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2022年5月22日 (日)

「肺ガンと喫煙はほぼ無関係」とする論文を発表。人それぞれのDNA修復メカニズムの差異が要因の模様

ウソはもう大目には見ないリンク

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タバコの煙というのは嫌いな人にはとてもイヤなものであり、この世でタバコが悪者になっていった原因はほぼここにあると昔から思っていました。

「どうやったらこの世からタバコを追い出せるか」として、辿りついたのが「健康と関連付ける」ものだったと考えています。

そもそも、たとえば肺ガンの推移グラフなどは、どれだけそこに理屈をつけたとしても、「肺ガンと喫煙は関係ないとしか言えない」ものです (むしろ、タバコをやめる人が増えるほど肺ガンが増えるという逆相関しか見えないとも言えます)。

コロナのパンデミックとそのワクチン以降、私たちは「ウソ」というものに敏感になりました。

この、喫煙と肺ガンの関係も、以前なら「まあ、いろいろとあるんじゃないの」程度で済ませていたかもしれないですが、この2年間の、ウソの理由によるマスク着用義務や、ウソの理由による緊急事態宣言、あるいはウソの理由による酒類の提供禁止や、ついにはウソの理由によるコロナワクチンの展開というような経験をしていく中で、

「いかなるウソも我々の不利益に使われる」

ことを知りました。
マスクの問題の根幹も、「ウソに支えられている」ものです。
マスクの着用が感染拡大を防ぐという「ウソ」に支えられています。
そのウソで小さな子どもの知性と言葉と身体成長が奪われ、彼ら子どもたちの未来は今や消えようとしている。

「これからの時代は、当局から出されているどんなウソも大目に見てはいけない」のです。

■「ガンの要因は、外部より内部の問題」
、アルベルト・アインシュタイン医学校のニュースリリースにわかりやすく説明されていましたので、それをご紹介します。

なお、以前、

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の発症要因は喫煙ではない」

とした米ハーバード大学とフランス国立衛生医学研究所の共同研究をご紹介したことがあります。リンク

「消毒薬の使用が、ぜんそくなどを含むあらゆる肺疾患を増加させる」ことがわかっているのです。

ですので、コロナ以来、日本中で、あるいは世界中で始まった「過剰な消毒生活」がもたらすものは、
「何年後あるいは十何年後のものすごい数の肺疾患の増加」だと断定できます。

あと、喫煙といえば、昨年の 9月に、やはり科学誌ネイチャーに掲載された論文で、

「タバコの煙の成分に新型コロナのヒト細胞への感染を抑制する効果がある」と発表されたことがありました。広島大学の研究チームによるものです。リンク
今の医学の「なんでもかんでも喫煙のせいにする」という安易な姿勢はあまり良くないのではないかというようなことを思っているだけです。

タバコの成分には確かに「何か」があるようで、「腸内細菌環境の構成」とも密接な関係を持つことがわかっています。

禁煙をすると「太る」とよく言われますが、その原因が「禁煙により突然、腸内細菌環境が変化する」ためだということが示唆されています。

くどいようですが、喫煙が良いとか悪いとかを述べたいのではありません。合理を伴わないヒステリー理論がイヤなのです。

タバコには非常に長い歴史があり、現代社会は「タバコは死の主要な原因」というようになっていますが、このようになったのは、この数十年のことで、中世では「万能薬」として使用されていました。

■最新の研究は、多くの喫煙者が肺ガンにならない理由を示した
喫煙は圧倒的に肺ガンの主な原因だが、しかし、肺ガンになるのは、喫煙者のごく少数でもある。論文の共同主任著者であるアインシュタイン医学校の遺伝学の教授であり呼吸器科医のサイモン・スピバック医学博士 (Simon Spivack, M.D., M.P.H.)は以下のように述べる。

「これは、肺ガンのリスクの予防と早期発見に向けた重要なステップであり、多大な医療費と治療の苦痛の大部分が発生する末期の肺ガンと戦うために必要な現在の大胆な努力から離れることを証明するかもしれません」

◯細胞変異を研究するための障害を克服する
◯喫煙による突然変異

「私たちのデータは、これらの個人は、さらなる突然変異の蓄積をなんとか抑制したため、大量の喫煙にもかかわらず、長い間生き残った可能性があることを示唆しています。この突然変異の平準化は、DNA 損傷を修復したり、タバコの煙を解毒したりするための非常に熟練したシステムを持っているこれらの人々に起因する可能性があります」

この発見は、新しい研究の方向性につながっている。

「私たちは今、人々の DNA 修復または解毒の能力を測定できる新しいアッセイを開発したいと思っています。これは、肺ガンのリスクを評価する新しい方法を提供する可能性があります」とビジュ博士は述べている。

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(匿名希望)

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