面白い話を選んだり、もしくは笑える漫才などをプレイリストに加えておくことで、なにか良い効果が期待できるかも知れないということです。「笑い」が、唯一最高のクスリであると明言しているわけではありません。ですが、パフォーマンスの向上を目指すのであれば、その効果は、多いに期待できるのです。

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(今村達哉)

2022年4月17日 (日)

コロナ治療薬「レムデシビル」を投与した患者の3分の1が死亡 ワクチン未接種者に投与してコロナ死亡者数を水増し

アメリカ・ニューヨーク州の病院で、コロナの治療薬「レムデシビル(点滴薬)」を投与された患者の3分の1が死亡していたことが、同州の公式データにより明らかになりました。

この「レムデシビル」を使用した治療マニュアルは、かのアンソニー・ファウチ博士によって策定されたものです。

リンク

医師のブライアン・アーディスは、「レムデシビル」について、心臓の細胞を死滅させる強い「心毒性」があり、最悪の場合、心停止に至ることもあると指摘しています。

「レムデシビル」は、幼児への使用も特例承認されており、子供たちがPCR検査などでコロナ陽性と判定された場合、「レムデシビル」を投与され、命を脅かされる危険性があります。

かねてより、コロナワクチンの危険性を訴えてきたトーマス・レンツ弁護士は、アメリカ国内での「レムデシビル」の被害状況を告発しており、投与された7960人のコロナ患者のうち、25.9%に当たる2058人が死亡したと述べています。

レンツ弁護士の元に病院の実態を内部告発をしてきた2名の看護師によると、ワクチン接種済みのコロナ患者には「イベルメクチン」を処方し、未接種者には「レムデシビル」を投与するよう、治療マニュアルで定められているとのことです。

ファウチ博士と病院側は、ワクチン未接種者に「デムデシビル」を投与して死亡させ、「ワクチンを打っていなかったからコロナが重症化し、死亡した」として、コロナ茶番を演出していたわけです。

ネット上では、コロナワクチンは危険だと警告する一方で、コロナ治療薬の使用を推奨する医師が多数見受けられますが、彼らもまた人口削減計画に加担するイルミナティの一員であることは疑いようもありません。

コロナ茶番を主導する中国共産党とそれに与する全ての悪人が一人残らず滅び去り、一刻も早くコロナ茶番が収束しますことを心から祈ります。

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(井垣義稀)

腸内細菌をが免疫力=アレルギー体質・花粉症にも深い関係にある

リンク
より引用です。
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――國澤センター長「『花粉症対策にヨーグルト』というのは、ある意味合っているとも間違っているとも言えます」

 いきなりナゾめいた返答だ。『ヨーグルトが良い』と信じて、ひたすら食べている人も少なくないだろう。

――國澤センター長「そもそも花粉症は、免疫のバランスが乱れ、花粉に対して異常に反応してしまうことで起こります。『花粉症対策にヨーグルト』と言われ出したきっかけは、『免疫バランスの偏りを乳酸菌が改善できる』という研究結果から言われるようになったのだと思います」

 「免疫」は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を攻撃して自分の身を守る「防御システム」だ。この防御システムが異常をきたすことでさまざまな疾患を引き起こすようだ。

――國澤センター長「体の中では、常に免疫細胞がパトロールをして有害物の排除に働いています。実はこの免疫細胞の半分以上が腸に存在しています。いわば、腸は『体内における最大の免疫臓器』なのです」

 体のパトロール隊が腸に集中するのはどうしてだろうか?

――國澤センター長「腸が体外と最もたくさんのやりとりをする器官だからです。もちろん、体の皮膚表面や呼吸器も外とつながっていますが、特に腸などの消化器には飲食を介してさまざまな物が入ってきます。そのため、ウイルスや細菌などの悪いものが侵入してくるリスクも高く、それらを防ぐために、パトロール隊である免疫細胞が特に警戒している場所なのだと考えられます。また、腸で吸収される栄養素や食品成分は、免疫のコントロールにも関わっています」

 腸は常に外敵の脅威にさらされているからこそ、免疫細胞が集中しているようだ。

腸内環境が悪化するとアレルギーの引き金に?

 体全体にはどう影響するのだろうか?

――國澤センター長「免疫細胞は腸の中で学んだことを生かしてパトロールの範囲を体全体へ広げていきます。そうすることで、体中の免疫バランスを整えているのです」

 腸は体内のパトロール隊の拠点として全身に影響を与えているといったところか。ならば、腸の状態は極めて重要と言えそうだ。

――國澤センター長「そうです。腸内環境を整えることが、体全体の免疫バランスを整えるための有効な方法のひとつだと言えます。体のさまざまな状態との関連も言われていますが、特に最近では、腸の状態が脳機能にまで影響を与えるという『脳腸相関』が注目されており、そこでも免疫が関わっているようです」

 花粉症とはどうつながってくるのだろうか。

――國澤センター長「本来なら、免疫はウイルスなどの有害物を排除しつつ、体に必要な食べ物の成分や日常的に触れることの多い花粉などには過剰に反応しないようにしてバランスを保っています。ところが、このバランスが崩れ、普段だと反応しないものに反応するようになることでアレルギーを引き起こしてしまうのです。いわば『免疫の誤作動』ですね。つまり花粉症は、免疫細胞が花粉に対して過剰に反応するようになった状態です」

 以前は花粉症ではなかったのに、急に花粉症になって苦しむことも少なくない。

 かくいう私も子供の頃は花粉症がなかったのに、数年前から発症してしまった。いきなり花粉症になるのはどうしてだろうか?

――國澤センター長「食事の影響や周りの環境がきれいになりすぎたなど、さまざまな原因があると言われています。原因は人それぞれだと思いますが、体内の免疫バランスが徐々に乱れ、免疫機能がコントロールできないレベルにまでなるとアレルギー体質になり、花粉症などの症状として現れてきます」

 「花粉症になった」ということは、「アレルギー体質に傾いた」ひとつのサインということだろうか?

――國澤センター長「そう考えて良いと思います。花粉症になるということは、別のアレルギーになる可能性も高いということ。たとえば赤ちゃんではアトピー性皮膚炎と食物アレルギーの両方がある子が多い。花粉症の場合も1種類の花粉だけではなく、複数の花粉に対するアレルギーを持っている人が少なくありません。つまり、特定の花粉症だけの改善を考えるよりも、アレルギー体質そのものを改善することが大切なのです」

ヨーグルトや乳酸飲料が誰にでも良いというわけではない

 アレルギー体質にはどうしてなるのだろうか?

――國澤センター長「先ほど少し説明したように、食事や周辺環境などさまざまな原因があると言われていますが、最近注目されているのが『腸内細菌』です。腸内には細菌が100兆個もあると言われていて、善玉菌や悪玉菌、その時々の優位な菌に従う日和見菌が存在しています。食生活や生活習慣の乱れなどで悪玉菌が優位になると腸内環境が悪化。アレルギーやさまざまな病気の引き金となります」

 腸内環境を整えることが、アレルギー体質の改善や免疫機能の正常化の近道のようだ。

――國澤センター長「この腸内環境を整える、つまり『整腸』という観点から、ヨーグルトなどに使用される乳酸菌に注目が集まったのです。ただし、ヨーグルトや乳酸飲料が誰にでも良いというわけではありませんので、注意が必要です」

 私事で恐縮だが、私は体調によってはヨーグルトを食べるとおなかを壊す。少々気持ちが悪くなることもあるので、購入後冷蔵庫に入れっぱなしで賞味期限が切れることも少なくない。ヨーグルトが体に合わないのだろうか?

――國澤センター長「ヨーグルトそのものというよりも、そのときに食べた乳酸菌が体調に合わなかったのだと思います。それぞれの人の腸内細菌との相性がありますから、見極めが大切です」

 「ヨーグルトが良さそうだ」と、むやみに食べるのは良くないのだという。では、自分の腸内細菌に合う菌を見つけるにはどうすれば良いのだろう?

――國澤センター長「まずは結城さんが感じているように、『おなかを壊す』ということは、その乳酸菌が自分の腸内細菌と相性が悪いということです。逆に快腸なら、相性が良いという一つの目安になると思います。2、3週間様子を見てご判断いただきたいですね」

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(時田 弘)

2022年4月16日 (土)

マサチューセッツ州の連邦裁判所に「ワクチン接種義務は憲法違反」だとして損害賠償の訴訟が起こされる。賠償要求額は1人につき600万ドル (約7億円)

アメリカでは行政や民間企業によるワクチン接種の強制に対し、憲法違反であるとしての訴訟がはじまっています。

リンク「アース・カタストロフ・レヴュー」さんより

◆ワクチン接種義務は違法である

米マサチューセッツ州のボストン市は、2021年以来、「企業社員のコロナワクチン接種義務」を課し、また、施設や病院等に入る際には「ワクチン接種証明を提示する必要がある」としていました。この企業のコロナワクチン接種義務は、2月18日に解除されたことが報じられていましたが、これらの「企業のワクチン接種義務」や、「接種証明書の提示」等が、「憲法上の権利を侵害しており、違憲だ」として、16人の原告がボストン市長などを被告として、マサチューセッツ州連邦裁判所に損害賠償請求の提起を起こしました。

◆ワクチン接種の強制はどの国であっても憲法違反・人権違反

また、米カリフォルニア州でも、サンタクララ大学の女子学生が、コロナワクチン接種後に受けた健康被害がワクチン義務のためだとして、大学側を提訴したことが報じられています。昨年来の接種義務などの方法論は、どのような国でも明らかな憲法違反、あるいは人権違反ですから、このような個人的な訴訟については、これまでも訴訟などが起きてもおかしくないものだったのですが、これまではなぜかあまり聞くことがありませんでした。

◆人道的犯罪

このような個人的な訴訟は今後も世界中で次々と起きていくと思われますが、個人的なものではなく、「人道的犯罪」としての大規模な訴訟も各地で準備が進んでいるものと見られます。以下の In Deep のものなどはそのひとつです。

リンク ハーグ国際刑事裁判所に「ワクチンを含むコロナ規制」に対してニュルンベルク綱領違反およびローマ規程違反の国際犯罪としての刑事調査の申し立てがなされる。加害者は英首相、製薬企業役員、ゲイツ財団責任者他多数 In Deep 2022年2月9日

今はウクライナ問題、あるいは各国で相次ぐ「コロナ規制の撤廃」や「ワクチンパスポートの廃止」などにより、問題が薄められていますが、ワクチンの強制的な接種と義務化は、各国の憲法あるいはニュルンベルク綱領等に明らかに違反しているものであり、「忘れられていい問題ではない」ということがあります。

◆ファイザー社は膨大な副作用が出ることを最初から知っていた

そして、そのままにしておくと、コロナではなくとも、何らかの時に繰り返される可能性もあります。最近、ファイザー社の資料が明らかになり、膨大な副作用を最初から知っていたことが明確になったこともあり、今後かなりの訴訟が起こされると思われます。

◆明らかになっていた副作用は何と1291種類!

以下のブログ記事は、裁判所命令により FDA が公開したファイザー社資料を日本語にしてくださっているものです。あらかじめ判明していた副作用の種類は、何と1291種類です。ファイザー社も FDA も全部事前に知っていました。

リンク ファイザー公開の1291種類のコロナワクチン有害事象リスト(2021/4/30提出)
リンク ファイザー注射 2%以上の有害事象

◆今後訴訟は増え続けていく

このファイザー社の資料により、ファイザー社自体は法律で保護されているとしても、他のあらゆる当局を訴訟することは可能となり、実際に数多くの訴訟が今後起こされていくと見られます。ボストン市の訴訟について、米エポックタイムスの記事をご紹介します。

●『COVID-19ワクチンの接種義務をめぐり、ボストンで600万ドルの損害賠償を求める訴訟が起こされた』リンク theepochtimes.com 2022/03/09

マサチューセッツ州ボストンで起こされた新しい訴訟によると、ボストン市が民間企業に対して課したコロナワクチン接種義務によって悪影響を受けた 16人にそれぞれ 600万ドル(約7億円)を支払う必要がある。マサチューセッツ州のすべての居住者たちにとってワクチン義務は違憲であり、平等な待遇と保護を受ける権利を含む憲法上の権利を侵害していると述べている。

ボストンの警察官である原告のシャナ・コットン氏は、COVID-19ワクチンを接種したという証拠を示さなかったため、2つの別々のピザレストランでのサービスを拒否されたと述べている。彼女は任務を執行するために所轄に呼ばれ調査された。ワクチンを接種しないとして、コットン氏はボストン市に宗教的免除を提出していた。コットン氏は、起こったことの結果として「屈辱、そして精神的苦痛」に苦しんだと訴訟は述べている。

別の原告デニス・バラッソ氏は、ワクチン接種の証拠を持っていなかったため、対象となる「施設を訪問することができなかった」。訴訟によると、それは彼女の不安と精神的苦痛を引き起こした。

(中略)

マサチューセッツ州の連邦裁判所に提起された訴訟は、原告の憲法上の権利が侵害されたこと、および各原告に合計 600万ドルの損害賠償と弁護士費用を与えることを宣言するよう裁判所に求めている。

(中略)

被告側は今のところ私たちのコメントの要求に答えていない。ミシェル・ウー市長の事務所はコメントを控えた。

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(匿名希望)

コロナとブレインフォグ(脳の霧)②コロナ感染で人格が変わる?

新型コロナ後遺症の症状のひとつであるブレインフォグが、他のウイルス感染症や、外傷性脳損傷、あるいはパーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病などの神経変性疾患といった、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ています。

日本経済新聞『コロナ感染で人格が変わる?  脳研究でわかってきたことリンク』より引用します。

■□■引用開始■□■
2020年の前半、新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増加していた米ニューヨーク市で、尊敬される救急医ローナ・ブリーン氏が自死した。49歳だった彼女は、ニューヨーク長老派アレン病院の医長を務めており、聡明で、精力的で、有能な人物と評価されていた。精神疾患の病歴はなかったが、新型コロナに感染したことで状況は一変した。

ブリーン氏は同年3月18日に発症し、10日間の闘病を経て仕事に復帰した。しかし家族は心配していた。氏が混乱し、優柔不断になり、異常な興奮や硬直が見られ、疲れ切っていたからだ。何かがおかしい。家族はブリーン氏をバージニア州の実家に連れて帰り、バージニア大学医療センターの精神科病棟に入院させた。しかし彼女は4月26日、退院した直後に自ら命を絶った。

当時の医師たちは、新型コロナウイルスが肺と心臓だけでなく、脳を含む他の臓器にも影響を及ぼすことを知ったばかりだった。米コロンビア大学アービング医療センターの神経科学者で精神科医でもあるモーラ・ボルドリーニ氏は、「重いうつ状態、幻覚、パラノイア(妄想性障害)などで来院した人々を、新型コロナ感染症と診断することはめずらしくありませんでした」と話す。

パンデミック(世界的大流行)が約2年に及ぶ今、新型コロナによる神経症状は長引いたり強まったりすることが明らかになってきた。驚くほど多くの患者が、回復後も頭にもやがかかったような「ブレイン・フォグ」に悩まされており、不安や抑うつ、考えがまとまらない、記憶力が低下する、言葉が出にくいといった症状に苦しんでいる。感染時に入院するほど重症だった人だけでなく、軽症だった人でもそうなることがある。

現在、こうした神経学的な問題は、「新型コロナ後遺症(ロングCOVID)」と呼ばれる大きな症候群の一部として認識されている。

ボルドリーニ氏は、新型コロナ後遺症の症状の一部が、他のウイルス感染症や、外傷性脳損傷、あるいはパーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病などの神経変性疾患といった、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ていると指摘する。これらの疾患は、人が世界を経験し、解釈し、理解するしかたを根本的に変え、感情を不安定にし、自分自身についての考え方や他者との接し方に影響を及ぼすことがある。

こうした症状の多くは、背後にあるメカニズムがほとんどわかっていないが、炎症が重要な役割を担っているのではないかと考える研究者が増えてきている。新型コロナ感染症では、炎症性サイトカインというたんぱく質が大量に産生されて制御不能な免疫反応を引き起こし、脳細胞を永久的に損傷したり破壊したりすることがある。

脳が損傷されると「以前とは別人のようになってしまうこともあります」とボルドリーニ氏は言う。

■人格、行動、脳
人格とは、私たちのものの考え方、感じ方、行動に影響を与える、深く染み付いた特徴や習慣の集合体だ。人格は「生まれ」と「育ち」の複雑な相互作用によって形成される。つまり、私たちのDNAに組み込まれた先天的な性質は、社会環境の影響を受け、幼少期の発達経験によって変化してゆく。

「私たちが何者であるかを定義する上で、脳が非常に重要であることは明らかです。脳は私たちの自我であり、私たちのアイデンティティのすべてです」と、米ボストン大学慢性外傷性脳症(CTE)センターの所長、アン・マッキー氏は話す。「脳は高度に専門化された器官で、それぞれの部位が非常に特異的な働きを担っています」

人格は、成人すると生涯変わらない傾向があるが、脳機能を破壊するような疾患によって一変することがある。そして、一部の新型コロナ感染者では、まさにこれが起きていることを示す証拠が集まりつつある。

新型コロナ感染者の中には、衝動的あるいは不合理な行動をとるようになった人もいる。50歳の元海兵隊員でドキュメンタリー写真家のアイバン・アガートン氏もその一人だ。2021年初頭に新型コロナから回復したあと、被害妄想的になった。人に尾行されていると恐れ、自宅の外にSWAT(特別機動隊)が陣取っていると思い込んだ。結局、精神科病棟に2度も入院することになった。

新型コロナによる精神症状は、時間がたてば治癒する場合もある。アガートン氏も、6月までに完全に回復したという。しかし、症状がいつまで続くかは誰にもわからない。2021年5月11日付けで医学誌「Journal of the Neurological Sciences」に発表された論文によると、新型コロナで入院した395人を対象に調査したところ、91%が、退院から半年経っても認知障害、疲労、抑うつ、不安、睡眠障害、日常生活に戻れないなどの問題を抱えていたことがわかった。

(つづく)

 

(村田頼哉)

妊娠中のワクチン接種は絶対ダメ! 偽りの論文を告発する(岡田正彦)

>「妊娠20週以内にコロナワクチンを接種すると、流産の可能性が8倍以上も高まる」

岡田正彦 Masahiko Okada, MD, PhD
新潟大学名誉教授(医学博士) 新型コロナのエビデンス より転載します。
リンク
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(2022.3.7)
NEW!
(4) 妊娠中のワクチン接種は絶対ダメ! 偽りの論文を告発する
 米国の研究者が2021年6月17日づけで発表していた論文が、いま波紋を呼んでいます。その論文は、「妊娠中にワクチン接種を受けた人たちを調べたところ、流産や低出生体重、奇形などの割合が従前の統計値とほぼ同じで、悪影響は認められなかった」と報じたものでした。

次の表は、その論文に載っていた一部を私が日本語にしたものです。表中のv-safeとは、米国疾病対策予防センター(CDC)が作ったスマホ・アプリのことです。アプリをダウンロードした利用者には、ワクチン接種を受けると、自動的にアンケートが送られてくる仕組みで、妊娠経過や副作用などを登録できるようになっています。

この論文は日本でも話題となり、当時のワクチン担当大臣が「妊婦にも悪影響がないことが証明された」と発言していました。ところが半年ほど経ったいまになり、この論文についてとんでもない事実が判明しました。データが間違いだらけで、「この論文は取り消しにすべし」との激しい非難が相次いでいるのです。指摘されている問題点は多々あるのですが、そのうち、もっとも深刻なのが「流産の頻度」についてでした。

この表には、妊娠20週(5ヵ月)未満で827人がワクチン接種を受け、うちが104人が流産となり、率にして12.6パーセントになると記載されています。しかし表の欄外に「827人中、700人は妊娠20週以降に接種した」と、小さな文字で記載されていました。したがって正しくは、827人から700人を除いた127人が分母となり、流産の率は82パーセントと計算すべきだったのです。
さらに、比較対象とした「過去の統計値」にも引用の間違いがあり、表中「妊娠20週未満の流産は過去の報告で10~26パーセント」と記されているにもかかわらず、その元となる文献には(私もすべて読んでみましたが)、どれも10パーセントくらいとしか書かれていませんでした。つまりデータを正しく解釈すれば、「妊娠20週以内にコロナワクチンを接種すると、流産の可能性が8倍以上も高まる」ということになります。

指摘を受けた著者らは、表の一部を以下のように訂正しました。表中、赤線の枠内が修正された箇所です。
    
一応の訂正はなされているのですが、単に数字を消しただけであり、本文中の説明は以前のままになっています。

この論文の筆頭著者トム・T・シマブクロ氏はCDCの高官です。企業との関係を取り沙汰したネット情報もあるのですが、信頼性の確認ができないため、これ以上は触れないことにします。

それ以上に問題なのは、有名な医学専門誌に掲載された論文が、読者の知らないところで勝手に書き替えられ、注釈もないまま掲載が続けられている点です。書き換えがなされた時点で、著者および編集者のコメントが小さな文字で同誌に掲載されたのですが、論文をコンピュータで検索する読者には、訂正された事実が伝わりません。

私自身、ある米国専門誌の共同編集長を長く勤めてきましたが、このような対応は「学術誌の運営上ありえない行為」であり、(何らかの意図があるのかと)恐ろしささえ感じています。雑誌の名称「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」と、筆頭著者の名前は(今後も物議をかもす可能性があり)覚えておいたほうがよさそうです。(文献のいくつかをお知らせくださった方に感謝します)

【参考文献】
1) Shimabukuro TT, et al., Preliminary findings of mRNA Covid-19 vaccine safety in pregnant persons. N Engl J Med, Jun 17, 2021.
2) Sun H, To the editor on preliminary findings of mRNA Covid-19 vaccine safety in pregnant persons. N Engl J Med, Oct 14, 2021.
3) Brock AR, et al., Spontaneous abortions and policies on Covid-19 mRNA vaccine use during pregnancy. Sci Publ Health Pol & Law, Nov, 2021.
4) Mcleod D, et al., Letter to Editor - commnet on "mRNA Covid-19 vaccine safety in pregnant persons", Shimabukuro et al., (NEJM Apr 2021), unpublished.
5) The Practice Committee of the American Society for Reproductve Medicine, Evaluation and treatment of recurrent pregnancy loss: a committee opinion. Fertil Steril, Jun 25, 2012.
6) Clinical Management Guidelines for Obstetrician-Gynecologist, Early pregnanct loss, Number 200. Obstet Gynecol, May 2015.
7) Dugas C, et al., Miscarriage. NCBI Bookshelf, Jun 29, 2021.
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(転載おわり)

 

(孫市)

2022年4月15日 (金)

広がる「無毛社会」男女年代問わず…でも毛はムダなの?

ムダ毛処理・脱毛などの広告は日々インターネットや、ニュース、新聞等で目にします。美容意識が高い要因ですが、本来は必要性があって備わっているもの。毛があることにより、感覚機能が向上している面もあります。果たして毛はムダと言ってしまっていいのでしょうか。

リンクより引用

 街中やインターネット上の至る所で、美容脱毛の広告を目にする。いま、脱毛は世代や性別を問わなくなり、処理をする体の部位も広がっている。処理はすべきなのか。そもそも体毛は「むだ毛」なのか。悩みや疑問を募る「#ニュース4U」取材班には、体験談が次々と寄せられた。

 「脱毛しないと恥ずかしい」。千葉県習志野市の大学生の女性(20)は、カミソリで自らそっている。指の毛は毎日。脚の毛はアルバイトでスカートスーツを着る時だ。

 周りの誰かに毛のことを言われた経験があるわけではない。それでもそらずにはいられないという。「毎回大変です」。カミソリをあてた部分は翌日かゆみが出る。なのに、またすぐ生えてくる。「脱毛サロンに行こうか」。でも数十万円もかかる。手が届かない。

 動画サイトの広告にも、小中学生向けの雑誌にも。「体毛は処理すべきもの」というメッセージは色々なところに出てくる。

 「黒くて太い体毛」が悩みだという東京都の会社員の女性(27)は、子どもの頃から読んでいた雑誌などの影響から、「女性はツルツルでなければという強迫観念がある」と明かす。

〇体毛の処理はどれほど浸透しているのか。

 「装いの心理学」の編著書がある東京未来大学の鈴木公啓(ともひろ)准教授が3年前、インターネット上で10~60代の男女約9千人に調査したところ、脚や足の指の毛、脇の毛を処理したことがあると答えた20代女性は、いずれも9割超に上った。60代も、脚や足の指の毛が4割余り、脇が7割近くで脱毛を経験していた。

 鈴木准教授は「女性にとってむだ毛の手入れをすることは、個人の選択というより、社会の暗黙の了解となっているのでは」と分析する。女性は男性より、季節によって肌を露出する服が増えたり、外見が他人の評価にさらされる機会が多かったりすることが考えられるという。

〇男子高校生も悩む
 脱毛は、男性でも若い世代を中心に浸透してきている。鈴木准教授の調査では、20代では脚も脇も4割超で経験があった。一方で、60代は1割に届かなかった。

 埼玉県の高校生の男性(17)は、体育の着替えや友達とプールで遊ぶときに、わき毛の処理をするかしないか気になるという。「すべてそるのは恥ずかしいけど、結構毛が濃い方なのでそのままというのも……」。同級生の男子の間で「すね毛はどうすればいいんだろうね」と話題にあがることもあるという。

〇キッズ脱毛や介護脱毛に高い関心
 大手エステサロン「TBC」は、7~15歳対象の「キッズ脱毛」を行う店舗を2011年に開いた。利用客からは「子や孫にも受けさせたい」という声が寄せられ、水泳やバレエなどの習い事や、中学の部活が始まる前に利用するケースが多いという。利用者は年々増え、大阪エリアでみると、15年に比べ19年は3割ほど増加したという。

 中高年が脱毛を始める理由には、「介護脱毛」がある。将来受ける介護をみすえ、アンダーヘアの脱毛をするケースなどだ。

 医療脱毛のリゼクリニックによると、開院当初の10年からの10年間で、40歳以上で契約した女性の数は75倍にまで増えた。今年も去年から1・6倍になるなど、増え続けている。14年に男性専門のクリニックを開院したが、今年の契約者は前年の1・4倍になった。

 同院の大地まさ代医師によると、陰部を脱毛すれば、炎症や感染症のもととなる排泄(はいせつ)物が拭き取りやすくなり、清潔さを保ちやすくなるなどの効果がある。大地医師は「介護する人、される人の双方にメリットが大きい」と話す。

〇脱毛ブーム、実は日本ならでは?

 老若男女で「脱毛」に抵抗がなくなりつつある。この「無毛社会」とも言える状況は、歴史的にも世界的にも珍しいとの指摘がある。

 日本スキン・エステティック協会の清水京子さんによると、江戸時代では処理をしていたのは遊女が中心で、広く普及はしていなかったとみられるという。

 ただ、この時代の浮世絵のほとんどには体毛が描かれていない。清水さんは「体毛が少ない方が好まれていたのでは」と分析する。このころには、軽石を砕いて油とまぜ、手足にすり込んで摩耗させて毛を切る脱毛法がすでにあったという。

除毛クリームや脱色クリームなど、自己処理にも様々な方法がある

 体毛の処理が一般的になったのは、ミニスカートやストッキングが流行した高度経済成長期の1970年代ごろ。美容脱毛サロンが登場したのもこのころだ。2000年代にはさらに市場が広がり、手頃に脱毛できるようになったことから、清水さんは「毛がない方が当たり前になってきた」とみる。海外の事情は国によって異なるものの、「脱毛がこんなにブームになっているのは、日本の特徴と言えるかもしれない」と話す。

〇皮膚科医は「リスクもある」
 「むだ毛」と呼ばれることもあるが、人間にとって本当に無駄なのだろうか。

 ウォブクリニック中目黒(東京)総院長で皮膚科医の高瀬聡子さんは、「むだではない、と本来は言えると思います。ただ、日本や先進国では毛をなくしたからといって生命維持に大きな影響はない」と話す。

 例えばわき毛は、汗を蒸散させ、その気化熱で体温を下げる役割がある。「ただ、生えていない人でも機能はほとんど下がらず、多くの人が処理をする中でも特に大きな問題になっていない」と言う。

 一方で、高瀬さんは「慎重に処理をした方がいい部位もある」と注意も促す。アンダーヘアだ。「毛が生殖器官をウイルスや細菌などからブロックしている。毛をなくせば、その機能の一つが減る。研究のデータはまだないが、感染症などのリスクが高まる可能性はある」と話す。

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(今村達哉)

5Gスマホ戦争の盲点 「基地局」新設で電磁波過敏症の症状が…

「思想家ハラミッタの面白ブログ」の記事を紹介します。
下記,リンク
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運転中も電磁波シールドが欠かせない(提供写真)
 大通りに面した民家の駐車場に、先端にアンテナのついた、高さ7~8メートルほどの鉄塔が、天に向かって伸びている。基地局という。スマホや携帯電話と交換局とを結ぶ、電波の中継施設だ。

格安プランスタート 携帯大手3社&楽天の乗り換え“ずばり”ガイド【比較一覧表付き】

 群馬県某市――。

 付近に住む主婦のA子さん(61)が語る。

「去年の10月20日ごろに発見しました。少し前から頭痛や息苦しさ、胸の圧迫感など体調がすごく悪かったのですが、あれが原因だったようです」

 というのにはワケがある。学校教員だった彼女は、めまいに悩まされた末、定年を待たずに退職した。パソコン仕事がつらかったためだが、代わりに始めたパート先で電子レンジを使ったところ、「ヤリの束が頭にザーッと降ってきたみたいな、強烈な頭痛に襲われて。以来、パソコンやスマホはもちろん、テレビの画面さえ見られません。家の照明は部屋の端に移しました。外でも電線の下がダメなので、ヘルメットと電磁波シールドが欠かせないんです」。

 いわゆる電磁波過敏症(EHS)の症状が一気に噴き出した。それでも一軒家でひっそり暮らしていれば、一定の体調を保てもしたが、新しい基地局は直線距離で約130メートルの地点にあった。

 A子さんの夫は現役の保健所医師である。苦しむ妻を見かねた彼は駐車場の地主に相談。すると翌々日、基地局の主の側から電話がかかってきた。

 楽天モバイル。三木谷浩史氏率いる楽天グループの移動体通信部門だ。

 A子さんの話。

「専門家のSと名乗る男性が、その距離なら電磁波の影響はないはずだと断じました。それでも基地局のせいだと言うなら、医師の診断書を出せ、と」

■楽天モバイルは回答拒否

 実はA子さん夫妻と楽天との交渉は、半年以上も前のこの時点から、一歩も進んでいない。診断書はかかりつけの医師に、「楽天の嫌がらせや総務省の圧力が怖い」という、奇妙な理由で断られた。当初は好意的だった地主さんの態度が一変した。

 だが、このままでは生活できなくなる。次回で述べるように、電磁波による健康被害は過敏症でない人にも起こり得る。A子さんは三木谷氏やモバイルの社長宛てに、合理的な配慮を求める内容証明を送った。基地局から300メートルの範囲で撤去を求める署名活動を行い、この2月に169筆、3月には13筆を集めた。他に友人・知人らの272筆(2月)と40筆(3月)も。診断書は夫が医師として書いてくれた。

 だが一切が顧みられない。文書による回答さえ拒否されたままでいる。


5Gスマホ戦争の盲点 「基地局」新設で電磁波過敏症の症状が…(斎藤貴男/ジャーナリスト)

5/17(月) 9:06配信

日刊ゲンダイDIGITAL


日本は基地局の電波の安全基準が極端に甘い


「基地局」は7、8メートルの鉄塔の先端にアンテナ(提供写真)
 デジタル改革関連法案が、12日成立した。このままだと私たちは近い将来、わずかな利便性と引き換えに、監視社会の囚人となる。政府と巨大IT資本に支配されるだけの客体におとしめられていく。

 と同時に、電磁波過敏症(EHS)の人だけでなく、多くの人々の健康に悪影響があるのではないか。デジタル化で電波があふれ、高速で大容量の5G(第5世代移動通信システム)が広がれば何もない方が不思議だ。

 環境NGO「電磁波問題市民研究会」の大久保貞利事務局長が語る。

■諸外国では重大な環境問題

「電磁波はヨーロッパなど諸外国では重大な環境問題です。EUによる2007年の公式意識調査では、健康への影響を心配している人が76%を占めました。実際、その4年前にはフランスの国立応用科学研究所が、基地局周辺に住む530人を調べて、300メートル以内だと体調不良を訴える人が多いとする疫学研究を発表しているんです」

 特にEHSを対象にした調査ではない。それでも吐き気や食欲不振、視覚障害、かんしゃく、うつ症状、性欲減退、頭痛、睡眠障害など、多様な症状が報告された。これとは別に、精子への影響や自閉症、白血病との関連を示す研究もあるそうだ。

 あるいは、インドの最高裁が2017年に基地局の撤去を命じる判決を出している。他国に先駆けて5Gの商用化を実現したスイスも、昨年2月にその基地局の全面一時停止を決めた。安全基準策定のための調査が必要というのが理由だ。

「野放しなのは米国と日本くらいなもの。日本は基地局の電波を法的に規制する電波防護指針値が極端に甘い。諸外国とは比べものになりません」

 電磁波の問題は難しい。どれほど重い症状があり、疫学的には因果関係があると考えられても、少なくとも現状では病理学的に証明できないからだ。

 たばこの受動喫煙にも酷似した特徴だが、扱われ方は対極にある。日本では今や、たばこが絶対悪なのに、スマホは神様なのが興味深い。うかつに電磁波被害を語ると“電波系”の烙印を押されかねないゆえんである。

 とまれ、WHO(世界保健機関)は05年に公表した「ファクトシート」でEHSの用語を用い、彼らの日常生活に支障をきたす症状群を「確かに存在する」と認めている。電磁波との因果関係に「科学的根拠はない」とも述べているが、それは現状での話。

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引用終わり

 

(我妻佑磨)

江戸時代に蕎麦屋は町のコミュニティであった?恥ずかしさが話し合いを円滑にする

 江戸時代に蕎麦屋は町のコミュニティであった?

 今のそばが食べられるようになったのは江戸時代。
 そのころはすぐに食べられるファストフードであった。屋台のイメージもあるが町内に必ず1件にあり、町の寄り合いの場所となっていた。

 実は人が集まる場所になった理由が、ただ同じ場所に集まれるだけではない。それは、そばを音を立てて食べるということが大きく影響している。

 本来食事で音を立てて食べることははしたない、不作法であるといわれるのだが、そばに関してはそれがない。むしろお互いが音を立てて食べることで、恥ずかしい部分も含め、相手にさらけ出すことが自然に発生することが影響している。

 最近銭湯やサウナが人気であるが、ここも裸の付き合いというのが大きく影響しているのだと考えられる。

 寄合の場所で構えていたのでは新しいことは生まれてこない。むしろ恥ずかしい部分、隠したいと思われる部分をさらけ出すことで、可能性を見つける方向に向かうという意味で、話し合いや寄合には適しているのではないだろうか?

 

(平野貴正)

2022年4月14日 (木)

日本人の姿勢、昔は猫背だった?仙骨を立てた姿勢は誤解されがち

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>幕末に日本にやってきた外国人たちはみな、車曳きのスタミナや農民のタフさに驚嘆していたと言いますから、そうした体のこなし方こそが、かつての日本人特有の持久力や粘り強さの源だったのです。

昔の日本人はどういう姿勢だったのでしょうか?
「良い姿勢」というと首や肩ばかりに意識が向かいがちですが、実は“仙骨”が重要なカギを握っているようです☆

以下、リンクより引用します。

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坂本龍馬は猫背だったとか宮本武蔵の絵姿が猫背っぽいというのはとんでもない誤解というか素人の意見。

日本人は明治時代になるまで独自の姿勢を保っていました。
猫背に見えるのは首が伸びて撫で肩になるからです。

日本人は農耕民族だから猫背になりがちと主張される方もいます。
違います。

日本のことわざに肩肘張るなんて言葉がありますが昔の日本人は肩や肘に力が入る事がなかった。
よって肩凝りなんてのも初めに言い出したのは夏目漱石でつい最近の事。
つまり、明治時代になって西洋的な胸を張るような姿勢の作り方になってから肩凝りという概念が生まれたと言えます。


◆猫背とは?
猫背とは背中が丸まっている状態を言います。
正確に言えば背中の上部、肩甲骨の辺りから体が丸くなっている事です。

この姿勢では首が前に突き出て大胸筋が下がってお腹を圧迫するような形になります。

胸が下がるせいで肺が圧迫され呼吸がしづらい。
宮本武蔵や坂本龍馬は剣の達人、こんな非合理的な姿勢ではない。


◆宮本武蔵の姿勢について
宮本武蔵は五輪書で『有構無構』という話を書いています。
その中で姿勢について詳しく書いてあるので引用します。

『首は後ろの筋を直に、うなじに力を入て、肩より惣身はひとしく覚え、両の肩をさげ、脊筋をろくに、尻をいださず、膝より足の先まで力を入て、腰の屈まざる様に腹をはり、楔をしむると云て、脇差の鞘に腹をもたせ、帯のくつろがざるやうに、くさびをしむると云ふ教へあり。』

ここで注目したいのは二つ、【背筋を六に】と【尻をいださず】です。
あえてひらがなの部分を漢字にしました。

これはどういう事でしょうか?
簡単に言えば肩を下げる首に対して肩のラインは真っ直ぐ一文字を描き、肩甲骨が八の字を描くのが理想。

尻を出すなというのは仙骨を入れるという事ですね。
膝から足の先までしっかり力を入れるというのは膝が曲がらないようにするという事です。

仙骨を入れると膝が曲がるのでそれを防ぐ。
尻を出さない事で腰が曲がらないようにお腹を張って楔(くさび)にする。

こうすると見方によっては背中が丸くなっているように見える。
ただ、猫背と違って胸がお腹や肺を圧迫する事はない。

(中略)

◆赤ちゃんの立ち姿を保っていた
宮本武蔵が五輪書で書いた姿勢の話ですが基本的に赤ちゃんの立ち姿と同じです。
立つ事を覚えたばかりの赤ちゃんはお尻が出ていないし、肩も一文字、お腹も張っています。

つまり、人間が全くクセのない立ち姿は赤ちゃんの立ち姿であり
昔の日本人はその立ち姿が最適解だと認識していた。

実際、江戸時代の人は驚異的な身体能力があったという記録が外国人の手記なんかであったりする。
これは正しい姿勢を保つ事ができていたからこそではないだろうか?

◆まとめ
日本人の姿勢は昔と現代では変わってしまった。
昔の人は肩をいからせるような姿勢は取らなかった。
肩を下げ、尻を突き出さずにお腹を張る。
こうすると姿勢が良くなって力を出しやすくなるというわけです。

(引用終わり)

 

(北口晴香)

本当に治すべき健康観

治さねばならないというある種の強制観念に近い「風邪」を含む全ての治療は、薬などに任せるのは浅はか。免疫機能の反応に身を委ね、可能な限り自然に治っていく健康観を大事にしたい。

(リンクより引用


***
野口氏の考えによれば、健康な身体には弾力性があるのだという。

しかし、普段から使いすぎている箇所には疲労が溜まり、筋肉から弾力性が失われていく。そして、身体の一部の弾力性が失われると、風邪をひいてしまうのだという。身体の一部というのは、さまざま。頭を使いすぎて、頭が疲れても風邪をひくし、消化器系でも肝臓や腎臓でも同様だ。

ポイントになるのは、「風邪をひくと、身体の疲れている箇所の弾力性が徐々に恢復してきて、風邪を経過したあとは、弾力のあるピッチリした体になる」ということだ。

風邪をひいてしまったとき、我々はどうしても「風邪を治さなければ」と考えてしまうが、洋の東西を問わず風邪を治療する行為は、普段から疲れが溜まっている体の弱い部分をそのまま残してしまうため、また風邪をひいてしまう悪循環につながってしまうのだという。

本書(※『風邪の効用』)の冒頭で著者はこう記している。

──風邪は誰も引くし、またいつもある。夏でも、冬でも、秋でも、どこかで誰かが引いている。他の病気のように季節があったり稀にしかないのと違って年中ある。

しかし稀に風邪を引かない人もいる。本当に丈夫でその生活が体に適っているか、そうでなければ適応感受性が鈍っているかであって、後者の場合、癌とか脳溢血とか、また心臓障害等になる傾向の人に多い。無病だと威張っていたらポックリ重い病気にやられてしまったという人が風邪に鈍い──

普段、なかなか風邪をひかない。イコール、健康なのではなく、風邪をはじめとする病気に対する感受性が低いというのは驚きの発想ではないだろうか。そして著者の言葉は、風邪を治療することについて続いていく。

──風邪の治療に工夫し過ぎた人は、風邪を経過しても体重配分比の乱れは正されず、いよいよひどい偏りを示すこともある。風邪の後、体の重い人達がそれで、他の人は蛇が皮をぬいだようにサッパリし、新鮮な顔つきになる。

風邪は万病のもとという言葉に脅かされて自然に経過することを忘れ、治さねば治らぬもののように思い込んで、風邪を引くような体の偏りを正すのだということを無視してしまうことはよくない。

体を正し、生活を改め、経過を待つべきである。このようにすれば、風邪が体の掃除になり、安全弁としてのはたらきを持っていることが判るだろう──
(引用以上)

 

(匿名希望)

4月から水質基準見直し 農薬類の規制大幅に緩和

長周新聞 リンク より

ー--
 厚生労働省が今年4月から水質基準を見直す。農薬類(7種類)の目標値変更や、新たな水質管理目標を設定するなど複雑な内容だ。そこには浄水で検出する農薬類の目標値を大幅に規制緩和する「見直し」も含んでいる。

 厚生労働省は水質基準の見直し方針について「内閣府食品安全委員会による食品健康影響評価の結果を踏まえ、対象農薬リスト掲載農薬類(浄水で検出される可能性の高い農薬)3物質及び、その他農薬類(測定しても浄水から検出される恐れが小さく、検討の優先順位が低い農薬類)4物質について目標値を見直す」と明らかにしてきた。

 見直し理由については「令和元年12月末までに内閣府食品安全委員会による食品健康影響評価の結果が示され」「現行評価値と異なる評価値が得られたことから、見直しを実施すべき項目と考えられる」と説明している。

 だが今回、規制緩和対象になったジクワットは収穫前のジャガイモの蔓枯らしに使われる除草剤の一つだ。細胞毒性が強く、体内にとり込まれるとフリーラジカル(活性酸素)を大量に生み出し、体の各臓器に組織障害を引き起こす。それは腹痛、下痢、口の中のただれ、中枢神経障害、肝機能障害などをもたらし、最悪の場合死に至ることもあるという。

 そして大きな問題は全国民の生活や健康にかかわる飲料水の基準が、ほとんど国民に情報を知らせず、活発な論議も経ぬまま変えられようとしていることだ。このような状態が放置されることは、いつのまにか飲料水の水質が悪化しかねない危険をはらんでいる。

ー--

 

(高梨俊寛)

未だ変異が進むコロナ しかし感染性も落ちて来たのか?

欧州でコロナの新変異株デルタクロンが検出 WHO
リンク

世界保健機関(WHO)のマリヤ・ヴァン・ケルクホーヴェ専門家は新型コロナウイルスの新たな変異株「デルタクロン」が欧州の数か国で検出されたことを明らかにした。WHOによれば、デルタクロンの感染性は極めて低い。

「見つかったのはフランス、オランダ、デンマーク。だが(感染性の)レベルは極めて低かった」

ケルクホーヴェ専門家は、デルタクロンはデルタ AY.4とオミクロン BA.1/BA.2の結合した形で、これについては3月7日のWHOの会合で専門家らがすでに討議したと語った。

(転載終わり)

 

(匿名希望)

画面に向かう時間が子どもの自閉症の進行に影響-山梨大学

表題はスプートニクの記事。リンク

スマホやタブレットを含むテレビ画面が子どもに与える影響について、大規模に調査した結果が示されている。以下、引用。

――――――――――――――――――――――――
山梨大学の研究者による最新研究によると、スマートフォンやタブレット、またはテレビ画面の前で子どもが過ごす時間が、幼児期の自閉症スペクトラム障害の進行に関連する。
日本の専門家らは、8万4000人の子どもたちの健康とライフスタイルに関するデータを分析した。スクリーンタイムは1歳児を対象に測定が行われた。

雑誌『JAMA Pediatrics』に掲載された実験結果では、毎日テレビを最低2時間視聴する子どもは、3歳になるまでに自閉症の発症が3.5倍(10万人に392人)高まることが示された。まったく見ない子は精神疾患の発症はほとんど稀だった。

男の子の自閉症発症のリスクは、視聴時間に正比例して増加した。一方で、女の子の観察時にはこうした関連性は確認されなかった。
――――――――――――――――――――――――

るいネットでは、かねてからテレビが子どもに与える影響が投稿されてきた。
ざっと検索すると⇒ 156218 206819 270177 280570 281510 283035 301163 330431 364560

'07年の投稿がある。このころはスマホやタブレットはなかった。そう考えると、今はさらに危険な状況になっていると思う。

 

(HAYABUSA)

2022年4月13日 (水)

自然のエネルギーに耳を語り掛ける事で幸運を運んでくる

以下リンク

***

見渡せば、観葉植物でも、空でも、お日様でも、、、。
いろんな存在が周りにいます。いてくれます。
で、身の回りのもの、万物に、 愛の語りかけをしていくと、
愛が自然に循環して、幸運なことが起きてくる!ひらめきもやってくる!
という法則があるようなんです。
 
たとえば、大自然の存在に、、、
木々や、雲や、川や、海や、山々や、、、。

ある朝、海辺をスロージョギングしている時、
生きている、今ここを走っていることの恵みにサーっと全身で気がついて
「海のお母さん」に向かってお礼を言いました。
本当にきれいで気持ちいいです、と体が洗われます、ありがとうございます、って。
 
そうしたら、「入っていくといいわよ」と、
「海のお母さん」が言ってくださった気がしたので 笑
 
ジョギングのかっこうのまま海の中へ、、、
サーフィンをやっている人たちの間に、ザバザバ入って行ったんです。
(あったかい季節でよかった!)
ぷかぷか&#12316;。うーん気持ちいい。
 
「クラゲもウニも魚もカニもみんなきょうだいだった」
(by 覚和歌子さん)
 
上がろうとしたら、
「頭まで入っていったらいいのに」と
海のお母さん。。。ざぶんと潜りました。
 
そしたら、なんとぉ&#12316;&#12316;&#12316;!
その時、左肩がとっても痛かったんですが楽になりました。
背中のエネルギーの流れも通って、スッキリしましたよ。
 
海って、
巨大な塩風呂みたいなものですもんね。

「日々の習慣にしてもいいわよ」と、海のお母さん・・・笑
春先以降でよろしいでしょうか
平和と豊穣の祈りをしながら、楽しく入らせていただきます。
とこのように、
自分が語りかける対象は 海だろうと山だろうと
太陽さんだろうと地球さんだろうと何でもいいんですよね。
文庫本でもいいと思いますし! お友達でもいいし!
 
愛の語りかけをすると、
森羅万象から、
インスピレーションとか、
シンクロニシティとか、
本人にしかわからないような形で、
なにがしかの答えが帰ってくるようなんです。

それはハートを開いていれば、
受け取れるようになっていて
きっと「いいこと」につながっていく。
ピンときたら試してみてくださいね。

貴重なメッセージが
外側から、内側から、
どっどど どどうど どどうど どどう・・・とやってくること請け合いです。
あなたは創造主と直結する存在。
あなたの魂の望みが叶っていくことを
いつも応援しています。

***

 

 

(匿名希望)

活性酸素の量を調整する物質は男女で違う

「なぜ、男性は腸が弱いのか」(リンク)より引用

***

■活性酸素を消す物質は男女で違う
 
人が生きていく上で、酸素は必要です。酸素を使いエネルギーを生産する際には、必ず活性酸素が発生します。ここで、活性酸素が大量に発生する原因をまとめてみます。

①ストレスが溜まったとき、または開放されたとき

②炎症がおこった際に、白血球が感染源に対し攻撃したとき

③激しい運動をしたとき

④農薬・除草剤または薬物が体内に入ったとき

⑤紫外線を長時間浴びた時

⑥手術で、止血していた場所に血液が流れ込んだとき(再還流)

⑦レントゲン・CT・MRIなどの検査をしたとき

⑧抗ガン剤を投与されたとき

⑨電磁波・超音波にさらされたとき(長時間のパソコンの作業など)

⑩煙草の吸い過ぎやお酒の飲み過ぎたとき

⑪糖質の取り過ぎや過酸化脂質の食品(冷凍食品・油で揚げたスナック菓子・インスタントラーメン・串カツなどの揚げ物)を多く食べたとき

上記したような時に活性酸素が発生します。体内の異物を攻撃して殺してくれる意味では、活性酸素は体にとっては必須な物質です。しかし、それが増え過ぎると正常な細胞まで攻撃してしまい、自己免疫疾患などを発症する場合があります。

この増えすぎた活性酸素を正常な量にしてくれる物質が体内には備わっています。

その物質は、男女を問わず代表的なものは肝臓で造る酵素(SODなど)があります。男性は尿酸がそうであり、女性は女性ホルモンがその役目をします。

■男性で尿酸値が上がる人、上がらない人

ここで男性を例にあげてみます。男性の体内で活性酸素が増えすぎた場合、まず第1番目に働くのが肝臓が造る酵素(SODなど)です。しかし、この酵素(SODなど)の合成力が弱い人は、活性酸素がの調整能力は低いです。その場合には「尿酸」が働き、活性酸素を調節します。

しかし、人によっては活性酸素が増えるような生き方をしていても、尿酸値が上昇しない人も多くいます。

このような人は、体内で発生した活性酸素の調節をどのようにしておこなっているのでしょうか。

【胆汁は抗酸化物質である】
上述したように、ストレスで軟便になる男性が増えています。その真意は、ストレス時は体内で大量の活性酸素が発生します。通常ならSODなどの酵素や、尿酸の作用で活性酸素を調節します。

しかし、遺伝的要因や成長過程で罹った病気の影響で、肝臓が造る酵素(SODなど)や尿酸を造る能力が低い人がいます。

このような人は、体内で発生した活性酸素の処理ができず病気になりやすくなります。それを防ぐための「第三の物質である胆汁」を体は備えています。

妊娠中、胎児の呼吸は胎盤呼吸ですが、産まれてきた瞬間から肺呼吸に変わります。胎盤呼吸から肺呼吸に移行するにあたり、胎児は多くの酸素を獲得できるように赤血球の数を増やします。その数は大人の赤血球の数より多くなります。

肺呼吸に上手く移行できた胎児の体には、多くの酸素が体内に入ってきます。今度は、肺呼吸に備え増え過ぎた赤血球が不必要になり、どんどん壊されていきます。

その際に、赤血球の中にあるビリルビンが血中に出てきます。大人はビリルビンを肝臓処理しますが、胎児の肝臓機能は成熟しておらずビリルビンを処理することはできません。処理できなかったビリルビンは血液によって、全身をめぐり毛細血管から皮膚の表面に運ばれます。

皮膚の表面に出てきたビリルビンは、紫外線の作用で分解されていきます。それにより発生する症状が新生児黄疸です。

ビリルビンをの作用は上記したメカニズムの他に活性酸素を無毒化する作用があります。新生児の体内は、肺呼吸により獲得した酸素と赤血球が結びつくことで、体内には大量の活性酸素が発生します。

新生児の体は、肺呼吸がはじまることで増えすぎた赤血球が不必要になることはお伝えしました。その赤血球が壊される際に発生するビリルビン(胆汁の材料)が活性酸素の調節をします。

その方法と同様に、大人になっても「ビリルビン(胆汁)」を使い活性酸素のを調節しています。

【胆汁には下剤作用があります】
肝臓で造られる胆汁は、胆のうに貯蔵され油物やアルコールの処理の際に、消化酵素といて働きます。それとは別に、上述したように活性酸素の調整物質としても働きます。

しかし、活性酸素が大量に発生する環境で生活したなら、胆汁も多く製造しなければなりません。

通常、胆汁の90%は小腸で再吸収され大腸にはいきません。しかし、活性酸素の処理のために、大量に造られた胆汁は、小腸で回収しきれずに大腸に流れ込んでいきます。

胆汁が大腸に達すると、大腸に棲息している腸内細菌と結合します。腸内細菌と胆汁が結合すると、「ニトロソアミン」という凶悪な物質ができます。体はそれらを速く体外に出そうと下痢を起させます。

現代に生きる人は多くのストレスを抱えています。そのストレスにより発生する活性酸素の処理に胆汁が使われるのです。男性の場合、胆汁はSODなどの酵素や尿酸の次に造られる第三の抗酸化物質です。

したがって、ストレス下で生活しているのに、尿酸値が上昇しない方で軟便傾向の方は、体が病気にならないように多くの胆汁を生産してくれているのです。

その為に起こる「軟便」を薬で止めようとする人が多くいます。しかし、上述した本文を読んで頂けたなら軟便の真意は理解頂けたかと思います。

軟便を薬などで止めることに主眼を置くのではなく、肝臓で酵素(SOD)を造らせる方法や生活習慣などの見直しが必要ではないでしょうか。

尚、生理のある女性は尿酸値が上昇することは稀です。また、女性で軟便になる人男性より圧倒的に少ないです。その理由は、女性ホルモンが尿酸や胆汁より強い抗酸化作用があるからです。

***

 

(匿名希望)

2022年4月12日 (火)

日本が誇る最強の発酵食品「お味噌」のすごさ

日本が誇る最強の発酵食品「お味噌」にかんして、興味深い事例をご紹介します。


リンク

(引用)

長崎の秋月辰一郎先生の研究をご紹介します。


194589日 長崎に原爆が落とされた時

爆心地から1.4㎞という近距離にあった浦上第1病院でお仕事をされていました。


病院にたくさんのお被爆した方々が非難されてきた時、病院の地下に備蓄されていた玄米と味噌と塩を、被爆された方々に玄米で塩にぎり、玄米で味噌にぎりを食事として出されました。


不思議な事にこの病院からは原爆症の方が職員を含め一人も出なかったのです。


これは玄米の糠と胚芽に含まれるグルタチオンとイノシトールが含まれていてこれらは排毒に、特に放射能を解毒するのに効果があります。 

そして、塩をしっかりとることによって体液の循環がよくなり、排毒が促されたのです。


「グルタチオン」

動物・植物・細菌、ありとあらゆる生命体の基本にある組織呼吸酵素、いわゆる強力抗酸化物質です。


グルタチオンは葉緑素によって活性化されるので、併せてお野菜をしっかり摂るのも大切な事です。


「イノシトール」

非常に強力な放射線排除作用があります。原発事故などで予測できないほどの大量の放射能を浴びた場合、即効性のあるのはイノシトール。


ですが、サプリなどで完璧なものは開発されていないので、玄米に含まれている糠と胚芽をしっかりとる必要があります。


放射能を排毒するのに効果的なもので「クロロフィル」「ケルセチン」がありますが、これらも玄米の糠と胚芽に含まれているので、やはり玄米を主食とするのがいいそうです。 

玄米と塩を合わせてとる必要があります。塩を摂らなければ、食べたものを体の隅々まで届けることができないのですから。


もちろん、塩といっても食卓塩ではありません。海のミネラルバランスそのままの天日海水塩『宙』がおススメです。

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(井下奈波)

長い労働より休息を!

あの偉大な天才たちは数々の業績を1日のうちのほんの数時間で生み出していたという。その秘密は何なのか?


以下リンク(リンク

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偉大な天才は、いまの会社ならクビになる?

天才になるには、まず「休息」だ! 歴史上の偉大な天才の多くは、実は「怠け者」だったという。彼らは短い労働時間でいかにして業績をあげたのか? 逆に働いていないときは何をしていたのか? 徹底的な調査から導き出した「休息テクニック」を紹介しよう。


歴史に名を残した天才たちは、どんな風に「休息」して、身体や脳を回復させていたのだろうか。


彼らは週に100時間働くワーカホリックだったのだろうか。それとも1日に4時間程度しか働かない怠け者だったのだろうか。


そんなことを知りたい人にとって参考になるのが『シリコンバレー式 よい休息』(日経BP社刊)である。


この本の著者は、シリコンバレーのコンサルタント、アレックス・スジョンキム・パン。クリエイティブな業績で知られる人物の生涯を調べてみたところ、意外な事実に気づいたのが本の執筆のきっかけになったという。


「創造性の高い仕事をした人々の日々の生活をじっくり見てみると、それぞれ最も重要な業績と思えるものに費やしていた時間は、1日のうちほんの数時間でした。残りの時間は、山道を歩いたり、昼寝をしたり、友人と散歩をしたり、あるいは座って考え事をしたりしていました。


つまり、彼らの創造性と生産性は、エンドレスな努力の成果ではありませんでした。彼らの人並みはずれた偉業を生み出したのは、適度な労働時間だったのです」


たとえば世界史上最も有名な科学書のひとつ『種の起源』を書いたチャールズ・ダーウィン。ロンドン南東のダウンという村で暮らしていた彼の典型的な1日は、次のようなものだった。


朝、起床すると、まず散歩と朝食。それから午前8時までに書斎に入り、1時間半ほどしっかり仕事をする。9時半になると、届いた郵便物に目を通し、手紙を書く。10時半から正午までが本格的な研究の時間。邸宅の敷地内にある鳥小屋や温室、実験室などで過ごした。


それから1時間ほど散歩をしてから昼食をとり、また手紙の返事を書く。3時からは1時間ほど昼寝。昼寝の後、もう一度散歩をしてから、書斎に戻り、家族と夕食を一緒にとる5時半まで仕事をした。


つまり、ダーウィンが、1日のうちに仕事をしたのは、午前中に「90分」のセッションが2回、午後に「90分弱」のセッションが1回だった。


パンはこう指摘する。


「もしダーウィンが現代の大学教授だったら、テニュア(終身在職権)は得られなかったでしょう。米国の会社で働いていたら、1週間以内にクビかもしれません」


だが、1日に4時間程度しか働かなかった天才は少なくない。フランスの数学者アンリ・ポアンカレは、「19世紀最高の数学の天才」とも称される人物だが、頭を使う思索は、午前10時から正午までと午後5時から7時までの間にすると決めていた。英国の大文豪チャールズ・ディケンズは、午前9時から午後2時まで書斎にこもって5時間執筆すると、その日の仕事を終わりにした(しかもその途中、ランチ休憩をとっていた)。


こうした天才たちは、決して仕事嫌いだったわけではない。むしろ成功への意欲は人一倍強かったといっていい。彼らは仕事で成功したかったからこそ、労働時間を制限し、「休息」を大切にしていたのである。

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(匿名希望)

2022年4月11日 (月)

苦労して育った野菜は味がある

先日テレビで新里ねぎという曲がりねぎを紹介していました。

その地域では深く土を掘れないため、浅い土壌でもねぎをつくるため成長途中で押し倒し、土をかぶせます。そのストレスによってうまみを増すらしいです。

圧力で成長するのは人間も野菜も生物として同じなんだと感じました。


「うまい話まずい話 第6回:苦労して育った野菜は味がある(リンク)」

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前略


他の長ねぎのように育てたものを収穫1か月前にわざわざ全部抜きとり、土床に寝かせ、白い部分に土をかけてやるということでした。青い部分はその後1か月間で太陽を求めて起ちあがっていき、曲がりねぎになります。この地区は河川の堆積地で根の深いものを育てるのには向いていますが、地下水位が高いため、地中深く育った時に根腐れが発生しやすく、それを防ぐために、いったん抜きとるのだそうです。結果的にはこれが柔らかくて甘いねぎを作ることになりました。

 「野菜を育てるにはストレスをかけてやる方がいい」。たつの市の丸山さんに「おいしい野菜を作るコツは何ですか」と聞いたときの答でした。曲がりねぎはまさにこれに当たります。斜めに植えられたり、途中で引き抜かれて寝かせられたり、ねぎにとっては大変なストレスです。一生懸命起ちあがろうとし、細胞のエネルギーとなる糖質を作り出します。これが甘みとなります。ねぎのこの生命力は冷蔵庫の中でも発揮されます。寝かせておくと起ちあがろうとして曲がっていきます。

 大根や白菜が霜に当たると甘くなるのも同じことです。自分の体が凍って破壊されるのを防ぐためにエネルギー源となる糖質を作り出し、身を守ろうとします。糖が細胞のエネルギーとなるのは植物も動物も人間も同じです。植物は太陽の力を借りて自分で糖質を作り出します。動物や人間は植物からもらうしかないのですから、細胞の生理は植物から引き継いだのでしょう。


中略


 ねぎや白菜・大根が甘くなるのは、自分の体の繊維質を糖質に作りかえているのだと思います。栗の実を収穫後に冷蔵庫の中で氷温にまで冷やす(つまり霜に当たるのと同じ)と甘みが増すことがわかっています。産地によっては、この過程を経た上で栗を出荷しています。すでに樹から切り離されているわけですから、栗の実の内部のもの(繊維質やデンプン)が糖質に変化するわけです。繊維質が減れば、植物は柔らかくなります。

 甘くなるのと柔らかくなるのは、植物にとっては一連の生理行為なわけです。

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(わたっきー)

からだが悲鳴をあげる前に

リンク より引用しました。


からだが悲鳴をあげる前に


━━女性は、閉経と尿もれの時期がかぶるように早くなってきているとうかがいました。尿もれ用の紙ナプキンもドラッグストアにたくさん並んでいますね。


才田春光さん(以下、才):*骨盤底筋を鍛えることをしないで、便利なものはないかと外に求めるばかりの結果ともいえますね。メーカーはたくさん買ってほしいわけですから、あの手この手で種類を増やします。それを見て、「なんて便利」と思っていると、そのうちに尿とりパッドやおむつに頼らざるを得ない未来が待っているわけです。わたしはそうなるのはいやだと思いました。おむつを買うお金があれば、そのお金で旅行したり好きなことをしたいんです。それにお金がかかるだけでなく、からだの中も経皮吸収によって汚染されていく可能性が高くなります。このような悪循環の中にいると当然のことながら情報に振りまわされることになり、正しい判断ができなくなります。これは残念ながら意識が眠っている状態になってしまうのです。


━━たくさんの人が早く目を覚ませるといいですね。


才:ええ。でも、無理やり起こすようなことはしません。誰でもぐっすり眠っているときに起こされたら機嫌悪いでしょ。それと、歯の痛みがひどくならないと歯科医院に行かないように、不都合が起こらないと人は自分のからだを重んじないのです。ですから、わたしの話を聞いてから12年経って、「これは大変だ」と気づく方もたくさんいます。


━━わたしは『マーマーマガジン』をつくりはじめてから、自分のからだをすごく大事に考えるようになりました。そのせいか、経血がトイレでよく出るようになりました。


才:それはよかったですね。からだを大切にするようになると、からだも応じてくれるようになります。「鬼は外、福は内」といいますが、外からの情報は鬼、内からの情報は福、と受けとめてください。内からの情報とはからだの声です。からだの声は福そのものなのです。わたしのセミナーでは、自分のからだの声の聴きかたを教えています。



ボディネームをつけて、からだを意識する


━━どうやってからだの声を聴けばいいのですか?


才:「自分」という字は漢字で書くと、なぜあの字なのか、考えたことがありますか。自然から分かれたとも読めるし、自ら分かれるとも読めますよね。もしも自ら分かれるとしたら、自分は何と何に、分かれているでしょうか。

 鏡の前に立つと、鏡に映る人がひとりいますね。でも、自分の思い、「こころ」は映らないでしょう。わたしたちは見えるものと見えないものでできているんです。よく「こころとからだ」といわれますよね。鏡で「からだ」は見えますが、その「からだ」の声を聴くことはできますか?「聴く」は耳偏に十四のこころと表すように、こころから真摯に聴こうとすることで、「からだ」からのメッセージを聴くことができるようになるのです。からだの声を聴くために、わたしは自分に「ボディネーム」をつけることにしました。


━━すてき! なんと呼んでらっしゃるのですか。


才:「春(ハル)ちゃん」といいます。わたしの名前の春光から一字取りました。名前をつけることで存在が具体的になります。あかちゃんに名前をつけるのと同じです。なぜそういうことをするかというと、自分のからだのことを一番知っているのは誰だと思いますか?


━━自分です。


才:そうでしょう。わからないことがあったら、そのことを知っている人に聞くというのが最良の方法だとわたしは思っています。だから、わたしは自分のからだのことは春ちゃんに聞きます。たとえば生理痛があったら、痛みから逃れるために鎮痛剤を飲む人、多いですよね。でも薬で痛みを抑えることは、力ずくで春ちゃんを「おだまり!」と抑えつけているのと同じ。本当は、痛みというのはサインなんですよ。「異常事態が起きています!」という、春ちゃんからのサインです。それを多くの人はちゃんと受けとめていません。

 性器にかゆみが出る人も増えていると聞きますが、病院に行くのが恥ずかしいからといって、市販の軟膏を塗ってかゆみを止めて、もっと悪化してからからだの悲鳴に気づくわけ。そうなる前に、かゆみの原因をまず考えてみてほしい。生理のとき、ふだんとは違う何かを春ちゃんにしていないか? 生理日にしか使わない紙ナプキンが原因かもしれない、とか。からだは「なんか変」から「かゆみ」「痛み」「激痛」へと警報レベルを上げていきます。そして薬の服用は春ちゃんにどんな影響があるのかも想像してください。そのために薬は常に反対から読むことを忘れないで。薬を逆から読むと? 


━━「リスク」です!! わたしたちは、もっとからだを大事する必要があると思います。


才:女性の多くは、自分が加害者で、同時にからだが被害者という関係です。自分で自分に暴力を振るっているのです。信じられないかもしれませんが、無意識に春ちゃんを虐待しているのです。生理前に不快症状を感じる場合は、からだの感受性が何かに身構えているのかもしれません。生理日になるといつもされることをからだは知っていますから。みんな誰よりも大事なのは自分のからだのはず。その春ちゃんを守れるのは自分しかいません。誰でも世界で一番気になる存在は春ちゃんです。その証拠に、集合写真を撮ったとき、その写真でまず最初に探すのは自分でしょう? そんなに大切な春ちゃんなのだから、春ちゃんの声をしっかり聴いてあげましょう。春ちゃんなしの人生はありえないのだから。

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(匿名希望)

子育てはその人が生まれ育つ20年前から始まっている

日本人は、相変わらず薬の消費大国のまま。これを転換するには、病気に罹るのは良くない、早く治さなければならない、といった固定観念から脱却して、もっと生きている人間の持つ力、生命原理に立ち戻って追求する必要があります。


育児は、その人が生まれ育つ20年前から始まっている―。


子育てをする人は、生身の子供と向き合うこと、また親自身がどう生きるか、どんな社会をつくるのかを考えることが不可欠だという大切な事を、小児科医の真弓定男さんは示唆されていると思います。


リンクより引用

***

子どもはマインドコントロールされていないから、なんでもすんなり入っていきます。良い習慣も悪い習慣も大人から子どもへ受け継がれていきますから、良い環境を整えてあげるのは、大人の責任ですよ。―真弓定夫


◆育児はその人が生まれ育つ20年前から始まるのです。そしてお腹の中にいる間の十月十日が、生まれてからの80年よりもよっぽど大切なのです。


昭和20年以前は、みんな当たり前のように自然に育っていました。それまでの小児科医はみんな今の私のようなスタイルで行っていたのです。当時の病院において、薬をどうしても出さなければいけない時は、一人ひとりに合わせて薬を作っていたものです。


そもそも発熱、下痢、目やになどは、子供が病気を治そうと必死に闘っている症状です。下痢なんて、水と人参で治ってしまうし、熱が1週間続いても、咳が1カ月続いても、病院に行く必要はありません。


みなさんのお家の台所には薬がいっぱいあるのですから。 ただ体温が低い場合には、免疫力が下がってしまうので気をつけなければいけません。これについて詳しくは『37℃のふしぎ』を読んでください。


◆病を見るな、人をみよ!


もし子どもの症状が気になるときには、機嫌(精神面)、元気(身体面)、快食、快眠、快便といった、この5つをチェックしてください。これらに何の問題もなければ気にすることはありません。もし問題があったら、私のように出来る限り薬を出さない小児科医に相談してください(笑)。 


基本的に当たり前の事をしていれば、病気になんてならないのですが、マスコミ報道にしてもお金儲けの事ばかりです。インフルエンザがその最たるものですね。


予防接種をすればするほど、体は弱くなり、自然治癒力は低下してしまいます。私の所に来る患者さんは、誰一人としてインフルエンザの予防接種をしていませんよ。タミフルなんて、もちろん使用していません。


世界中のタミフルの75パーセントを日本が買っているのをご存知でしょうか? 日本の人口は世界のたった2パーセントなのに、これは恐ろしいデータですね。しかもインフルエンザは若者が標的になっているのです。


インドネシアは完全拒否しているというのに、日本ではワクチンとタミフルを売り込むために国民が煽られている事に、私は「目を覚ましてください!」とずっと言い続けているのです。

***(引用以上)


日本には延々と育まれて来た生活の知恵という基盤があり、日本人自身が追求し、世間を支配する常識から脱するのは難しいことではないと思います。


(大島健男)

2022年4月10日 (日)

ワクチンスパイクタンパク質は、細胞核に入り 「人間が生存するために必要な DNA 修復機能を阻害する」ことを改めて。もたらされるのは早期の老化

ワクチン mRNA はヒト DNA に迅速に組み込まれることが、先日のスウェーデンの研究で分かりましたが、さらに「ワクチンのスパインタンパク質は、DNA の修復機能を阻害する」という事実も新たに分かってきました。テロメアを短くし私たちの寿命を短くする可能性も高いようです。


リンクindeep」さんより抜粋です


DNA に影響を受けた場合、今の医学科学では元に戻すことはできません。


ここから記事です。



リンク『ワクチンのスパイクタンパク質は細胞核に入り、人体の DNA 修復エンジンを抑制し、癌の爆発、免疫不全、自己免疫疾患、老化の加速を解き放つ可能性がある』Medicine News 2021/11/02


スウェーデンの科学者たちによるこの発見は、ある意味で「恐怖」としてのみ説明することができるものかもしれない。


医学誌 Viruses に発表された驚くべき研究は、ワクチンスパイクタンパク質が細胞核に入り、細胞のDNA 修復メカニズムに大混乱をもたらし、DNA 修復を最大で 90%抑制することを明らかにした。


論文の結論として、著者たちは次のように書いている。


「総合すると、これらのデータは、SARS-CoV-2 全長スパイクタンパク質が、 DNA 修復タンパク質の動員を妨げることにより、DNA 損傷修復を阻害することを示している」


NHEJ(非相同末端結合)として知られる DNA 修復メカニズムは、二本鎖 DNA 切断を修復する一種の細胞内の「緊急応答」システムだ。NHEJ  DNA 修復メカニズムがなければ、すべての高度な多細胞生物は存在できない。人間、動物、植物は、遺伝暗号の完全性が保護され、複数のメカニズムによって絶えず修復されている状態でなければ生き残ることができない。


DNA 損傷は、放射線、食品や家庭用製品などに含まれる化学物質、さらにはマンモグラフィ装置への曝露などによって引き起こされる可能性がある。過度の日光への曝露も DNA の破壊を引き起こす可能性があるが、このような小さな DNA 変異はすべての生物で自然発生している。


たとえば、航空機のパイロットたちは、高度で飛行するために電離放射線に日常的にさらされている。しかし、正常で健康な人の場合は、NHEJ メカニズムが DNA を修復し、病原性突然変異の発生を防いでいるのだ。


しかし、ワクチンスパイクタンパク質の存在下では、NHEJ の有効性は最大で 90%も抑制されると論文にはある。修復のためにタンパク質を補充する能力が抑制されているため、DNA を修復するためのNHEJ メカニズムの有効性が抑制されてしまうのだ。


その結果、以下の「エラー」がヒト細胞の核内の染色体に導入される。これはすべて、mRNA ワクチンからのスパイクタンパク質の存在によるものだ。


・遺伝子配列の突然変異または「エラー」

・遺伝暗号のセグメント全体の欠失

・誤ったセグメントの挿入

・遺伝暗号の混合とマッチング


これらのエラーは、細胞分裂と複製の点から次のような結果になる可能性がある。


・全身のガンと腫瘍の爆発

・免疫系BおよびT細胞の産生の喪失(免疫不全が誘発される)

・自己免疫疾患

・テロメア長の短縮と老化の加速

・循環器系、神経系、内分泌系、筋骨格系などの複雑な臓器系の機能喪失

・細胞が内部から自分自身を破壊するときの放射線中毒に似た細胞の損傷


これらの影響の多くは致命的だ。場合によっては、生涯にわたる医学的介入を必要とする衰弱性の疾患や臓器の機能不全につながることもあり得る。


◆スパイクタンパク質は細胞の核に入る


この論文では以下のように研究の著者は結論付けている。


「驚くべきことに、細胞の核内にスパイクタンパク質が豊富に存在することがわかった」


これは mRNA ワクチンが染色体の変化をもたらすことを意味する。そのようなワクチンが実際に遺伝的完全性に大混乱を引き起こしており、これまでに説明されていない副作用の存在の可能性がある。


ここまでです。


スパイクタンパク質による DNA 修復能力の阻害と、テロメアに短縮化による「老化」と、それによってもたらされる「早期の死」は、子どもの場合でも同じだと思われます。


小さな子どもたちに mRNA ワクチンを接種してはいけない本当の理由はこのあたりにあり、副作用だとか副反応だとかはあまり関係なく、子どもが早死にすることを避けるためにも打たせてはいけないということです。


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(Bannister)

「人生100年時代」!良い生活習慣」とは?

「人生100年時代」!良い生活習慣」とは?日常で改めて意識

下記参考にしてみたい。


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リンク

(引用)

「人生100年時代」という言葉を、最近よく耳にします。筆者のもとには、「そんなに長生きしたくない」という意見も届いていますが、ほとんどの人は100歳まで生きられません。

100歳まで生きられる人というのは、あくまでも健康に気遣った「良い生活習慣」を送った上で、進歩した医療や科学技術を享受できる人です。たとえば、糖尿病、高血糖、過度の肥満など、生活習慣病を抱えた人が、90歳や100歳まで生きるのは、かなり難しい。


また平均寿命に対して、「健康寿命」という考え方があります。大きな病気を抱えず、生活に制限を受けずに生きられる期間が健康寿命です。病気で入退院を繰り返したり、要介護状態になったりしても、果たしてそれは幸せな老後と言えるでしょうか。

健康寿命を伸ばすためにどんな習慣が必要か。どんな悪習慣を優先して改善すべきか。筆者は精神科医なので、今回は体だけでなくメンタル面の健康も配慮した上で、健康寿命を伸ばすための3つのポイントを紹介します。


3位 運動不足

運動習慣が健康に与える影響はかなり大きい。たとえば、死亡率なら50%、心臓疾患なら60%、がんなら30%。糖尿病なら58%、認知症なら50%のリスクを減らせるという研究結果があります。逆に、運動不足の人は、正常な人の2倍以上の病気のリスクを抱えているという見方もできます。


2位 孤独

「孤独と健康には、関係があるの?」と疑問に思った人も多いかもしれません。しかし、孤独が健康に与える悪影響は甚大です。


1位 睡眠不足

2007年の日本における危険因子に関連する非感染性疾患と外因による死亡数」という報告によると、原因別に最も健康に悪いのは「喫煙」「高血圧」「運動不足」「高血糖」「塩分の高摂取」「アルコール摂取」となっています。

高血圧と高血糖(糖尿病)は、原因というよりもすでに病気、またはその予備軍ですから、死亡率を高める健康習慣という意味では、喫煙と運動不足がトップといっていいでしょう。

ただし、この研究結果には「睡眠不足」が含まれていません。ランキングの下位を見ても出てこないので、そうした分類自体を行っていないようです。

睡眠不足の悪影響が現れてくるまでには、10年、20年以上の年月を要するため、非常に統計がとりづらい。睡眠不足は、時間差でジワジワと悪影響が訪れる非常に怖い悪習慣でもあります。

個別の研究でみると、睡眠時間が6時間未満の人は正常な人と比べて、がんが6倍、脳卒中が4倍、心筋梗塞が3倍、糖尿病が3倍、認知症が5倍、鬱病が5.8倍、自殺率が4.3倍も、リスクが高いという結果が見られます。


これらの疾病リスクは、喫煙に匹敵、病気によっては喫煙のリスクを凌駕しています。ということで睡眠不足が、精神科医の筆者が考える最も健康に悪い生活習慣です。


健康を守るためには、やれることからやっていくことが重要です。今回紹介した「7時間以上の睡眠」「つながりを大切にする生活」「20分の早歩き」は食事制限や禁煙よりも比較的取り組みやすいものなので、ぜひ実践してみてください。


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(井下奈波)

2022年4月 9日 (土)

今の日本国内のコロナ対応は、安倍・菅両政権時代と何か変わったのだろうか

以下リンク


「政府のコロナ対策の説明は不十分で、現状認識も楽観的過ぎだという声が多数ある」


 昨年9月。自民党総裁選に出馬表明した会見の「総裁選公約」で、こう声を張り上げていたのが岸田首相だった。この時、コロナ対策「岸田4本柱」と題して掲げられたのは、「医療難民ゼロ」「ステイホーム可能な経済対策」「電子的ワクチン接種証明活用 検査の無料化・拡充」「感染症有事対応の抜本的強化」ーー。


 岸田首相は畳みかけるように、「国民の協力を得るため納得感のある説明をしていく」「最悪の事態を想定し、先手先手で対応する」と強調していたが、あれから5カ月。今の日本国内のコロナ対応は、安倍・菅両政権時代と何か変わったのだろうか。


 政府は10日午前、新型コロナ感染者増に歯止めが掛かっていないとして、東京や神奈川など13都県に適用されている「まん延防止等重点措置」を3週間延長、新たに高知県を対象に加える方針を政府分科会に諮問し、了承された。


 政府はまた今月20日に期限を迎える北海道や青森、沖縄など21道府県について、来週半ばに延長の是非を判断する方針だが、仮に延長となれば、だらだらと全国規模で緊急事態宣言が発令され続けた昨年の状況と同じだ。


「医療難民ゼロ」だったはずが、自宅療養者は2日時点で約44万人と過去最高に。「検査の無料化・拡充」や感染症対応への「抜本的強化」は一体、どうなったのか。政府分科会は、オミクロン株の特徴を踏まえ学校や保育園などでの感染防止策を強化する必要がある、として基本的対処方針の変更を決定したが、オミクロン株の特徴などは昨年末時点でとっくに判明していたことではないのか。


 ネット上でも<政府は一体、何をやっているの?><なぜマンボウ? 緊急事態宣言を出さない理由は><国と自治体が綱引きしているように見えるが……>などと疑問や批判の声が目立つ。


 岸田首相は10日、菅前首相の事務所を訪ね、菅氏からワクチン3回目接種について助言されると、「そうですね」などと答えていたというが、菅政権に対して「現状認識が楽観的過ぎた」と指摘していたのではなかったのか。「そうですね」ではないだろう。


 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。


「コロナ対策に失敗した人の事務所に首相がわざわざ出向き、アドバイスをもらっているのだから呆れてしまいます。要するにいまだに、コロナ対策についてどうするべきかを理解していない。分からないのでしょう」


 岸田首相は自身が掲げた「岸田4本柱」をよ~く思い出すべきだ。

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(匿名希望)

『医心方 房内篇』大昔の性の話

note_あすかハゴロモ鍼灸院」の記事を紹介します。

下記,リンク

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今回は平安時代に書かれた日本最古の医学書と言われる『医心方』より、

大昔の性のお話をご紹介します。


はじめに

『医心方』は著者・丹波康頼が古代中国の200以上の文献から撰集し、平安朝のトップ貴族に献上した文献です。

よって今回の内容は、現代社会の倫理観とかけ離れたものも含まれます。

女性と男性を平等に扱わなかった時代の文献なので、女性に対する記述に違和感を覚える箇所が多々ありました。

あまりにひどいところは載せませんでしたが、万が一読んで気分を害された方がおられましたら、大変申し訳ありません。

それでは、本文に参ります。


性行為の位置づけ

本書で引用されている古代中国の文献を読むと、当時は性行為を健康法の一つとしてとらえていた面もあることがわかります。


正しい交接法として、古くからいわれている形状がございます。

男性はそれによって衰えることなく、女性はあらゆる病気を除くことができ、心も精神も楽しくくつろぎ、慰められ、気力も旺盛になります。

しかし、その道をわきまえずに行っているものは次第に衰え、からだを損なってしまいます。

その道を知ろうと思われるなら、気をしずめ、心を安らかにさせ、志を和ませることでございます。

槇佐知子『医心方巻二十八房内篇』より

長くなるので切りましたが、要するに「心を落ち着かせて和やかな気持ちで性行為をするといいですよ」という話です。

性行為が心身を健康にすることもあるし、逆に損なう要因になることもある、という考え方はおもしろいです。

現代もこの考え方は皆無ではないでしょうが、あまり性と健康は結びつかないイメージがあります。

心おだやかに行う性行為は、確かに心身の健康に良さそうですよね。


また、男性を陽、女性を陰ととらえるので、性行為は陰陽の交わりとして重要視されていたようです。


珍房中術

「房中」とは、男女の営みを意味します。

「房内」とも言います。


房とは堂のかたわらにある部屋のことで、その部屋の中を「房中」または「房内」といい、寝室の中での秘めごとを「房事」ということから、房中・房内もそのような意味になりました。


男性のための房中術〈1〉 数をこなす


四十歳になったら、必ず房中術をわきまえねばならない。(略)

その方法は、一晩に十人の女性を相手に性交して、自分は射精しないというだけのことである。

(同著より引用)

四十歳以上になって房中術を心得ていないと、性行為によって力が衰退してしまうのだそうです。

だからと言って「一晩に10人の女性を相手」にするのは疲れそうな気もしますが...

10人も女性をまわりにはべらせられるという点からも、古代の身分の高い男性向きの方法ですね。


男性のための房中術〈2〉 若い女性と行う


童女を相手に性交するのがよい。

そうすれば男性の顔色もきっと童女のようになるであろう。

相手の女性としては、年齢が若くない相手を苦手とするだけである。

もし十四歳か十五歳以上で、十八歳または十九歳いかであれば、男性にとってはとても有益でよろしい。だが(女性の年齢が)三十歳以上になった者とは、性交してはならない。

三十歳未満であっても、すでに出産した女性は男性の身体に利益をもたらすことはできないのである。

(同著より引用)

これは女性からブーイングがきそうな内容です。

そもそも若い気を得たいとしている時点で、男性はある程度歳を重ねている可能性が高いです。

自分を棚に上げて、相手に若さを求めるというのはどうかと思います(^-^;


男性のための房中術〈3〉 唾液を吸う


性交するときには、キスして女性の舌液(玉漿)や唾をたくさん吸うと、胃の中が豁然とし、まるで湯液を服用したようになる。

そして消渇は直ちに癒り、逆気はそれによって下り、皮膚はいきいきと光沢が出て、姿はまるで処女のようになる。

(同著より引用)

唾液の作用、とてつもないですね。

もう薬なんて必要ないくらいの薬効です。

しかもそれを吸った結果、「処女のようになる」と、もはや性別すらも超えています。


女性のための房中術〈1〉 相手に合わせる


男性と交接するときは、必ずリラックスして思考を安定させること。

男性がまだ到達していない場合には、男性の気が充実してくるのをあせらずに待ち、みずからの高まる気持ちを押さえて相手に合わせ、相手に応じるようにせよ。

(同著より引用)

リラックスして、相手と息を合わせなさい、ということですね。

これは現代にも通用するかもしれません。

しかし、その後続く、「相手の男性が他の女性と交接する声を聞いて嫉妬に苦しんではいけない」という内容は、現代女性には大ブーイングものでしょう。


女性のための房中術〈2〉 陰気を養う


陽によって陰を養えば女性のあらゆる病気は除かれ、顔色はいきいきとした光沢を持ち、美しい肌となり、寿命がのび、老いることなく、いつも童女のようである。

(同著より引用)

現代も良い性生活をするとお肌に良いという俗説があるので、これは一理あるのかもしれません。根拠はありませんが...

ホルモンの関係でしょうか。


好女の条件

好女とは、美人のことではなく、

「男性の寿命を増やし、長生きさせる女性」のことです。


話し方や声が和やかで調っており(略)

そして陰部や脇の下に毛があるものは相手にするな。

毛があっても必ず細くてなめらかな者にせよ、

(同著より引用)

毛には厳しいようです。

当時の女性は必死に脱毛したのでしょうか。

レーザー脱毛などない時代、努力がしのばれます。


他にも細かく好女の条件が出てきますが、体のことを細かく言っており、正直鬱陶しいので割愛します。


まとめ

平安時代に古代中国から伝わってきた性の話はいかがだったでしょうか?


時代背景からも男性目線のものが多く、

私も読んでいて「やれやれ」という気持ちになりました。

どうか真に受けず流してください。

気分を害された方がおられましたら申し訳ありません。


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引用終わり


(我妻佑磨)

オミクロン株に感染したら(岡田正彦)

>伊東さんは、オミクロン変異新型コロナウイルス感染症は、すでに「新型コロナ肺炎」ではないと強調する。

リンク


診断名で判断するのはやめた方が良さそうだ。症状から自ら察知する能力が必要になりそう。処方される薬も必要か否かの判断は自らする必要がある。


>自分が感染しても、慌てないことです。医師から陽性の診断を受けると、解熱剤や咳止め、去痰剤、抗アレルギー剤、抗生物質など数種類の薬が処方されると思いますが、ほとんどの薬は必要ありません。


岡田正彦 Masahiko Okada, MD, PhD

新潟大学名誉教授(医学博士) より転載します

リンク


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(2022.2.28 改訂)

NEW!

(7) オミクロン株に感染したら

 「風邪ていど!」と評されることの多いオミクロン株感染ですが、自分が感染したら、どうすればいいのかをまとめました。


私が診療を担当している高齢者のうち、数十名がオミクロン株に相次いで感染しました。入院先がみつからないまま、(コロナ専門病院でないにもかかわらず)治療に当たらざるをえない状況になったときの経験と、海外のレポート情報を交えたものです。


まずテレビでは、重症化した人の数ばかりが強調されていますが、米国での調査によれば「デルタ株」に感染した17,000人中、人工呼吸器が必要になるほど重症になった人は11人でしたが、「オミクロン株」に感染した人52,000中には、ひとりもいませんでした。


ワクチン接種や持病の有無は、重症化に影響しません。ただし糖尿病のある人は、血糖値が大きく乱れることがあります。これはウイルスのせいではなく、薬がきちんと飲めなかったり、食事などの生活習慣が不規則になっていたためと考えられます。


主な症状は、発熱、鼻水、頭痛、倦怠感、くしゃみ、咽の痛みの6つです。そのうち発熱の期間に関するレポートはありませんが、私が診療した高齢者ではほとんどが2日以内に解熱していました。「他人に感染する力はインフルエンザ以上」、「症状はインフルエンザより少し軽い」というのが私の分析です。


自分が感染しても、慌てないことです。医師から陽性の診断を受けると、解熱剤や咳止め、去痰剤、抗アレルギー剤、抗生物質など数種類の薬が処方されると思いますが、ほとんどの薬は必要ありません。高熱が続く場合、アセトアミノフェンという成分名の解熱剤(熱さまし)が安全で有効です。熱がある間だけ1日3回服用するとよいでしょう。ただし予防効果や重症化を抑える効果はいっさいありませんから、熱が下がったら終わりにします。


普通の風邪でも同じことですが、熱が出るのはウイルスの増殖を抑えるための生体反応ですから、本当は薬で下げないほうが早く治るはずなのです。


漢方やサプリメントに期待する声もあるようですが、エビデンスはなく、飲み慣れないものを服用して体調を崩してしまう人もいますので、要注意です。世界中の専門家が勧めるのは、薬でもサプリでもなく、果物をしっかり食べることです。特に発熱などで食欲が落ちた場合は、水分と果物だけでもしっかり摂るようにしてください。


症状が軽快してきたら、なるべく体を動かすようにすることです。自宅療養を指示されている期間は外出できませんが、家の中でも軽い運動はできるはです。ただし慣れない運動を急に行うと、むしろ逆効果になるとの研究結果もあり、ほどほどが肝要でしょう。なおオミクロン株に感染したあと、立て続けに2つめのオミクロン株(BA.2)に感染する人が少なくないと、海外で報告されています。「自然免疫ができた」と気を抜かないよう。


【参考文献】

1) Landon E, Which over-the-counter medications are best for coronavirua symptomes? UChicago Medicine, Dec 21, 2021.

2) Moyer MW, 'I had never felt worse': long covid sufferers are struggling with excercise. New York Times, Feb 21, 2022.

3) Omicron - symptoms and hospitalised patients. NSW Goverment, Jan 21, 2022.

4) Reduced hospitalization risk, shorter stays for Omicron patients: US study. Medical Xpress, Jan 12, 2022.

5) Lewnard JA, et al., Clinical outcomes among patients infected with Omicron (B.1.1.529) SARS-CoV-2 varinat in southern California. medRxiv, Jan 11, 2022.

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(転載おわり)


(孫市)

2022年4月 8日 (金)

頭はがんばらない、体はがんばる♪

最近、40代女子で女子会をしたとき、仕事や家事や子育て、いろいろなことの問題すべてが「方針:頑張る」になっちゃっているね!って笑い合いました(笑)

「頑張る」っ字の通り、かたくなにはる、ですもんね。なんかがちがちになってしまっているイメージ。

楽しんでいる人はどんなに働いててもガチガチな感じはない。軽やか♪


「頑張る」じゃ何も生まないな、と感じましたが、じゃあどうすればいいか?

下の引用にある通り、頭でぐるぐる考えるのではなくて、体を動かして、みんなと会話して、まず生きてることを楽しむことからかな(#^^#)と思いました!


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OSOTO webより引用します。

リンク


頭はがんばらない、体はがんばる

 私のもとを訪れる患者さんのなかにも、体や心の不調を訴える方がたくさんいます。そういう方に共通するのは、普段からあれこれ考え過ぎて、頭は、がんばっている。だから、頭が、すごく疲れている。


逆に、肉体は疲れていないということ。体を動かす習慣のない人がほとんどなのです。体をしっかり使っていないと眠りが浅くなるから、布団に入っても、考え過ぎる。考えているだけだと解決しないことが多いから不安になる。不調を来たす。


実は、おもしろいことに、体って疲れるくらい動かさないと元気にならないんですよ。ちゃんと使って、負荷をかけてあげることで、調子が良くなる。


また、体を動かさないとエネルギーが余るので、それを人間は無意識に発散しようとします。その一番手っ取り早い方法が悩むこと、不安や恐怖を感じること。それが脳でエネルギーを最も消費する行為だからです。


だからこそ、必要なのは「頭はがんばらない、体はがんばる」ことではないかと思うんです。


そうすると、運動でエネルギーが消費され、余分なエネルギー量が少なくなる分、脳は優先順位をつけて効率よく働こうとするので、今、考えていても答えが出ないことと、出ることにちゃんと振り分けられて、無駄に悩み過ぎず、考える前に行動するというシンプルな思考になってきます。結果、心のモヤモヤも早くリセットできます。


心と体はワンセットなんですよ。だから、心がモヤモヤすると感じたら、まずは「自分は体を動かしているかな?」と問いかけてみてください。(中略)


私の考える健康って、病気をしないとか、いつも笑顔でいることよりも、「嫌なこともあるけど、生きていてうれしいな」と思える心身を持っていることです。だけど、いくら「明るく考えようよ」と言っても、人の心は簡単には変えられません。


逆に体はちょっとした運動で、ちょっと変えられます。体をがんばって動かしてエネルギーを使い切れば、毎日ちゃんと疲れて眠ることができる。これは人間が古代からおこなってきたこと。そんなごく当たり前のことが、何があっても「大丈夫!」と思える、健やかでハッピーな心身につながっていきますよ。

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(引用以上)


(お百姓さん)

間違いだらけのマスク選び。自ら考え設定しているか

マスクの着用が当たり前になった昨今の日本。そもそも、マスクが絶対なのか疑問に思う部分もあるが着用するマスクの種類も何を根拠に選ぶのか。

思考停止で広告の言いなりで選定していないか。あらためて、自ら考え選定する思考と性格を意識していきたいところ。



---------------------以下引用---------------------

リンク




昨年1月頃から始まったコロナ禍も約1年が経ち、マスクは日常生活に欠かせないものになった。そして膨大な種類のマスクがこの間に開発販売されている。しかし、その性能表示などの広告には甚だ疑わしいものが多いので今回は冷静に分析してみたい。


最大の問題は、多くのマスクが「周囲からの漏れ」を無視して、フィルター機能のみを誇張していることだ。これは、「マスクの四方を強力粘着テープで目貼りした場合の話」をしているのだが、それは現実的にはありえない。


いくらマスク本体フィルター機能が99.9%でも隙間経由で数10%空気が流出入する事実は皆言わない。また飛沫に限って言えば、不織布サージカルマスクに比べると通常の通気性のある布マスク(立体マスク)は格段に飛沫の流入にも飛散についても機能が劣るということはあえて言わない。「広告だから良い部分を強調して不利な部分には触れない」という原則があるが、そもそも(通気性のある)布マスクは飛沫飛散防止効果はかなり劣るという事実を隠すのは問題だ。


マスク本体に通気性が無いと窒息してしまうから、口の周りを覆うタイプのマスクでは、最低限の通気性が確保出来る素材を選ばなければならない。これが通気性のある布マスクの本質的かつ最大の弱点である。通気性のある布マスクでは飛沫の飛散は防げない。


一方、当社製「らくなマスク」における基本的考え方は「相手に飛沫を飛散しない」を第一目的にしたので、マスク本体は「高密度ナノファイバーポリエステル」で100%飛沫をシャットアウト出来るようになった。この生地の通気性は全く無い。その代わり、「下方吸排気方式」により「息のしやすさ、快適さ」を確保しつつ、マスク周囲からの漏れについては敢えて下方の自分の体方向へ飛沫を飛ばす事で、マスクの上部と側方からの飛沫飛散を止めた。


飛沫飛散については、不織布サージカルマスクが一般の布マスクより優れている。しかしその密閉性により息苦しさやマスクかぶれなどの皮膚障害を起こすことで注意が必要である。


飛沫飛散防止の観点から言うと

不織布サージカルマスク>らくなマスク> らくなさらし(手ぬぐい)マスク > 立体布マスク という順番である。



また、人体にとってとても重要な、快適さ(息のしやすさ、肌への負担感、メガネが曇らない等)から言うと、


らくなマスク> らくなさらし(手ぬぐい)マスク > 立体布マスク>不織布サージカルマスク といえる。


最近ではマスクの性能を誇大広告したいが為に、例えば「分子間力」などとさももっともらしいプレゼンをして人気を集めているマスクもあるが、飛沫飛散防止については期待出来ない。


思考停止することなく自分の頭で冷静に判断し、ケースバイケースで最適なマスクを選ぼう。

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(872)

「年齢とともに身体はどんどん錆びていく」緑黄色野菜が若返りに効くこれだけの理由

植物だけがもつ栄養素「フィトケミカル」、植物だけが作り出すことが出来る化学物質なんだそうです!

優れた「抗酸化作用」「抗菌作用」があり、老化防止や健康の維持、免疫力アップに役立つなど、化学物質ごとにそれぞれの様々な効果があるそうなんです!


リンク)以下引用

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いつまでも若々しくいるためにはどうすればいいか。日本ユニバーサルカラー協会代表理事の南涼子さんは「野菜や果物の色素にはフィトケミカルという栄養素が含まれており、老化につながる酸化を防ぐ働きがある。この抗酸化成分は緑色の野菜類や赤色の魚介類に多く、食べることで若返り効果が期待できる」という――。


植物だけがもつ栄養素「フィトケミカル」私達の身体をつくり、エネルギー源になる大切な3大栄養素といえば、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」ですが、これに「ビタミン」と「ミネラル」が加わると5大栄養素になります。ビタミンとミネラルは身体の調子を整えるはたらきがあるため、意識して摂る必要があります。そこに第6の栄養素「食物繊維」と、第7の栄養素「フィトケミカル」が加わると、7大栄養素と呼ばれます。


なかでもフィトケミカルとは、ギリシャ語で植物を意味するフィトまたはファイト(phyto)と、科学のケミカル(chemical)を合わせた言葉で、「ファイトケミカル」とも呼ばれています。これは「植物だけが作り出すことができる化学物質」(植物化学物質)のことで、その成分には野菜や果物の色素や香り、アクや苦みも含まれています。野菜、果物以外では豆類、芋類、海藻類、お茶やハーブなどにも存在しています。


なぜ、主に植物にフィトケミカルがあるのでしょうか。


自ら動くことができない植物は、太陽の紫外線による酸化や虫などの外敵から身を守るために、色や香り、苦みを持ったオリジナルの化学物質を作り出してきました。そのなかでもよく知られているのが、フィトケミカルであるリコピンやポリフェノール、フラボノイド、クロロフィルなどです。


積極的に摂取するとがんリスクが最大40%減少野菜がカラフルな理由は、このフィトケミカルにあるのです。フィトケミカルの種類は数千種類以上と非常に多く、ひとつの野菜や果物に数種類のフィトケミカルが存在していることも少なくありません。


また、フィトケミカルには優れた「抗酸化作用」「抗菌作用」があり、老化防止や健康の維持、免疫力アップに役立つなど、化学物質ごとにそれぞれの効果があることが分かっています。


一部の研究では、このフィトケミカルを積極的に摂取することで、がんのリスクを最大40%減らすことができると述べており、がんにつながる損傷から細胞を保護するはたらきがあるとしています。


高血圧や心臓病の予防にもなる「食べる薬」

実際にアメリカで、1940年から2014年までに承認された抗がん剤の約50%は、天然植物に由来する成分であることも明らかになっています[1]。


そうしたことから、フィトケミカルの色は「がんと闘う色」ともいわれています。


その他にはアレルギー、高血圧、心臓病、動脈硬化の予防、肝機能の保護、コレステロールの調整、視力低下の予防改善など、数多くの疾患に有効であることもいくつかの研究で判明しています。


こうしたことから、野菜と果物の色は健康と等しく、「食べる薬」といえるでしょう。


食べる色が多ければ多いほど全体的な健康により効果も期待できるので、お皿の半分以上を「虹のように、色とりどりの果物や野菜で満たす」ことを心掛けて欲しいと思います。


【以下省略】


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(美輪真緒)

牛乳の飲み過ぎが骨粗鬆症を招く

リンク)より


戦後日本の栄養指導を簡単に言うと、

 1.日本人は体格が小さいから、高脂肪、高タンパク、そしてパン食がよろしい(米を食うとバカになるとも)

 2.肉・卵・牛乳は"完全食品"と呼ばれるほど栄養が豊富、特に牛乳にはカルシウムが豊富で、体を大きくし、骨を丈夫にする...等々だったように思います。


この思想に従って、子供からお年寄りまで、「牛乳=カルシウム=骨」という「牛乳神話」ができあがった訳です。

しかし、これには重大な間違いが存在しています。「牛乳にはカルシウムが豊富に存在している」のはその通りです。が、そのカルシウムが骨を丈夫にするかと言えば、それは決して正しくないのです。


ミリオンセラー、『病気にならない生き方』の著者、新谷弘実博士によると、「牛乳の飲み過ぎこそ骨粗鬆症を招く」と指摘します。

なぜかと言うと、「人間の血中カルシウム濃度は、通常9~10㎎(100cc中)と一定しています。ところが、牛乳を飲むと、血中カルシウム濃度は急激に上昇するそうです。そのため一見すると、カルシウムがより多く吸収されたように思いがちですが、この『血中濃度の上昇』こそが、悲劇をもたらすのです。じつは、急激にカルシウムの血中濃度が上がると、体は血中カルシウム濃度をなんとか通常値に戻そうと 恒常性コントロールが働き、血中余剰カルシウムを腎臓から尿に排泄してしまうのです。

つまり、カルシウムをとるために飲んだ牛乳のカルシウムは、かえって 体内のカルシウム量を減らしてしまうという皮肉な結果を招くのです。牛乳を毎日たくさん飲んでいる世界四大酪農国であるアメリカ、スウェーデン、デンマー ク、フィンランドの各国で、股関節骨折と骨粗鬆症が多いというのはこのためでしょう」と牛乳のカルシウムの問題点を鋭く指摘しています。


これに対し、日本人がカルシウム源としてきた小魚や野菜や海藻等は、牛乳ほど急激に吸収されることはありませんので、骨粗鬆症の心配はないそうです。

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(柏木悠斗)

危険な水道水(特にお風呂)から身を守るには?

375440 健康を損なう最大原因『水道水』  

>水道水は飲むよりシャワーやお風呂が100倍危険!

>日本の水道事情を考えた時、家中の蛇口から塩素を除去する何らかの対策を講じる必要があると思われます。


シャワーやお風呂がこんなにも危険だったとは衝撃です。

何か対策がないか、調べてみました。


お風呂の塩素除去の方法は、ビタミンCを入れるだけ!結構簡単。

シャワーはシャワーヘッドを除塩素可能なものに交換すると良さそうです。


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塩素の危険性(リンクより紹介します)


水道水の塩素については、以前にもつうしんでお伝えしましたが、シャワーやお風呂の塩素の影響はご存知ですか?


塩素は25度で気化(ガス化)するので、浴室の中は塩素のガスで充満する事になり、シャワーを浴びると、気化した塩素が呼吸や皮膚呼吸によって血液中に取り込まれ、体内をめぐる事になります。

その摂取量は、水を飲んだ時と比べると100倍にもなるそうです。それによって、ぜん息や血管障害になり心臓病や脳卒中の原因になる場合もあります。


肌への影響は、アレルギー疾患をひどくさせ肌もカサカサになりますが、化学性物質、合成洗剤などのシャンプーやボディーソープを使っていたら、更に肌の表面は破壊され、塩素がより浸透しやすくなってしまいます。

髪の毛はキューティクルが破壊され枝毛の原因になり、バサバサに髪が傷んでいくのです。

アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある方は、お風呂での塩素の影響は絶対に避けた方がいいという事ですね。


お風呂のカビ取り剤や漂白剤などの主原料となっている塩素ですが、塩素系の洗剤から発生したガスを吸い込んでしまうと、目や鼻や喉に刺激を受け、それが原因で肺水腫を引き起こす事もあるそうです。

濃度は全く違うとはいえ、そんな危険性のある塩素で髪や身体を洗った後、塩素のお風呂に入っているのを想像しただけでザワザワしませんか?


実はうちの子も、お風呂上がりは必ず目の痛みや赤みが出て、肌がかゆくなったりしていました。

お風呂での塩素の影響を知りながら、今まで何も対策を取らなかった私ですが、試しに塩素を除去できるシャワーを取り付けてみました!

結果としてもっと早く付ければ良かったと後悔しています その理由は、使い始めてすぐに子供のお風呂での肌トラブルや、目が赤くなるなどのトラブルが一切なくなったからです。

私も、お風呂上がりは顔が乾燥して、すぐに化粧水で保湿をしていたのですが、それも改善され、髪の洗い上がりも違いました。

今は、私も子供も安心してお風呂に入れるようになり本当に良かったです。


浴槽の塩素除去にはビタセラワン(塩素除去剤)を入れています。

浴槽の中の塩素は、備長炭などを使っても除去する事ができるそうですが、レモンに含まれているビタミンCは還元作用があり、酸化作用のある塩素と反応して中和できるので、塩素除去にはビタミンCが一番良いのは皆さんご存知ではないでしょうか。

緑茶にもビタミンCが含まれているので、茶殻をお風呂に入れても効果はあるようですが、茶殻をパックに入れる手間、それが破れた時のストレスを考えたら、生活に取り入れる事は私には難しそうです。

ビタセラワンはビタミンCの錠剤で、浴槽に1粒入れるだけで塩素を除去する事ができる商品です。

「ただ入れるだけ」ものすごく魅力的()


家庭での塩素基準濃度は、前のつうしんでもお伝えしましたが、住んでいるところによってはプールよりも濃度が高い所もあるようです。

世界からは、日本の水道水の塩素含有量の多さを指摘されているという情報もありました。

人体には影響がないとありますが果たしてそうなのでしょうか? 身体に害のあるものを、どこまで気にして生活していくかは自分次第にはなってしまいますが

世の中のあらゆる毒を避けて生活するのは不可能に違いですが、私は、自分が出来る範囲の事はやっていきたいと思っています。


チウエ*)

2022年4月 7日 (木)

重曹×クエン酸で温泉級の炭酸風呂に...!!驚くほど体温上昇!☆彡

後輩ちゃんからお勧めされた、重曹×クエン酸で炭酸風呂!!早速やってみると、絶大な効果がありました!


いつもお風呂上りは、靴下やスリッパをはかないと一瞬で足が冷えてしまって、「末端冷え性だ!」と思ってたのですが、炭酸風呂に入った日は、体がポッカポカ!!重曹とクエン酸を入れただけなのに~!!と本当にびっくりしました!

さらに、お肌もつるつるで温泉に入った時のようで瞬間的に効果を実感♪

どうしてこんなにいいんだろう~他にも効果があるのかな?と思い調べてみました


以下引用

リンク

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そもそも、お掃除に使う重曹をお風呂に入れるメリットとは何なのでしょうか?


・体の汚れを洗い流す

・角質を取ってくれる

・体のニオイを取る

これら3つの効能があるんです。それぞれ見ていきましょう!


・体の汚れを洗い流す

重曹は炭酸水素ナトリウムという弱アルカリ性の物質を含んだもの。アルカリ性ということは油汚れを落とすことに適しています。

私たちの体にある油汚れは、皮脂の汚れ。皮脂が溜まると、毛穴がつまりニキビや肌荒れの原因になります。

重曹はこの汚れを落とし、ニキビや肌荒れを防いでくれるのです。


・角質を取ってくれる

角質とは皮膚の層の中で最も外側にあるもの。これが分厚くなっていくと、ヒビ割れして皮膚がガサガサになってしまうのです。

これを防ぐためにも重曹が効果的!古い角質がどんどん落ちていき、ガサガサ肌にならずに済むんですよ!


・体のニオイを取る

重曹はアルカリ性なので、酸性のものと混ざると中和します。

私たちの体には、脂肪酸や酢酸(さくさん)など、酸っぱいニオイを発しています。いわゆる体臭ですね。

重曹はこのようなニオイを中和させ、消臭してくれるのです。体臭が気になる人には嬉しい効能ですね♪


引用終わり------------------------------


重曹だけでも十分な効果がありそう...!!

では炭酸風呂にすると?


以下引用

リンク

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炭酸風呂の効能

ところで馬渕さんによると、炭酸風呂には次のよ

うな3つの健康効果があるそうです。


炭酸風呂の効果

1.皮膚の保湿効果アップ

2.皮膚の老廃物を排出

3.血行促進


炭酸水は水よりも皮膚への浸透率が高いので、普通のお風呂に入るよりは、保湿効果が高いと言われているそうです。

また炭酸水には、タンパク質・脂質・油分を浮き上がらせる働きがあるので、皮膚に付着している

不要な角質や皮脂を剥がしてくれる働きもあるようです。


さらに炭酸風呂には、血行促進の効果も期待できるそうです。

炭酸風呂に浸かると、二酸化炭素が皮膚の中に入り込んで血管を拡張してくれるので、血液の流れ

が良くなり、体が温まりやすくなるということです。冷え性対策にも良さそうですよ。

普通のお風呂に10分入るよりも、炭酸泉に5分入るほうが、血行が良くなっており、炭酸泉は短時間で体が温まることが分かります。


引用終わり-------------------------------------------


免疫力を上げたければ、基礎体温を1度あげよう!とよく聞きます。

ワクチン打つより、マスクするよりよっぽど効果がありそうだと思いました!


(はるこ)

オミクロン株が「人間の免疫機能」の実態を明らかにしつつある

リンク

より


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の変異株であるオミクロン株が世界的に広まり、多くの国で感染のピークを迎えています。世界はまだ混乱状態にあるものの、COVID-19に伴うさまざまなワクチンが開発され、ブースター接種の効果、変異株へのワクチンの効果などに対する臨床試験が行われることで、人間の免疫機能についての興味深い事実が明らかになってきています。


リンク


◆「中和抗体」とは何か、人間の免疫系とどう関係しているのか?

COVID-19に関する情報の中で「中和抗体」が重要であると耳にしたことがある人も多いはず。中和抗体は病原体が細胞に及ぼす影響を中和して、細胞を防御する抗体のことを言います。


体の中に細菌やウイルスが入ると、まずリンパ球の1種であるB細胞が反応し、分裂を始め、「抗体」というたんぱく質を大量生産する形質細胞に分化します。抗体にはさまざまな種類がありますが、病原体を攻撃するためのフラグをつけるものや、感染を防ぐために病原体と結合するものなどを中和抗体と呼びます。多くの科学研究において、この中和抗体が「免疫の防御力」の指標として使われています。


COVID-19に関しては、「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染した場合、感染後しばらくすると中和抗体レベルが下がってしまう」ことが研究で示されています。この情報を懸念する人もいますが、多くの免疫学者にとっては予想の範囲内とのこと。というのも、中和抗体を生み出すB細胞はそもそも短命であるためです。


◆「中和抗体レベルが下がる」が意味することとは?

病気から回復した後において重要なのは、病原体が再び体に侵入してきたときに、それをターゲットにして攻撃を行う「長寿命のB細胞」を体が作れるかどうかということ。このようなB細胞は通常「胚中心」と呼ばれる構造内で作られます。胚中心は人が病原体に感染するとリンパ節などの免疫組織内に作られる微小構造で、「B細胞のトレーニングキャンプ」のようなものとのこと。胚中心で増殖し変異を繰り返したB細胞のうち、「最高の抗体を産生するもの」が生き残ります。


上記プロセスは1か月ほどの期間をかけて行われ、最終的に生き残ったものが「メモリーB細胞」となり、血中を循環します。B細胞は抗体を作りませんが、ウイルスやウイルスたんぱく質に遭遇すると急速に分裂し、抗体を生み出す形質細胞へと変化します。そして残ったメモリーB細胞は長寿命の形質細胞になり、骨髄で少量かつ高品質の抗体を作り続けるとのこと。


体の中でB細胞がどのように働いているのかは、以下の記事を読むとよくわかります。


細菌やウイルスに対して免疫系はどのように戦っているのか? - GIGAZINE

リンク



研究からは「COVID-19感染後23カ月で急速に抗体レベルは落ちるものの、4カ月後には低下が緩やかになる」ということが示されており、これはメモリーB細胞の働きと一致します。免疫学者のRafi Ahmed氏は中和抗体レベルの低下を表すグラフについて、ある期間をすぎるとカーブの形が安定し、「とてもいい感じに見える」とコメントしました。


◆中和抗体レベルが下がるとワクチンの効果はなくなっているのか?

感染者だけでなく、2度のワクチン接種を終えた人についても、時間の経過とともに中和抗体レベルの低下が報告されています。また、オミクロン株についてはワクチンを2度接種していても感染する「ブレイクスルー感染」も多数報告されています。これらの情報から「ワクチンの効果がなくなっている」と言われますが、一方で感染後の重症化に対しては保護効果があることも判明しました。


基本的にワクチンは感染を模したものですが、COVID-19ワクチンである「mRNAワクチン」については、「ウイルスそのものではなくスパイクタンパク質というウイルスの一部分に反応する」という違いを持ちます。


このためワクチン接種者の抗体レベル低下が、COVID-19感染後の人のように「一定レベルまで低下するがその後安定する」かどうかはわかりません。免疫学者のShane Crotty氏は「おそらく免疫による防御は何年も続くだろう」と述べました。


◆なぜ中和抗体レベルが下がっても「免疫効果」は存在し続けるのか?

人間の免疫には上記の「中和抗体」「B細胞」だけでなく、「T細胞」も深く関わっています。T細胞は抗原と接触するとさまざまな役割を持った「エフェクターT細胞」を増殖させます。エフェクターT細胞から、病原体に感染した細胞を殺す「キラーT細胞」や、他の免疫機能を刺激する役割を持つ「ヘルパーT細胞」などが分裂していきます。そして病原体という脅威が去った後には、メモリーB細胞と同様の機能を持つ「メモリーT細胞」が残るとのこと。


COVID-19に関していえば、「普通の風邪にかかった時の記憶」が免疫効果を発揮しているとも言われています。これは長期間にわたって体内に保存されるメモリーT細胞が免疫効果を発揮している可能性があるとのこと。研究者は、メモリーT細胞のうち類似した抗原に反応する「交差反応性T細胞」が反応し、深刻な感染が起こる前に病原体をシャットダウンするという仮説を立てています。



上記はまだ仮説ですが、確かなのはメモリー細胞が「中和抗体のようには機能しないものの、感染を阻止することができる」ということ。メモリー細胞は感染後、効果を発揮するまでに時間がかかるため、感染者にはある程度の症状が現れます。しかし、最終的には重症化や入院率を下げるほどの免疫効果が現れるわけです。


また、COVID-19感染者やワクチン接種者のT細胞は、多数の変異があるにもかかわらず、オミクロン株に対してもデルタ株とほぼ同じ細胞応答を行ったことが研究で示されています。これは、「T細胞が抗体であれば反応しない部分にも反応すること」や、「T細胞は人によって異なるのでウイルスが回避策を見つけ出せないこと」などが理由だと考えられています。

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(吉 四六)

秋山佳胤氏×中西研二「不食は、愛の飽食を生む」

不食の方との対談、実体験を混じりながら不食の仕組みを語ってくれています。



以下リンク


過食は感情的な飢餓感の代償行為


(前略)


中西 不食を目指したのは、どういうきっかけだったのですか?


秋山 たまたまジャスムヒーンさんのワークショップに参加した人から「とてもよかった」と聞いたからです。



中西 『神々の食べ物』(ナチュラルスピリット刊)の著者で、不食を実践されている第一人者の方ですね。


秋山 そうです。そのときのチラシに載っていた彼女の笑顔にとても安らぎを感じて会ってみたくなったのです。私は理系の思考をするので、食べ物なしで過ごせるなんて思ってもいませんでした。ただ彼女に会いたいという理由でワークショップに参加したのです。前日からお腹を壊して何も食べずに参加しましたが、ワークショップを受けている間、体調はどんどん良くなっていきました。そして、不思議とお腹が空かないのです。彼女の放つ圧倒的な愛のパワーに満足して、お腹が空かないのです。


中西 肉体よりも精神的に満たされていったのですね。


秋山 精神的に満腹でした。現代人、特に先進国では、栄養不足による病気よりも、栄養過多で病気になる人がほとんどなのです。飢えは、肉体的な飢えもありますが、実は感情的な飢えというのが大きくて、必要以上に食べるというのは感情的な飢餓感からくる代償行為です。子どもが寝食を忘れて夢中で遊んでいるようなときは精神的に満たされていて、体の内側からエネルギーがわいてきます。それはどのようなものにも変換できる宇宙のエネルギー、愛のエネルギー、命のエネルギーです。このエネルギーは循環していて、滞れば病気になります。神道の世界では、流れが滞ったら穢(けが)れを払うという儀式で再び流れを良くします。これが私たちがずっと大事にしてきた意識かなと思います。このエネルギーをジャスムヒーンさんは「プラーナ」と呼んでいます。プラーナを摂取することで、物質的な食事を摂(と)らなくても体を維持することができます。


中西 では食事ではなく、プラーナを頂いているということですね。


秋山 そうです。だから、私は不食と言わずに「愛の飽食」と言っているんですよ。命のエネルギーを溢れるほど頂いています。




脳波を高周波にすることがポイント


中西 不食をするまでに、どんなプロセスがあったのですか?


秋山 ジャスムヒーンさんのガイドラインに沿って、2年くらいかけてゆっくり体が変化していきました。徐々に食事の量と質を減らしましたが、この間に無理に食事を我慢したりせず、すべて自分の肉体と対話して欲するものを求めていたので、とても楽しく進められました。ご飯を食べる代わりに太陽の光を浴びに行くこともありました。太陽からプラーナを摂取していたのです。太陽や大地、大気中には命のエネルギーが満ち溢れています。森の中で元気を取り戻すという感覚は、実はプラーナと十分交流できたからです。


中西 そうかぁ。不食は、プラーナとの交流が活発になり、精神的な安定が得られるのですね。


秋山 そうですね。食べ物を減らすコツは、いかにリラックスできるかということなのです。意識に影響する脳波で言うと、緊張とか競争の脳波はβ(ベータ)波です。β波の脳波ではプラーナの摂取はなかなか難しい。なぜなら、プラーナはエネルギーですから、物質よりも高周波です。共鳴の原理で言えば、高周波のものを引き寄せるには、脳波を高周波にする必要があります。リラックスしてくるとα(アルファ)波が出てきます。α波やさらに高周波のθ(シータ)波が出てくると、プラーナの摂取が高まってきます。θ波の意識状態を24時間保つことができれば、水もいらなくなります。




プラーナ摂取率は限界がない


秋山 最初のワークショップに参加してから初めて食事をしたのが8日後で、フレンチのフルコースでした。


中西 いきなり? 普通なら死んじゃいますよね?


秋山 断食の先生にこの話をすると非常に怒られます(笑)。ただ、私のやっていることは断食ではありません。断食とは食事を制限して、再び日常生活に戻るプロセスを含む行為です。断食している期間は非日常なのです。ところが私は食事を制限するわけではなく、プラーナ食をいっぱい頂いていましたから、いきなり食事をしても体にダメージはありません。


中西 体の中でどんな変化が起きていたのでしょうか。


秋山 2回目のジャスムヒーンさんのワークショップに参加したときのことです。プラーナの摂取率を計る一種のオーリング的なテストがありました。そのテストではプラーナ100%という数値が出ました。それから水をとることをやめました。


中西 プラーナ100%の摂取率とは、体を維持する栄養素をすべてプラーナでまかなっているということですね。すごいですね。


秋山 それで終わりじゃないのです。


2年後また同じテストをすると100%以上と言われ、またその2年後は200%以上、さらに一昨年のテストでは、500%以上だということでした。それでプラーナの摂取には制限がないんだと思いました。そうなってくると何を食べてもいいということです。


中西 どういうことですか?


秋山 例えばプラーナ摂取率90%だったら10%は通常に食べないと体を維持できないわけです。それが100%になれば食べなくてもよくなります。100%を超えれば余分なエネルギーを使っても体を維持できます。食事による消化・排泄というエネルギー消費で体に負担がかかりますが、有り余るほどのプラーナを保持していれば、何を食べても体内のプラーナ量は十分に余裕があるということです。私も肉体を持っている以上、食事をみんなでいただく楽しみはあります。でも食べなくてもいいし、食べる自由というものが私にはあるということです。


中西 なるほど。お見受けしたところ、お肌がピカピカに輝いていますけど


秋山 いつも頭を空っぽにしているからでしょう。空っぽのところに夢を詰め込んで子どものように楽しく過ごしているので、子どものような肌になるのかもしれません。


中西 大変興味深く、素晴らしいお話を伺いました。お忙しい中ありがとうございました。


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(顧 億睿)

癒しの力は大自然のエネルギー 自己治癒力を高めて健康を呼ぶ“癒し癒す心が健康を育てる

リンクより抜粋します。


現代社会が健康を破壊している

いま、日本人の60%が、何らかの病気を持ち、 その内の半分以上が医療の世話になっていると 言います。

健康を増進させるもの、癒しと蘇生をす すめるもの、「本物」でなければなりません。

 健康は内なる力を引き出すこと

社会が進歩するにつれて矛盾が膨らみ、これ までの常識や手法では解決し得ないのが今の姿 です。

日本の財政赤字は膨らむばかりですし、 不良債権問題もメドが立っていません。

政治や 行政の乱れや腐敗、企業の退廃、モラルの欠如、 青少年犯罪や陰湿な事件が後を絶たず、暗い話 ばかりがニュースの中心です。

その下で健康へ の不安は広がり続けています。

これまでの概念(思いこみ、ものの見方や考 え方の尺度)を一旦横に置いて、視点を変えて 考えることが必要になっているようです。

それ も、なるべくマクロの視点で、目先の現象や利 害にとらわれないことが大切になっています。

そこから健康を考えると、私達が日常意識す ることのない自分の内にある力、自己治療力を 引き出すことが健康づくりの最大のカギである ことが見えてきます。

本当の健康は、外から与えられるものではな く、自らの内なる力にあることを知り、その力 を生かすことこそ健康への道だと言えるようです。

その内なる治療力を発揮できるようにするこ とが本来の治療であり、癒しだと言えるでしょ う。

 生命体は大自然のエネルギーで生成する

ところで、地球上のすべての存在は、蘇生化も しくは崩壊化のいずれかに向っています。

物理学 の世界では、熱力学の第二の法則としてエントロ ピー増大の法則が常識で必然とされています。

自然界ではエネルギー分子は時間とともに必ず拡 散化の方向にすすみ、無秩序化し、低レベル化す ると言われています。

これが崩壊化ですが、ここでは「孤立系、すなわ ちエネルギーの出入が遮断された(閉ざされた)系」の中での必然と言っています。

現実の社会現象を見れば、確かにエントロピー 増大の法則に見る通り、エネルギー分子が拡散し、 無秩序化し、低レベル化しているように見えます。

環境の破壊、社会全体の不安と混乱の広がり、健 康破壊と病気の増大などはその典型と言えるのです。

ところが人間をはじめとする生命体は、自然の エネルギーを得て間違いなく生成し、発展してい ますし樹木までも成長していきます。

全ての生命現象は誕生から生成・発展を遂げて いきます。

これは無秩序な状態から秩序ある状態 への成長の姿であり、エネルギーの拡散、エント ロピーの増大とは逆の姿です。

人口も地球的規模 で増大を続けています。

これはエントロピーが増大している側面だけでは なく減少しているという側面をも確認することが できるのです。

そしていま、エントロピーを減少させ、蘇生化 させることで農業や食を転換させた事例、土壌を 蘇らせて無農薬、無肥料で上質の作物を生産して いる農業や畜産の事例などが数多く出ています。

現代医学が見放したガンなどの患者を完治させる 医療も次々に生まれています。

これらの全ては、現代科学の常識や概念では説 明しきれないものであるだけに、古い常識や固定 概念を乗り超える視点が求められていると言える でしょう。

「遮断された系」を突き抜けて入って来て、エ ントロピーを減少させるエネルギーがあるのです。

永久磁石を使って5ワットの入力で、何十倍もの 出力を持つ発電装置さえ開発されているのですか ら、私たちの住むミクロの世界で見れば熱力学の 第一の法則「エネルギー不変の法則」も多くの科 学者がまだ固執しているにも関わらず、もうすで に通用しなくなっているのです。

この突き抜けて入ってくるエネルギーが、例え ば「癒し」のエネルギーと呼ばれ、例えば「気」 と呼ばれる大自然のエネルギーです。

 宇宙エネルギーは震動する超微粒子

大自然のエネルギーは、フリーエネルギー、波 動エネルギー、高次元エネルギー、生体エネルギー などと呼ばれている宇宙エネルギーで、超微粒子で 回転し、波動としてとらえられています。

現代科学は、再現性のあるものや、検知できるも のを研究の対象としていますが、ミクロの世界で人間が確認できる最小単位は「10のマイナス18乗」cm と言われ、これらの物質や空気を取り除けばそこは 真空で、何もない世界ということになってしまいま す。

ところが量子力学や現代科学の枠を超えた研究か らはより小さい、超ミクロの素粒子が無限の小ささまで存在し、極微粒子化するほどそのエネルギーは 光に転換すると言われ、その小ささによって五次元 以上の多次元の世界を作っていると言います。

ここから高次元エネルギーという呼び方がされるの ですが、このエネルギーは私たちの周りの空間に無 尽蔵に存在しています。

これらのエネルギーは無限の力があり、遮断され た系の中、あらゆる物質の中に自由に出入りをしており、このエネルギーを取り入れ、活用することで、これまでの常識を越えた作用をもたらすことが可能 になります。

この宇宙エネルギーは、電気や熱エ ネルギーにな ったり、化学反応を促進したりするなどの働きがありますが、日常生活に関わる働きに病気を癒す、健 康を増進する、食品の腐敗を抑制する、植物の生長 を促す、水を活性化する等があります。

超能力を生 み出すのも宇宙エネルギーの働きです。

宇宙エネルギーを取り込んでいるものに天然ミネ ラルを含む海水や天然塩・温泉などがありますし、金や水晶などの鉱物や木炭の効用も宇宙エネルギー の働きで、EM菌などの有用微生物群の効用も同様 です。

樹木に代表される植物が安らぎを覚えるとかリフ レッシュ効果があるのも、絶えず大気中や地中から宇宙エネルギーを取り入れ、放射しているからにほ かなりません。

このほか磁気や漢方薬、スタミナ食なども同じで、 これらはすべて宇宙エネルギーを取り込み、放出し ているものと言えます。

この宇宙エネルギーを放出している物、場所は全 て癒しの効果があるという事になりますが、最近この取り出し方や利用の仕方も明らかになってきてい ます。


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(匿名希望N)

エナジードリンクは逆効果…眠気を吹き飛ばし、本当に脳を活発にする食材の3大要素

食後の眠気を吹き飛ばし、集中するにはどうすればいいのか。脳科学者の西剛志さんは「血糖値の急激な上昇を防ぐことが重要だ。そのためには3つのポイントがある」という...


昼食後にやってくる睡魔の根本原因


 「満腹になると、頭がぼーっとして眠くなる」。とても困る現象です。私自身、ずっとそんな体験に悩まされてきました。


 一番大変だったのは大学時代です。研究室で昼食後に論文を読むことがよくあったのですが、睡魔に抵抗できず苦労しました。


 決して眠りたいわけではない、読みたい気持ちはあるのに集中できない。その状況に、自分はなんて意思が弱いのだろうと悲しくなっていました。


 しかし、そんな困った現象を解決する方法があることが、最新の脳科学研究からわかってきました。それが「低GI食」です。


 子どもの頃、学校の先生から「眠くなるのは胃に血液が集まって、脳に栄養がいかないからだ」と説明されたことをよく覚えています。


 当時はなるほどと思っていましたが、実は血液が問題なのではなく、脳のエネルギー不足と脳内物質に原因があるということが最新の研究でわかってきました。


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続きはリンク (引用)


(近澤真)

2022年4月 6日 (水)

"玄米・米糠 発酵食品" が 炎症発がんと、がんの悪性化を抑制する事がわかった

以下転載(リンク

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この度、鳥取大学医学部 岡田太教授らが行った「玄米・米糠 発酵食品(学術名FBRA)が 炎症発がんとがん悪性化(転移能獲得)を抑制する研究成果」が、学術誌 Journal of Functional FoodsVolume 88, January 2022, 104907)に掲載されました。 


これまでの研究で、玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた玄米・米糠 発酵食品(FBRA)には、炎症を抑制する作用や多臓器での化学発がんを抑制する作用があることを示してきました。


 近年の医学の進歩により、がん患者の生存率は伸びてきていますが、がんの転移はいまだに大きなリスク因子となっています。


そこで、玄米・米糠 発酵食品(FBRA)の摂取による 炎症発がんの抑制作用、がんの悪性化(転移能獲得)を抑える作用について検討しました。


研究結果の概要


・炎症に由来する発がん(炎症発がん)動物実験モデルを使用した。


・玄米・米糠 発酵食品(FBRA)を摂取すると、局所の炎症を抑制することで発がんも有意に抑制した。


・玄米・米糠 発酵食品(FBRA)の原料である発酵していない米糠は炎症を抑制せず、麹菌で発酵することにより始めて炎症抑制作用を発揮していることが示された。


・この炎症を抑える作用は、腸内細菌を介して発揮されることが分かった


 ・マウスに発生するがん細胞は、玄米・米糠 発酵食品(FBRA)を摂取させておくと、肺転移する能力が有意に低かった。


・マウスに発生するがん細胞では体細胞変異を多数生じるが,玄米・米糠 発酵食品(FBRA)を摂取させておくと有意に抑制された。この効果は突然変異誘発剤を用いた実験でも確認できた。


 以上のことから、玄米・米糠 発酵食品(FBRA)の摂取が腸内細菌を介して、抗炎症・抗突然変異作用を発揮し、炎症発がんとその悪性化を抑制していることが示唆された。


 *以上、マウスおよび細胞を使った実験結果です


玄米・米糠 発酵食品(FBRA)について


玄米・米糠 発酵食品(FBRA)は玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた ”手軽に玄米の健康成分を摂取できる食品” です。


これまでの動物実験の結果、

・花粉による鼻炎を抑える機能、

・皮膚炎を抑える機能

・大腸炎を抑える機能

・肝炎を抑える機能

・1型糖尿病の発症を遅延させる機能

・さまざまな臓器での化学誘導発がんを抑える機能

などが示されています。


すでに30本以上の学術論文が発表されています。研究データは、学術研究解説サイト「ふぶらぼ」から閲覧可能です。

ふぶらぼ : リンク

以上

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人間の体には、常在菌が一緒に住んでるという感覚で。だいたい1000種類ぐらいあり、100兆個から1000兆個ぐらいの菌に囲まれて我々は生きてるということである。


これらの菌のがどのように影響を及ぼすのかはわからないが、要はそれらのバランスが重要なのだと感じます。


発酵食品には、このような菌の働きを助ける力があり、これらが効果を及ぼしたのではないかと考えています。


(中村明博)

「コロナを2類→5類にしない愚」意固地な人々が日本を停滞させている

以下抜粋

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オミクロン株の感染はこれまでの変異株と比べ物にならない広がりを見せ、各地にまん延防止等重点措置が出されている。死者数も史上最高を記録する日も多い。


ただ、第5波での60歳未満の重症化率は0.56%だったが、今回の第6波では0.04%。また、致死率は0.08%から0%(完全に0ではないが0.01%未満)に下がっている。死者の大部分が重症者からの死でなくなり、地域によっては重症者が0人なのに複数の死者が出ることもある。


こうした数字を見るにつけ、私はこのオミクロン株が風邪に近づいているのではないかとの考えを持っている。


風邪のウイルスで肺炎になることはめったにないが、風邪をひくことで体力や免疫力が落ちて、細菌性の肺炎にななって亡くなることは寝たきりの高齢者などでは珍しくない。死因は肺炎と書かれるが、風邪をこじらせて亡くなったと言える状態だ。そうした事例を含め、風邪を契機に亡くなる方は少なくとも年平均2万人くらいいると私は推測している。


そのほか、脳卒中などで瀕死の状態の方が風邪をひいて、それをきっかけに容態が急激に悪化して亡くなることも少なくない。


日本は人口の29%以上が高齢者であり、要介護5(ほぼ完全な寝たきり状態)の高齢者が約60万人、90歳以上の高齢者も200万人以上いる。


年齢や病による体力の衰えもあり、ちょっとした風邪をこじらせて死にいたるリスクの人が極めて多いのだ。とすると、コロナウイルスがいくら風邪程度に弱毒化しても、感染力が強ければ、残念ながらかなりの数の死者が出てしまうことになる。


オミクロン株は無症状の人が多いため、自分では感染していると思わず検査を受けない人が非常に多いと私は推定している。さらに、PCR検査を受けて陽性になると自宅待機などで仕事を休むことが余儀なくされるので、感染が疑わしくても検査を受けない人も相当数いる。風邪に感染して無症状の人の数から類推するとおそらくは発表されている数の10倍近い感染者がいるだろう。


毎日、コロナ感染者数とともにコロナ死者数も発表されている。その際、例えば交通事故で亡くなった方でもPCR検査の結果、陽性と確認されれば「コロナ死」とカウントされている。強い感染力のオミクロン株の場合、風邪並みの毒性になっていても普通の病気や事故で亡くなる方(日本では14000人近くいる)の1割が感染していれば死者が1日数百人出てもおかしくないだろう。例えば、228日のコロナ死者数は238人だった。もちろん少ない数ではないが、そうした背景を考えれば日々の死者数に恐れおののくこともないのではないか。


少なくとも死者数でコロナを怖い病気と騒ぐのに疑問を呈する必要があるし、今のような規制が必要なのかも検討の余地はあるだろう。


中略


そう思っていたら、ある週刊誌で、医師の匿名座談会というのが載っていた。


その中で「2類を5類に変えろという意見があるが、そんなことをしたら、また大きな変異が起こって強毒化した時に対処できなくなる」という発言があった。


確かにそのように考える人もいるだろう。


実際のところ、ウイルスというのはオミクロンになるまでに数回の変異しかしてこなかったわけでなく、毎日のように変異を繰り返しているが、その中で主流になるほど流行したのが、これまで5つあったというだけの話だ。


そして、主流になるほど流行する条件として、より感染力が強いこともさることながら宿主を殺さないように弱毒化する必要があるというのが原則だ。


だから、ものすごく強毒になるような変異はあり得なくはないが、それが大流行することは考えにくいというのが、私と意見交換をした複数のウイルス学者の一致した意見だった。


もちろん、これは仮説であり、強毒化に備えるに越したことはないだろう。


ただ、この雑誌でコメントしている医師の発言に日本人にありがちな頭の固さを感じたのも事実だ。日本の場合、一回、変更したらもとに戻れないという感覚が強すぎる気がする。


医療とはジャンルは異なるが、JRの民営化にしても、郵政民営化にしても、それによって不都合が生じたら、いつでも国営に戻せるように最初の10年は国が全株式をもつということが法律で決められている。


いったん国営にしたが逆戻りができないというのは、単なる思い込みである。イギリスにしてもフランスにしても国営と民営をいったりきたりしている会社はいくつもある。


ダメだったら戻れるからいろいろな政策が試せるはずなのに、そう思えないから改革が進まないというところもあるのではないか?


実験というのは、うまくいかなかったら組み直すのが当たり前の態度である。


トヨタのカイゼンにしても、机の高さを10センチ高くしたほうが、生産性が上がると思って試してみたらうまくいかなかったら、再び元に戻してから、新たなカイゼンを行うという。この柔軟性があるから夥しい数のカイゼンが行えたのだろう。


感染症法の分類などと言うものは、いくらでも変えられるものだ。


より強毒なインフルエンザがくればインフルエンザでも2類や3類にできる。だから、いったん5類にして、運悪くかなり強毒な変異がおこれば速やかに(この『速やか』ができないのが日本の弱点だが)2類に戻せばいいのだ。


それをいつまでもやらないから、経済は停滞し、弱毒化した割には一人の患者さんにものすごく手がかかるから医療もひっ迫する。


少なくとも、いったん決めたことはずっと守り続けないといけないという意固地な姿勢と、逆にいったん変えたら後戻りができないと思い込む柔軟性を欠いた発想は、頭のいい人の頭を悪くするものだと知ってほしい。


読者の皆様には日常生活においても、いろいろな決まりは変えられるし、変えてうまくいかなければもとに戻せばいいという柔軟な姿勢をもつことで、昨日より今日、今日より明日に賢くなっていただけると幸いである。


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引用文献 PRESIDENT Online「医師・和田秀樹「コロナを2→5類にしない愚」意固地な人々が日本を停滞させている」より

リン



(ABC豆)


風邪は「自然の健康法」であり、「必要があるから引く」もの。

無駄な検査によって意図的につくられる感染者数、副反応を無視したワクチン接種の推進など、相も変わらずに続くコロナ騒動に振り回されている。


マスコミ等による扇動も問題だが、恐怖や不安を煽って薬漬けにするのは、何もコロナ騒動に限ったことではなく、精神医療や癌治療など挙げ出せばきりが無いほどだ。


専門家やマスコミがどうこう以前に、普通に生活している私たち自身が、身体の機能やそれを支える生命の働きを非常に一面的にしか捉えられていないことが、より根本的な問題だと思う。


リンクより引用

***

野口氏の考えによれば、健康な身体には弾力性があるのだという。


しかし、普段から使いすぎている箇所には疲労が溜まり、筋肉から弾力性が失われていく。そして、身体の一部の弾力性が失われると、風邪をひいてしまうのだという。身体の一部というのは、さまざま。頭を使いすぎて、頭が疲れても風邪をひくし、消化器系でも肝臓や腎臓でも同様だ。


ポイントになるのは、「風邪をひくと、身体の疲れている箇所の弾力性が徐々に恢復してきて、風邪を経過したあとは、弾力のあるピッチリした体になる」ということだ。


風邪をひいてしまったとき、我々はどうしても「風邪を治さなければ」と考えてしまうが、洋の東西を問わず風邪を治療する行為は、普段から疲れが溜まっている体の弱い部分をそのまま残してしまうため、また風邪をひいてしまう悪循環につながってしまうのだという。


本書(※『風邪の効用』)の冒頭で著者はこう記している。


──風邪は誰も引くし、またいつもある。夏でも、冬でも、秋でも、どこかで誰かが引いている。他の病気のように季節があったり稀にしかないのと違って年中ある。


しかし稀に風邪を引かない人もいる。本当に丈夫でその生活が体に適っているか、そうでなければ適応感受性が鈍っているかであって、後者の場合、癌とか脳溢血とか、また心臓障害等になる傾向の人に多い。無病だと威張っていたらポックリ重い病気にやられてしまったという人が風邪に鈍い──


普段、なかなか風邪をひかない。イコール、健康なのではなく、風邪をはじめとする病気に対する感受性が低いというのは驚きの発想ではないだろうか。そして著者の言葉は、風邪を治療することについて続いていく。


──風邪の治療に工夫し過ぎた人は、風邪を経過しても体重配分比の乱れは正されず、いよいよひどい偏りを示すこともある。風邪の後、体の重い人達がそれで、他の人は蛇が皮をぬいだようにサッパリし、新鮮な顔つきになる。


風邪は万病のもとという言葉に脅かされて自然に経過することを忘れ、治さねば治らぬもののように思い込んで、風邪を引くような体の偏りを正すのだということを無視してしまうことはよくない。


体を正し、生活を改め、経過を待つべきである。このようにすれば、風邪が体の掃除になり、安全弁としてのはたらきを持っていることが判るだろう──

***(引用以上)


大抵の病気は「罹る・患う」というが、風邪は「引く」と言われる。


注目すべき点は、「風邪は自然の健康法」であり、「誰かからうつる」のではなく、「必要があったから風邪を引く」というところ。「風邪は治すべきものではなく、経過すべきもの」と捉えることが、本来の身体への感覚、生命の働きを取り戻す第一歩になるのではないだろうか。


(大島健男)

お酒に適量はない。たとえ少量でも心臓病のリスクが高まる

お酒は少量なら健康にいい。この根拠になっていた統計は、データのとり方がおかしいと、最近の研究で明らかになった。

今後、情報操作の可能性含めて、その裏側まで探っていきたい。


【お酒に適量はない。たとえ少量でも心臓病のリスクが高まる】

リンク

より以下引用

↓↓↓↓↓


 飲み過ぎれば、お酒が体に悪いことは誰でも知っている。だが、ほどほどに飲むならどうだろうか?昔から酒は百薬の長ともいわれてきた。


 たとえば抗酸化物質が含まれるワインは、数杯なら体にいいとよく言われる。実際、世界でもっともヘルシーとされる地中海食にだって、ほどほどのワインはセットになっている。


 だが英国で行われた大規模な分析によるとお酒に適量はないらしい。35万人以上の大規模データからは、たとえ少量であっても、飲酒は健康に悪いことが明らかになっている。


適量のお酒が体に良いというのは誤り

 お酒と健康の関係はJ字のカーブを描くと言われている。つまり、ほんの少量飲むだけなら死亡率が下がると考えられていたのだ。そして飲み過ぎれば死亡率は上昇する。


 しかしアングリア・ラスキン大学の循環器生理学者ルドルフ・シュッテ氏は、それは誤っていると語る。

心臓血管系の病気は、これまで、非飲酒者に比べて少量飲酒者のリスクがむしろ低く、飲酒量が増えればリスクが高くなるという「Jカーブ(J字型曲線)」の関係にあるとされていた。だがそれは誤りであることが今回の研究で明らかとなった


■Jカーブになるのは、統計の取り方に問題があった

 では、なぜお酒が健康にいいと考えられるようになったのか? それは統計データの取り方に問題があるようだ。


 たとえば、病気が原因で、今はお酒を飲まなくなった人が、その後心臓や血管の病気で亡くなった場合「非飲酒者」としてカウントされている可能性があるという。


 その結果、お酒を飲まない人(非飲酒者)の死亡率が上がって、J字のカーブになってしまうというのだ。


 もしこれが事実なら、少量のお酒が健康に良いということにはならない。そこでシュッテ氏は、こうした点も考慮に入れて、新たにデータ分析を行った。


新たな分析で少量のお酒でもリスクが高まることが判明

 今回の調査では、飲酒者約33万人と非飲酒者2.1万人を平均7年にわたり追跡したデータ(UKバイオバンクが収集)を用い、どんな人が心血管疾患・心疾患・脳血管疾患を発症しやすいのか分析した。


 ちなみに今回の研究における「非飲酒者」は、これまでお酒を飲んだことのない人だ。今はお酒を飲んでいなくても過去に飲んでいた人は、健康上の理由で禁酒している可能性があるため、データからは除外した。


 その結果、飲酒量がたとえイギリスで適量とされる基準より少なかったとしても、心血管疾患のリスクが高まることが明らかになった。


 イギリス国内のガイドラインでは、1週間に14ユニット(1ユニット=アルコール8g。成人が1時間で分解できるお酒の量)までの飲酒なら適量とされる。一般的なグラスワインがおよそ2ユニットなので、週に7杯までならOKということになる。


 ところが、今回の結果ではそれ以下の飲酒量であっても、たとえばアルコール度数4%のビールを850ml飲むごとに、心血管系の病気になるリスクが23%上昇することが明らかになった。


 健康にいいとされるワインだが、確かに虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)を最低限度に予防する効果はあるが、それ以外の心血管系疾患について予防効果は認められなかった。


 またビールや蒸留酒のようなお酒については、それよりもずっと体に悪く、少量飲むだけでも心血管系の病気で入院するリスクが高まってしまうそうだ。


たった1杯でもリスクが発生

 お酒好きには残念なことだが、今回の研究では軽く嗜むだけでもお酒は体に悪いということだ。過去にも、たった1杯でも健康リスクがあるとした研究が報告されている。


 ところで、精神面への影響はどうだろうか?仕事でヘトヘトになった後、1杯のビールで幸せな気分になれるという人もいるだろう。お酒を飲むのが生きがいだという人が楽しみを奪われてしまったらどうなるのだろう?


 ということで、まずはリスクをしっかり受け止めた上で、自分と向き合ってみる良い機会なのかもしれない。

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(三上公平)

ダイエットで皮下脂肪を落とし過ぎると内臓脂肪が付くのを防ぐ女性ホルモンも減ってしまう

ダイエットをするとき、皮下脂肪を落とすことに注力する。でもまさか内臓脂肪までは意識は向かない。そして、皮下脂肪を落としすぎるとホルモン分泌がうまく行かず、内臓には脂肪がついていくことになる。


「内臓脂肪を落とす10の方法」(リンク)より引用


***


今日は昨日の続き

ヤバ~イりんご型肥満の内臓脂肪を落とすには?


参考資料は『内臓脂肪を最速で落とす』(幻冬舎)著者奥田昌子先生よりの抜粋です。


女性の隠れ肥満は危険です!


基本的に女性は男性よりも内臓脂肪がつきにくい体質です。

それは女性ホルモンの働きのおかげ。

しかし隠れ肥満は増え続けているそうです。


自分に内臓脂肪がついているかどうか気になりますね。


次の項目が一つでも心当たりのある人は内臓脂肪が意外についている可能性があります。


まずはやってみよう!


内臓脂肪チェックリスト


横から見ると胸よりお腹が出ている。

□20歳時とくらべて10キロ以上増えた。

健康診断で血圧、血糖、脂質の数値が上がってきた。

洋菓子、果物、アルコールが好き。

便秘がち。下半身がむくむ。

階段をあまり使わない。


女性は腹囲90センチ以上だと内臓脂肪が付いている目安とされていますが痩せていても上記の項目に当てはまるものがあれば、隠れ肥満=内臓脂肪過剰を疑いましょう。


女性は生まれたときから皮下脂肪が多く男性とくらべて内臓脂肪がなかなかつきません。


これは、女性ホルモンであるエストロゲンのおかげです。


エストロゲンには、内臓脂肪の分解を促して皮下脂肪に変える作用があるからです。

また、エストロゲンには血圧を下げたり、動脈硬化を防いだりする働きもあり生活習慣病から女性を守ってくれています。


閉経をむかえると女性ホルモンが少なくなるため女性にも内臓脂肪が付いてきます。


しかし若い女性も油断できません。

脂肪を摂取し過ぎれば年齢にかかわらず内臓脂肪が増えます。

また、意外に多いのが無理なダイエットです。

実は女性ホルモンは卵巣だけでなく、女性に多い皮下脂肪でも作られています。

そのため、ダイエットし過ぎて皮下脂肪を落としてしまうと、女性ホルモンが減って内臓脂肪が増えてしまうのです。


増えた体重のうち6割が内臓脂肪の重さだといいます。

もし20歳以降に10キロ増えたとしたら、6キロは内臓脂肪なのです!


内臓脂肪がつきやすい人、つきにくい人の違いは?


これはずばり食事の内容と運動習慣の違いです。


動物性脂肪をよく食べカロリー摂取が多い食生活の人は、内臓脂肪がつきやすいですし、駅ではエスカレーターを使うなど、普段からあまり運動をしない人は内臓脂肪が落ちにくいといえます。


動物性脂肪や過度な植物性脂肪、いわゆる油はすべて内臓脂肪を増やす原因に。


では糖質はどうなのでしょう?


糖質制限で体重が減る人は確かにいますが内臓脂肪が減ることは考えにくいです。

糖質を減らし、肉はOKという食事習慣は、内臓脂肪という観点ではおすすめできません。


内臓脂肪をつきにくくする食事のポイントを2つお伝えします。


まず、早食いをしないこと。


早食いをすると脳の満腹中枢が働く前に必要以上に食べてしまい肥満につながります。


食物繊維が多い野菜、海藻、キノコ、豆類などの食品はしっかり噛まないと飲み込めず噛むことで満腹中枢を刺激できるので、先に食べると早い段階で食欲にストップをかけられます。


また、噛む習慣がある程度身につくことも期待できます。

野菜は大きめに切るのが、早食いしないコツです。

食べにくく噛む回数を増やすことができます。


次に、お腹がすいていなければ食べないこと。


今の時代には普通に食べていれば栄養不足になることは考えられません。

朝食を食べないほうが体調がいいなら、無理に食べなくても構いませんし、あとでお腹がすくのを心配して、先回りして食べる必要もありません。


体にはエネルギーの備蓄があるので健康な大人であれば、一食くらい食べなくても問題ないのです。


食べているうちに満腹を感じたら、そこでやめるのも大切です。


内臓脂肪はすぐに減らせるのか?


増えすぎた内臓脂肪は危険ですが実はすぐに減らせるという特徴も。


どんなに内臓脂肪がついていても簡単に減らすことができるのです。


内臓脂肪も皮下脂肪も1キログラムにたくわえているエネルギーは同じ7000キロカロリー(kcal)ですが、内臓脂肪は皮下脂肪とくらべて脂肪の分解と合成を活発に行っています。

食べ過ぎるとすぐ付いてしまう一方で、体内でエネルギーが不足すると、すぐに分解されて体のエネルギー源になります。


つまり、効果的に取り組めば皮下脂肪より先に落ちるのです。このことから内臓脂肪を「出し入れしやすい普通預金」、皮下脂肪を「出し入れしにくい定期預金」にたとえることがあります。


内臓脂肪がついたとしても、食事と運動の見直しで必ず減らすことができるのです。


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(匿名希望)

2022年4月 5日 (火)

言葉にすることでストレスの大半は消えていく!溜め込まず吐き出そう!

なにかに悩んで、頭の中でぐるぐる、、、

ずっと一人で抱え込んでどんどん苦しくなっていく。そんな経験ありませんか?


そんな時こそ、声に出してみてください!

相談できないから困ってるんだよ~と思うかもしれません。

でも相談する相手は、一旦誰でも良いんです。

的確なアドバイスもいらない。


声に出すことがポイント!


なぜ、それだけでストレスが軽減されるのでしょうか?


以下、somekichiさんのブログリンク

から引用です。




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1.声を出すことでストレスが発散される


「唾液の量」と「ストレス」が反比例したという研究結果があるとのことでした。唾液が出やすくなる=副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなるということのようです。


確かに、話すことにより唾液も出やすくなりますし、相手や話題によってはリラックスすることもあるので「声を出す」というのはストレスを緩和させる要素の一つになりそうです。




2.ストレスの元を外に出す

ストレスの元となる「嫌なこと」や「落ち込んだこと」を「抱え込む」のではなく「外に出す」ことでスッキリすることもあります。(これをカタルシス効果とも呼びます)


他人に助けを求めることを恥だと感じたり、プライドが高く弱みを見せられずに一人でストレスを抱え込んでしまう人もいるかもしれません。


ストレスを外に出すことで、他人からストレスに対して客観的な意見を得ることができるので、「自分が深刻だと思っていたことが案外軽いことだったり」「ちょっとした発想の転換で解決する」なんてこともあるかもしれません。


心当たりがある方は、一人で悩まずに「外に出す」ことを意識してみてはいかがでしょうか?




3.脳が活性化される

会話をすることで脳も活性化します。脳が活性化すれば、良いアイデアや今まで見ることができなかった角度から物事をみられるようになるかもしれません。


ストレスを感じるのは「未来」もしくは「過去」からであり、「現在」に集中することはストレスの元から意識をそらす方法の一つです。脳が活性化して、集中力を上げることで、現在に集中することもストレスへの対抗策の一つなのかもしれません。




最後に

今は人とあったり多人数で何かをするということが難しい世の中になっています。


しかし、今回紹介したことは一人でできることもあります。


・声を出す。リモートで話をする

・嫌なことを紙に書き出す

・音楽などを聞いて集中力を上げてみる

例えば上記のようなことは、誰かと同じ空間にいなくても実行することができるので個人的に意識して実行してみようと思います。


本記事をご覧いただきありがとうございました!

今回は、「会話がストレス解消になる3つの理由」を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?


少しでも、皆さんの参考になっていれば嬉しいです!


他にもオススメの記事を下に紹介しておきますので、もしよろしければのぞいていただければ嬉しいです。


(やせたい)

国産ワクチン開発!本当の実力は?

沢山の人がコロナワクチンを接種しているがそのどれもが外国製。

開発が進んでいる国産のワクチンとはどういうものなのか。


以下リンク(リンク

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自ら増殖するワクチン

すでに日本人の約8割、1億人以上が新型コロナワクチンを接種したが、打っているのはいまだ外国産のワクチンだ。国産はいつ打てるようになるのか。


国民の意識も高まっている。会員数が96万人以上いる被験者募集サイト「生活向上WEB」には、国産コロナワクチンの治験に応募が殺到し、希望者数は27000人にも。サイトを運営する会社の代表は「ここまで希望者が殺到する治験はない」と驚く。

現在開発中の主な国産ワクチンは5つ。「日本の皆さんに期待してもらっていい」。そう話すのは開発の1つを担う「VLPTジャパン」の赤畑渉代表だ。赤畑さんは京都大学大学院を卒業後、2002年に渡米。国立衛生研究所を経た後、アメリカでワクチンベンチャーを立ち上げ、がんやマラリアのワクチンを研究している。

2020年、コロナワクチン開発のため「VLPTジャパン」を設立。そんな赤畑さんが作る次世代型ワクチン「レプリコン」は、抗体を作るという通常のワクチンの働きに加え、体内で自己増殖するのが特徴だ。ワクチンが増えることで多くの抗体を作り出せるため、接種する量が少なくて済み、副反応の怖れも低くなる。

また、約1ヵ月で体内から消えるため、いつまでも増え続けることもない。原料が127グラムあれば日本人全員(12000万人)に接種できるといい、2022年の承認申請を目指す。

VLPTジャパン」が挑むのは最初の治験で、10月半ば、大分大学医学部附属病院で約40人にレプリコンが接種された。


実用に王手をかけつつある製薬会社も

大手製薬会社「塩野義製薬」も、早くから開発に取り組んできた"国産ワクチン第1"の有望株だ。開発中の「組換えタンパクワクチン」は、コロナの遺伝子をもとにしたタンパク質を培養して作る。

インフルエンザワクチンなどですでに確立された手法で、年内に最終治験に入り、20223月までの供給開始を目指す。手代木功社長は「有効性と安全性のバランスがとてもよく取れている」と自信をのぞかせる。


インフルエンザワクチンのシェアトップ(2020年度)を誇る製薬会社「KMバイオロジクス」も、実用化まであと一歩に迫る。着手しているのは、ウイルスをもとに作る「不活化ワクチン」だ。


大型の培養槽に入った動物由来の細胞に新型コロナウイルスを感染させ、大量に増やすというもの。増えたウイルスを薬剤で無毒化し、不純物を取り除く精製の工程を経て、ワクチンにする。永里敏秋社長は「小児用の定期ワクチンは不活化ワクチン。安全性は一番高いはず。コロナウイルスに対しても安全性は担保できる」と話す。


KMバイオロジクス」は、去年5月にワクチンの開発を発表した。それから約10ヵ月で、治験用の不活化ワクチンを完成させている。

今年3月から始まった第1/2相の試験では、有効性・安全性ともに一定の結果が得られた。そこで、KMバイオは全国の治験施設で2000人を対象に10月下旬から第2/3相試験へと駒を進める。

そんな最中、社長の永里さんはワクチンの実用化に向けて他社にはない、大胆な戦略を打ち出す。


各国が自国製ワクチンを必要とする理由

そんな中、新たな脅威となる変異ウイルスが出現した。今や世界中で急速に感染が拡大している「オミクロン株」だ。日本国内でも11月末に感染者が確認され、拡大が懸念されている。オミクロン株はこれまでの変異ウイルスに比べ、感染に関わる部分に約30ヵ所の変異があるのが特徴だ。すでに日本人の約8割が接種したワクチンは、オミクロン株に効果はあるのか。


番組では、新型コロナワクチン開発のトップを走るアメリカの製薬大手「ファイザー」の研究部門の最高責任者を直撃した。

ドルステン氏は「ファイザー」が手がける新ワクチンについて、ガイアの独占インタビューで何を明らかにしたのか?


以下はリンク先へ


(匿名希望)

ワクチンの有効期限延長をスタンプだけで済ませる厚労省

RNA8割接種、第5波を超えた第6波の死者数リンクから引用させていただきます。

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「ワクチン有効期限切れ?」変更のスタンプ、説明なく接種3か月延長」周知足りず<新型コロナ>

2022213  東京新聞

 

新型コロナワクチンの3回目接種が本格化する中、接種済証に貼られたワクチンの個別シールの有効期限を「3カ月延長」とスタンプなどで変更したものがあり、接種した人から不安の声が上がっている。昨年に国が有効期間の延長を決定していたが、周知が徹底されていなかったためで、厚生労働省は「薬事承認し、安全性や品質に問題はない」としている。 (青木孝行)


「これで納得しろとは、あまりにも行政の思い上がりでは」。東京都世田谷区の会社役員、紺藤義光さん(80)から本紙に届いた接種済証のコピーには「最終有効年月日 2022/01/31」と印字されたシールの右下に「有効期限3か月延長」と書かれた赤いスタンプが押されていた。

(中略)

 厚労省によると、ワクチンの有効期間は当初、ファイザー社製もモデルナ社製も6カ月だったが、「貴重なワクチンを無駄にせず有効活用する観点から」、一定の温度の下で品質管理されたものについては昨年11月までに両社製とも有効期間を9カ月に延長。同月16日付で自治体に事務連絡した。

(中略)

東京新聞だけの、謎のスクープ記事

 

もし事実なら現在のシステムが壊滅的に崩壊しているとの驚天動地の世紀の大ニュース(注、東京新聞が行った超特ダネのすっぱ抜き)だ。ところが、地方紙(東京新聞)のWeb記事としてはある(紙の東京新聞に書いてあるかは不明だ)がテレビや新聞など大手メディアは何も伝えていない。


(上前二郎)

【花粉症にはお茶が効く!花粉症に効くお茶4選】

リンクより以下引用


粉症に効く「カテキン」


お茶に含まれている「カテキン」は、抗アレルギー作用があるポリフェノールの一種です。 


・カテキンの効果

・抗酸化作用

・抗ガン作用

・血圧上昇抑制作用

・脂質代謝改善作用

・抗アレルギー作用


もちろん、お茶を飲むことでいきなり花粉症が治ったりはしません。

 劇的な効果はみられないものの、毎日続けることで花粉症改善のサポートは可能です。 


お茶は日常的に飲める食品です。

 薬のように体に負担がかからないので、無理なく続けられることが大きな魅力です。 



べにふうき


「べにふうき」は、「べにほまれ」と「ダージリン」を交配してつくられた茶葉です。

 「メチル化カテキン」という独自のカテキンを含んでいて、通常のお茶より高い抗アレルギー効果があります。 花粉症患者に「べにふうき」を飲ませたところ、約6割に効果が認められたという実験結果もあります。 


ただし、「べにふうき」のカテキン効果は「緑茶」に限ります。

 紅茶の「べにふうき」は効果が薄いので注意してください。 


甜茶


「甜茶」は甘みのあるお茶の総称です。

 原料となる茶葉はユキノシタ科、アカネ科、ブナ科、バラ科の4種類があります。


 花粉症に特に効果的な種類は、バラ科の甜茶「甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」に含まれるGODというポリフェノールです。

GODポリフェノールには、ヒスタミンを抑える効果があり、くしゃみや鼻水などの鼻炎症状を緩和してくれます。


 「甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」以外の甜茶にはGODポリフェノールが含まれていないので、甜茶を購入する際は成分に注意しましょう。 


ルイボスティー


南アフリカ原産のハーブの一種です。

ノンカフェインで、自然な甘みがする、爽やかで飲みやすいお茶です。

ルイボスティーには「SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)」という抗酸化作用が高い成分が含まれています。



この成分が免疫力を高め、アレルギー症状を緩和してくれます。

ルイボスティーの抗酸化作用は、緑茶の50倍、ウーロン茶の30倍とも言われていて、飲み始めで5日ぐらいで花粉症が緩和したという声もあるほどです。

 食物繊維が豊富で美容や健康の増進に効果があり「飲むサラダ」とも言われています。 


なた豆茶


「なた豆」という豆で作られた、豆茶の一種です。

デトックス(解毒)効果に優れていて、「カナバニン」という炎症を鎮める成分が豊富に含まれています。



新陳代謝、血行の増進を促して、鼻炎や蓄膿症、のどの痛みなどに特に効果があります。

 豆茶特有の香ばしい香りで、すっきりと飲めるお茶です。

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(上原大吾)

美女・イケメンほど免疫力が高いと最新研究で判明! 人はガチで「見た目が全て」か

「美女・イケメンほど免疫力が高いと最新研究で判明」という興味深い記事があった。この記事では、魅力度が高いと評価された人ほど免疫力が高いとのことだが、その理屈が気になるところ。

逆に、「免疫力が高い=健康的な人ほど魅力的に見える」という可能性はないだろうか?



以下リンクより引用


今何かと話題の免疫力だが、米テキサス・クリスチャン大学から衝撃の研究成果が発表された。なんと、魅力的な外見の人ほど男女共により優れた免疫力を持っているというのだ。研究者らは被験者152人の容姿の魅力度を492人に評価させた。そして魅力的と評された被験者らの血液を調べたところ、食細胞(白血球の一種)が体内に入った細菌などを破壊したり、死滅した細胞を除去したりする「食作用」のはたらきが活発であることを発見。とりわけ女性から魅力的であると判断された男性は、体内のウイルスを破壊するナチュラルキラー細胞がより活性化していたという。


 研究を主導したサマー・メンゲルコッホ博士は「我々の脳はより健康なパートナーを求めているのだろう」として、私たちが他者の容姿を重視するのは、その人が持つ免疫力を(本能的に)見抜こうとしているからだと指摘する。美女・イケメンに該当しない人々にとってはまさに絶望の研究結果だが、これを逆手に取るならば、コロナのおかげでマスクが外せない生活になった今こそ、かつてないほどチャンスが高まっていると言えるのかもしれない。


(新直)

2022年4月 4日 (月)

ワクチンmRNAのDNAへの「逆転写」がスウェーデンの研究で確認される。しかも接種後「6時間」という早さでヒトDNAを修飾する

これまでmRNAワクチンによる逆転写が、一部の研究者たちから懸念されていましたが、有り得ないと否定されてきました。しかし、逆転写が起きるどころか、僅か6時間というスピードでコロナの mRNA がヒト DNA に逆転写し組み込まれることが判明したようです。ワクチン接種の当日に逆転写が完了する可能性もあるということです。


リンクindeep」さんより抜粋です。


(前略)ここから記事です。


リンク 『公開された研究は、ワクチン mRNA  6時間という速さでヒト DNA を修飾することを示す。以前は決して DNA には入らないと言われていたが』thailandmedical.news 2022/02/27


医学誌に掲載されたスウェーデンのルンド大学の研究者たちによる新しい研究は、ファイザー社のCOVID-19 ワクチン mRNA が、曝露後わずか 6時間でヒト DNA に逆転写することを示している。


以前は、ファイザー社ウェブサイトや、ロイターのファクトチェックで、これらの COVID-19 ワクチンmRNA は、決して DNA に侵入することはなく、DNA を変更することもできないと言われていた(ロイターの CEO は、ファイザー社の取締役会に参加していることに注意してほしい)。


研究を主導したのは、ルンド大学臨床科学部のマルクス・アルデン Markus Alden)博士で、次のように述べている。


 BNT162b2 (ファイザー社ワクチン)の安全性プロファイルは、短期間の臨床試験のみのものだ。その後、心膜炎、不整脈、深部静脈血栓症、肺塞栓症、心筋梗塞、頭蓋内出血、血小板減少症など、BNT162b2 のあまり一般的ではない悪影響が報告されている」


彼はさらに、「ワクチン接種に関連する副作用の根底にあるメカニズムをよりよく理解するには、臨床的調査と細胞および分子分析が必要だ」と付け加えた。


米国の研究者たちによる 20215月の研究では、COVID-19 を引き起こすウイルスである SARS-CoV-2 がヒト DNA に逆転写する可能性があることを示した。


ルンド大学の研究チームは、人工脂質ナノ粒子にカプセル化されたメッセンジャー RNA 命令を使用し、スパイクタンパク質を製造するようにヒト細胞に指示するファイザー社 COVID-19ワクチンでも同じことが起こり得るかどうかを懸念していた。


そこで、研究チームは、この研究で、BNT162b2 がヒト肝細胞株に及ぼす影響を研究室で調べ、BNT162b2 が内因性メカニズムを介して DNA に逆転写できるかどうかを調査することを目指したと彼らは述べている。


6時間、24時間、および 48時間にわたって、0.51、および 2ミリグラムの BNT162b2 をヒト肝細胞株で試験をした。


肝細胞株が使用された理由は、以前、同様の脂質ナノ粒子を使用した H7N9 インフルエンザウイルスに対する mRNA ワクチンに関する以前の研究では、 mRNA ワクチンが複数の臓器にかなり非特異的に分布する可能性があることが示されていたことにある。


その時には、肝臓、脾臓、心臓、腎臓、肺、脳などの臓器に mRNA が分布しており、また、以前、ファイザー社が欧州医薬品庁に提出した BNT162b2 のラットの薬物動態分布研究により、総投与量の比較的大きな割合(最大18%)が肝臓に分布することが示されたことによる。


研究結果は、試験細胞における高レベルの BNT162b2 (ワクチン成分)の検出と、内因性逆転写酵素である長鎖散在核要素-1LINE-1)の遺伝子発現の変化を示した。


以前の研究では、LINE-1 タンパク質の核への侵入がレトロトランスポゾンと関連していることが示されていることに注意する必要がある。


研究チームはさらに、LINE-1 が上昇したときに BNT162b2  DNA に逆転写されるかどうかを調べた。


研究チームは、すべての時間枠にわたって 0.5 mg  BNT162b2 に曝露された細胞株の DNA を精製した結果として、ファイザー社ワクチンが 6時間間隔でヒト DNA に逆転写されることを確認した。


研究チームは、次のように警告している。


「潜在的に遺伝子毒性の副作用を媒介する可能性がある」


202110月の、スウェーデン・ウメオ大学の科学者たちによっての注目すべき非常に重要な以前の研究では、 SARS-CoV-2 とワクチンによって生成されたスパイクタンパク質の両方が細胞核に豊富にあり、それは「 DNA修復タンパク質の動員を妨げる」ことを見出している。


今回のルンド大学の研究チームは次のように結論付けている。


「私たちの研究は、BNT162b2 が肝細胞株 Huh7  DNA に逆転写される可能性があることを示している。これにより、BNT162b2 由来の DNA が宿主ゲノムに組み込まれ、ゲノム DNA の完全性に影響を及ぼし、遺伝子毒性を媒介する可能性があるという副作用が生じる懸念がある」


「現段階では、BNT162b2 から逆転写された DNA が細胞ゲノムに組み込まれているかどうかはわからない。 BNT162b2 に曝露された細胞、および BNT162b2 ワクチンを受けたヒト被験者の組織の全ゲノム配列決定を含む、ゲノムの完全性に対する BNT162b2 の効果を実証するために、さらに緊急の研究が必要だ」


ここまでです。


前回のブログ記事リンクでも書きましたけれど、コロナワクチンとその効果と影響に徹底的な検証を加える研究は相次いでおこなわれていて、今後も増えていくと見られます。


抑圧されてきた科学者たちによる反撃が始まっています。


(Bannister)

輸血は自殺未遂のリスクを高める

因果関係ははっきりしませんが、統計的には輸血を行った場合の自殺率が高まる事がわかりました。輸血という行為自体、自然の摂理や生命原理にに反しているのでしょうか?


「アース・カタストロフ・レヴュー」さんよりからの抜粋です。 リンク 


台湾厚生省と中国医薬大学の支援を受けた、台湾の研究者たちによる研究で、「輸血を受けた後の患者の自殺のリスクが高いことが結論付けられた」と報じられていました。論文そのものは以下にあります。


リンク 輸血が自殺未遂のリスクを高める 『輸血を受けている患者たちでの自殺未遂リスクの増加』


原因は、炎症と酸化ストレスではないかとされていますが、詳細なメカニズムは不明です。


(中略)


輸血が自殺リスクを高める論文を紹介していた海外の臨床試験メディアの報道をご紹介します。


『輸血が自殺未遂のリスクを高める?』リンク Trial Site News 2022/02/25


台湾の研究チームは、輸血を受けた後の患者で自殺のリスクが高いと結論付けた。研究者たちは、炎症と酸化ストレスが自殺のリスクを 80%増加させる 2つの要因であると指摘している。この研究は、台湾厚生省の臨床試験センターと中国医薬大学の支援を受けている。


◆実験計画


研究では、国民健康保険研究データベースからランダムにサンプリングされたデータを分析し、輸血と自殺未遂との関連を分析した。外れ値を削除するために、20歳未満の患者、および指標日より前に自殺未遂をした患者は含まれていない。


200011日から 20121231日までの間に輸血を受けた合計 62,699人の被験者たちと、輸血を受けていない 62,699人の被験者を比較した。自殺未遂に関連する併存症や基礎疾患がリストされ、分析中に考慮された。併存症には、糖尿病、高血圧、高脂血症、うつ病、心臓病、神経障害、腎臓病、頭部損傷、癌、アルコール関連疾患、および自己免疫疾患が含まれていた。研究の年齢区分けは、49歳未満、50&#12316; 64歳、 65歳以上の 3つの年齢層としている。


◆結果


年齢層に関係なく、輸血をしていない患者と比較して、輸血をしている患者の方が自殺未遂のリスクが高かった。その関係性は、 5064歳の患者で、より極端だった。


性別と輸血と自殺の関連では、女性患者でより極端だった。


併存症のある人たちは、併存症があるが輸血をしていない人たちよりも輸血後の自殺未遂のリスクが高かった。ただし、この要因は、調査の制限要因の 1つになる可能性がある。研究者たちは、併存症のある各患者の診察回数を考慮に入れていない。併存症のある患者たちは、より多くの医療訪問とより多くの心理的不快感を持っている。


毎年輸血を受けている人たちは、高い自殺未遂のリスクを示した。


輸血後の自殺未遂の発生率の増加との関連性は、性別として女性で高く、 5064歳の患者たち、および基礎疾患のある患者のサブグループでさらに深刻だった。


◆結論


輸血と自殺リスクの間には統計的に有意な関係があるが、これは、因果関係を証明するものではない。輸血と自殺の両方の影響を受けやすくする要因があるのかもしれない。また、この論文は、内皮機能障害、炎症、または酸化ストレスが原因の 1つである可能性があることを示唆している。


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(匿名希望)

2022年4月 3日 (日)

オミクロン株の怖さ

重症化はしないとされるオミクロン株。

しかし感染力は強く、死者数も増えている。

中には、持病や感染後も後遺症が残るケースも。


以下リンク(リンク

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新型コロナウイルスのオミクロン株は、以前のウイルスとは異なる方法で人々を病気にしていると救急医は話している。

この変異株は他の病状を悪化させることが「とても多い」と、救急治療室の医師であるクレイグ・スペンサーは言う。

彼は「悪夢は終わった。でもこれも怖い」とツイッターに投稿した。

オミクロン株によるCIVOD-19(新型コロナウイルス感染症)は、以前のウイルスと比較し、「人々を別の方法で病気にしている」と最前線のER(救急治療室)で働く医師が指摘している。


コロンビア大学医療センターの救急医療の准教授であるクレイグ・スペンサー(Craig Spencer)博士は、20203月に始まった新型コロナウイルス第一波とは異なり、「息切れして」酸素を必要とする患者は少なくなったと202214日にツイッター(Twitter)に投稿している。


「しかし、その症例数は非常に多く、さまざまな形で患者に影響を与えている」とスペンサーはニューヨークのERでの経験を話している。


「記録的な数の」新型コロナウイルスの患者がERにやってきており、新型コロナウイルス以外の患者の数も「極めて多い」とスペンサーは話す。


「第一波の期間は、ERで見た病気はCOVID-19だけだった」

スペンサーによると、現在のCOVID-19は既往症を悪化させているという。例えば、糖尿病患者の場合、糖尿病性ケトアシドーシスという命にかかわる状態を引き起こす可能性がある。


またCOVID-19を発症した高齢者はベッドから起き上がれないほど衰弱し、歩けなくなることもあるという。


さらにスペンサーは、「今までと違う点は、新型コロナウイルスの感染者が、ウイルスを避けるためにあらゆる手段を尽くしてきた患者の隣のベッドにいることがあり、感染によって重大な被害を受けてしまう可能性があることだ」とも述べている。その患者とは、化学療法中のがん患者、免疫不全や他の病気の重症者だという。


公式統計によると、202213日時点でニューヨーク市内で新型コロナウイルスに罹患し入院したのは5495人で、2週間前の4倍となり、20205月以降で最多となっている。


「あの悪夢は終わった。でもこれも怖い」とスペンサーは述べている。


オミクロン株が最も一般的な変異株になったイギリスでは、20211231日に発表されたNHSイングランドのデータによると、新型コロナウイルス患者の3分の2が、新型コロナウイルスが直接の原因で入院している。


残りの患者は、新型コロナウイルスによって持病が悪化した人、新型コロナウイルスが偶然見つかった人、または入院中だった人などだとユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンでオペレーショナル・リサーチの教授を務めるクリスティーナ・パジェル(Christina Pagel)は当時ツイッターに投稿している。


オミクロン株自体が他の変異株と異なる症状を引き起こすのか、過去の感染やワクチン接種による免疫が、オミクロン株による重症化を食い止めているだけのかはまだ明らかになっていない。


スペンサーによると、オミクロン株感染で重症化した患者のほとんどは、ワクチン未接種だったという。「まだ予防接種や追加接種を受けていなければ、今がまさにその時だ。違いが出てくるだろう」と彼は言った。


ワクチン接種の有無による症状の違い

ほかにも、ペン長老派医療センターの救急治療部で、救急医学助教授を務めるムシオ・キット・デルガド(Mucio Kit Delgad)は、ワクチン接種状況に基づく症状の「目立つ、一貫したパターン」を確認したと202213日にツイッターに投稿している。


「追加接種を受けた人はほとんど見なかった。なぜならば、彼らは感染しても自宅で元気で過ごしているか、普通の風邪やインフルエンザのような症状である可能性が高いからだ」とデルガドは述べている。


一方、ワクチンを接種していても追加接種をしていなかった場合は、多くの患者が 「疲労、脱水、発熱」を発症していたことがわかったという。デルガドによると、55歳以上や持病のある人は点滴と「対症療法」のために入院することが多かったが、たいていは1日か2日で帰宅したという。


デルガドは最後に、彼自身の経験ではワクチン未接種の人々は「病気になり、酸素を必要とするために入院しなければいけなかった。私より若い人もいる」と述べている。


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(匿名希望)

皮膚にびっくり

リンク より引用しています。


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五感の話をする前に、まず「感覚」と「知覚」という言葉についての取り決めをしておきましょう。そうしないと「皮膚は見ている、聞いている」という話はトンデモ話になってしまいます。たとえば、私たちが熱いものに触ると、皮膚に ある「受容体」というセンサーのスイッチが入って、神経が興奮します。ここまでを「感覚」と呼びます。そして、神経にもたらされた情報が大脳に伝わって、初めて「熱い!」と認識します。これを「知覚」と呼びます。熟睡しているときに誰かに触られても意識はしませんよね。この状態では「感覚」には届いているけど「知覚」には至っていないということです。ここからお話しする「皮膚は見ている、聞いている」というのは、あくまで「知覚」にまではのぼらない「感覚」の話です。さて、では、皮膚のどこにそんな感じる力が潜んでいるのでしょう。皮膚は、表面にある薄い「表皮」と、その下にある厚い「真皮」でできています。表皮は0・06~0・2ミリという薄いもの。一方、真皮はコラーゲンなどのタンパク質で形成され、厚さは1~4ミリもあります。そして、皮膚が持っている「感覚」の秘密は、この薄い「表皮」の中に潜んでいました。


表皮の主役ケラチノサイト

表皮を形づくっている主たる細胞は「ケラチノサイト」と呼ばれるものです。ケラチノサイトは表皮のいちばん底の部分で細胞分裂を起こし、平たく姿を変えながら表皮の浅いところに向かって進んでいきます。この細胞は2週間ほどで自動的に死を迎え、内側にある脂質を放出し、このとき分泌された脂質と細胞の死骸によって、水を通さない「角層」が形成されます。そして、この角層も2週間ほどすると垢となってはがれ落ちます。皮膚の底でケラチノサイトが生まれ、垢となっ てはがれ落ちるまでの周期が約4週間。これが化粧品のパンフレットなどでよく見かける表皮の「ターンオーバー」というものです。以前からケラチノサイトは、皮膚の一部を構成する表皮の細胞として知られていました。でも、まさかこの薄っぺらな細胞の層に、光を見たり音を聞いたりする能力が秘められているなどとは、誰も思っていませんでした.

ところが、1997年に、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究グループが、「温度」や「辛さ」の刺激に応答する「T R P V1」という受容体を発見しました。熱いものや酸が強いものに触ると、「アチッ」とか「ピリッ」と感じるのは、この受容体が刺激に応答し、電気信号に変えて神経に伝えるからです。

このT R P V1という受容体は、皮膚にある末 梢神経に存在しています。だから、当初は刺激の原因物質が表皮の奥深くまで届き、神経にある T R P V1を刺激して、「アチッ」や「ピリッ」 を感じているものと思われていました。

ところが、世紀を迎えるころに、今回の『くらし中心』を監修してくださっている傳田光洋博士の研究チームが、表皮の「ケラチノサイト」にも同じ受容体があることを発見したのです。神経が持っている「感じる力」が、表皮のケラチノサイトにもあることがわかったのです。


皮膚は見ている? 聞いている?

傳田さんたちはさらに踏み込んで、皮膚が光に応答するかどうかも実験しました。角層のバリア機能を破壊して、そこに赤、青、緑、白の各色の 光を照射して、まったく光を当てない場合と比較 したのです。その結果は驚くべきものでした。赤 い光を当てるとバリア機能の回復が速くなり、青 い光を当てると逆に回復が遅れたのです。つまり、表皮を形成するケラチノサイトが、光の波長を見 分けていたことになります。そもそも、なぜ目でものが見えるかというと、 入ってきた光に網膜にある光受容体が応答し、電 気信号に変えて脳に伝えるからです。傳田さんた ちが調べたところ、表皮のケラチノサイトにも光 の明暗や色を受容するタンパク質のあることがわ かりました。原理的には「視覚」と同じ仕組みが、表皮にも存在していたのです.

さらに、傳田さんたちは破壊した皮膚バリア機能の回復速度への音の影響も調べました。その結果、耳で聞き取れる5000ヘルツの音は影響しませんでしたが、1万~3万ヘルツの音はバリア機能の回復を促進しました。表皮のケラチノサイトには、音にも応答する仕組みがあると考えられるのです。

もちろん、皮膚に視覚や聴覚に似た仕組みがあるからといって、ものが見えたり、音が聞こえたりするわけではありません。このような「感覚」は、大脳に信号が行って初めて「知覚」されるものだからです。でも、だからといって皮膚で感じたものを、脳がまったく受け取っていないという証拠もありません。皮膚で感じたことは無意識レベルで脳に届き、人の感情や行動に影響を及ぼしている可能性があるのです。

大脳生理学者のアントニオ・ダマシオはこんな ことを主張しています。「脳だけを取り出して培 養液の中で生かし続けることができたにしても、 その状態の脳は何の意識も思考も持ち得ない」と。

「脳と身体の感覚器、そしてさまざまな臓器との相互作用があって初めて意識や感情が生まれ、やがて思考も可能になる」「その中でも個体とその環境の境界をなす皮膚が、感情や意識に及ぼす影響が大きいだろう」と指摘しているそうです。

そう、人間にとって皮膚は、私たちが考えてい る以上に重要で、偉大な存在なのかもしれません。

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(匿名希望)

健康を損なう最大原因『水道水』

日本の水道水の 塩素は0.1ppm以上と基準を決められていますが、ヨーロッパでは、塩素0.1以下と定められているそうです。塩素は体にどのような害があるのでしょうか?


リンク)以下引用

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健康を損なう最大原因『水道水』


臭いだけじゃなかった!「知られざる塩素の害」

臭いだけじゃなかった!「知られざる塩素の害」

水道水の残留塩素濃度


水道水に塩素が入っていることは、誰でも知っています。しかし、塩素がどのくらいの濃度で入っているかを知っている方は少ないはずです。

塩素は水道水の殺菌を目的に水道法によって、今お使いの蛇口から0.1ppm以上の濃度を保つように定められています。


メモ

ppm(ピーピーエム)とは100万分の1の単位です。水道水1リットル中に1mgの塩素が入っていると1ppmとなります。

問題はこの0.1ppm以上の「以上」というところです。これは、0.1ppm 以上であればいくら濃くてもよいことを意味しています。

実際私も出張の際に下記の「残留塩素試験紙」を使って測定していますが・・・

東京、大阪、福岡等の大都市では1.01.2ppm、他の地方都市においても0.6  1.0ppmの高濃度の塩素を測定できました。

特に濃度の高いのは、さいたま市中心部、横浜市の高台地域で、1.5ppm前後あります。

一方、ヨーロッパ諸国では、地下水を水道水の原水にすることが多く、水が元々きれいなこともあり、塩素が注入されていないか、あっても0.1ppm 以下と規定されている国が多いのです。

水道水が美味しくないとされるアメリカでも0.05ppm前後です。これは私自身、アメリカに出張に行った際に確認できました。

日本は川の水を原水にすることが多く、川の水がかなり汚れていること(これは水を汚した私達自身に問題があります)、さらには浄水場において急速ろ過方式といって大量の塩素と薬品によって水を浄化する方法が採られていることもあって、その結果、世界でも類を見ない高濃度の塩素が水道水に含まれており諸外国と比較しても 15 倍程度多いと考えられます。


塩素そのものは本当に安全なのか水道水中の発ガン性トリハロメタンは危険である。というのはよく言われていますが、塩素の危険性についてはあまり知られていません。「塩素は無害な薬品で少量の使用なので問題ありません」というふれこみですが、わずか0.1ppmで菌を完璧に殺すことができる薬品が諸外国の 15 倍含まれている水道水が本当に安全なのでしょうか。


塩素は食塩から苛性(かせい)ソーダ(化学工業には必ず必要な物質)を造る際に、副産物として大量にできる薬品です。

低コストな上、殺菌力も強く、その消毒効果は絶大です。我が国では、コレラや赤痢やチフスといった恐ろしい伝染病を防ぐ役割をはたしてきましたが、その弊害にも目を向けて研究する必要があると思います。

塩素(Cl2)は水と反応し次亜塩素酸(HClO)を生じ、続いて塩酸(HCl)と活性酸素(O)に分解します。この活性酸素は他の物質に対して強い酸化作用を及ぼし、殺菌あるいは漂白等の有益な作用を示すと同時に、組胞を破壌し人体に悪影響を及ぼすとの研究結果があります。

特にアメリカでは塩素の害の研究が進んでいます。アメリカでの研究では、塩素に触れたり、吸ったりした場合、皮膚やのどの粘膜から水分を奪い、例えば、塩素のきついプールで泳ぐと、髪の毛や皮膚がかさかさしドライス

キンになりますし、小じわの原因にもなると報告されています。

さらにアレルギーで肌トラブルに悩む方には塩素は大敵です。塩素はまた呼吸器の粘膜を傷つけ、喘息等の呼吸器疾患をさらに悪化させることになります。その他塩素は血管障害を引き起こし、心臓病や脳卒中の原因になるとも言われていますし、アレルギー疾患そのものとの関連も取りざたされているのです。


発がん性トリハロメタンは塩素が元だった!

水道水に含まれるトリハロメタンは、消毒で使われる塩素と、水中に存在するフミン質などの有機化合物の反応で生成されます。

つまり、トリハロメタンの元は塩素なのです。すなわち塩素濃度が高くなればなるほどトリハロメタンの生成は多くなります。

また、トリハロメタンは、有機化合物の種類で様々な生成をし、クロロホルム、ブロモジクロロメタン等約40種類が発見されています。

水道局では、消毒副生成物と呼んでおり、クロロホルム(CHCl3 ブロモジクロロメタン(CHBrCl2)ジブロモクロロメタン(CHBr2Cl)ブロモホルム(CHBr3)の4種類を総トリハロメタンとして分けて呼んでいます。

もちろん発がん性も指摘されています。


シャワーやお風呂の危険性

1986 年の米国化学学会では、シャワーを浴びたりお風呂に入ると呼吸ならぴに皮膚吸収により気化した塩素やトリハロメタンが体内に取り込まれ、その摂取量は水道水を飲んだ場合のそれと比較すると、 100倍と高く、人体への影響は無視できないと報告されました。

トリハロメタンは、水温が上がるほど、塩素と有機化合物の反応が促進されますし、シャワーを浴びる過程でガス化した塩素やトリハロメタンを、狭い浴室で吸引することになるからと考えられます。

つまり、飲み水だけ「ペットボトル水」や「浄水器の水」に変えてもシャワーやお風呂に入ればその危険性からは逃れられないということになります。

 水道水は飲むよりシャワーやお風呂が100倍危険!

日本の水道事情を考えた時、家中の蛇口から塩素を除去する何らかの対策を講じる必要があると思われます。

【中略】

井戸 久博

【以下省略】

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(美輪真緒)

2022年4月 2日 (土)

急速に広がる「オミクロン株」の次には、どんな変異が起きるのか:研究結果から見えてきたこと

急速に広がる「オミクロン株」の次には、どんな変異が起きるのか:研究結果から見えてきたこと

リンク

より転載。


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新型コロナウイルスの変異株のひとつ「オミクロン株」は急速に感染が広がったが、その波は峠を越えつつある。すでに米国では半数を超える州で感染者数がピークアウトしたようだ。また、世界の感染者数を予測するモデルによると、世界のほとんどの地域でこの波は3月末までには過ぎ去っていくとみられている。


そこで湧いてくる疑問がある。この先いったいどうなるのか、という疑問だ。


短期的に見れば、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)はその答えをすでに示してくれている。最初に感染が広がったオミクロン株である「BA.1」から、その亜種である「BA.2」へと急速に置き換わりが進んでいるからだ。


英国の保健安全保障庁は1月下旬に公開した調査結果において、英国におけるBA.2の感染者数が7日で2倍になったことを明かしている。その数日前、デンマーク保健省の部局である国立血清研究所は、すでにデンマークのオミクロン株の感染者の半分近くがBA.2への感染だったと発表していた。


ロックフェラー財団が支援するプロジェクト「Pandemic Prevention Institute(パンデミック防止研究所)」がTwitter上で公開した緊急報告によると、同じようなBA.2への急速な置き換わりが、綿密にデータをとっているほとんどの国から報告されている。同研究所のスタッフは、インド、ドイツ、日本、その他のアジア諸国、そして英国で、同じ置き換わりのパターンを確認しているというのだ。データダッシュボードサイト「Outbreak.info」によると、この亜種は130日の時点で57カ国と米国の29の州で見つかっている[編註:211日の時点で70カ国と米国の44州に広がっている]。


亜種BA.2に関する初期段階の知見からは、すでに極めて感染力が高い最初のオミクロン株より感染力が強まっていることが示唆されている。一方で、BA.1と比較してより重い症状を引き起こす力や、ワクチンによる免疫をすり抜ける力がさらに上がっていることを示す明確な兆候は、現時点では一切見られない。


予想外の変異からの教訓

世界のパンデミック対応は、ワクチンの平等な分配という問題において何度もつまずいて停滞を繰り返してきた。研究者たちは、ワクチンがより入手しやすい状況にならない限りパンデミックは決して制御できないと言い続けている。これまで何度もそう言い続けてきたその声は、いまや絶望のトーンを帯びている。世界では、まだ30億人を超える人々が1回もワクチン接種を受けていないのだ。


「いまこの瞬間にも、何十億人もの人の体の中で何十億個ものウイルスが複製を繰り返しています。このため、次の変異株は必ず出てきます。そうなったとき、運の転びようによってはオミクロン株よりはるかに危険な変異株が出てくる可能性を否定できる理由は一切ありません」と、マギル大学の疫学・公衆衛生研究でカナダを統括するマドゥカル・パイはいう。「このウイルスに関して蓄積してきた知見から考えると、これ以上の変異株は出てこないと望める理由は一切ありません。また、オミクロン株が大規模な集団免疫の獲得の機会となり、パンデミックの終焉につながっていくことを望める理由も一切ありません」


ワクチンと新たな変異株がいたちごっこを繰り広げる様相は、イェール大学准教授のグルーバーが1月下旬にオンラインに投稿した査読前の論文からも見てとれる。オミクロン株がコネチカット州に到来しつつあるなか実施されたPCR検査において、新型コロナウイルスの陽性となった37,877件のデータについて、イェール大学とネブラスカ大学の研究者たちがまとめた論文だ。


この査読前の論文によると、2回のワクチン接種によってデルタ株に対する一定の防御ができており、ワクチン未接種の人々と比べると検査での陽性率が半分近く減っていたという。3回目のブースター接種を済ませていると、陽性率は83%も減っていた。しかし、オミクロン株への感染に関しては、統計学的に有意な防御が確認できたのはブースター接種をしていた人々のみであり、それでも検査を受けた人々の半数は新型コロナウイルスの検査で陽性となっていた。


この調査結果に関しては妙なことがある。グルーバーはシカゴ大学准教授のサラ・コービーと1月に学術誌『Cell』で発表した共著の論文において、この結果を予言していたのだ。ふたりは次に感染が広がる変異株について、デルタ株の特徴でもあった強い感染力がさらに強まると同時に、それ以前の変異株にあった免疫をすり抜ける力も強まると予測していた。このため、既存の株を超えて拡大していくというのである。


しかし、予想外なこともあった。ふたりはデルタ株からの進化によって、急速に感染拡大する新たな変異株が出現すると考えていた。実際にはオミクロン株は、新型コロナウイルスの進化の系統樹において、デルタ株とは遠く離れた枝に位置づけられるウイルスから進化していた。


この誤算についてグルーバーは、すべての可能性を吟味しなければならないという教訓になっていると認める。「わたしたちは、わたしたちの目の届かないところをウイルスが温床として、そこからこのように大幅な進化を遂げる可能性があることを見通すだけの想像力がありませんでした」と、グルーバーは言う。


これはオミクロン株のひとつ目、ふたつ目、そして3つ目の系統がこれまで以上の感染力を発揮するなか、新型コロナウイルスは今後も予期せぬ動きに出る可能性があるということを、わたしたちに端的に伝える訓話になっているのだ。



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(吉越拓哉)

「水に合う」「水に合わない」ってどこから来るものなのか

新生活の準備に忙しい時期になっているが、その土地や職場などの環境になじめるか、なじめないかを指す言葉に「水が合う」「水が合わない」という。

 

 もともとの意味はその通り、その土地の水を飲んで合うか合わないかをさすのだが、それには水の持っているミネラル分や微生物が影響している。ミネラル分は軟水、硬水など分けられているが、その成分や比率はその場所によって大きく異なる。

 それが腸内に住む腸内細菌と相性が合うか合わないかにかかわってきていて、それによって体調に変化が出てくる。


 それは直接的な水だけの関係ではない。その水で作られた農産物やその水で住んでいる魚、さらに料理品など様々な形で体に取り込まれる。


 実際にその時に住んでいる人が好きな日本酒は地の酒であるし、その酒や水にいあう名物料理もその土地で育まれたものであることは、日本だけではとどまらず海外でも言い伝えのように残されている。


 「水に合う」「合わない」というのは、心情的な要素が強いと思われ、そこから体調にも影響をおよぼす。でも腸内環境がまさに水になじめばそれを克服する可能性を秘めている。


 本当にその場所が水に合わないと感じたのであれば、その土地や人が取り入れている食事や水を取り入れることで水になじむことができるのかもしれない。


(平野貴正)

森林浴の効果~フィトンチッドの力

よく森林浴では、爽快感を感じるときに、マイナスイオンを感じたと話しますが、他にも物質が出ていると考えられています。


それが樹々が発生させる「フィトンチッド」です。


以下、引用します。

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リンク

森林林業学習館


木々の葉からフィトンチッドが放出され、森林が浄化される(写真はヒノキの葉)身も心もリフレッシュできる森林浴。森の中は、どこか清々しく爽快感を体験した人も多いと思います。この効果をもたらすのは、樹木が発散する芳香で「フィトンチッド」とよばれています。森林は木々が発散する香りの成分「フィトンチッド」があふれています。

「フィトンチッド」を発見した旧ソ連のB.P.トーキン博士は、フィトン(植物が)チッド(殺す)と名付けました。これは、高等植物が傷つくと、傷口を菌や細菌などから守るために、周囲の生物を殺す物質(フィトンチッド)を出すことに由来しています。フィトンチッドは、植物の根や幹に含まれ、森林では主に葉から放出されています。「フィトンチッド」の語源はぞっとするような言葉ですが、私たち人間にとっては、多くの恵みを与えてくれる「森林の精気」です。

フィトンチッドは、植物にたえず進入しようとする有害な微生物(菌や細菌)、有害な昆虫から身を守るために植物自身が自己防衛のためにつくりあげてきた物質です。

また、森の中には動物の死骸や排泄物などさまざまな堆積物などがあります。本来なら、これらの臭気が気になるはずですが、それを全く感じさせないのは、フィトンチッドが消臭効果や脱臭効果を持ち、空気を浄化する能力があるからです。


<後略>


(匿名希望)

新型コロナの後遺症でも「ブレインフォッグ(脳の霧)」は起こっている

オミクロン株に見られる「ブレインフォッグ(脳の霧)」の症状。

これらの症状は発症中だけでなく、後遺症として残り、長期に渡って苦しんでいる人もいます。

後遺症として残っている症状の多くは脳に何らかの影響がありそうです。


以下リンクより引用

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年が明けるとともに到来したオミクロン株による新型コロナウイルス感染の第6波。ただ、オミクロン株は重症化しにくいという指摘もあり、実際に重症者や死亡者はまだわずかな人数にとどまる。


 高熱が出るわけでもない、ただ喉がイガイガ、鼻がグズグズするだけ。それなのに、感染したことを心から後悔する人が後を絶たないという──。国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんが指摘する。


「無症状や軽症でも、体内にウイルスが長期に残留して、しばらくしてから『後遺症』として発現する症例が確認されています。無症状や軽症だからといって、オミクロン株は決して油断できません」


 特に懸念される厄介な後遺症が、精神や神経に影響を与えるものだ。


「新型コロナの後遺症は、外傷性脳損傷やパーキンソン病、アルツハイマー病のように脳の神経細胞が変性してしまう病気や、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ていると指摘されます。それらの疾患には、感情が不安定になる、人格が変わる、被害妄想に悩まされるといった精神症状が含まれます」(一石さん)


 実際、昨年11月に発表されたアイルランドの医師チームの研究では、感染から6か月間の神経学的または精神医学的な後遺症の推定発症率は33.6%に上った。


 昨年4月に発表された英オックスフォード大学などの研究でも同様で、新型コロナ患者の約34%が回復から6か月以内に精神・神経疾患を発症していた。


「おおよそ3人に1人が精神・神経疾患を発症したとの結果でした。疾患のうち最も多かったのは不安障害(発症確率17%)で、うつ病などの気分障害(約14%)が続きました」(一石さん)


 新型コロナから回復しても、後遺症が最悪の結末をもたらすケースもある。


 米人気ドラマ『ドーソンズ・クリーク』の脚本で知られるハイディ・フェレールさんは20204月に新型コロナに感染した。それから原因不明の神経性の震えや視界のぼやけ、不眠などの後遺症に悩まされるようになり、20215月に自ら命を絶った。50才だった。ハイディさんの夫であるニック・グーテさんが女性セブンの取材にこう語る。


「妻は190分のウオーキングを欠かさず、食事はオーガニックで、熱心な読書家でした。しかし新型コロナに感染してから、脳に霧がかかったように物事が思い出せなくなる『ブレインフォグ(脳の霧)』や神経痛、不眠などに長く悩まされるようになった。治療の見込みもなく、これ以上地獄にいるより死んだ方がマシと思い込んだのか……この世を去ってしまいました」

日本でも、ハイディさんのように「心の後遺症」で苦しむ人は多い。


(中略)


 今年1月にオミクロン株の感染がわかった埼玉県在住の医師・Cさん(56才)の証言。

「感染後、他人の言動に無性に腹が立ったり、不安を感じたりするようになりました。理由もなく悲しくなって涙が出たかと思いきや、突然ハイテンションで騒ぎたくなることもある。戸締りを何度も確認したり、職場でもスタッフに同じ注意を繰り返したりするようになり、自分でも情緒不安定になったことを自覚しています」


 同じく1月にオミクロン株に感染した大阪府在住の会社員・D子さん(36才)は、回復後に神経過敏になった。

彼女は寒暖差をひどく感じるようになり、体の一部をどこかに軽くぶつけただけで骨が折れたような激痛が走るという。それまで気にならなかった些細な生活音が耳障りになり、イライラするようにもなった。

D子さんは現在も大学病院に通って、後遺症の治療を続けているという。


長期にわたることもある後遺症

 なぜ、そうした後遺症が起こるのか。