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2022年5月23日 (月)

ips細胞の技術が皮膚を若返らせる

クローン羊のドリーから始まったクローン技術によって生まれたips細胞。その技術を応用して人間の皮膚を若返らせることが確認された。
まだ問題点はあるが、研究によって肉体の「若返り」が実現するの近いのかもしれない。
リンク

以下リンクより引用
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時を戻そう。皮膚細胞を30歳若返らせることに成功、53歳の肌が23歳に

 英国の研究者が、53歳女性の「皮膚細胞」を30年巻き戻し、23歳にまで若返らせることに成功したそう
 イギリス、バブラハム研究所のグループは、皮膚細胞だけでなく、他の部位も若返らせることが可能だと考えている。
 最終的な目標は、糖尿病・心臓病・神経疾患といった老化にともなう病気の治療法を考案することであるそうだ。

クローン羊「ドリー」から始まった若返り法
 今回の若返り法は、あのクローン技術から始まった。1990年代、ロスリン研究所では羊から採取した乳腺細胞を胚に変える方法が研究されていた。やがて生まれてきたのが、哺乳類としては世界初のクローン「ドリー」だ。
 だが、この研究の本来の目的は、羊のクローンを作ることではなく、人間の「胚性幹細胞(ES細胞)」を作ることだった。
 これを筋肉・軟骨・神経細胞といった特定の組織に成長させれば、古くなったものと交換することだってできるに違いない。

iPS細胞の開発で技術が進む
 ドリーのクローン技術は、2006年に京都大学の山中伸弥教授が「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発したことで、よりシンプルなものになった。
 山中教授の方法では、成熟した細胞を50日間、化学物質に浸す。すると遺伝子が変化して、成体細胞が幹細胞に変化するのだ。
 クローン技術でもiPS細胞でも、作られた幹細胞を再び成長させて、必要な細胞にすれば、病気の治療にも使えるはずだ。ところが、これが思いのほか難しく、それから数十年がたった今も、幹細胞による治療は大きく限られている。

iPS細胞技術を応用したら皮膚細胞が30歳若返る
 この研究を行った、バブラハム研究所のウォルフ・ライク教授ら研究チームは、53歳の女性から採取した皮膚細胞にiPS細胞技術を応用してみた。ただし、本来、細胞を化学物質に50日間漬けるところを12日に短縮したみたのだ。
 すると驚いたことに、細胞はiPS細胞になるかわりに、30歳も若返ったのである。見た目も、振る舞いも23歳の皮膚細胞そのものだった。

ただし実用化するには克服すべき問題点も
 ただしライク教授は、『リンク』(2022年4月8日付)に掲載された研究がまだごく初期段階にあることを強調する。

 医療として実用化されるまでには、克服せねばならない問題がいくつかある。iPS細胞法が、がんのリスクを高める可能性もあるからだ。

 それでも、細胞の若返りが可能であると実証できたことは大きな前進で、ライク教授は、いずれはもっと安全な方法が見つかるだろうと確信している。

 「長期的な目標は、いつまでも健康で生きられるよう、人間の健康寿命を延ばすことです」とライク教授は話す。

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(伊藤耕大)

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