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2022年5月15日 (日)

森林と人間の波長がシンクロする事でエネルギーを交換することが出来る

日本で生まれた森林浴の発展形である森林医学。
森林の波長とわたしたちの身体の波長がシンクロする事で自然(宇宙)とエネルギーを交換する=健康になる。というもの。
逆に言うと、本来は自然とエネルギーを交換しながら生きてきたのが人類だったが、都市化により自然と同調できなくなり、どんどん不健康になっていった。という事が言えると思う。
エネルギーを波動で捉え、それを物理的に解明しようとしている点が非常に面白い。

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森林医学という分野は森林浴(forest bathing)から発展したものです。森林浴は世界有数の森林国である日本発祥のものですが、30年位前に生まれたばかりの新しい概念です。

(中略)

 そこで判明した森林環境が及ぼす人への注目すべき効果として、ストレスホルモンの減少、血圧の正常化、免疫細胞の増加と活性化等が報告されています。

これらの効果発生のメカニズムの解明はまだされていませんが、少なくともそのような変化が起こることの生理学的な証拠が日本から発信され、世界中から注目されています。

このような事実は、人工物に囲まれて生活している現代人にはピンとこないかもしれません。
しかし、複雑な社会環境を背景にストレスコントロールの重要性が言われる昨今、私たちは、森林環境の中に身をおくだけで身体が元気になる、という現象をもっと真剣に捉えて研究すべきだと考えています。
(しかも、その効果は森林から離れてもおよそ1ヶ月持続するという)。

(中略)

◇「森林セラピー」の医学的効果

(中略)

具体的に森林セラピーにはどんな医学的効果があるのでしょうか。
「森林医学」では、「気持ちがよい」ことの正体を、心理的なものだけではない、人体に及ぼす具体的な影響について研究が重ねられてきました。
ここでは「森林医学」の研究データからナチュラルキラー細胞の活性化効果とストレスホルモン(コルチゾール)の減少効果について紹介します。

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは自然免疫の主要因子として働く細胞傷害性リンパ球の1種で、特にがん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃する働きをもちます。

ナチュラルキラー細胞が活性化すると、病気になりにくい状態をつくるわけですが、森林環境に身を置くことで、NK細胞が活性化され細胞が増える、というデータが得られています。

◇森林環境と八百万(やおよろず)の神
森の中には様々な動物、鳥、昆虫、ダニ、バクテリア、細菌、そして樹木、植物に至るまで無数の生命体が溢れ、その全てが人間と共通のリズムを自らの体内時計でカウントし、さらには共通の1/f特性をもっています。

それに加えて森林の中は美しい緑、光の散乱、葉のざわめき、揺れ動く木々、頬に触れる風のリズム等様々な自然の物理現象の宝庫でもあります。

そして、これらの自然物理現象もやはり概日リズム(サーカディアン・リズ
ム)をベースにして1/f特性をもってゆらいでいます。つまり両者は本来深い関係性で結ばれたいわば同調関係にあったのです。

日本人は太古より、森の中に神秘や霊的なものを感じ取り八百万(やおよろず)の神の存在を神道に結び付けました。
八百万(やおよろず)の神の存在を人々に知覚させたのは、無数の生物リズムと複雑な自然の物理現象のリズムが自分たちの生体リズムと一致することによる共鳴同調現象の知覚反応だったのではないかとも思えるのです。

◇森林医学と建築の接点
私たちが森林を理解する為には生物学的観点だけでなく物理現象の知識が必要です。
それは共鳴や共振、あるいは同期、同調という身の回りに普通に起こる物理現象を指しています。
簡単に言うと同じ性質の波動はつながって共有されるという性質です。
生命リズムと自然現象のリズムの共通性はシンクロシティ(同期)あるいは共鳴共振作用を生み出します。
この時エネルギーの交換あるいは補充が行われますが、このようなエネルギーの交換は生体に全くストレスを与えずに行われると考えられています。

 しかし、このような物理の波動現象の生物への影響の解明はとても難しく、人体への電磁波の影響すらまだ明らかにされていません。
物理学と医学がもっと環境を扱う建築学と協働することが必要です。
そうはいっても森林医学が明らかにしてくれているエビデンスデータは、環境の作り出す自然のリズムとその環境内の生命体のもっているリズムの同調がよい影響を生み出す可能性を示してくれたという点で画期的な成果です。
そして、このことは経済やエネルギー効率に向いていたパッシブな建築の意味を変える新しい視座をもっているといっても過言ではありません。

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(大森久蔵)

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