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2022年5月 6日 (金)

ブルース・ウィリスさんの報道を見て思い出す「mRNAワクチン接種7日後に発生した失語症」という論文。米CDCの失語症の有害事象報告は3000件超え

mRNAワクチンの有害事例には、失語症も含まれているようです。今回のブルース・ウィリスさんの引退とワクチン接種が直接関わっているかどうかは全く不明ですが、mRNAワクチン接種による脳内の認知機能障害を齎すリスクにというものを、「失語症」の発症というキーワードから強く意識した次第です。

リンク「アース・カタストロフ・レヴュー」さんより抜粋です。

80年代のテレビ番組「こちらブルームーン探偵社」などの俳優として知られるブルース・ウィリスさんですが、「失語症になったことが原因で俳優を引退」という報道がなされていました。

リンク ブルース・ウィリスさん、俳優引退 失語症を公表 毎日新聞 2022/03/31

『米アクション映画「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる俳優ブルース・ウィリスさん(67)は30日、最近になって失語症との診断を受けたと公表し、俳優業から引退する意向を明らかにした。親族が声明を発表した。疾患が「(ウィリスさんの)認知能力に影響を与えている」としている。詳しい症状は不明だが、親族は声明で「熟慮の末、ブルースは彼自身にとって大きな意味を持つキャリアから離れることにした」と説明した。 』

それで、まあ……このブルース・ウィリスさんの報道とはまったく関係ないことなのですが、以前、mRNA コロナワクチンの「数々の副作用」を調べていた時に、その中に、

「失語症」

という項目があったなあと思い出しました。しかも、結構ある。以下(※サイト内にて画像表記)は、定期的にご紹介している米国CDC の「コロナワクチン接種後の失語症の報告事例」です。3月18日までに 3,057件の報告となっています。若い年齢層の事例もあります。

リンク 3,057 cases where Vaccine is COVID19 and Symptom is Aphasia

コロナワクチン以前のワクチン後の失語症の報告事例は、アメリカのスティーブ・キルシュさんのサブスタック記事によれば、たとえば 2019年は「 52件」だったそうですので、飛躍的に増加したと言えそうです。

もちろんワクチンとの因果関係はわかりません(この極端な数値の差そのものが因果を示していますけれど)。ワクチン有害事象報告の個別事例には、ワクチン接種後「 3分ほどで話せなくなった」という報告もありました(有害事象報告 ID 906282リンク)。

昨年、ワクチン後のさまざまな副作用や後遺症の論文などを見ていましたが、その中に、ワクチン接種後に失語症となった男性の事例を詳しく取り上げていた論文がありました。その中から一部をご紹介させていただきます。接種者全体から見れば、失語症の副作用の事例は非常に少ない割合ではありますが、日本でも同様のケースが確実にあるはずです。

●mRNAベースの SARS-CoV-2 ワクチンの 2回目の投与から 7日後の失語症
リンク ncbi.nlm.nih.gov 2021/06/24

◆目的

稀ではあるが、SARS-CoV-2 ワクチン接種後の神経学的副作用がますます報告されている。最初の接種で問題にならない場合でも、次の場合のように、2回目の接種後に重篤な副作用になる可能性がある。

◆症例報告

患者は、52歳の男性だ。患者は、 mRNA ベースの SARS-CoV-2 ワクチンの 2回目の投与の 7日後に突然、読書困難と失語症を発症した。彼には、心筋梗塞、動脈性高血圧、高脂血症、および腎結石症の既往歴があった。

入院時には血圧がわずかに上昇していた。血液検査では、D-ダイマーの軽度の上昇、糖尿病前症、高尿酸血症が明らかになった。脳磁気共鳴画像 (MRI)は、左側頭葉の脳内出血(ICB)を明らかにした。

失語症は数日以内にほぼ完全に解消し、血圧値は入院中は正常だった。脳内出血とワクチン接種の間に因果関係があったかどうかは推測的なままだが、その因果関係を完全に排除することはできない。

◆結論

SARS-CoV-2 ワクチン接種の 2回目の投与の後に脳内出血が続く場合がある。これらの脳内出血の病態生理は説明されていないままだが、脳内出血とワクチン接種との因果関係を排除することはできない。脳内出血の危険因子は、SARS-CoV-2 ワクチン接種を受けている患者で注意深く監視する必要がある。

(以下略)

ー--

 

 

(匿名希望)

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