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2022年6月

2022年6月30日 (木)

旧石器時代の食生活を送れば健康になれるのか

リンク より引用

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(前略)

「狩猟採集時代の食生活で“文明病”を予防」
 かつて人類は、もっぱら狩猟と採集によって食料を得ていた。ところがおよそ1万年前に農耕が始まると、狩猟採集民が使える土地は狭まっていき、今ではアマゾンの森林やアフリカの草原地帯などに残るだけとなっている。狩猟採集民が消滅する前に、太古の食習慣と生活様式を知る手がかりをできるだけ集めておこうと、人類学者たちは精力的に調査を進めている。

 南米ボリビアのチマネ族や北極圏のイヌイット、タンザニアのハッザ族といった狩猟採集民を調査してわかったのは、彼らが昔から高血圧や動脈硬化といった循環器系の病気になりにくかったという事実だ。「現代人の食事と、太古の人類が食べていたものは違うと、多くの学者が考えています」と、米アーカンソー大学の古人類学者ピーター・アンガーは話す。

(中略)

・人類を特徴づけるのは肉食だけではない」

(中略)

たしかに、人類の祖先が大きな脳を獲得するうえで、肉食が決定的な役割を果たしたとする説がある。類人猿は低カロリーの植物を食べるが、人類の直系の祖先であるホモ・エレクトスは高カロリーの肉と骨髄を食べ始め、1回の食事で十分過ぎるほどのエネルギーを得られるようになり、その結果、脳が大型化したというものだ。

「狩猟はヒトへの進化に決定的な役割を果たし、肉食がヒトの特徴だと、ずっといわれてきました」と、ドイツにあるマックス・プランク進化人類学研究所の古人類学者アマンダ・ヘンリーは話す。「ただし、この説では事実の半分しか説明していません。狩猟採集民が肉を好むのは確かですが、実際に常食としていたのは、植物なんです」

 ヘンリーは調査で、人間の歯の化石と石器から植物由来のでんぷんを検出した。そこから、人類は少なくとも10万年前からイモ類だけでなく穀物も食べていた可能性があると考えている。だとすれば、人間が穀物の食生活に適応する時間は十分にあったはずだ。

「欧米の食習慣が病を生んでいる」
 これまでの研究で判明したのは、伝統的な食文化を持つ集団がそれを捨てて欧米の生活様式を取り入れると、問題が起きやすいことだ。

 たとえば中米のマヤ人の場合、糖分の多い欧米式の食習慣が1950年代に入り込んだ後、糖尿病を患う人が激増した。シベリアのヤクート族は伝統的に肉を多く食べてきたが、かつては心臓病になる人はほとんどいなかった。しかし、ソ連崩壊後に定住が進み、店で買った食品を食べるようになった結果、今ではヤクート族の定住者のおよそ半数が肥満になり、ほぼ3分の1が高血圧だという。また、ボリビアのチマネ族でも、店で買った食品を食べている人のほうが、狩猟採集を続けている人よりも糖尿病になりやすい。

 そして、多くの古人類学者は、「パレオダイエット」には懐疑的だ。加工食品を避けるのは良いにしても、肉中心の食事は、多様な食物をとっていた祖先の食習慣とは異なるし、太古の人々は日常の運動量が多かったおかげで心臓病や糖尿病にならなかったことも考慮されていない。

「多くの古人類学者が指摘するのは、旧石器時代の食事といっても、いろいろあるということです」と、ウェナー・グレン人類学研究財団のレスリー・アイエロは言う。「人類の食習慣の歴史は、少なくとも200万年前までさかのぼります。その間には、多様な食文化が生まれたのではないでしょうか」。

 言い換えれば、理想的な食習慣は一つではないということだ。人間を人間たらしめたのは肉食ではなく、多様な環境に適応できる能力であり、さまざまな食料を組み合わせて、健康的で多彩な食習慣を生み出したことだと、アイエロは考えている。残念ながら、現代の欧米の食習慣は健康に良いとは言い難い。

・調理こそ「人類の歴史始まって以来の事態」
 現代の食習慣ではなぜ病気になりやすいのか。ハーバード大学の霊長類学者リチャード・ランガムによると、人間の食生活に最大の革命をもたらしたのは肉食ではなく、調理を始めたことだという。

 180万年前から40万年前までの間のある時点で、人類は調理することを覚え、そのおかげで子どもの生存率が高まった。食べ物を細かく砕き、火を使って調理すれば、消化しやすくなり、生で食べるよりも胃腸の負担が減って、余ったエネルギーを脳の活動に回せる。

「調理することで、高カロリーの軟らかい食品を食べられるようになったのです」

 現代人は生の食べ物だけでは生きられない。人類は調理された食品に依存するように進化してきたのだと、ランガムは説明する。

 ランガムの説が正しいなら、初期の人類は調理を覚えて大きな脳を獲得できただけでなく、食べ物からより多くのカロリーを摂取できるようになり、体重が増えたと考えられる。現代ではこれが裏目に出ているようだ。食品の加工技術が高度になり、1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回る人が増えた。これは人類の歴史始まって以来の事態だ。「素朴なパンが高カロリーのお菓子に、リンゴがアップルジュースに取って代わられた。高度に加工された食品はカロリーが高いことに、もっと注意を向ける必要がある」と、ランガムは書いている。

 加工食品を多く食べることが、肥満や生活習慣病の増加につながっているというわけだ。地元産の野菜や果物をもっと食べ、少量の肉と魚、全粒の穀物をとり、1日1時間は運動すること。こうした習慣を多くの人が実践すれば、健康にも良いし、環境負荷も抑えられるだろう。

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(山口拓巳)

食から考える時代と環境

どの時代も生きていく上で欠かせないのが「食」。
生物はいつのときも「食べる」ことで命を繋いできました。
この、いつの時代も生きる源である「食べる」こと、その中身は時代にそってどのように変化し、どのようにして継続されてきたのか、深めてみます。

昔の例で、江戸時代と今を比較してみます
今は身近にスーパーマーケットがあり、24時間営業のコンビニがあり、外食できるレストランがあり。
調味料も様々な売り方で、様々な味で、「如何に多くの人に買ってもらえるか」を起点として商品化されたものがたくさん!私たちのすぐ身近に、溢れています。だけどよくよく裏面を見てみると、、食品添加物がびっしり。
食の中身もそうですが、ひいては食の環境はどのようなものだったのでしょう。

リンクより引用

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一方、長屋などの家では、朝に1日分のご飯を炊いていました。江戸時代の庶民の多くは長屋に住んでいました。かまどに火をおこすことは大変な作業だったので、朝に1日分のご飯を炊くことは合理的な考えでした。
朝食は、ごはん、味噌汁に漬け物程度。味噌汁の具は、「しじみ」「わかめ」「豆腐」「野菜」など。いわゆる○○売りが家の近くまで来て、売っていました。
さて、子どもたちの多くは、寺小屋に通っていました。江戸時代の識字率は世界最高の水準で、これは寺小屋の普及によるところが大きいと言えるでしょう。
子どもたちは朝に寺小屋へ行き、昼になると家に戻って昼食を食べました。昼食は、母親と朝に炊いたご飯、味噌汁、野菜の煮付け程度の献立でした。昼食を食べた後は再び寺小屋へ行き、午後2時頃に帰ってきました。
そして、3時頃に食べた軽食が「おやつ」です。「おやつ」は焼き芋や餅などが多かったようです。ただし、「まんじゅう」のような高価なものは滅多に食べられませんでした。
夕食は、一汁一菜が基本。ご飯に漬け物や魚、野菜の煮付け程度でした。また、ご飯が冷えているので、おじややお茶漬けに漬け物というのが多くの家でも食べられました。そして、8時頃には寝た、と言われています。当時、照明用の油は高価なものであったようです。早寝早起きこそ、節約だったのです。

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(匿名希望)

市販食品が添加物まみれになるまでの歴史。なぜ食品とは言えないものがスーパーで販売されるようになったのか①

食品添加物について、やや古い記事ですが、非常に丁寧、かつ現代でも非常にわかりやすくまとめられている記事を紹介します。(リンク
改めて現代における食生活を見直すきっかけになればと思います。


こんにちは、上村歩です。
最近、スーパーでも無添加商品や着色・保存料不使用の商品が増えてきたように感じます。
一方でまだまだ商品の棚には添加物まみれの食品、
そして冷凍コーナーには添加物だらけの加工食品がずらりと並んでいます。

食品添加物はいつから使われ始めたのか?
そもそも添加する理由はなんだろう?

と、考えたことはありませんか。


■実は、食品添加物は遡れば50万年の長い歴史があります。

50万年前ごろにはすでに原人が、火を使用し、
保存のためにたき火の煙で肉をいぶす「燻蒸(くんじょう)」の技術を使っています。

現在では、「燻液(くんえき)」という添加物がありますね。

数千年前には中国で、豆腐を作るための「にがり」や、麺を作るための「かん水」
が添加物として見いだされました。

約2000年前のローマ帝国時代には、岩塩を用いて豚肉を長期保存していました。

岩塩の中に含まれる硝酸塩が亜硝酸塩に変化し、
菌の活動を抑えると共に発色を良くし、風味を増す役割を果たしました。

これが後に、ハムやソーセージに繋がります。

日本でも弥生〜古墳時代には、ワサビや山椒が保存性や風味を高める香辛料として用いられていました。

このように私たちの食生活には、食品添加物は欠かせない物だったということが分かります。

では、なぜ今、添加物が危険視されているのでしょうか?

■近代以降、産業革命と共に開発される甘味料や着色料。

□石油由来・遺伝子組み換え作物が食品添加物として導入され始める。
合成食品添加物の始まりは1851年に遡ります。意外と最近ですね。

酢酸とアルコールを原料に、果実香料を目的とした酢酸エチルエステルが万博博覧会(ロンドン)で発表されました。

1856年にはタール色素の合成が開発されます。
1859年にはベーキングパウダーが開発され、クッキーやケーキの生産の工場化が始まりました。
1979年にはサッカリンが甘味料として開発されます。
1800年代に続々と食品添加物が開発されていきました。

外食産業が発達すると同時に、これらは全国で求められるようになりました。
これにより、添加物による健康被害が多発します。

・森永ヒ素ミルク事件(1955)
西日本で粉ミルクを飲んだ乳幼児が次々と衰弱死や肝臓肥大を起こしました。
死亡者130名、発症者12,001名の世界最大級の食品公害となりました。

製造行程で大量のヒ素を含む第二リン酸ソーダを使用したことが原因で、日本の食品衛生史上、最も大きな出来事と認識されています。

・ズルチンによる急性中毒(1964)
自家製のあんつけ餅を食べ、30人中6人が頭痛、嘔吐、手足のしびれを訴え、うち一人(73歳)は翌日死亡しました。

ズルチンの大量摂取による急性食中毒でした。
ズルチンは比較的毒性が強く、甘さは砂糖の約250倍ありますが、量を増やしても甘みは強くならないという変わった特徴があるので、うっかり大量に使いやすい添加物だったことが原因となっています。

・ニコチン酸(1986)
挽肉をハンバーグにして食べたところ、食べた直後から発疹、皮膚温度上昇、皮膚紅潮などの症状が起きました。

肉を赤く発色させ、新鮮に見せるためにニコチン酸を不正に添加したと見られます。

昭和55年から56年にかけて、日本各地でニコチン酸の過剰摂取による一過性の中毒事例が報告されたため、昭和57年より食肉および鮮魚介類には使用してはならないことになりました。

ここでも企業側の裏側が見られますね。

何事もそうですが、死者や健康被害者が出てから、ようやく安全性の調査に入るやり方には疑問が浮かびます。

しかし、このような過去があるにもかかわらず、なお、同じことが繰り返されているのです。


■国が指定した安全な食品添加物は本当に安全といえるのか?

食品衛生法によると、食品添加物の定義は

食品の製造過程において、または食品の加工、保存の目的で食品に添加、混和、浸潤そのための方法によって使用するもの

とされています。そして食品添加物の目的は、

人の健康を損なうおそれがなく、かつその使用が消費者に何らかの利点を与えるものでなくてはならない

とされています。


■しかし、ここで述べられている「人の健康」が曖昧です。

確かに無添加食品はすぐにカビが生えてしまいやすいやすく流通に不向きな食品もあるでしょう。
でも人体で無害な、無添加の食品も現に流通されているのですから、実際には全く流通できないわけではありません。

必要以上に使われた
数知れない、着色料、乳化剤、保存料、香料、原価を安く下げるために使われる不要な物質・・・・・・

本当に現代の市販加工食品等に大量に使用されている食品添加物が消費者にとってメリットがあるものだといえるのでしょうか。

実際に私は化学食品にアレルギー反応を起こし、肌荒れや吐き気を催します。

ですが、一部の人間のために法は変えられないので問題ないとされています。
安全性を確認する試験をクリアすれば、人の健康を損なうおそれがないのでしょうか?

②へ続く

 

(真実一路)

心身を整える周波数とは!?

音楽を聴くと心が落ち着いたり、気持ちが明るくなったりする。周波よって様々な効果があるそう!

リンクより
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【心身を整える】話題のソルフェジオ周波数とは?期待できる効果は?

私たちの心身に大きく影響する「ソルフェジオ周波数」という音階が自然療法の分野で話題を呼んでいます。ソルフェジオ周波数は、癒しの音楽として知られるローマカトリック教会の典礼で、男声の斉唱による『グレゴリオ聖歌』にも用いられています。聴いた時に心地よく感じ、人の心身にとって良い効果をもたらすとされています。

■ソルフェジオ周波数とは?
音は空気の振動によって生まれますが、1秒間に空気が振動する回数(=速
さ)を表したものを周波数といいます。周波数の単位をHz(ヘルツ)といい、数値が大きくなると高い音、小さくなると低い音を表します。なかでもソルフェジオ周波数と呼ばれる特定の周波数は、人の心と身体によい効果を働きかけると話題になっています。

ヒーリングミュージックや自然療法に興味のある方は、この「ソルフェジオ周波数」や「528Hz(ヘルツ)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。「ソルフェジオ」はフランス語で「ソルフェージュ=音階」を意味し、「ソルフェジオ周波数」とは、528Hzをはじめとした特定の周波数の音階を指します。

ソルフェジオ周波数がもたらす良い効果は、研究者のレオナルド・G・ロ
ウィッツが提唱したことで、一躍話題になりました。癒しの音楽として知られる『グレゴリオ聖歌』をはじめ、古くからある聖歌などにも含まれていることがわかっています。現在は海外を中心に、ヒーリングや治療の一部にソルフェジオ周波数が取り入れられています。

■それぞれの周波数と、期待できる効果について
癒しの効果があるといわれているソルフェジオ周波数には、基本の周波数
である528Hzをはじめ、9つの周波数があります。周波数によって、異なる効果の働きが期待できます。

(中略)

■基本となる癒しの周波数「528Hz(ヘルツ)」
528Hzは9つのソルフェジオ周波数の中でも、基本となる周波数で「奇跡の周波数」ともいわれています。過度なストレスに晒され、傷ついたり壊れたりした細胞のDNAを修復するといわれています。

(後略)

引用終わり
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聴くだけで幸せホルモンでもあるオキシトシンを活性化させるのは528Hzという周波数であることが最新の研究データでも明らかになってきたそう。どの周波数がどんなホルモンを分泌させるのか、音楽だけでなく人の声や物の音の周波数との関係も追求してみたい。

 

(秀凜)

2022年6月28日 (火)

コロナ後も襲う世界的「食料危機」の静かな到来

全世界に感染拡大した新型コロナウイルスによって、世界的な食料危機が起ころうとしている。それは日本も例外ではない。

リンク

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国連食糧農業機関(FAO)や世界保健機関(WHO)、世界貿易機関(WTO)の各事務局長は3月31日、「食料品の入手懸念が輸出制限につながり、国際市場で食料品不足が起きかねない」と共同声明を出した。

いったい食料供給の現場で何が起きているのか? 懸念される事情をまとめてみる。まず、1つめは、世界的に穀物の供給が滞りはじめたことだ。

世界最大の小麦の輸出国であるロシアが、小麦の輸出を停止した。当初は、4~6月間の小麦の輸出量を700万トン(前年同期の輸出実蹟約720万トン)に制限していたのだが、この輸出業者への割り当てが終了したとして、4月26日に停止を発表した。

ロシアが輸出規制の動きを見せはじめた3月中旬以降は、これに呼応するように、東欧の穀倉地帯にあたるウクライナや、カザフスタンも既に小麦の輸出制限をかけている。

コメの世界最大の輸出国であるインドは、コメと小麦の輸出を停止している。コメの輸出でタイに次ぐ世界第3位のベトナムも輸出禁止の措置をとった。ただし、こちらは4月10日に解除している。いずれにしても、自国の事情を優先したことによる。

このように、穀物など食品輸出を制限する国が続出している。主要20カ国(G20)が4月21日に食料の輸出規制回避で共同声明を発表しているが、その効果も見通せない。

●2008年にも起こった食料危機
この状況で思い出されるのは2008年の食料危機である。世界の食料価格、それも主食穀物の価格が高騰して、輸入に頼る貧困国では食料が買えなくなり、暴動が起き、餓死者まで出た。当時の国連の食料問題の担当部署では、1億人が食料不足の危機に曝されているとして、この事態を「静かなる津波」と表現した。

原油価格の高騰や、当時のアメリカ政府によるバイオ燃料の推進で原料となるトウモロコシの価格が上がったこと、それに世界的な小麦の不作に、穀物相場に投機筋が流れるなど、様々な要因が重なったものだが、日本でも値上がりの余波を受けた。

ただ、今回はその事情が少し違う。各国で罰則を伴う都市封鎖が起きてしまったことが大きい。たとえばインドでは3月21日からその措置がとられた。人の移動が制限され、出稼ぎに来ていた農業就労者が帰れなくなった。加えて、輸送も滞る。収穫しても出荷ができない。人手不足に物流の不全で、国内備蓄を優先した。どの国も自国ファーストに走るのは当然のこととも言える。

次に影を落とすのはアメリカの食肉生産だ。
食料自給率が37%(2018年カロリーベース)の日本の場合、コメはほぼ100%賄えるし、8~9割を輸入に頼る小麦は、主にアメリカ、カナダに依存している。いまのところ安定供給は保たれている。

問題は食肉だ。日本の豚肉の自給率は48%(2018年)で、輸入の最大の相手国がアメリカである。その豚肉加工場が、相次いで閉鎖に追い込まれた。新型コロナウイルスによる従業員の集団感染が発生しているためだ。いうまでもなく、加工場には窓がない、密閉された空間だ。

全米食品商業労働組合によると、全米で13の加工施設が閉鎖され、食肉加工能力が豚肉で25%、牛肉で10%減少したとする。これを受けて、米国の牛肉卸売価格は4月に過去最高を記録。豚バラ肉も137%に高騰している。

●日本国内では働き手不足が深刻な問題に
3つ目に、日本国内における技能実習生の問題がある。感染拡大防止に人の流れを止めたことで、海外から人材が入って来られなくなっている。

技能実習といえば、一定期間、技術や知識を学んで帰国し、自国の発展に貢献することが本来の目的である。だが、事実上は人手不足を補う労働力として機能している。日本の農業を支えているのが、彼ら彼女らである。いまも来日の見通しが立たない農業関係の技能実習生や特定技能外国人は、農林水産省によると1900人とされるが、各地の報道を見ればそれよりも多いはずだ。

事態を重く見た農林水産省は、技能実習生をあてにしていた農家や法人を対象に、支援策に乗り出している。

新しく募集をかけて確保した代わりの人材に対して、当初の予定の賃金を上回った場合には、1時間500円を上限に国が補助する。交通費や宿泊費、保険料から、農家やJAなどによる人材募集サイトへの情報の掲載や、チラシ作成の費用も補助の対象とする。しかも、JAの職員が援農をした場合には、1日4000円程度を上限に支援するという。

この「農業労働力確保緊急支援事業」に、農水省は46億4600万円を2020年度補正予算案に計上している。その上、それまで禁じられていた技能実習生の転職を可能にするなどして、農業就労者を国内で補う方針だが、それでも人材が確保できるとは限らない。各地で作付けの見直しも行われている。生産性が低下する可能性は高い。

焦土と化した祖国に復員した人々が、折からの農地解放も手伝って、農業をはじめる。食料の増産は進み1960年には自給率は80%までになった。しかし、それも同年に更改された日米新安全保障条約によって、アメリカからの穀物輸入が増えると、自給率は低下の一途をたどり、いまや38%になっている。

●食料をめぐる世界的な争いの可能性
中国から感染拡大がはじまった新型コロナウイルスだが、各国は都市封鎖し、人の流れを止めた。日本は、中国からタマネギやニンジン、ニンニクなどの野菜を加工したものを多く輸入している。その供給が急減している。国内の混乱から、サプライチェーンをもとに戻すにも時間がかかる。
先行きの不透明な新型コロナウイルスによる地球規模の侵略。自国ファーストに立てば、どこで食料供給が停まるか、わからない。

このままいけば100年前の第1次世界大戦後からやがて訪れる世界恐慌といっしょに、自国利益優先のブロック経済圏を確保していったように、食料争奪をめぐる戦争へと進んでいく可能性はある。
その前に、国土と食の安全保障を考えてみる必要があるだろう。新型コロナウイルスは、世界のパラダイムを組み換えてしまう可能性を秘めている。

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(佐藤駿介)

2022年6月27日 (月)

木の心地よさを科学する。5つの実験結果から見えてくる効果とは

リンクより抜粋

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森の中や木質空間にいる時に、何となく心地よく感じるという経験をしたことがありませんか?森林や木質空間には、フィトンチッドや1/fゆらぎが存在し、それらが人に良い効果を与えていると言われています。

私たちが働いているやまとわの36オフィスは様々な木材を使った木質空間。無垢材の椅子や机、棚を使っています。ここを訪れて下さるお客様から「良い香りがするね」「落ち着く空間だね」と仰っていただくことも多く、私たちも毎日とても快適に仕事をしています。

木が心地よいと感じる感覚は、どこから来ているのでしょうか?また、“心地よい”の基準はどんなところにあるのでしょうか?

癒しや安らぎを与えてくれる木の香り
嗅覚は五感の中で唯一、感情や記憶、本能を司る脳の”大脳辺縁系”に直接繋がっています。香りを嗅ぐとすぐに感情の変化が起きるのはこのためで、好きな香りをかいで気持ちが落ち着いたり、前向きになったりした経験があるという人も多いのではないでしょうか。

樹木や草などの植物は、自分自身を守るためにフィトンチッドと呼ばれる様々な物質を出しています。フィトンチッドの成分は数百種類もありますが、香りが癒しや安らぎを与えてくれる効果を持つものもあることはよく知られています。

天然乾燥ヒノキ材チップを用いた生理的リラックス効果を調べた実験があります。女子大学生19名を被験者に、目を閉じた状態でにおい供給装置によって毎分3Lの流量で供給されるにおいを90秒間嗅ぐというものです。

グラフは右前頭前野活動の様子を表していますが、徐々に鎮静化し脳がリラックスしていることが分かります。左前頭前野活動でも、同様の変化が見られたといいます。

また香りには好みがあるもの。別の実験では、スギやヒバの香りを“苦手である”と感じる人にスギやヒノキの香りを嗅いでもらって血圧測定を行いましたが、血圧が上昇することはなかったという結果が出ています。つまり大変興味深いことに、香り自体は苦手であると感じたにも関わらず血圧が上昇することはなく、そのことがストレス要因にはならなかったのです。

気持ちを穏やかにしてくれる木目
木材には様々な木目があります。代表的な板目や柾目のほか、所々節があるところもあったり色が異なっていたり、同じように見えても少しずつ異なっていてひとつひとつに個性があります。そんな木目には、自然界のあらゆるところに存在する1/fゆらぎが存在しています。
1/fゆらぎには、人が心地よいと感じる独特のリズムがあり、安心感を与えてくれると言われています。

もう一点、木材には細かな凹凸があります。この凹凸が光の正反射を少なくすることから、真っ白な壁紙やガラスに当たった光に比べて木材に当たった光はやわらかくなり、“まぶしさ”を吸収してくれています。

ゆらぎのある優しい見た目とまぶしすぎないやわらかな光は目にも優しく、木質空間で長く過ごしていても疲れが少ないということが言えるでしょう。

“木のぬくもり”は生きもののぬくもり
「木のぬくもり」という言葉をよく耳にします。1/fゆらぎが存在する木目の視覚的効果によるリラックス効果はもちろん、実際触ってみても落ち着くようなあたたかみを感じます。そのぬくもりはどこから来ているのか、また木に触れた時私たちの身体にどんな変化が起こるのでしょうか。

異なる素材に触れた時、それぞれどんな反応があるのかを調べた実験があります。
20歳代の女子大学生・大学院生18名が目を閉じた状態で、木材(ホワイトオーク)とその他の素材に手で90秒間触るというもので、「素材をなでる」のではなく「素材の上に手のひらを置く」というシンプルな接触の実験です。

その結果、他の素材と比べて木材を手で触ることは高すぎる脳活動を鎮静化させ、リラックス時に高まる副交感神経活動が高くなるというリラックス効果をもたらすことが明らかになりました。(木材の種類をヒノキやスギに変えてみても、同じようにリラックスすることが分かっています。) また、塗装の種類を変えた実験結果もあり、これによると無垢材の方が他の塗装材に比べてリラックス効果をもたらすことが分かっています。

マウスの実験から見えてくる木材の熱伝導率の効果
また、30年以上前に行われたマウスを使ったこんな実験があります。静岡大学で行われたもので、木製とコンクリート製、鉄製の箱にそれぞれマウスを入れて成長から繁殖、第2世代のマウスの成長を観察するという内容です。

第2世代のマウス23日齢の生存率を見てみると、木造が85.1%と最も高く、コンクリート製が41.0%、鉄製が7%ほどしか生き残ることが出来なかったという結果になりました。これには、熱伝導率(熱の奪われやすさ)が大きく影響しています。

あたたかいものと冷たいものが隣り合っている時、温度が高いものから低いものへと熱が動く現象が起こります。伝導率が大きければ大きいほど、熱が移動しやすく奪われやすいのです。

木材の熱伝導率は、コンクリートの約10分の1、鉄の約500分の1。木の細胞は複数のパイプ状の繊維で構成されており、最も熱を伝えにくいとされる空気で満たされているため、熱伝導率が低いのです。つまり、熱伝導率の低い木製の箱のマウスは体温を奪われることなく過ごすことができ、生存率が高くなったと言えるでしょう。

木に触れる時“あたたかい”と感じるのは、木が私たちの体温を奪わず心地よいと感じるためではないでしょうか。

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(匿名希望N)

伝統野菜の定義と日本の野菜の変遷

毎日のように私達の食卓に並ぶお野菜。そのほとんどが海外から渡来した物です。近頃は、全国的に伝統野菜の復活をめざす動きが広がり、各都道府県がそれぞれ独自に基準を設け、伝統野菜や地域野菜として選定しているそうです。

以下リンク(リンク
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渡来の野菜が日本に定着
ヨーロッパや中国、アジア諸国など海外から渡ってきた数々の野菜は、日本各地に広がり、時の流れの中、採種を繰り返すうちに、それぞれの土地の気候風土に適した野菜として形質が固定化し、地域野菜として定着していきました。

これらの野菜は、在来種、固定種と呼ばれるもので、40~50年前までは各地で当たり前に食され、地域の食文化とも密接に関係してきました。たとえば、全国的に有名な信州の野沢菜漬けの野沢菜は、長野県下高井郡野沢温泉村を中心とした地域で栽培されてきた野菜ですし、名古屋名物の守口漬は、岐阜・愛知で栽培されていたホソリ大根や美濃干大根と呼ばれていたもの(現在は、守口大根)が今でも使われています。

在来種、固定種の歴史
しかし、大部分の在来種、固定種は、歴史の流れの中で、その姿を消しつつあります。

ここでは、伝統野菜である在来種、固定種が衰退に至るまでの歴史をみていきます。

戦後の食糧事情
戦後の物資欠乏や飢餓の時代を経て、日本国民の食糧が安定的に供給されるようになったのは1950年代に入ってからでした。

戦後しばらくの間は、野菜などの生鮮食品は法的な統制下にありましたが、その統制もすぐに解かれ、各地で本格的に栽培・供給が再開されました。

その頃の野菜は、それぞれの地域では当り前であった在来種、固定種です。戦争で壊滅的になっていた品種も復活し、1950年代の後半には、戦前の水準をほぼ取り戻しました。

西洋型の食事への移行
やがて、経済の復興に伴い日本の食卓にも変化が訪れます。

米・魚・みそ汁といった和食の食事からパン・肉・牛乳の洋食に移行していったのです。

これに合わせて、野菜の種類も変化し、大根や白菜などの和食に合う野菜は衰退し、たまねぎ、キャベツ、レタス、ピーマン、トマトなど洋食に合った野菜の消費が伸びていきました。また、同じ種類の野菜の中でも、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などは東洋型の品種から西洋型の品種に移っていきました。

自家採種から種子購入へ
均質化・規格化においては、圧倒的に有利なF1種に対して、在来種、固定種は品質が均一ではありません。野菜の揃いが悪く、手間がかかり、そのうえ、その地域の気候風土に合わせた独自の栽培技術を必要とする地域野菜ならではの品種もあります。また、採種をするために、一部を収穫せずに残しておかなければならず、畑の生産効率を下げてしまいます。F1種は種子を購入するため、採種の手間が省けますし、その間の二期作や二毛作も行いやすくなります。

消費者の規格化ニーズと農業者の生産効率ニーズが合致し、瞬く間にF1種が市場を席巻。農業のスタイルは「固定種で自家採種」から「F1種で毎年種子を購入」へと変わっていったのです。

在来種、固定種の終焉
戦後の食糧不足から脱したのが1950年代後半。それから10年経つか経たないかの期間で、日本の野菜は、そのほとんどが在来種、固定種からF1種に移行しました。

時代や社会は、効率化や均質化、規格化に合う野菜を求めたのです。

1965年頃を境に在来種、固定種は、大消費地向けの市場から姿を消し、地域の農家が自家需要で栽培するにとどまり、中には消滅してしまった品種も数多くあります。

在来種、固定種は、このまま絶滅を迎えてしまうだろうと予想されました。

在来種、固定種の復活
しかし、半世紀近くの間、ひっそりと自家需要などの栽培しかされて来なかった在来種、固定種に、ここにきて再び注目が集まってきています。

1980年代半ば頃から少しづつ推進されてきた「地産地消」の流れに加え、2013年に「和食」が無形文化遺産に登録されたことが推進力となり、地域おこしの産品としても掘り起こしが活発化しています。

こうして、在来種、固定種は、新たに「伝統野菜」、「地域野菜」と呼ばれるようになり、単なる「地産地消」の農産物としてだけでなく、地域の特産品、スローフードという新しい切り口での需要が喚起されつつあります。

しかし、伝統野菜として復活したのは、かつての在来種、固定種のうちの一部だけであり、消滅してしまった品種は取り戻せません。

今後は、現存する伝統野菜の種を絶えることのないよう、保存・継承していくことが、とても重要です。

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(匿名希望)

2022年6月26日 (日)

職人の手によって作られたものには「ゆらぎ」が宿る

人の手によって、しかも職人の手によって作られたものには感動や安らぎ、心地よさを感じる。
その根源には「ゆらぎ」がある。
自然や生き物が現代まで生き続けるために持っているとされるこのゆらぎは、触ったものにも宿るというのは大発見!
研ぎ澄まされた職人技にはそのゆらぎが籠り、心地よさにも繋がっているのは、なんだか納得な気もします。

ーーーーー引用ーーーーー
リンク

■自然素材のフラクタル構造

 生命体にも自然現象にも共通な特徴である1/f特性の変動リズムは視覚的パターンに翻訳することができます。そのことを説明するためにはフラクタルなパターンという概念を知っておく必要があります。さて、このフラクタルパターンの特徴を一言で言い表すならば「一部分の形が全体の形と相似をなしている」ということです。入れ子の相似形といわれています。実は自然界はフラクタルなパターンや構造で満ち溢れています。フラクタル構造としては地形の輪郭、樹木の形態、内臓壁の構造などが分かりやすい例としてよく挙げられます。例えば、木の年輪幅は自然の造形ですから当然1/f特性すなわちフラクタルなパターンをもつはずです。この意味は、年輪幅を正確に測ってグラフ化してみるとその波形は1/f特性が検出できるということです。さらには細かく年輪構造を見ていくと繊維構造が見えてきますがこの配列にも1/f特性が現れます。さらにミクロにみると細胞が見えてきますが、この配置間隔や寸法も1/f特性をもっています。したがって木という素材は表して使うだけで1/f特性のゆらぎの視覚情報を私たちに与えてくれます。このように1/f特性のゆらぎは、音のように動きのある情報だけでなく、固定化した模様や構造にも表すことができるのです。自然素材と工業製品との違いはフラクタルなパターンや構造をもっているかどうか、すなわち1/f特性のゆらぎをもっているかもっていないかという点で明確に区別することができます。


■熟練の科学

 次に職人の手仕事について考えてみましょう。ビニルクロスの壁は人工物ですから1/f特性をもたないのは明らかです。それでは漆喰壁を、熟練の職人と素人が塗って比較した場合どのような違いがあるのでしょう。一目する違いは、職人の塗る漆喰壁は鏡のように平滑であり、素人の塗る壁は平滑ではない。ある意味では揺らいで見えるかもしれません。しかし、素人の塗った壁を分析してみると1/f特性のゆらぎはありません。これは見方によっては見苦しい雑さに過ぎません。単なる偶然性が生み出した不規則パターンなので人に心地よさを与えませんし、同じものを再現することもできません。1/f特性のリズムが表れる割合を1/f度数と言いますが、これが高いほど自然に同調した心地よさを与えることを示しています。熟練した職人の生み出す平滑な面は微細に分析すると1/f特性の度数が格段に高く検出されるそうです。ヒトが万物の霊長たるゆえんは、突き詰めた手仕事が自然のもつ特性に近づくことができるからだと言うことができます。職人の技能は人間にしかできないひとつの芸術で、その芸術は人の生命のリズムに同期する究極の価値をもっているのです。


■伝統構法の新しい定義

 人から手仕事を奪って機械オートメーション化している現代のシステムは人の為になるシステムではなさそうです。時間や物質を計量することで、全てを金銭に換算している現代社会は次々と人を自然の営みから遠ざけます。日本の伝統構法は、現代の経済システムの中ではその価値が確定できていません。しかし、伝統構法が住む人の健康を向上させるということになれば状況は変わると思います。本稿の考えに基づいて伝統構法を再定義するなら「自然素材を用いて人の手でつくる建築方法」ということになります。そのような作り方が一番1/f特性のゆらぎを生み出し生命に調和した価値を生み出すからですところで現代の建築生産現場の電動工具による仕事でも1/f特性のゆらぎの再現はできるのでしょうか?たとえ製材所で機械製材された材木でも最終仕上げを職人が手で行うことで1/f特性を復活させることはできるはずです。手鉋仕上げのように、最後に職人のひと撫でを加えることが大切なのです。このことに関連してもうひとつ。高温乾燥のように大きなエネルギーをかけると自然素材の1/f特性は消滅するはずです。自然界と一体の生物の1/f特性は、自然から逸脱した人工的変動には対応できないからです。これらの判断は高温乾燥材の1/f特性の度数を計測してみれば明らかになると思います。

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(カニワ)

SHT治療~切る・焼く・盛るは終わった~

リンク参照

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世界ではガン患者が減少しているが、日本は増加している。
その原因はここでは書かないでおく。

ガンの主な治療といえば、切る(手術)・焼く(放射線)・盛る(抗がん剤)を思い浮かべるのではないだろうか。
これらはガンを死滅させるどころか正常細胞を傷つけ、生体機能には多大な副作用をもたらし、転移・再発の原因となっているのです。つまり、ほとんどの人はガンで死んでいるのではなく、治療による副作用によって死亡しているのです。

そこで今回ご紹介するのはSHT(マイクロ波温熱治療器)という治療です。これはガン細胞のみに特化し、ガン細胞を繊維化、及び石灰化し不活化させ、正常細胞には有害な副作用を与えることのない治療法であり、むしろ免疫力を向上させる作用まであるのです。

具体的にいうと、SHT は特殊な周波数のマイクロ波を 5 分間照射することにより、体内の患部温度を短時間で 42.5℃ に上げることが可能です。身体的な副作用はほぼ皆無でガン病巣に SH 波を照射することで免疫賦活効果・活性酸素除去効果・異常血管増殖阻止効果が得られ、ガン細胞を壊死させる事が期待できます。

ガンと言ってもそれは一様ではなく、患者様ごとに異なります。本来は病理分類でガンの特徴がわかるほど単純ではなく、1000 人の患者様がいれば 1000 通りのガンがあると言えます。
それなのにも関わらず、ガンが見つかった。「もう少し遅かったらどうなっていたか」などと言われ、すぐに切りましょう。そして抗がん剤の流れになる。まるでベルトコンベアーのように。

もう、切る(手術)・焼く(放射線)・盛る(抗がん剤)は時代遅れ。むしろなんの得もない。
患者本人の中に 100 人の名医がいることを忘れないでほしい。

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(むらこ)

パスチャライズって何?

できるだけ良質なものを、できるだけ余計なことをせずに。

日本で市販されている牛乳のほとんどが超高温殺菌されており、これは世界的にもまれな割合です。

リンク引用

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パスチャライズとは、牛乳の熱処理方法を表す言葉です。牛乳は搾乳された時点で、すでに完成された「食べもの」です。牛乳に熱をかけることはとてもデリケートな問題として、世界中の乳学者がその影響を検討しています。

「病原菌を殺す」ことと「生乳をできるだけ変化させない」二つのことを同時に満たすことを目的とした熱処理法について、フランスの細菌学者ルイ・パスツール(1822~95年)がワインの酸敗を防ぐ方法として考案した熱処理法が牛乳に適用されました。その熱処理法をパスツールにちなんで、パスチャライズと呼ばれるようになりました。

良質な生乳をより自然な形で、と追求したのが「パスチャライゼーション」。人間にとって有害な菌を死滅させ、しかも生乳本来の成分や風味をできる限り損なわない殺菌方法で、世界的に主流の方法となっています。

日本では、残念ながらUHTやLL殺菌法などの超高温殺菌牛乳が圧倒的なシェアを占めています。

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(匿名希望)

高血圧の基準値は「年齢+90」が一番よい 無理に下げると認知症を招く

高血圧はよくないものという現代医学が、認知症の患者を増やしている!?
誤った認識が平気でまかりとおっていると思うと恐ろしいですね!


(リンク)以下引用
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生理学博士 久間英一郎

 血圧について私は7年前の本誌Vol.93 ('15年3月)【その79】に「血圧は薬で無理に下げない方がよい」と書きました。その冒頭で次の様に書いています。「国の最近の健康行政の最大の関心事は認知症対策だそうです。その話を聞いてすぐ浮かんだことは、『降圧剤の乱用を止めること』でした。なぜなら歳を重ねると血流が悪くなるので血圧を上げることによって新鮮な血液を脳に上げようとしているのに薬で下げてしまったら脳に血液が届き難くなり認知症にならざるを得ないからです。」
 今、高血圧基準値の引き下げも手伝って高血圧患者は益々増加し、認知症も激増。2025年には高齢者の5人に1人は認知症になると推定されているほどです。ですから、私は以前から講演会などでも「高血圧の基準は年齢+90が一番よい」と主張してきたのです。
 そんな折、週刊ポスト2022年1月1.7号で、私と同様の見解が臨床医によって発表されましたのでご紹介します。サン松本クリニック院長の松本光正先生です。
 先生は、50年間で10万人以上の患者を見てきた経験から次のように断言します。「心臓病の既往歴がある人や、上の血圧が200㎜Hgを超えている人以外は、過度に血圧を気にする必要はありません。患者さんには『年齢+90』で収まるなら問題ないと伝えています」と。
 先生は続けます。「2000年前後に高血圧のリスクに対する認識を改めるのに十分なエビデンスが出たわけではないのに、なぜかごく短期間のうちにどんどん基準が下げられてきたのです。基準値が10下がるたびに、およそ1000万人が新たに"患者"になっています」
 そもそも、なぜ血圧は高くてはいけないかに現代医学は、「脳卒中の危険性」と主張しています。
 先生も、以前は、「血圧は基準値内に収める」治療をしていたのですが、ある時疑問を抱いたという。
 「2000年以降になると、引き下げられた基準で血圧をコントロールしてきたのに、脳卒中になる患者が相次いで、『あれ?』と思ったんです。そこで、むしろ血圧を下げたから脳卒中になったのではないかと考え、さまざまな研究論文を調べたところ、疑念はますます強まりました」と言う。
 脳卒中には、脳梗塞と脳出血・くも膜下出血の三つがあり、発症のしくみが異なる。「脳出血やくも膜下出血は血圧が上がって細い血管が破れることで起きますが、脳梗塞は、血管が詰まって起きます。血管が詰まりかけてくると、体は血圧を上げて血流を良くし、血栓を押し流そうとします。そこで血圧を下げてしまうと、ますます詰まりやすくなる。血圧を下げれば脳出血やくも膜下出血は防げますが、今の脳卒中患者の8割近くが脳梗塞です」
 先生によると、多くの医師は、「高血圧だから脳梗塞になる」と勘違いしたまま、患者の血圧を下げて脳梗塞を引き起こしているため、「医師が脳卒中にしているようなもの」だという。
 これには戦後の食生活の変化が関係する。「戦後すぐの世代は栄養状態が悪かったため、血管がもろく、破れやすかった。だから、脳出血、くも膜下出血が多く、『高血圧で脳卒中になる』というイメージが広まった。
 しかし、今は栄養状態が良くなったため、血管が高血圧に耐え、破れにくくなった。それなのに無理に血圧を下げるのは昭和の時代で思考が停止しているのではないかと思います」むしろ、高齢者には血圧を下げ過ぎることに注意すべきと警告する。
 実際、長年先生が診ていた80歳の女性は、足腰が弱ったため、家の近くの病院に転院し、血圧を下げる治療をした所、娘から「母が一日中ぼーっとしている」と、相談が寄せられ、認知症の初期症状が窺えたので血圧を下げる治療をやめたら、しばらくして元気になったという。
 同様のことが老人ホームでも起きていて、「医師が無理に(血圧を)下げるので頭がふらふらしている入居者が多い」そうだ。
 くどいようだが、歳をとると血管が硬くなり血流を上げるため血圧が上がるのは当然のこと。これを無理に下げることが問題。真夏にエアコンで下げ過ぎた部屋にはいたくない心理と同じことだ。
 以上から、先生は、「ある時の血圧だけを見て『高い』『低い』ということ自体おかしいのです。『年齢+90』の範囲内なら、気にしすぎる必要はありません」と繰り返す。
 塩分摂取もあまり気にする必要はなく、むしろ、体重管理やストレス管理をしっかりとと忠告します。
 以上の視点は、今後の認知症対策の最重要課題だと、私は考えております。

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(美輪真緒)

2022年6月25日 (土)

新型コロナウイルス特別措置法に基づく東京都の営業時間の短縮命令は違法と東京地裁が判決!!

東京都の営業時間の短縮命令で営業損害を受けたとして、飲食チェーン「グローバルダイニング」(東京)が東京都に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、「命令が特に必要だったとは認められず、違法」と判断した。
明らかにコロナ禍で風向きが変わってきている。


リンクより引用します。リンク

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新型コロナウイルス特別措置法に基づく東京都の営業時間の短縮命令で営業損害を受けたとして、飲食チェーン「グローバルダイニング」(東京)が東京都に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、「命令が特に必要だったとは認められず、違法」と判断した。一方、命令を出した都知事に過失はなかったとし、原告の請求を棄却した。

「個別事情が必要」都側の合理的な説明なく
 コロナ禍での営業の制限を巡る司法判断は初めて。原告側は判決を不服として即日控訴した。
 全国初となった時短命令は2回目の緊急事態宣言期間中だった昨年3月、時短の要請に応じなかった同社の26店を含む32店に出された。
 判決で松田典浩裁判長は、特措法が定める命令の発出には「不利益処分はやむを得ないと言える程度の個別の事情が必要」と指摘。同社の店舗でクラスター(感染者集団)が発生するリスクが高かったとは認められず、命令の公平性について都の合理的な説明はないとした。
 ただし、都の審議会が命令の必要性を認めていたことなどから、都知事に過失はなく、国家賠償法上の賠償責任は負わないと結論づけた。特措法や命令が営業の自由や表現の自由を侵害するとの主張については、違憲ではないとした。
 同社は、命令は「狙い撃ち」で営業の自由を侵害するなどとして、104円の賠償を都に求めていた。都側は、同社は上場企業で社会的影響力が大きく、時短に従わないことは「他の営業継続を誘発して感染リスクを増大させる」などと命令は適法だと訴えていた。

◆記者解説 行政に求められる慎重さ
 新型コロナ特措法に基づく飲食店への時短命令を違法と判断した東京地裁判決は、過料という行政処分を伴う命令の発出について、行政に慎重で公平な運用を求めた形だ。
 特措法は、国民の自由や権利の制限は必要最小限であることを求め、要請に応じない場合の最終手段である命令は「特に必要がある」との厳しい要件を設けている。判決はこの点で、不利益を伴うこともやむを得ないといえる個別事情が必要だと説いた。
 2回目の緊急事態宣言下、都の調査では計2000店以上が時短要請に従っていなかったが、命令は32店に出され、うち26店が原告のグローバルダイニングだった。
 都側は、同社が上場企業で時短要請に応じない考えをホームページなどで「強く発信」している点などを正当性の根拠に挙げたが、判決は、店の感染対策などを個別に調査せず、ただ営業を継続しただけでは命令の要件を満たさないと指摘。同社の発信についても「触発されて実際に夜間営業を継続した飲食店の存在は認められない」と断じた。
 今回の命令が緊急事態宣言解除のわずか4日前だった点でも、判決は命令による感染抑止効果を疑問視した。「見せしめ」のような公権力の行使は許されない。コロナ禍でも、国民の権利制限には抑制的な対応が求められることを判決は明示した。

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(川本純一)

妊婦の市販弁当や冷食を食べる頻度と死産の関連

電子レンジの研究から新しい記事を見つけました。

「プラスチック容器(ポリカーボネート)を電子レンジにかけた時に溶け出す、ビスフェノールAは妊娠結果に影響するという先行研究がある。
市販弁当や冷凍食品は電子レンジで温めることが多く、溶け出す化学物質が死産の原因になっている可能性があるため、さらに詳しい研究が必要」
(L'ange Guardienのブログより引用)
リンク

これを受けて、電子レンジの使用頻度をどうするか?考え物だと思います。

 

(前田一成)

2022年6月24日 (金)

腸と脳は情報交換し、互いに影響し合っている

腸は生物の進化を遡れば脳よりもはるかに古く、全ての動物は腸をもっている。腸は単に栄養を吸収する機能だけでなく、自ら判断し、脳との情報交換によって日々の感情、考えにまで影響を及ぼしている。


福土 審氏による記事より引用
リンク

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■脳と腸の密接な関係
「腹黒い」「腹の虫が治まらない」「腑に落ちる」「断腸の思い」……。日本語には、内臓にまつわる慣用句が多い。怒りを「むかつく」と消化器症状で表現することもある。英語でも「gut feeling(腸の気分→直感)」、「butterflies in your stomach(胃の中の蝶→そわそわする)」などと表現し、日本語だけではなさそうだ。

「長い間、脳は高尚で気高い臓器とされる一方、腸は単なる末梢(まっしょう)臓器の一つで、消化し排せつするための下等な器官と考えられてきました。しかし、脳と消化管・腸の間には密接なコミュニケーションがあり、それが過剰だったり不足したりすると、さまざまな疾病の原因になることが分かってきました(※1)」と解説するのは、東北大学心療内科教授の福土さんだ。

脳と腸が情報を交換し合う現象を「脳腸相関」と呼ぶが、福土さんによると近年、腸は脳からの指令で動くだけではなく、自ら判断し、行動する臓器であることが明らかになってきた。腸の状態が脳に伝わり、伝達の過不足が、喜怒哀楽や好き嫌いといった心の状態にも変化を及ぼすという。だからこそ、福土さんは「消化管、腸、脳の関係を捉えなおす必要があります」と強調する。


■過敏性腸症候群は、脳と腸の関係不全から
脳は自律神経系(交感神経系と副交感神経系)、腸管神経系(消化管のネットワーク)、ホルモン物質などを介して、腸に影響を及ぼす。その神経の1つに脳と腸を直接つなぐ副交感神経系の迷走神経がある。迷走神経の9割は、下から上へ、胃腸のシグナルを脳に送る働きをする。

脳腸相関が損なわれると発症しやすく、単純な手段ではなかなか改善させられない病気の1つに過敏性腸症候群(IBS)がある。臨床検査では消化管の機能に異常は認められないのに、社会的なストレスが強く影響して発症・悪化する。緊張やストレスを感じるとおなかが痛くなったり、便秘や下痢、腹痛を繰り返したりして、生活の質を著しく低下させる病だ。

「IBSは腸の症状でありながら、代表的なストレス関連の疾患。先進国に多く、日本では約10人に1人(※2)が苦しんでいるのです」

福土さんらの研究で、①IBSの患者②症状はあるが病気と自覚していない人③健常者―の3者を調べたところ、症状のある人と患者が、健常者に比べてうつや不安障害になりやすいことが分かった。IBS患者は、失敗しても同じ考え方に固執しやすい傾向にある。さらに自閉症にも共通する性格の失感情症であることが多く、自分の感情をうまく言葉で表現できないために、他の人の感情を読み取るのが難しく、ストレスを感じやすくなってしまう。

■おなかに共生する微生物
ストレスに対する適応度と腸内細菌との関係では、消化管からのシグナルが脳に伝わっていろいろな変化を起こしていることが分かってきた。

最近の研究によれば、腸はそこに宿る微生物との相互作用を通して、喜怒哀楽、痛みに対する反応、社会的な行動に影響を与える。「何を食べるか」「どんな人とつき合うか」を決める要因の一つであることも確認された。「脳・腸・腸内細菌相関」とも言われるゆえんだ。

かつてはかなり困難だった微生物のDNA解析が、2000年以降、速く安くできるようになったことで、人間がどのような微生物と共生しているかが明らかになりつつある。

成人の体には、およそ100兆個を超える微生物が常に共生している(※3)。そのうち9割は腸の粘膜や細胞に生息し、腸内細菌と呼ばれる。胎児が産道を通る過程や母乳などを経由して母親から受け継いだ腸内細菌は成長と共に少しずつ増え、3歳ころまでにその種類がほぼ決まる。成人では約1000種類、100兆個以上になると言われている。

腸内細菌は、食事の栄養素を餌にして増殖し、それらを代謝してさまざまな物質を腸内で生成する。とりわけ、大切なものの一つに神経伝達物質セロトニンの生成がある。セロトニンの90%は腸内にあり、脳にあるのは2%。腸内でセロトニンの元となる必須アミノ酸(トリプトファン)が作られ、それが変換されて脳内セロトニンとなる。脳内セロトニンが不足すると、うつ病を進行させたり、長引かせたりする可能性がある。また、腸内に善玉菌を増やすと「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内のオキシトシンの量が増えることも判ってきた。

■腸がファーストブレイン
「腸は、脳の中枢から切り離されても、刺激に対して合理的にかつ自動的に反応するのです。脳からの指令がなくても、消化系が自ら働く。腸には独自の神経ネットワークが発達していて、感知したさまざまな情報を処理して脳へ伝達します」

「生物が誕生した40億年前、最初に現れたのは腸でした」。福土さんは、生物の原型にあたる腔腸(こうちょう)動物・ヒドラが口と肛門という構造で、主体は腸であることを例に挙げて説明する。進化の過程で、腸の周りを神経細胞が取り巻き、やがて脊髄ができ、その先端部が膨らんで脳ができた。米コロンビア大学のマイケル・ガーション教授は腸を「第2の脳(セカンドブレイン)」と呼んでいるが、福土さんは「進化の過程から考えると腸がファーストブレインです」と指摘。脳と腸が相関するメカニズムがもっと分かれば、腸を通じて新たな側面から脳を理解することにつながるかもしれないと考えている。

ストレスによる心身の不調は、脳腸の相関や腸内微生物のアンバランスに関係している。福土さんは、脳の形態が変化したり、脳内で炎症が起きたりするのは、腸内細菌のアンバランスが招いているのではないかと考えている。IBSにかかると、生活の質が低下し、日常生活に支障が出る。そればかりか、パーキンソン病や認知症、ぜんそく、アレルギー、さらにはうつ、不安障害、自閉症などに関係していることも明らかになってきた。

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(匿名希望)

2022年6月23日 (木)

鼻呼吸で感染を防ぐ!

誰もがマスクを当たり前のようにして過ごしていますが、マスクを着けて生まれてくる赤ちゃんはいないし、人は本来マスクを必要としない生き物です。

マスクをつけると息苦しさから、知らず知らずのうちに口呼吸になっています。
本来の鼻呼吸は素晴らしい効果をもっています。
鼻呼吸には、ウイルスを防ぐさまざまな関門が備わっていています!
しかし口呼吸では一切防げないのです!

鼻呼吸に戻ることが、感染から身を守ることにつながるようです。


以下、リンクより
リンク

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鼻呼吸をしないことが極めて人体に悪いメカニズム
現在のマスク社会では、外出の時にマスクをされる方も多いと思われますが、まず考えてみていただきたいことが、

「マスクをしている時に、鼻呼吸をしていますか? それとも口呼吸になっていますか?」

ということです。

私も、実験としてマスクをして外を歩いてみましたら、やはり時間が経つにつれて「口呼吸している」ことに気付きます。

鼻まで完全に覆った状態で、そしてたとえば歩くなどの動作を伴っている時に、鼻呼吸だけでは苦しくなってきます。

まして小さな子どもたちはほとんどがマスクをしている時には「終始、口呼吸している」はずです。

小さな子どもの場合、通常でも口呼吸の割合が大きいですし、マスクをしている中で自然に鼻呼吸することは、ほぼないと思われます。

それを前提として、まずご紹介しますのは、「鼻呼吸の効用」です。

ある程度、公的な出典がいいと思いますので、大阪府豊能町の保健福祉センターのウェブサイトから、その部分をそのまま抜粋いたします。

鼻呼吸で感染予防!
マスクの下で口呼吸している方が増加しているようです。
ヒトは1日に約1万リットルの空気を吸い、吐き出すと言われています。一般的なお風呂だと200リットルなので約100回分にあたります。これを鼻でするか、口でするかで、健康状態に大きな差が出てきます。

感染予防に鼻呼吸
鼻呼吸には、ウイルスを防ぐさまざまな関門が備わっていて、口呼吸にはそれがないのです。

フィルター効果:鼻毛や粘液
鼻毛でウイルスや大きめのほこりはブロックされます。また、粘膜からはネバネバした粘液が出てチリや細菌、ウイルスを絡めとります。

加温・加湿効果:毛細血管
どんなに乾いた冷たい空気を吸い込んでも、鼻の中に張り巡らされた毛細血管によって、喉の奥にくる頃には体温近くまで温度が上昇します。また、湿度も80~85%に上昇します。このため、ウイルスにとって生存しにくい環境になります。

殺菌効果:副鼻腔
副鼻腔では常時、一酸化窒素が産生されているのです。一酸化窒素は殺菌作用があるため、気道を清浄に保ち、病原菌などから体を守ってくれます。さらに、一酸化窒素が肺に運ばれることで、肺と心臓の血液循環の一助にもなります。

血管を若々しく保つ効果:一酸化窒素
一酸化窒素は、血管をやわらかく広げる働きがあり、その結果、全身の血流がスムーズになり血管を若々しく保ちます。 (大阪府豊能町の保健福祉センター)

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(匿名希望)

2022年6月22日 (水)

身体と心はつながっている~実体験から

今回は「身体と心ってつかながってるんだなぁ~」と実感した私自身の実体験をいくつかご紹介します。

二つの事例に共通することは、心が決まり動き始めた時、身体もそれに合わせて変化しようとしてくれていると言うことです。

一つ目は普通の公立学校に通うのではなく、自らの意思で働きながら学ぶオルタナティブスクールに通うと決めたとき。
いよいよ公立学校で過ごす時もあと2週間と言うときに、(真夏なのに)38度以上の熱が2週間出続けるという何処から見ても異常な状態に陥った。
薬も何も効かず、終業式の直前まで寝込み続けた。その時髪も異様に抜けていたのを覚えている。その熱が治ってからは身体も以前よりスッキリしていて軽く動けるようになりました。

二つ目はごく最近のことなのですが、仕事のやり方や人との付き合い方で先輩と話してすごく心がスッキリし、安心することがありました。

次の日からその事を念頭に置いて仕事をし始めました。しかし、動き始めたと同時に顔全体が口もほとんど動かせないくらい腫れ始めてしまったんです。正直、原因は不明ですが、その間ありとあらゆる体の中に溜まっていたものが代謝されたのでは!?と思うくらい肌に残っていたニキビ跡とかが全部消え去った新しい肌に生まれ変わりました笑

この二つに共有している他のこととして、何故かそれが起こった後様々な人から「綺麗になったね」「明るくなった」「親しみやすくなった」とたくさん声をかけていただきました。

きっと今までくよくよして身体に溜め込んでいた毒素になるものが一気に代謝されたんでしょう。

女性たちから絶大な指示を受けている美容品ブランドSUQQUの創始者である田中宥久子氏も著書の中で「信じ続ければ顔は変わる」と言っている。映像業界の最前線でメイクをしてきた田中氏もそう言っているほど、やはり意識と身体は常につながり変化している、そう思います。

身体の不思議ってまだまだたくさんありそう!もっと皆さんと一緒に探していきたいです☆

 

(石川 りさ)

2022年6月20日 (月)

「立ち上がる」と「歩く」は混ぜない!

いつもご紹介している、ボディメンテナンストレーナーの奥谷さんの3か月連続セミナーに通って早1か月が過ぎました!

そうすると、奥谷さんが書かれているブログがすごく実感できるようになります。沁みると言いますか…。下記の記事もそうなんです!

私たちは、効率よく、あれもこれも同時にできることがすごいことと思ってますよね。でも、生命ってそんなに都合よくなくて、Aに適応したらBはできない、もしくは不十分になっちゃう、でもAに適応する!って選択するというか、可能性収束することの連続なんだと思います。

仕事にしても、一つ一つの作業の、力の入れどころをはっきりさせて、進めていきたいなと思いました!

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「立ち上がる」と「歩き出す」を分けるリンク

このブログでもたびたびお話していますが、
頭が前に出ると、
首や肩が張ったり、
腹筋が緩んだり、
股関節や膝に負荷がかかったり、
脚が上がらなくなってつまづいたり、
残念なことがたくさん起こります。

もともと私たちの体は四つ脚仕様のため、
意識しないと頭が前に出るようにできているので、
頭が前に出るのは悪いこと、ではなくて、自然なこと。

ブログを読んだり、レッスンを受けたりして、
姿勢の意識=ただ背筋を伸ばす、ではなくて、頭を前に出さないようにすること
を、持ってくれる人が増えてきました。

「立ったり座ったりしている時は頭が前に出なくなったのだけど、
歩くと出ちゃうのよねえー」
ということが良くあります。

歩くと頭が前に出ちゃう理由は
「立ち上がる」と「歩く」が混ざっているんです。

立ち上がって、頭が体のてっぺんに来る前に歩き始めているんです。
歩き出しに脚が痛いとか腰が痛いというタイプの人もこれが原因です。
しかもこれ、見た目がとってもかっこ悪いんです。

「立ち上がる」と「歩く」は分けましょう。
ちゃんとまっすぐになってから歩き出しましょう。

脚が軽く感じられるだけでなく、
見た目もすごくきれいに見えますよ。
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(引用以上)

 

(お百姓さん

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「固定種」「F1種」のメリット・デメリット

「固定種」「F1種」のメリット・デメリット

野菜や花の種には大きく分けて「固定種」と「F1種」がありますが、昔からある固定種だから良い、人工的だからF1種は悪い、というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

まずはどのような物なのかを知り、それぞれのメリットデメリットを考えましょう。


リンク
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「固定種」と「F1種」の違い
植物の種には、自家採取などによって代々植物の持つ性質や形といった形質が受け継がれた「固定種」、異なる優良な形質を持った親をかけ合わせて作る「F1種」という2つの種類がある。

固定種は、その品種が固定された地域の気候や風土に適応しているのが特徴で、全国各地で栽培されている「伝統品種」と呼ばれるものは固定種であることが多い。また、形状や収穫時期にばらつきがあり、スーパーで並んでいる野菜などと比べると、形や味などが多様性を有している、悪い言い方をすれば不ぞろいという特徴がある。

一方でF1種は、「雑種第一代」や「ハイブリッド」とも呼ばれる。これは植物において「優性と劣性(品種が優れているか劣っているかということではない)の品種を交配して採種した種には、必ず優性の形質を持った種ができる」という、メンデルが発見した「優劣の法則」を利用した技術だ。また、F1種から採種した種はさまざまな形質を持つものとなるため、実質的に自家採取することはできない。

昭和初期までは一般的であった固定種の野菜は、現在では一部の農家や家庭菜園などでしか見ることができない貴重な存在とも言える。私たちがスーパーなどでよく見る野菜のほとんどがF1種の野菜で、農家は種苗会社から毎年種を購入し野菜を育てているのが現状だ。


■「固定種」を育てるメリット・デメリット
では、「固定種」を選ぶメリット・デメリットを挙げてみよう。

【メリット】
(1)自家採種ができる
固定種は親と同じ形質を持った子(種)ができるという特徴があることから、自家採種した種を翌年撒いて、同じ品種の作物を作ることができる。これは農家にとって種を購入するためのコストが削減できるだけでなく、自ら作った作物から採った種で新たな作物を作るという、循環型農業を目指す者にとっても重要なメリットである。

ちなみに、「種苗法」の改正によって自家採取が禁止され、固定種が絶滅してしまうのでは? といった認識もあるようだが、種苗法で保護されるのは品種登録されたもので、品種の育成権のみである。固定種などのように古くから栽培されてきた品種は、品種登録の要件である「区別性」や「未譲渡性」に抵触するため、そもそも品種登録ができない。そのため、固定種に関しては、自家採取しその作物を販売することは一切禁止されることはない。

(2)珍しい品種を育てることができる
固定種は品種の多様性を有しているため、見た目や味のバリエーションが多い。スーパーなどで売られている野菜との差別化がしやすいため、付加価値を付けて売ることができる。


(3)環境適応能力が高い
固定種は代々その土地で生きていくために必要な遺伝情報を保有する特徴があるため、自家採種を続けていくうちに、その土地の気候や風土に適応していく。また、農薬や化学肥料などがない時代から栽培されてきた固定種は、環境を生かして生育する力があるため、有機農業にも適した種と言える。


【デメリット】
(1)収量や品質が安定しない
固定種は代々形質を受け継ぐが、遺伝的多様性という特徴も有しているため、同じ品種内でも生育や形状にバラつきがでることがあり、収量時期や品質も安定しているとは言えない。そのため、大量生産などの流通システムには適していないと言われている。



■F1種を育てるメリット・デメリット
続いて、多くの生産者が使っているであろう、F1種のメリット・デメリットを考えてみよう。

【メリット】
(1)発芽や生育がそろいやすい
F1種は発芽時期や生育期間がそろっているという特徴があり、収穫もいっせいに行えて、形などの見た目も均一化されている。そのため、大量生産が可能となり価格の安定にもつながる。また、出荷や梱包時の手間が省けるというメリットもある。

(2)病気に強い
F1種には、特定の病気に対して耐病性を持った品種などもあることから、その野菜で起こりやすい病気を防ぐことができる。

(3)一般受けしやすい野菜を作ることができる
苦みや香りなど元々はクセの強い野菜でも、F1種として品種改良をすることで、食べやすく一般受けする野菜を作ることができる。

(4)生育が旺盛
植物の交雑によって採種された種は、両親よりも優れた形質を持つ「ヘテロシス」という現象が起こることから、F1種は一般的に生育が旺盛で収穫量にもいい影響をもたらす。


【デメリット】
(1)毎年種を買わなくてはならない
デメリットというよりも、これはF1種固有の特徴だが、優劣の法則によって、F1種からできた種は同じ形質の種が採れるわけではないので、同じ品種の種が欲しければ種苗会社などから毎年種を購入しなくてはならない。コストと購入の手間などがかかる。

 

(松重臣)

Covid注射が先天性欠損症と不妊症を引き起こすことを示す決定的なデータを隠蔽していた

ワクチンの臨床試験データには、まだまだ公表されていない危険が隠されている。Covid用注射後の流産リスクは、インフルエンザ用注射後の流産リスクより1,517%高いとする研究もある。

さてはてメモ帳 Imagine & Think!『ファイザーと政府規制当局は、Covid注射が先天性欠損症と不妊症を引き起こすことを示す決定的なデータを隠蔽していた Ethan Huff』よりリンク
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Pfizer, government regulators hid smoking gun data showing that covid jabs cause birth defects and infertility Wednesday, May 11, 2022 by: Ethan Huff

リンク


(ナチュラルニュース) オーストラリアの情報公開請求により、製薬大手ファイザーが、同社の武漢コロナウイルス「ワクチン」に関して行われた唯一の妊娠・不妊研究の結果を隠していたことが明らかになりました。

政府の規制当局も同じことをしたことが分かっています。これは、ファイザーのmRNA(メッセンジャーRNA)ファウチフルー注射に関連するリスクについて一般大衆に無知でいさせるために、ビッグファーマとビッグ官僚機構が結託していることを指し示しています。

ファイザーも政府も、同社のmRNA注射が胎児に異常をもたらすことは以前から知っていました。それでも、政府の規制当局は臨床試験データを隠蔽することによって、その危険性を低く見せたのです。(関連:ファウチフルー注射がエイズを引き起こすことも明るみに出た)

「これらの決定により、医療規制当局をあまりにも信頼している医療関係者は、妊娠中のCovid-19注射は全く安全であると誤って妊婦に伝え、多くの妊婦がワクチン接種を受けるように圧力を感じるようになった」と、Daily Exposé(英国)は報じました。

「この詐欺と欺瞞は、米国だけで少なくとも4,113人のCovid-19ワクチン接種による胎児死亡を引き起こし、さらなる研究は、Covid-19ワクチン接種は、実際に少なくとも1,517%、流産に苦しむリスクを高めることを示している。」
 

過去30年間に他のすべてのワクチンを合わせたよりも多く、ファイザーのCovid注射で胎児が死亡している

今回発見されたファイザーの文書の「妊娠カテゴリーB2」のセクションで、同社は、現在、注射と呼ばれているCOMIRNATYの妊婦への使用について「限られた経験」であると説明しています。

さらに、ラットを用いた生殖毒性および発生毒性の複合試験において、母親を通じて注射剤の内容物に曝露された胎児が腰椎肋骨の過剰形成を起こしたと説明しています。

「COMIRNATYの妊娠中の投与は、母体および胎児に対する潜在的なリスクよりも、潜在的なベネフィットが上回る場合にのみ検討されるべきである」と、その文書は警告しています。

米国疾病対策予防センター(CDC)の公式データでも、3,209人の胎児がCOMIRNATYのために死亡していますが、この数字は過少報告である可能性が高いとされています。

「CDCは、VAERSに実際に報告される副作用はわずか1~10%であることを認めている。したがって、本当の数字は何倍も悪い可能性がある」と、Exposeは報告しています。

「しかし、この数字を視野に入れて、2020年12月のCovid-19注射の緊急使用認可前の30年間で、VAERSに報告された胎児死亡は2,239件のみである。」
別の研究では、Covid用注射後の流産リスクは、インフルエンザ用注射後の流産リスクより1,517%高いことが判明しています。

「妊婦はインフルエンザワクチン接種のターゲット層であるのに対し、Covid-19用接種に関しては今のところ小さな層に過ぎないため、真のリスクは実際にはもっと高い可能性がある」と、Exposeは説明しています。

ファイザーと政府が真実を語っていれば、妊婦とその赤ちゃんは保護されたはずです。その代わりに、彼らは国民に嘘をつき、そのために多くの命が失われてしまったのです。

また、COMIRNATYの3回目の「ブースター」注射を受けた女性は、妊娠する確率が著しく低下することも情報公開文書で明らかにされました。この注射は、すでに妊娠していた胎児も殺す生殖能力をブロックする不妊化剤であるようです。

「そうでないことを証明する科学的証拠があるにもかかわらず、医薬品の規制当局とファイザーは『動物実験では妊娠に関して直接的あるいは間接的な有害作用を示していない』と虚偽の主張をした」と、Exposeは結論づけ、政府の「とんでもない宣伝と嘘のキャンペーン」が多数の胎児の死につながったと指摘しています。

ファウチフルー注射は死を招きます。もっと詳しく知りたい方はVaccineHolocaust.orgをご覧ください。
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(加賀正一)

無意味な感染対策はいつまで?手指用のアルコール消毒液なめ、女児が一時意識不明。

海外ではマスク不要など、コロナ対策が緩和されていく中、日本の感染対策はまだまだ終わらない…

屋外も、屋内もマスク着用。入店時にはアルコール消毒が当たり前になっているが、この無意味な感染対策を終わらせるきっかけになりそうな記事を紹介する。

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引用:リンク

手指消毒のためのアルコール消毒液をなめた子どもが、急性アルコール中毒となり、搬送された例が島根県内で発生した。新型コロナウイルス対策で、子どもの手が届く位置にもある消毒液は、誤飲や興味本位でなめてしまう可能性がある。取り扱いにあらためて注意が必要だ。 

 今年3月、県東部の保育園に通う女児(5)が突然意識不明となり救急搬送された。園での午睡前は変わりなかったが、午睡後に保育士が気付いたときにはうずくまり「目がぐるぐる回る、気持ち悪い」と訴えた。

 連絡を受けた母親(43)と近くの小児科を受診し、点滴を受けたが、呼びかけに反応しないため搬送された。血液検査やCT、MRI検査では異常は見つからず、原因が分からないままだった。

 午後9時半ごろに意識が戻り、30分後には会話ができるようになった。女児は午睡時、室内にあったスプレータイプのアルコール消毒液をこっそり手につけ、なめる行為を繰り返したことを打ち明けた。以前にも数回なめたという。

 本人の話を受け、同11時に血液検査をすると、血中アルコール濃度が120ミリグラム/デシリットルあり、「急性アルコール中毒」と診断された。女児は回復し後遺症もなく退院したが、まれに低血糖で死に至ることもある。目撃情報や物的な証拠がなければ診断が難しく、治療が遅れる危険性がある。

 母親は「消毒液が原因と誰も疑わなかったことが怖かった。アルコールが身近になっているからこそ、危険だと知ってほしい」と訴える。

 公共施設や店舗、学校など、子どもが手の届く高さに消毒スプレーやジェルが設置されている例は多い。子どもも自分で消毒できるようにとの狙いがあるが、簡単に手にできる危険性と隣り合わせだ。

 島根、鳥取両県の消費者センターに同様の相談はないが、消費者庁と国民生活センターには、外出先の除菌剤や、携帯用アルコールジェルを誤飲した例が寄せられ、同庁は今年2月、注意喚起した。

 島根県立中央病院小児科の平出智裕医師(42)は「誤飲ではなく意図的に口にする場合がある。子どもの手の届かないところに置き、大人の監視下で使うことが大切だ」と呼びかける。
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(太木千佐)

英国の公式統計ではワクチン接種した14歳以下の子どもの死亡率は、未接種の子どもの「5000パーセント」に達する

以下リンクより引用

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〇スコットランドでまた起きている新生児と乳児の死亡の急上昇

最近、以下の記事で、これからの世界の赤ちゃんと乳幼児たちについての懸念を、ある意味で曖昧に書かせていただきました。具体的に書いて楽しい話ではないからです。

リンク

その後も、特に「赤ちゃんを含む小さな子どもの健康の問題」が公式データから、さまざまに明らかになっていまして、もちろん、それがワクチンと関係するかどうかというのは、いろいろな観点があるでしょうから、強引にそういう方向に話を持っていくつもりはありません。

最近の世界中の小さな子どもの重症肝炎とか、ブラジルで普通の風邪ウイルスで、小さな子どもたちが次々と重症化しているというようなことも何度か取り上げたことがあります。


昨日知ったのは、スコットランドで、

「新生児の死亡数が、当局が定める警戒限界ラインを超えた」

というものです。

昨年 11月のスコットランドの報道からのスコットランドの政府機関であるパブリック・ヘルス・スコットランドは、パンデミック以来さまざまなデータを公表していますが、その中に「新生児死亡」というページがあります。

以下は昨年 11月のスコットランドの報道からの抜粋です

> 公衆衛生局の公式の数字によると、9月は、21人の乳児が生後 28日以内に死亡し、新生児の死亡率が少なくとも 4年ぶりに「管理限界」として知られる警告の上限を超えた。

> 管理および警告の制限は、新生児、死産、またはその他の乳児の死亡が、偶然によるものではない可能性のある予想外の高レベルまたは低レベルで発生している場合に、公衆衛生チームが警告を立てるようにされている。

> コロナが産科の問題と母体の幸福に与える潜在的な影響については以前から懸念が表明されていたが、パンデミックが始まって以来、新生児の死亡率が平均を異常に上回ったのは初めてだ。

> 率は月ごとに変動するが、9月の数字( 1000人の出生あたり4.9)は、1980年代後半に最後に見られたレベルと同等のものだ。

スコットランドはこのジャンルの高いレベルの医学がありますので、新生児死亡というのは実に少ないようなのですが、上にもありますように、

「1980年代後半に最後に見られたレベルと同等の新生児死亡率」

となったと報じられていました。

まあ……このようなことになっている原因は、いろいろと考えられるだろうとはいえ、私個人としては、少し前の「ワクチン後天性免疫不全症候群についての記事」でもふれました以下の原因だと思われます。

 
> コロナワクチンで、mRNA の送達に使われる脂質ナノ粒子というものは、エクソソームという細胞から分泌される微細な物質により、全身に循環することがわかっています。

> これを最も具体的に示していたのは、モデルナ社が特許申請した、RS ウイルスのワクチンの特許開示で……

> ……ワクチンを接種したお母さんの身体のこのような部位(骨と髪以外ほぼ全部です)に mRNA が循環する可能性があり、そして「お母さんと血液を一体としている赤ちゃん」も同様の循環に見舞われる以外の理由は見当たりません。

> お母さんが、たとえば接種48時間以内などのワクチン接種直後なら、「赤ちゃんの体内もほぼワクチン接種直後と同じ」状態となっていると思われます。

 

たとえ、お母さんが接種したのが、時期的にそれよりずいぶんと以前だったとしても、配列変更により強化されているワクチン mRNA とスパイクタンパク質が「どのくらいの期間、体内に残るのかはわからない」のです。

科学者の荒川央さんが、以前、ファイザー社などのワクチン mRNA の解析をした記事をご紹介したことがありますが、荒川さんは以下のように書かれています。

 

(荒川央「ブレーキの無いワクチン」より)

> mRNAワクチンがどれだけの期間分解されずに体内に留まるか。それははっきりとは分かっていませんし、個人差があると考えられます。

> 長期間 mRNA ワクチンが働き大量のスパイクタンパクを生産し続ける可能性が指摘されています。では後から体内でその生産をストップさせるにはどうしたら良いか。その方法はおそらく現時点では存在しません。



長期間体内に残る可能性が指摘されている上に、「スパイクタンパク質の生産をストップする方法が存在しない」という、そんなようなものなのです、このワクチンは。

とにかく妊婦さんは避けなければならないものです。「絶対に避けるべき」と言ってもいいです。

 
なお、私はスコットランドの新生児死亡率の上昇が、このことと関係すると述べているのではなく、

「このスコットランドのようなことが、どこであろうと起きる可能性がある」

という話です。

メカニズムからは、そう考えざるを得ません。

スコットランドのことなどはどうでもいいことであり、日本も含まれている、という話です。

 

しかしですね。

スコットランドのこのデータは「新生児」のデータです。国によって異なるのかもしれないですが、日本の場合では、新生児とは生後 28日未満だそうです。

「では、その後は?」と見てみますと、スコットランドでは今、

「乳児の死亡率も限界ラインを突破しつつある」のです。

乳児とは、スコットランドの場合、1歳未満となっています。
 乳児死亡はスコットランドでは珍しい出来事です。

 

そして、このようなことが起きている一方、もう少し年齢の高い「実際にワクチン接種をした子どもたち」にも大変な状況の差異が起きています。

これが今回のタイトルにしたもので、10歳-14歳までの英国の子どもでは、

「ワクチン接種した子どもたちの死亡率が、未接種の子どもたちより 5000%以上高い」

ことを示すデータです。

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(新直)

集中力が「金魚レベル」になるスマホ漬けの脅威 10年間の調査で見えた子どもの脳への影響とは

リンクより

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私は脳を専門に研究している脳科学者です。現在所属している東北大学以外では、スウェーデンにあるノーベル賞決定機関「カロリンスカ研究所」で研究をしてきました。この研究所は、最近、『スマホ脳』(新潮社)で有名になったアンデシュ・ハンセンも学んだことで有名かもしれません。

私は宮城県仙台市の公立小・中・高校に通う7万人の子どもたちの学力や生活習慣のデータを、10年間追跡調査しました。私は10年前から、スマホやタブレットを連日のように使っている子どもの学力が「妙に低い」ということが気にかかっていたのです。

そこで、スマホを使う頻度の高い子どもの脳をMRI装置で調べたところ、学力を含む、子どもたちの認知機能に大きく関わる大脳の約3分の1の領域と、大脳白質(神経線維)の多くの領域の「発達が止まる」という衝撃の結果が得られたのです。

SNS、特に即時的メッセンジャー(LINEなど)を使った実験結果もあり、「スマホやタブレットを使っている時間の総量」よりも「LINEをやっている時間」のほうが学力を下げるデータがはっきりと出ています。

LINEはコミュニケーションツールなので、非常に気持ちを惹きつけやすく、スマホが机の上にあったり、カバンに入っていたりするだけでも気になってしまうことは、心理学の研究でも明らかです。本書の表現のように「麻薬的」な働きをするのでしょう。

IT企業が隠したい「真実」
さらに、IT企業が隠したい「不都合な真実」についても触れましょう。有名なのが、カナダのマイクロソフトの研究です。

2015年に調査した結果では、カナダ人の成人のなかに「たった10秒」しか集中がもたず、「金魚と同レベルの集中力しかない」人がいることを明らかにしました。




マイクロソフトは主な原因をICT(通信科学技術)やソーシャルメディアの活用と結論づけていますが、実はこれ、マーケティング戦略向けのプロモーションとして発表されたデータなのです。

つまり、「現代人は集中力がないので、ネット広告は10秒以内で作ろう」と勧めているわけです。

スティーブ・ジョブズをはじめとするシリコンバレー長者たちは、この事実を知っているからこそ、自分たちの子どもたちをデジタル機器から遠ざけるのでしょう。

学級崩壊が「激増している」背景とは
私は学校関連の会合に出席することも多いのですが、小学校では「学級崩壊が激増している」といった教育関係者の悩みをよく聞きます。

「教師に暴言を吐く」「授業の妨害をする」といった非行・暴力行為は低年齢化し、逆に「授業中、ウロウロと歩き回る」などの、従来は低学年の子どもに見られた行動抑制・社会性の未発達は、高学年にも見られることが増えてきているそうです。

学童期の発達障害が増加してきていることは、日本だけでなく世界的な傾向でもあります。

日本でも2006年から2019年のあいだで、ASD(自閉症スペクトラム障害)は6.5倍、ADHD(注意欠陥多動性障害)は14倍、LD(学習障害)は11.5倍に増えていると試算されています。特に数の多いADHDは、児童の10人に1人いるとも言われています。

これらの状況に頭を悩ませる児童精神科医や教師は、「社会や環境のせいだろうか?」「家庭の問題なのか?」などと答えを出せないままでした。

もちろん、家庭や社会といった環境の複雑な要因も見逃せませんが、シンプルに「デジタルスクリーンの影響」といった視点で見直してみると、意外なほど簡単に解決法が見つかるでしょう。

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(吉 四六)

2022年6月19日 (日)

2 食事のマネジメント=縄文人のDNAを受け継ぐ体が欲するものを知る。

お客さんとの接待で、最高級のレストランや有名日本料理店を利用し尽くして40年にならんとする会社の上司。おいしいものをよく知るそのひとの口癖は、「世の中でイワシが一番おいしいんだ」、「日本人はイワシを食っとけばいいんだ」。

美食を極めたひとだからこその名言ゆえか、真偽はともかく、聞くと思わず口の中に、あったか~いごはんとコリっとしたイワシの風味が広がり、喉がゴックンと鳴ります。でも、イワシって小さくてヌルっとしているので、取り扱いが難しく、料理するのは案外手間がかかります。

素朴な素材に少しの手間をかけること。

縄文以来の食生活が、健康な体をつくるのだと教えてくれています。

牧田善二「医者が教える食事術」より引用
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現代を生きる私たちは、縄文人が生き抜くために備えていたDNAをそのまま受け継いでいます。消化・吸収のシステムも、それをコントロールする脳のシステムもなんら変わっていません。だから、本来であれば、縄文時代にはなかった食べ物は口にするべきではないのです。

縄文時代にも、自然に生育しているそばなどの穀類も食べていたようです。だから、米や麦などの穀類自体は、私たちの消化・吸収システムにマッチしています。

ただし、精製したものはありませんでしたし、穀類を大量に食べるという習慣もなかったはずです。

ましてや白い砂糖は存在していません。白い砂糖を溶かした液体を飲むことなど、縄文人にはあり得ないことです。そして、そのDNAを受け継いでいる現代の私たちにとっても、ありえないことなのです。

(中略)

「時間のないビジネスパーソンのために」とすすめられる、栄養ドリンクもスポーツ飲料も、縄文人のDNAを受け継いでいる私たちの体にとって、あり得ないものなのです。

プロテインやアミノ酸のパウダーなども同様です。あり得ないものが体に入ってきたとき、あなたの体に何が起きるでしょうか。

「これ1本で1日分の野菜がとれる」というジュースには、肝心な食物繊維が不足しています。しかも、味を調えるために野菜以外の果物など、余計な糖分も入っています。1日分の野菜は、1日かけてちゃんと食べればいいではありませんか。

「手軽に食事」を求めて、手軽に不健康を手にしているビジネスパーソンのみなさん、どうか気づいてください。

本当の健康が、手軽に自分のものになると思いますか。仕事だって、そんなに簡単ではないでしょう。人生においてもビジネスを成し遂げる上でも最も重要な健康は、食事をしっかりマネジメントしていく人だけが手にできるのです。

健康格差社会を生きる上で、食事は「最強の教養」です。

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(春野うらら)

2022年6月17日 (金)

土に触れる生活が心身の健康につながる。抗ストレスの妙薬は「土壌」にあった

人工物質への危機感が高まり、自然収束・自然回帰の流れが加速する昨今。
自然の中でも、木・土・水・光(太陽)こそが人類の生きる力に直結していると思われる。
今回は、「土」のもつ可能性を紹介したいと思います。

以下、リンクより転載

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土壌に生息する細菌に、抗炎症や免疫調節、ストレス耐性などの性質がある──。そんな研究結果を、米国の研究チームが発表した。アレルギーやメンタルヘルス障害の原因のひとつとして、わたしたちが泥や土に触れる生活から離れたことも影響していると示唆されている。

【関連】超清潔社会は健康にマイナスか──密閉されたオフィスとマイクロバイオーム
リンク

このほど学術誌「Psychopharmacology」で発表された論文によると、土壌に生息する腐生性細菌マイコバクテリウム・ヴァッカエ(Mycobacterium vaccae)には、抗炎症、免疫調節、およびストレス耐性の性質があることがわかった。そしてこれらの保護効果は、この細菌が持つ特殊な「脂質」が要因のひとつであることが今回の研究で明らかになったのだ。

■抗炎症効果のある細菌の脂質
「この細菌には保護効果をもたらす特別な“何か”があり、この細菌が作り出す脂質はその主成分のひとつだと、われわれは考えています」と説明するのは、米コロラド大学ボルダー校の統合生理学教授クリストファー・ラウリー博士である。

以前より、身体に起きる炎症反応が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など、ストレス関連障害のリスクを高めることが示唆されていた。当時の研究では、熱処理されたマイコバクテリウム・ヴァッカエのワクチンを注射されたマウスは、まるで抗うつ剤を投与されたかように行動を変え、それらの脳には長期にわたって抗炎症作用があったことが報告されている。

また、2016年にラウリー博士が発表した論文では、ストレスを感じさせるイヴェントの前にマイコバクテリウム・ヴァッカエのワクチンを皮下注射されたマウスは、そうではないマウスと比べ、PTSDとストレス誘発性大腸炎が予防された。さらにその後、マウスを再び同様のストレスにさらしたところ、それらは不安が軽減されたかのように振る舞ったという。

しかし当時、研究チームはマイコバクテリウム・ヴァッカエに驚くべき効用があることを知りながらも、それがどのように体に作用するのか原理がわからなかったという。「この新たな論文は、その理由を明確にしたものです」と、ラウリー博士は言う。

■薬箱を開く“鍵”のように免疫細胞に作用する脂質
「人類と共進化してきたこの細菌には、思いもよらない役割があるようです」と、ラウリーは話す。「これらが免疫細胞に取り込まれると、受容体と結合して、数々の連なる炎症反応を遮断する脂質を放出するのです」

研究チームは、マイコバクテリウム・ヴァッカエに特有の「(10Z)ヘキサデセン酸」と呼ばれる脂肪酸のみを取り出し、化学合成して、それが免疫細胞のひとつであるマクロファージとどのように相互作用するかを調べた。

するとこの脂質は、細胞内でペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)と結合し、炎症を引き起こす多数の経路を阻害することがわかった。さらに炎症反応を促す刺激を与える前に、細胞を同脂質に晒した場合では、炎症に対する耐性が強化された。つまりこの研究は、ストレスに耐性のあるワクチン生成、および薬剤開発への可能性を示唆しているのだ。

「これは細菌叢の一種の、ほんの1株に過ぎません。しかし、土壌には数百万もの菌株が生息しています」と、ラウリー博士は言う。「わたしたちは、健康維持のために進化してきたメカニズムを見極める点において、氷山の一角を見始めたにすぎません。それはわたしたちに畏敬の念を起こさせるはずです」

■「ストレスワクチン」の開発なるか
ラウリー博士は過去にも、「健康的な微生物」に触れる生活と、メンタルヘルスの関連性を裏付ける数々の研究を発表している。泥やホコリにまみれる環境にある農村の子どもたちや、ペットとともに育った子どもたちは、ペットのいない都市部の住人よりも強い免疫システムをもっており、精神疾患のリスクが低い傾向があるのだ。もしかすると、自然が提供する微生物叢から断絶された生活を送る人々が、長いあいだ心身の健康を維持するのは難しいのかもしれない。

研究チームはこの知見をふまえ、近い将来、マイコバクテリウム・ヴァッカエをベースにした「ストレスワクチン」の開発に着手したいと語っている。

【関連】超高齢でも健康体でいられる秘訣は「腸内細菌の多様性を保つ」こと:研究結果
リンク

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(柴田英明)

腸を汚す「健康イメージの飲み物」意外すぎる4NG

体にいいからといって、健康にいい食べものを摂取するだけでは不十分!食べ物の組み合わせも大事!
腸の働きがやくないと、腸内にとどまった食べ物は腐敗して、腸をふさぐことになりかねないそうです!

(リンク以下引用
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【省略】
今、世界中で話題となっている「アダムスキー式腸活法」では、そんな「健康そうな飲みもの」にも、「腸の汚れ」の原因になりかねない組み合わせがあると考えられています。

「腸」というのは、私たちが口から食べたものの栄養を体に取り込むための大事な器官です。そのため、腸が汚れていると、栄養の吸収がうまくいかなくなるだけでなく、老廃物や毒素の排出もうまくいかなくなり、さまざまな体調不良が起きる可能性があると、アダムスキー博士は主張しています。
そんな博士が提案するのは、「食べ物の組み合わせ」に気をつけることで「腸の汚れ」を防ごうとする腸活メソッドです。今回は、健康的なイメージがあるけれど、「アダムスキー式腸活法」では「『腸の汚れ』の原因になりかねない」と考えられている飲みものを4例紹介します。

そもそも「アダムスキー式腸活法」というのは、食品を、腸を通過するのが「速い食品(ファスト)」と「遅い食品(スロー)」に分け、この2種類を同時に摂取しないことで「腸のつまりを防ぐ」腸活法です。
このメソッドに従うと、お米やパンなどの「穀物」、肉や魚といった「動物性たんぱく質」、豆腐などの「植物性たんぱく質」、キャベツやニンジンといった「多くの野菜」が、「スローの食品」です。
一方で、トマトやパプリカといった「一部の野菜」、そして「果物」や「ヨーグルト」「はちみつ」などは、「ファストの食品」に分類されます。したがって、食べ物を選ぶときには、この2つのカテゴリーを組み合わせないようにしたほうがいいというのが「アダムスキー式腸活法」の基本的な考えです。
【省略】
野菜の多くは「スローの食品」
「アダムスキー式腸活法」では、野菜の多くは「スローの食品」だと考えられています。ただし、「トマト」「パプリカ」「カボチャ」といった野菜は、例外的に「ファストの食品」に分類され、「ほかの野菜とは分けて食べたほうがよい」と考えられています。
【省略】
【×NG例1】トマト入りの野菜ジュース(トマトジュースだけならOK)
食事の中でたくさんの野菜を食べるのは大変ですが、ジュースだと想像以上の量が摂取できるので、「体のために野菜ジュースを習慣にしている」という方も多いのではないでしょうか。
野菜の多くは「スローの食品」
「アダムスキー式腸活法」では、野菜の多くは「スローの食品」だと考えられています。ただし、「トマト」「パプリカ」「カボチャ」といった野菜は、例外的に「ファストの食品」に分類され、「ほかの野菜とは分けて食べたほうがよい」と考えられています。
【省略】
【×NG例2】果物入りのグリーンスムージー
「アダムスキー式腸活法」では、「果物」は「ファストの食品」と考えられています。そのため、バナナやリンゴなどの「果物」と、小松菜などの「葉野菜(スローの食品)」を組み合わせた「果物入りのグリーンスムージー」はNGの組み合わせとなってしまいます。
ただし、「果物」そのものは「『腸の汚れ』をとかすために最も効果的な『洗浄剤』」だと「アダムスキー式腸活法」では考えられており、アダムスキー博士も「1日1回は果物を食べたほうがよい」と話しているほどです。
気をつけたほうがいい組み合わせ
そのため、果物は「スローの食品」とは分け、「トマト」や「はちみつ」など、「ファストの食品と組み合わせて食べる時間」を作るといいですね。
【×NG例3】ヨーグルト入りのグリーンスムージー
また、「果物」のほかに「ヨーグルト」も「ファストの食品」だと考えられています。そのため、「葉野菜を使ったグリーンスムージー」に「ヨーグルト」を加えるのも、「アダムスキー式腸活法」ではNGだと考えられています。
【省略】
【×NG例4】フルーツ豆乳
「豆乳」は、「アダムスキー式腸活法おすすめスーパーフード10」のひとつである「大豆」を材料にした飲みものなので、ぜひ積極的に飲んでほしい健康飲料です。ただし、アダムスキー博士が提案する分類方法では「スローの食品」に分類されることに注意する必要があります。
「フルーツ」を組み合わせると、「スローの食品」に「ファストの食品」を組み合わせることになるので、「バナナ豆乳」や「いちご豆乳」といった「フルーツ豆乳」は、「アダムスキー式腸活法」では残念ながらNGと考えられているのです。
豆乳には「きなこ味」や「ごま味」もありますが、これらは「スローの食品」同士の組み合わせなのでOKです。また、「ココア」や「コーヒー」、「紅茶」も「ニュートラル」ですので、「ココア豆乳」や「ソイラテ」「ソイティー」もOKの組み合わせになります。
腸が汚れていたら、もったいない結果に…
普段の生活の中で、「体によい食べ物」の話を聞くことは多いと思います。けれども、「腸の働き」に注目するアダムスキー博士は、「体にいいからといって、健康にいい食べものを摂取するだけでは不十分だ」と主張しています。消化管が汚れて機能が低下していたら、「どんなに体にいい物質」も血中までたどり着けず、私たちはそれがもつ十分な健康効果を得ることは期待できないからだそうです。
むしろ「あまりに長い時間腸内にとどまった食べ物は腐敗し、さらに腸をふさぐことになりかねない」とアダムスキー博士は話しています。
「アダムスキー式腸活法」は、「食べ物の組み合わせに気をつける」「果物や非加熱の植物性オイルを積極的にとる」など日々の習慣を少しずつ変えることで、その消化管が「ベストな働き」をできるように環境を整えてあげるための健康法です。
【以下省略】

 

(美輪真緒)

2022年6月16日 (木)

コロナワクチンが「肝炎を誘発する」可能性があることを突きとめた論文が発表

ワクチン未接種の乳幼児たちにも、母体を通して異変が起きているようです。

リンク「アース・カタストロフ・レヴュー」さんより抜粋です。

***
今日なんですが、ある論文の存在を知りまして、アメリカ国立衛生研究所(NIH)のライブラリーに査読済み論文として掲載されていたものですが、「 mRNA コロナワクチンは肝炎を誘発する可能性がある」という内容のものでした。以下の論文です。

リンク(論文) SARS-CoV-2 ワクチン接種は、CD8 T細胞 優勢肝炎を誘発する可能性がある
 
(中略)

現在、世界中で報告されているほとんどすべての重症肝炎の子どもたちの年齢が、「ワクチン接種対象未満」だからです。そのほとんど誰もが「コロナワクチンを打っていない」のです。そのほとんどが 5歳未満で、1歳などの子どもたちもたくさんいます。

◆ワクチンを打っていない年齢の子供たちが何故?

しかし、小さな子どもの場合、接種自体はあまり関係なく、「ワクチンに直接曝露し続けている」上に、彼らの身体臓器は、まだ免疫崩壊に弱い、はずです。だからです。3歳未満の患者でしたら、親がワクチンを接種していた場合、その時には、その子どもたちが、妊娠中あるいは授乳中だった可能性がある年齢です。妊娠中のコロナワクチン接種は、ほぼダイレクトに胎児に曝露します。また、「授乳から赤ちゃんに曝露する」ことは、これは、ファイザー社の臨床研究実施計画書にも書かれてあることです。

(ファイザー社のコロナワクチン臨床研究実施計画書より)

> セクション 8.3.5.2 母乳育児中の曝露

> 母乳育児中の曝露は、次の場合に発生する : ひとりの女性の試験参加者は、研究介入(ワクチン試験接種)を受けている間、あるいは中止した後に母乳育児をしていることが判明した。Protocol C4591001

◆ワクチンの「授乳による曝露」あるいは「妊娠中の胎児への曝露」
 
また、CDC のワクチン有害事象報告にも、おびただしい数の「授乳中の赤ちゃんに副作用(有害事象)が出た報告」が掲載されています。

(中略)

これだけが原因ではないであろうとはいえ、コロナワクチンに肝炎を誘発する可能性があるのだとすれば、身体の免疫保護機能がまだ弱い小さな子どもたちから先にダメージを受けていくのは当然の帰結とも言えます。

今後を見ていれば、さらにわかっていくのではないでしょうか。表現しにくいですが、一種の「惨劇」が繰り広げられる可能性もあります。そして、それが原因の一部なら、回避する手段はありません。コロナワクチンの肝炎の関係についての先ほどの論文を記事にしていた米エポックタイムズの記事をご紹介します。

リンク『COVID-19ワクチンは急性肝炎を引き起こす可能性がある』:症例報告 Epoch Times 2022/05/03

mRNAベースの COVID-19 ワクチンを接種した男性に関する最近の症例報告は、ワクチン接種が「免疫性肝炎を引き起こす可能性がある」ことを示唆している。

この症例報告は、そのような症例がどれほど一般的であるかを示してはいないが、研究者たちは、そのようなシナリオは「初期の臨床試験で、特定されていないまれな有害事象」として認識されていると述べている。

4月下旬に、医学誌 Journal of Hepatology (肝炎)に掲載されたこの論文は、 ファイザー社 mRNAベースの COVID-19 ワクチン(BNT163b2)を接種してから 2〜3週間後に急性肝炎を発症した 52歳のドイツ人男性の症例を説明している。

研究では、COVID-19 ワクチンを接種して急性肝炎を発症した後、高度に活性化された T細胞が男性の肝臓に「蓄積し、さまざまな領域に均等に分布する」ことを発見したと述べている。 T細胞は、免疫系の重要な部分を構成する白血球の一種だ。これらの細胞は、新しい感染症との戦いに焦点を合わせる。

患者はワクチンの最初の接種から約 10日後に吐き気と倦怠感を経験し、その後、急性肝炎をを発症したことがわかった。肝炎は約 3日後に自然に治癒した。

そして、1回目の接種から 41日後にワクチンの 2回目の接種を受けた。吐き気と倦怠感の症状が 20日後に再発した。患者は経口ステロイド薬を投与され、最初は改善した。しかし、39日後に再発し、その後、ステロイドも含む全身性免疫抑制療法で治療に成功した。男性の肝機能検査は「その後8週間以内に正常化」した。

研究者たちは、COVID-19ワクチンに対する免疫応答が患者の肝臓の炎症に寄与している可能性があると述べている。ファイザー社 COVID-19 ワクチンは、「ワクチンによって誘発される細胞性免疫に関連するメカニズムによって免疫性肝炎を引き起こす可能性がある」と症例報告で述べる。

著者たちは、自己免疫性肝炎と COVID-19 ワクチン接種後の免疫応答によって引き起こされる肝炎を区別することが重要であると記している。前者は多くの患者に生涯にわたる免疫抑制療法を必要とし、後者はおそらく一過性であると述べた。

ここまでです。

なお、ここには、

> (ワクチンが原因の肝炎は)おそらく一過性である

としていますが、私は違うと思います。

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(匿名希望)

平気で「サラダ」を買う人が知らない超残念な真実

天然由来の添加物が使用中止になり、代わりに化学薬品による添加物が使用されていくという事実。

以下、リンクからの引用です。
気になった方は元リンクにアクセスし、他の残念事実も読んでみてください。

-------------引用開始----------------

【残念な真実②】「見えない添加物」が使われている

一般的には生野菜には添加物を使ってはいけないのですが、市販のサラダには「添加物」が使われている場合があります。

「いったいサラダに、どんな添加物が使われるのか?」というと、主に次の4種類になります。

【1】「野菜の洗浄剤」(主に「シュガーエステル」)
「界面活性剤(乳化剤)」の一種で、汚れを落とすために使われるものです。

【2】「野菜の殺菌剤」(主に「次亜塩素酸ナトリウム」)
 これは先ほど述べたものです。

【3】「シャキシャキ剤」(主に「フマル酸」「乳酸カルシウム」、酸性の「ポリリン酸ナトリウム」など)

 野菜を「シャキシャキさせる」ために使われる添加物です。「浅漬けの素」などにも使われています。ただ、私も現役当時はよく使っていましたが、正直あまり効果があるようには思えませんでした。

【4】「切り口の変色防止剤」
「カットした野菜の切り口の変色用」に用いられます。「バナナの黒ずみ防止」にも使われるものです。

余談ですが、昔は変色防止には「コウジ酸」がよく使われたものです。コウジ(麹)は酒やみそ、しょうゆを造るときに使われる、あの「麹」です。誰もが「安全なものだ」と思うでしょう? しかし「コウジ酸」は「発がん性がある」とされて、使用禁止となりました。

添加物が難しいのはこういうところです。「天然由来だから安全だ」として使われていた添加物が、ある日突然「使用中止」になったりするのです。

「加工助剤」という名目のため、表示しなくてもいい
これらの添加物は「加工助剤」という名目で使われるため、表示をしなくてもいいのです。だから、それらの添加物が使われていても、消費者は知る由もありません。

必ずしも4種類の添加物すべてが使われるわけではなく、野菜によって使い分けられます。添加物メーカーが「うちには、こういう『シャキシャキ剤』がありますよ。使ってみませんか?」と、カット野菜メーカーなどに売り込んだりするわけです。

またサラダやカット野菜のみならず、里芋やごぼう、れんこんなどの根菜類の水煮にも、これら4種類の添加物(加工助剤)は使われます。根菜類の水煮の場合には、それらに加えて、「漂白剤」として「亜硫酸塩」なども使われることもあります。

 

(天野 弘)

ブラジルで「小さな子どもの重症呼吸器症候群」が劇的に増加。小児用の集中治療室は9割が埋まる。

単なる風邪ウイルスによって、ブラジルで「小さな子どもの重症呼吸器症候群」が劇的に増加している。小児用の集中治療室の9割が埋まるという事態になっている。正確な理由は不明だが、小さなこどもの免疫力そのものに異常が起きている事は間違いないようだ。

リンク「アース・カタストロフ・レヴュー」さんより

◆最も多いのは「5歳未満」

ブラジルで、小さな子どもの重症の呼吸器感染症が急激に増加していることがブラジル日報の日本語版で報じられています。

リンク 《ブラジル》サンパウロ市で子供のSARS入院が急増=小児用病床の8割超埋まる (ブラジル日報 2022/05/04)

これは報道のタイトルで「 SARS 」という言葉が使われているのですが、記事を読みますと、

> 今年の特徴は、感染した細胞が合胞体と呼ばれる塊になるRSウイルスだけでなく、比較的大人しいとされるライノウイルスやエンテロウイルス、メタニューモウイルスなどでも重症化している点だ。

とありまして、いわゆる 2002年の SARS とは関係ないもので、単なる普通の風邪の「重症化」が、小さな子どもたちの間に劇的に広がっていると解釈していいようです。

ライノウイルスやエンテロウイルスなどは本当にありふれた風邪ウイルスです。上のブラジル日報の報道は、用語などに間違いが多く、ここでは掲載しないですが、日本語の報道記事ですので、ご興味のある方はどうぞ。

報道には、現地紙に掲載されている今回の重症呼吸器症候群の患者の年齢分布のグラフがあるのですが、「 1歳から 4歳が最多」となっています。0歳児もいます。

以下リンクは、そのグラフを日本語にしたものです。

これが気になりましたのは、最近、世界中で、小さな子どもたちの肝炎が拡大していることについて、5歳未満の子どもたちが圧倒的に多いことから、「母親のワクチン接種からの直接的曝露が原因の可能性が高いのではないか」と、個人的に思っているということがあります。以下のような記事を最近書きました。

●[記事] コロナワクチンが「肝炎を誘発する」可能性があることを突きとめた論文が発表される。そして思い出す「授乳、そして妊娠中の赤ちゃんへの曝露」という概念 地球の記録 2022年5月4日

しかし、「肝炎」という問題を超えたところで、「子どもの免疫不全」

という大きな、そして深刻な問題が近づいている可能性について、In Deep の以下の記事で少し書かせていただきました。

●[記事]コロナワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDSとも)への警告に関する論文からも、ストレートな曝露を受けた小さな子どもたちへの懸念がさらに In Deep 2022年5月4日

◆「普通ではない事」が幼児に起っている

現在のブラジルの子どもの「重症化した風邪」は、原因ウイルスは、風邪を引くものとしてはあまりにも一般的な、

・RSウイルス
・ライノウイルス
・エンテロウイルス
・メタニューモウイルス

と報道に書かれていますが、よほどの基礎疾患などでもない限り、これらが原因による風邪で集中治療室に入らなければならないような子どもが多数発生するということはあり得ないはずです。

これは、「普通ではないことが起きている」と考えていいかと思います。

たとえば、極端な食糧事情の悪化などで、子どもたちの栄養状態が危機的な場合などは、単なる風邪でも脅威となり得ますが、現在のブラジルは圧倒的なインフレ (過去28年間で最高のインフレ)に見舞われているとはいえ、そこまで深刻な食糧危機には至っていないはずです。

子どもの重症肝炎もそうですが、このような「普通ではない子どもの病気の状態」が今後世界的に拡大していくとした場合、日本でも、特に妊娠中や授乳中にワクチン接種をされた方々は、十分に注意深く子どもを見守るべきだと思います。

最も懸念されるのは、今年の秋以降だと思われます。

これは、風邪が流行する時期であるというような季節的要因もありますが、その頃には、食糧的な問題が世界各地で起きていると見られ、場合によっては、厳しい栄養状態に陥る子どもたちが世界中で発生すると思われるからです。

その頃、日本の食糧状態がどのようになっているかはわからないですが、しかし、今後数年、悪化することはあっても、食糧事情は現状維持さえあり得ないと思っています。小さな子どもにとっての不十分な栄養状態というのはそれ自体が危機的な公衆衛生上のリスクです。

日本の当局は何もしてくれないか、あるいは何もできないはずですので、小さなお子さんなどがいる場合は、ご各自が対応していくしかないと思われます。お金はいくらでも印刷できますが、食べ物は、ないところから刷り出すことはできません。

 

(匿名希望)

2022年6月15日 (水)

世界22カ国がマスク義務を撤廃

世界で22ヵ国がマスク義務を撤廃。マスクの直用が齎すであろう将来の「国力低下」を直視し各国が対応を始めた模様。

リンク「アース・カタストロフ・レヴュー」さんより抜粋です。

***
2年間のパンデミックと言われる期間の中で、最も凶悪で醜悪で狂気の政策が「マスク着用義務」だと思っていまして、その思いがブレたことは一度もありません。

同時に、日本のような同調的圧力の強い国では、現在の状況を見る限り、マスクをしないで歩くという選択は難しいだろうなとも感じます。(逆にいえば、屋外でマスクをしたことがない私のような人間には、現在の光景自体がかなり特殊に見えますが)

ともかく、マスクというのは、「百害あって一利なし」という言葉をはるかに超えた純粋な「害悪」であり、私は生まれて以来、これほど人を傷つけて、知能を低下させる行為を見たことがありません。特に、小さな子どもへの長期のマスク着用の強制は純然たる殺人行為だと思っていますが、それを疑問にも思わないこの社会。

(中略)

世界では現在、マスク着用義務が次々と撤廃されており、その数が 22カ国となったことが報じられています。その報道にはないですが、日本と同様の高いマスク着用遵守率の韓国でさえ、最近、屋外でのマスク着用を撤廃すると発表しました。

●(リンク) 韓国政府が「屋外でのマスク着用義務を解除」と発表 (2022/04/28)

気づけば、日本は取り残されているわけですが、どうするつもりなのかなと。今さら撤廃しても、これまでの子どもたちへの壊滅的な影響はもう取り返すことはできないですけれど。各国のマスク着用撤廃状況についての記事をご紹介します。

●22カ国がマスク義務を撤廃 リンク greatgameindia.com 2022/05/01

マスクの着用義務が。これまで合計 22カ国で取り下げられている。ただ、多くの国で、医療施設での着用義務は残っている。今年の 1月以降、世界 22か国でマスクの義務が解除された。アメリカは、州間旅行に関する連邦のマスク規制を覆すという裁判官の決定に続いて、マスク着用の義務が撤廃された。

英国は、1月19日、ジョンソン首がオミクロン亜種の最悪のケースがすでにピークに達したという政府の研究者たちの調査結果を引用して、公共エリアでのマスク義務の解除を発表した。さらに、英国では、公共交通機関でマスクが法的に義務付けられなくなった。

スコットランドは、4月18日にマスク規制の改訂を実施し、ほとんどの屋内の場所と公共交通機関でのマスク着用に関する法的要件を削除した。一方、英国では、医療施設は例外であり、マスクを着用する必要がある。

南米では、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、チリ、およびドミニカ共和国でマスク規制が撤廃されている。

メキシコでもほとんどの州でマスク着用義務が取り下げられた。ドミニカ共和国は、2021年10月に COVID-19 の非常事態を取り消した後、2月にマスク規制を撤廃した。ドミニカ共和国のルイス・アビナデル大統領は、「私たちのすべての自由と生き方を取り戻す時が来た」と述べた。

4月、パラグアイ、ブラジル、イタリア、南アフリカを含むいくつかの国が、国の健康緊急事態の終了を発表した。イタリアは、屋外でのマスクは不要となったが、4月30日まで屋内ではマスク着用が必要になる。他にも、スイス、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、アイスランド、およびオランダでもマスク着用義務が廃止された。

全体的に見て、医療施設でのマスク着用義務はそのままだ。

ポーランド、ラトビア、クロアチア、チェコ共和国などのヨーロッパ諸国の一部もマスクは撤廃された。フランスも、公共交通機関や医療施設を除いてマスクの義務的な使用に対する姿勢を和らげた。

***

 

(Bannister)

2022年6月13日 (月)

ワクチン接種によって生産された抗体が、人体の正常な免疫機能を狂わせる

人体は、何重もの免疫機構を持っています。

まず、皮膚は人体最大の臓器であり、人体最大の免疫器官とも呼ばれています。体内からの水分蒸散や、体外からの異物の侵入を防ぐバリア機能を担っています。 脂腺・汗腺から分泌される皮脂や汗、そして皮膚常在菌による代謝物などが皮膚表面を弱酸性に保ち、病原菌の感染等を防いでいます。

また、表皮の最外層に存在する角層細胞が物理的な強度を作り出し、セラミドなどの細胞間脂質や表皮細胞を密着させる接着タンパク質が、体内外の水分の出入りを制御しています。これらのバリアを突破された場合に備え、免疫細胞が外界からの異物の侵入を見張るセンサーとして働き、侵入を感知すると免疫反応を起こし、これらを排除します。

さらに、鼻や口の中の粘膜が異物を捉え、鼻水などで体外へと排除する仕組みがあります。
それでも侵入してきた細菌やウイルスに対して、白血球や免疫グロブリン(抗体)が働きます。

つまり、抗体とは免疫機構の最後の砦ではありますが、あくまでも一部に過ぎないのです。そして、皮膚や粘膜などの免疫機構をすっ飛ばして、抗体だけを生産するワクチン接種は、何重もの防御機能が有機的に組み合わさって働く免疫機構を狂わせます。

しかし、厚生労働省ホームページ 新型コロナワクチンQ&A 「ワクチンと免疫の仕組み ー 新型コロナワクチン3回目はなぜ必要?」リンクでは、下記の様に「免疫」を定義しています。

(引用開始)
***
免疫は体内に侵入した病原体を異物(自分以外のもの)として認識し排除することで、自分の身体を正常に保つという大切な働きのことです。免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」があります。

「自然免疫」とは、病原体であるウイルスや細菌の一般的な特徴を捉えて生体が防御する仕組みであり、白血球の一部(好中球、マクロファージなど)が、体内に侵入した病原体を貪食します。「獲得免疫」とは、「自然免疫」より異物を効率よく排除する仕組みであり、抗体を使って病原体を排除する「B細胞」、B細胞が抗体を作るのを助ける「ヘルパーT細胞」、感染した細胞ごと病原体を排除する「キラーT細胞」などの細胞が関与しています(図1)。そして、B細胞やT細胞の一部が過去の感染を記憶した「記憶細胞」になると、同じ病原体が感染した際にたくさんの抗体やキラーT細胞を使って1回目よりも効率的に排除できるようになります。

つまり、ワクチン接種の目的は、これら記憶細胞を体に誘導することにあります。一般に免疫がついたと表現されるのは、記憶細胞が体の中にできたことを意味します。
***
(引用以上)

時間の経過とともに、抗体濃度が低下するので、ワクチンの追加接種が必要だという論理なのですが、そもそも人体の「免疫」に対する認識が誤っているのではないでしょうか。

 

(大島健男)

米ぬかがすごい!

花粉症がひどい!=薬飲まなきゃ!となる人が多いと思います。
でも、食の改善で花粉症の症状は和らげることが出来ます。
今回は、米ぬかについて!

リンク>>米ぬかを”食べる”ことが健康にいい
 今、花粉症の症状を緩和する、と注目を集める食材がある。ぬか漬けの原料として日本人に古くから親しまれてきた『米ぬか』だ。玄米を使った食事療法を取り入れている島村トータル・ケア・クリニックの島村善行院長が語る。

「米ぬかに含まれる『γ(ガンマ)-オリザノール』には抗アレルギー作用があり、花粉によって引き起こされる炎症を抑える効果があります。食物繊維も豊富で、腸内環境を整えて免疫力を高めることもできるので、花粉症対策には極めて効果的な食材なんです」

 そもそも米ぬかとは、玄米を精米する時に出る胚芽や種皮のこと。

 精米後は廃棄される部分であり、これまでは掃除や食器洗いに使われたり、顔や体に塗る美容法が流行したりするなど、食用以外に使われることが大半だった。

 だが近年、前述の花粉症対策を筆頭に「食べる」ことが健康にいいと話題を呼んでいる。

「米ぬかの成分は玄米と同じ。すでに玄米食はヘルシーな食事と認知されていますが、玄米は調理に手間がかかるうえ、硬くて食べにくい、おいしくないという声も多い。一方で米ぬかは粉末になっているため、調味料のように食品に振りかける、和えるなど、手軽に摂ることができる上に、継続しやすい」(島村院長)<<

玄米は、手が出しにくい!と思っている人は、米ぬかから始めてみましょう!

 

(匿名希望)

糠に住む虫

この時期米ぬかや白米を寝床に大量発生する虫がいる。
リンクより以下

【ノシメマダラメイガ】
 

○和名

ノシメマダラメイガ [メイガ科]
 

○英名

Indian meal moth
 

○学名

Plodia interpunctella (Hubner) [Pyralidae]
 

○分布

日本を含む世界各国。
 

○形態

【卵】長径が0.4mm内外の楕円形。乳白色。
 【幼虫】老齢幼虫の体長は10mm-12mm。頭部は茶褐色、腹部は系統や環境により黄白色、淡赤色、淡緑色など。
 【蛹】体長は8mm前後。黄褐色。
 【成虫】体長7-8mm。翅を広げると14mm内外。頭部は紫赤色、腹部は灰白色、 前翅の基半分は淡黄色、灰褐色で仕切られたあと半分は赤褐色。
 

○加害する食品

穀類、小麦粉などの穀粉、油分の多い乾燥加工食品など。
 

○生態

玄米の場合、幼虫は胚芽部に次いでぬか層を食べ白米化する。菓子やインスタント食品の袋を食い破って中に入り込み食べることもある。また加害された食品の表面に細かく糸を張り、覆ってしまうこともある。
 
 さらにお米や小麦粉などの食品に卵を産み付けます。ノシメマダラメイガは一度に数百個ほど産卵するため、米びつの中に1匹の幼虫を見つけた場合、想像以上の数が潜んでいる可能性が高い。

○防除方法

こまめに清掃し、餌となりやすい食品くずなどを出来るだけ残さないようにする。工場などでは発生を確認するフェロモントラップも使用される。
 

○備考

ノシメマダラメイガ(熨斗目斑螟蛾)の名は、前翅の模様が着物の熨斗目模様に似ていることによる。以前はノシメコクガ(熨斗目穀蛾)とも呼んでいた。ノシメマダラメイガ幼虫の糞は赤いので他の虫との区別が付きやすいと言われることがあるが、スジマダラメイガなども同様に赤い糞をする。

 

(上原大吾)

精神鍛錬よりもからだ作り

いつもご紹介している、ボディメンテナンストレーナーの奥谷さんの3か月連続セミナーに通っています!

ほぼ1か月が過ぎて感じていることは…
今まで、体が力を発揮しやすいような使い方ができてなかった…。(私は特に首が前に出やすくて、骨盤も後傾気味…( ;∀;))
でもこうやって体はなんとか生かしてくれている、MAXではないかもしれないけどできる限り元気でいさせてくれている…ありがたい~!!

という感じで、体の仕組みを知れば知るほど、感謝が沸いてきます。
下にご紹介するような、どんなときも体の軸を確立しながら人生を楽しめる体(自分だけでなく周りの人も!)を目指していきます☆

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精神鍛錬よりもオマタ作りリンク

私のからだレッスンは、活き活きと生きられる体作りがコンセプトだから、
心の元気をすごく大切にしています。

体と心は一つです。
体の状況と、心の状況というのはセットになっています。

私の話によく出てくる
「腰を立てること、アタマを前に出さないこと」っていうのは
メンタルにもすごく関係していることなんです。

感情があるって素晴らしい。
豊かな感受性は、人生の楽しみを広げてくれると思います。
でも感情に振り回されるとすごくつらい。

腰を立てて、アタマが前に出ていない体
いろんなことがあっても。
いろんな情報が入ってきても、
振り回されず、自分の軸を確立しながら、
豊かな感受性を楽しめる体なんです。

腰を立てるというのには
明確な定義があると私は感じてます。

ちゃんと立てた瞬間に
「あ!ここ!」
っていうのがわかる。

自分の体の中に軸が通るのが感じられて、
おなかの中に自然とセンターが生まれる(ようは丹田ですね)。

座っているのに腹筋や背筋や脚にうっすらとスイッチが入る。
頭が軽くなって、視野が広がって、
彩度と明度が上がったように感じられる。

安定した気持ちと、目の前に明るい未来が広がっていく感覚。
それが
「あ!ここ!腰が立った。」
っていうところなんです。

つまり
精神鍛錬しようとしても、
メンタルトレーニングしようとしても、
体がうまく使えてなかったら、
うまくいくのは難しいはずなんです。


ただ、首が前にでているチームの人は
「現実」よりも「妄想」のほうが
重要に感じられたり、事実に感じられちゃったりするので、
マインドコントロール的なアプローチをされると
何だか自分が変わったような気になってしまいます。

で、ホントの「腰が立つ」は
体でいうと、
「座骨のとんがりのてっぺんの内側の骨の
ちょっと前が座面についた状態」です。

(中略 ※図で説明してくれているので、ぜひリンクをご覧ください☆)

正しく腰が立った状態は
自分の筋肉のスイッチの入り具合や、
気持ちの落ち着きと軸がすっと通った感覚で見つけるのが一番正しいです。

精神鍛錬より、オマタ作りのほうがずっと早道。
からだレッスンで体がからの気持ちのアプローチしてみてね!

(引用以上)
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(お百姓さん)

WHOファクトシート「電磁界と公衆衛生:携帯電話」の矛盾

生体エネルギーに電磁波のエネルギーが関係しているのは明らかであり、ならば、携帯の電磁波エネルギーがなんらかの影響を及ぼすのは明らか。にも拘わらず、携帯電話の電磁波による健康被害についてWHO傘下の研究機関では、「発がん性あり」と言っているのに、WHOでは影響無しとの矛盾が生じている。都合の悪いことは隠蔽する。それが特権階級の常套手段。

以下、字幕大王様(リンク)より引用、抜粋。

Electromagnetic fields and public health: mobile phones(リンク

「病気の真の原因」で、このWHOのファクトシートがやり玉にあげられてますが、大笑いしたので見てやってください。赤字部分だけ読めばOK。それ以外読むとこないので。

つまり、WHO傘下のIARCは、「ケータイ電波は発がん性の可能性ありで、グループ2Bの発がん性物質だ」と言ってるのに、WHOは「ケータイ電波の影響は加熱だけ、表層だけで脳にはいかない」と言うのです。しかも、2016年までに「正式なリスク評価をする」としているのに、発表されたのかされてないのか、とにかくこのファクトシートには反映してません。

※2014年10月8日との日付ですが、それ以降更新されていません。

以下、原文和訳の重要(赤文字)部分のみ引用

■重要な事実
•携帯電話の発生する電磁波は、国際がん研究機関(訳注:IARC)により、ヒトに対して発がん性の可能性があると分類されている(原文:The electromagnetic fields produced by mobile phones are classified by the International Agency for Research on Cancer as possibly carcinogenic to humans)
•携帯電話使用による長期的な影響の可能性をより完全に評価するための研究が進行中である。
•WHOは、2016年までに、高周波磁場への曝露による健康への影響について研究されたすべてについて、正式なリスク評価を実施する予定である(訳注:このファクトシートは、2014年のまま更新されていない)。
(中略)

■健康への影響はないか?
携帯電話が潜在的な健康リスクをもたらすかどうかを評価するために、過去20年間に多くの研究が行われた。現在までのところ、携帯電話の使用が原因となる健康への悪影響は立証されていない(原文:A large number of studies have been performed over the last two decades to assess whether mobile phones pose a potential health risk. To date, no adverse health effects have been established as being caused by mobile phone use.)

■短期的な影響
組織加熱は、高周波エネルギーと人体との相互作用の主要メカニズムである。携帯電話で使用されている周波数では、エネルギーのほとんどが皮膚やその他の表層組織に吸収されるため、脳やその他の臓器の温度上昇はごくわずかだ(原文:Tissue heating is the principal mechanism of interaction between radiofrequency energy and the human body. At the frequencies used by mobile phones, most of the energy is absorbed by the skin and other superficial tissues, resulting in negligible temperature rise in the brain or any other organs of the body)

多くの研究が、ボランティアの脳の電気活動、認知機能、睡眠、心拍数、血圧に対する高周波磁場の影響を調査している。現在までのところ、組織の加熱を引き起こすレベル以下の高周波磁場への曝露による健康への悪影響について、一貫した証拠を示唆する研究はない。さらに、電磁界への曝露と自己申告の症状、すなわち「電磁波過敏症」との因果関係を裏付ける研究結果は得られていない。

■長期的影響
(中略)

IARCは、おおよそこれらのデータに基づき、高周波電磁界をヒトに対して発がん性の可能性がある(グループ2B)と分類した。この分類は、因果関係が信頼できると考えられるが、偶然、偏り、交絡が妥当な信頼度で除外できない場合に使用されるものである(原文:Based largely on these data, IARC has classified radiofrequency electromagnetic fields as possibly carcinogenic to humans (Group 2B), a category used when a causal association is considered credible, but when chance, bias or confounding cannot be ruled out with reasonable confidence)

~後略~

 

(紺碧空)

2022年6月12日 (日)

新しいワクチンや治療薬は期待できるか?(岡田正彦)

>いまのところ、新型コロナのワクチンや治療薬で、安心して使えるものは、ただのひとつもありません。コロナの時代も、そろそろ終わりに近づいていますので、いまさら新薬に飛びつき、副作用の被害だけが残ったという愚は避けたいものです。

岡田正彦 Masahiko Okada, MD, PhD
新潟大学名誉教授(医学博士)
リンク

(2022.4.25)
NEW!
―第5回― 新しいワクチンや治療薬は期待できるか?
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<パート1> ワクチンの過去、現在
 「最初の49週、米国では感染者が28,816人に達していた。翌年の同じ時期、感染者数はおよそ半減したが、この年、ワクチンの集団接種が始まっていた。同年、英国では、ワクチン接種はほとんど進んでいなかったが、それにもかかわらず感染者数が前年に比べ、やはり大きく減少していた。この減少が、果たしてワクチンの恩恵だったのか、それとも自然の増減だったのか、判断は困難」

この文章、実は、いまから65年ほど前、ポリオ(小児麻痺)が世界的に大流行していたころの記録です。

インフルエンザ・ワクチンの歴史も見ておきましょう。医薬品の信頼性を確認できる唯一の科学的方法が「ランダム化比較試験」であることは、当ホームページで繰り返し述べてきたとおりです。しかしインフルエンザ・ワクチンに関して、そのような調査は日本で一度も行われたことがありません。「ワクチンだから」効果があるに決まってる、という思い込みだけで接種が続けられてきたのです。

さすがに海外では、不十分ながらも調査データがあり、それらを集めて再評価をした、という研究発表が最近ありました。結論は、接種すれば感染を半分くらいに減らせる(かもしれない)ということと、重症化を防ぐ効果はいっさいないというものでした。日本で集団接種が始まってすでに60余年、今さら言われても・・・、という話なのです。

ランダム化比較試験は、ボランティアを偏りなく2群に分け、一方に本物の医薬品を、他方にプラセボ(偽薬)を割り当てて、追跡するという調査法です。誰がどちらの群に割り当てられたかは、本人にも、また医師にも内緒にし、コンピュータだけが知っているという状態で行われます。この一見、明快な調査法も、誤りの入り込む隙が無数にあり、それだけ製薬企業による隠ぺい、ねつ造の温床ともなってきました。

<パート2> 裏切られた新薬
 インフルエンザの特効薬として有名なタミフルはどうでしょうか? 米国の当局が認可したのがおよそ20年前。私もこの薬をしばしば処方してきましたが、患者さんからは「お陰様で、あのあとすぐ熱が下がりました。よく効く薬ですね!」という言葉が返ってきます。権威あるWHOやCDCも推薦していて、世界中で使われている薬です。

数年前、イタリア、オーストラリア、米国、それに英国の共同研究チームが、タミフルの試験結果を報じた論文をすべて集め、総合評価を下したという研究発表をしました。なんとかランダム化比較試験らしきものが世界中で83件行われていましたが、まともなものは23件しかなく、分析結果も、がっかりするものでした。つまり、「インフルエンザに感染すると7日間ほど発熱などの症状が続くが、タミフルを服用すると、それが6.3日に短縮される」というもので、重症化を防ぐ効果も、まったく認められませんでした。

「薬を飲んだらすぐ熱が下がった」という人は、薬を飲まなくても治る時期だったのです。WHOもCDCも、そして専門家の言うことも、あてにはなりません。

<パート3> コロナワクチンの宿命
 インフルエンザなどのワクチンは、その製造法から「不活化・・・」とも呼ばれます。文字通り、ウイルスをバラバラにして、病原菌としての活性をなくしたものという意味です。しかしコロナウイルスには、他のウイルスと決定的に異なる点があります。コロナのトゲトゲ蛋白自体が強い毒性を持っていて、致命的な副作用の元凶になっているということです。不活化してもそのまま残るため、リスクは同じなのです。

<パート4> まとめ
 感染症に限らず、どの新薬も、発売当初は製薬企業の巧みな宣伝戦略に医師が踊らされ、ヒット商品のようにもてはやされます。その後、10年以上の歳月をかけた再評価(市販後調査)がなされるようになると、最初はだれも気づかなかった副作用が浮き彫りになってきます。これは、高血圧、糖尿病、高脂血症など、あらゆる病気の治療薬で一般的に認められる事象です。

医薬品は、体内の特定の細胞、特定の部位(作用点と呼ばれる)に結びつくことによって効果が発揮されるよう設計されています。しかし、人間の体は複雑ですから、ほかにも作用点がたくさんあって、予期せぬ反応が出ることになります。これが、短い時間では見つけることができない「副作用」なのです。

これまでお寄せいただいたお便りの中で多かったのは、「試験期間があまりに短く、安心できないと思った」というご意見でした。世の中には、そう思った人と、思わなかった人がいたことになります。

いまのところ、新型コロナのワクチンや治療薬で、安心して使えるものは、ただのひとつもありません。コロナの時代も、そろそろ終わりに近づいていますので、いまさら新薬に飛びつき、副作用の被害だけが残ったという愚は避けたいものです。

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(転載おわり)

 

(孫市)

自然の音を聞くと心地よく感じるわけ~1/fゆらぎとは?~

コチラの記事から引用させていただきました☆→リンク

引用始め===

こんにちは、インフォマティクスの空間情報クラブ編集部です。

「黄金比」のコラムでは、空間を居心地よくする要素「黄金比」を旅しました。人が黄金比を心地よく感じるのは、それがDNAに仕込まれているから。

今回は、自然界に仕込まれた心地よさを感じさせる要素「1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ」を旅したいと思います。


■「ザー」という音にも違いがある

パソコンのスピーカーから出る「ザー」という音、雨が降るときの「ザー」、打ち寄せる波の「ザー」。文字で書くと同じですが、空間や人に与える印象はそれぞれ異なります。

喫茶店で人を待つときも、白い壁を見るしかない場合と、熱帯魚の水槽がそばにある場合とでは、時間が流れるスピードも違うように感じます。

なぜパソコンから出る「ザー」はうるさく感じ、雨や波の「ザー」はうるさく感じないのでしょうか?

なぜ熱帯魚のいる水槽は見る人の心を穏やかにするのでしょうか?

■癒しやリラックスと1/fゆらぎ

自然界に存在するものには、必ず「ゆらぎ」があります。一定に見えても厳密には一定でありません。

ゆらぎのない自然物はないということです。

ゆらぎが大きいと意外性・突発性が高く、次に何が起こるか分からないので人は不安になります。逆にゆらぎが小さすぎると、安心ですが単調で変化がないので飽きてきます。

1/f(えふぶんのいち)ゆらぎは、規則性と突発性、予測性と逸脱性が適度に組み合わさったゆらぎで、居心地のよい空間と情報を与え、人の心を落ち着かせるといわれています。

1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは 0より大きい、有限な範囲をとるものとする。

(出典:Wikipedia)

■ゆらぎの歴史

ゆらぎについて物理的、数学的観点からざっとおさらいしましょう。

自然界に存在する「ゆらぎ」が発見されたのは、ほんの80年ほど前。電気的導体に電流を流した時の抵抗値が一定にならず、不安定に揺らいでいることによるものでした。

光、音楽、電気信号など波長を持つものや、蝶、魚、風、炎など動くものは、波形や軌跡をフーリエ変換によって正弦波の和に分解できます。

複雑な波形も、周波数(f:振動の多さ)やパワー(P:振動の幅)の異なる大小さまざまな正弦波が合わさったものであることがわかります。

これを周波数の小さい順に並べた時、パワーが傾き45度のきれいな反比例になるものを「1/fゆらぎを持つ」といいます。

つまり、高音や動きのすばやいものはパワーが小さく、低音や動きの遅いものはパワーが大きく、しかもまんべんなく配分されている波形や動きが1/fゆらぎを持つものの正体なのです。

■モーツアルトと1/fゆらぎ

1/fゆらぎがあるといわれるモーツアルトをあらためて聴いてみました。

不要なものを捨ててきれいに片付いた室内にモーツアルトの楽曲『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』が響いたとたん、空間が安心感に包まれリラックスした気分になりました。

1/fゆらぎは別名「ピンクノイズ」とも呼ばれていますが、そのあたりにも秘密がありそうです。

焚火やろうそくの炎、小川のせせらぎ、木々のそよぐ音。それら1/fゆらぎを持つものを眺めたり聴いたり感じたりしていると、時(とき)を忘れます。

1/fゆらぎに、対極ともいえる「規則正しく刻んでいる時間」を忘れる効果があるとは何とも不思議です。

■ゆらぐと困るもの

文明が進化すればするほど、人はゆらぎを排除しようとしているように見えます。

手作りから工場生産での規格品へ。野菜も大きさをそろえて出荷。森を伐採して公園にし、等間隔で街路樹を植える。

大量生産や工業規格などによって作られる人工物は、いかにゆらぎ(規格外)を排除するかに努めています。

日常生活でゆらぎがあると困るものの代表は、階段。たまに最下段だけ微妙に段差が違う階段に出会うと、つまずきますよね。

定規や秤などの計測器もゆらぎがあっては困ります。

時間の刻みにはゆらぎがありません。しかし天体の軌道運動をはじめ、宇宙を形成するあらゆる分子の動きにはゆらぎがあります。

時計は、これら天体が本来持つ小さなゆらぎを修正して人工的に刻ませているのです。

ゆらぎのメカニズムがわかれば、人工的にゆらぎを作ることもできます。街路樹を1/fゆらぎの間隔で植えたり、シンセサイザーで完璧な1/fゆらぎ音楽の作曲もできます。

しかし、1/fゆらぎを持つものが必ずしも心地よいとは限りません。時と場所、心理状態によっては鳥の声や風鈴をうるさく感じたり、風や波の音が気になって眠れないこともあるでしょう。

人が空間から受け取っている情報は一方通行ではないことを、ここでも感じます。

黄金比と同様「なんだか心地いい」と感じるものが、結果的に1/fゆらぎを持っているのかもしれませんが、逆は必ずしも真ではない。

モーツアルトやバッハも1/fゆらぎを計算して作曲したわけではありません。心地よいと感じる内的衝動に駆られて曲を創り、その結果1/fゆらぎになったのです。

■1/fゆらぎが心地よいのはなぜか

人間の心拍リズムにも1/fゆらぎがあります。

正常に動いている心臓は単に規則正しく鼓動を打っているのではなく、1/fゆらぎを持って人間の生命を営んでいるのです。

脳波のα波の周波数ゆらぎに代表される生体リズムもそうですし、そもそも人の神経細胞が発する生体信号の電気パルス間隔は1/fゆらぎだといわれています。

黄金比と同じく、人が心地よいと感じる原因には生体に埋め込まれた情報が関係しています。

1/fゆらぎは宇宙万物の動き方の根本法則に似たものとされていますが、その根源はいまだに謎です。

引用終わり===

 

(石川 りさ)

歩く速度と生物学的年齢には関係がある

表題はスプートニクの記事。リンク

普段から歩くのが早い人は、遅い人に比べて老化が遅い。それが遺伝子レベルで立証されたという。
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英国の研究者らが行った実験では、普段から歩くスピードが早い人は、ゆっくり歩くのに慣れている人に比べて、生物学的年齢が16歳低いことが分かった。雑誌、コミュニケーションズ・バイオロジーで研究の結果が発表された。

この研究を発表したのはレスター大学(英国)の研究者チームで、実験では英国のバイオバンクに保管されている40万5,981人のデータが分析された。被験者の平均年齢は56.5歳で、歩く速度については、そのほぼ半数(52.3%)が、普通と答え、6.6%が遅い、41.1%が早いと答えた。この3グループの被験者らの遺伝子情報を分析したところ、歩く速度はテロメア(真核生物の染色体の末端部にある構造 リンク )の長さと直接、関係があることが分かった。早いスピードで歩き、日常の行動を素早く行う人は、テロメアがより長いことが判明した。

研究者らは、テロメアの主要な役割は、染色体の末端部を、人間の体が老化するときに避けることのできない損傷、劣化、炎症から守ることであると前置きした上で、テロメアが長ければ長いほど、生物学的老化もゆっくり進むと述べている。この実験の過程で、英国の研究者チームらの計算によれば、歩く速度が早い人と遅い人の間の生物学的年齢の差は16歳にもなるという。
―――――――――――――――――――――――
ヘルスケア製品を開発するオムロンのサイトでは、歩くスピードと健康の関係が述べられている。リンク

 

(HAYABUSA)

コロナワクチン接種は人々の体内に毒素生成源を注入する行為

感染による重症化の低減を意図して摂取されているコロナワクチンは、「人々の体内に毒素(スパイクタンパク質)生成源を注入している」というのが実態であることが、ワクチンの研究者、開発者の見解からも明らかになっています。
複数回摂取、継続的摂取が国策として推進されつつありますが、事実を元に自らの頭で考え抜くことが、自分達の、子供たちの将来を守るために本当に必要なことを見出す上で不可欠であると言えます。

◇★mR●A開発者★  私達は間違いを犯しました!
<和福の女神>より
////////↓↓転載開始↓↓////////
コロナの正体はウィルス本体ではなく、スパイクタンパク質である。だとすれば、人体の細胞自身にスパイクタンパク質を作らせる今回のワクチンは、病原そのものを自ら作り出すものであることになる。抗原を注入することで、抗体を作らせるのが「ワクチン」だとすれば、これは、もはやワクチンでさえなく、病原形成剤とでもいうべき毒=人体攻撃兵器である。

以下は、新型コロナワクチン開発の研究助成を政府から受けていたカナダのワクチン専門家が、最近の研究文書(前回の記事のファイザー文書)の発覚により、「ワクチン由来のスパイクタンパク質そのものが毒素だと認めざるを得ません」と、アメリカのカトリック系サイトに語った記事。

「コロナワクチンは、直接人々にその毒素(スパイクタンパク質)を生成するものを注入している」。

私たちは、今のパンデミックの疾患をずっと「新型コロナウイルス感染症 (Covid-19)」というように言い続けて、通常のウイルス気道感染症のように、「感染したウイルスが身体に悪さをする」というように思い続けていました。

しかし、今となれば、これは、「スパイクタンパク質感染症」であり、そしてその病態の本質は、気道感染症ではなく、「血液の疾患」あるいは、「神経系疾患」であるということがはっきりとしてきています。

その悪さをしているのは、「ほぼスパイクタンパク質」であるわけで、それは血流から全身に循環するわけですから、最初に病変が出るのが血液、それに(脳や心臓を含む)血管であることはさほど奇妙なことではないと思われます。

この専門家は、mRNA コロナワクチン開発で政府からの援助金を受けていた方です。流出したファイザーの文書を見て「はじめて、ことの重大性に気づいた」と語っていました。

なお、「コロナが、あるいはそのスパイクタンパク質が「もともと生殖不全を引き起こす可能性のあるメカニズムを…」で取り上げましたファイザー社の動物試験での「薬物動態試験の概要」という文書は、なんと「日本の当局から流出した」もののようです。基本的に「非公開」の文書だったようです。

「カナダのワクチン研究者が「大きな間違い」を認め、スパイクタンパク質は危険な「毒素」だと語る

新しい研究は、COVID-19ワクチン接種からのコロナウイルス・スパイクタンパク質が予期せず血流に入ることを示しているとカナダの癌ワクチン研究者は述べる。

「私たちは大きな間違いを犯しました」ウイルス免疫学者でカナダ・オンタリオ州ゲルフ大学のバイラム・ブライドル准教授は、インタビューでこのように述べ、「恐ろしいことです」と警告した。

ブライドル准教授は、以下のように言う。

「私たちは、スパイクタンパク質が優れた標的抗原であると考えていましたが、スパイクタンパク質自体が毒素であり、病原性タンパク質であるとは知らなかったのです。つまり人々にワクチンを接種することで、誤って毒素を接種してしまうことになってしまうのです」

ブライドル准教授は昨年、COVIDワクチン開発の研究のために23万ドル(約2500万円)の政府助成金を授与されたワクチン研究者だが、准教授は、ファイザー社ワクチンの「生体内分布研究」と呼ばれる文書へのアクセスを得るために日本の規制当局に情報を要求した。

ブライドル准教授は述べる。

「これらのメッセンジャーRNAワクチン成分が、ワクチン接種後にどこに行くのかを知るのは、実は科学者たちにとってもこれが初めてだったのです。その文書が示していることは安全な側面だったでしょうか? まったく違うのです。私はとても当惑しています」

ワクチン研究者たちは、それまで、mRNA ワクチンが「従来の」ワクチンのように動作すると考えていた。つまり、深刻な症状の原因となるワクチンのスパイクタンパク質は、筋肉の注射部位に留まるものだと想定していた。

ところが、日本から得たファイザーのデータは、スパイクタンパク質が血液に入り、ワクチン接種後、数日間循環し、脾臓、骨髄、肝臓、副腎などの臓器や組織に蓄積することを示していた。そして、卵巣にも非常に高い濃度で蓄積されていた。

「スパイクタンパク質が病原性タンパク質であることは以前から知られていました。それは毒素です。それが循環に入ると、私たちの体に損傷を与える可能性があります」とブライドル准教授は述べる。

血液凝固や出血など、COVID-19を引き起こすウイルスである SARS-CoV-2の最も深刻な影響は、ウイルス自体のスパイクタンパク質の影響によることが多数の研究によって示されている。

「科学界で発見されたのは、スパイクタンパク質自体が循環器系への損傷のほぼ完全な原因であるということです」と、ブライドル准教授は語った。

精製されたスパイクタンパク質を血流に注入した動物での実験では、動物が心血管障害を発症し、さらにスパイクタンパク質が血液脳関門を通過して脳に損傷を与えることも実証されている。

ブライドル准教授によると、科学者たちの考えの重大な間違いは、「スパイクタンパク質は血液循環に入らない」という考えだった。「現在、ワクチン自体とスパイクタンパク質が血液循環に入るという明確な証拠があります」と彼は言う。

~後略~
////////↑↑転載終了↑↑////////

 

(稲依小石丸)

肌の免疫力アップは細胞の活性化にかかっている

「免疫を高める〇〇」などの言葉をよく目にするようになったけれど、免疫とは何なのか、その正体はまだまだぼや~っとしている。

免疫力と一口に言っても視力や聴力の様な能力の一つと言うよりは、人の体の中のあちこちにある免疫を司る細胞が連携し合って作っているシステムの方がイメージが近い。

もちろん肌にも免疫がある。花粉症の症状が肌に出ることがあるけれど、そこでも頑張っている細胞がいる。ランゲルハンス細胞である。

体内の免疫システムの中で働いているので、細胞の活性化が免疫力アップに直結する。

「皮膚のガードマンこと「ランゲルハンス細胞」とは?」(リンク)より引用

***

免疫細胞は、体の中のいたるところにあります。

例えば、人間の消化器官の腸には、免疫細胞が特にたくさん集まっていると言われています。血液の中には白血球が常に体の中を巡って、異物や病原体と戦っています。

それでは、皮膚にはどんな免疫細胞があるのでしょうか。

皮膚の免疫の細胞の名前は「ランゲルハンス細胞」と呼ばれています。あまり聞いたことがないかもしれませんが、皮膚のガードマンとも呼ばれ、人が生きていく上で重要な役割を持っています。

今回はその「ランゲルハンス細胞」についてご紹介したいと思います。

■皮膚のバリア機能

まずは皮膚のバリア機能ついて少しだけご紹介します。

『表皮角質層』

皮膚の一番外側にあるのが表皮角質層と呼ばれる部分です。表皮は「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」と四つの層に別れていて、その一番外側が角質と呼ばれる部分です。

この部分は人の体の中でも一番外側にあり、その厚さはなんと0.02ミリと言われています。サランラップなどを想像してもらえるとわかるかと思いますが、それだけ薄い膜なのです。

しかし、その角質層には大きな機能が二つあり、一つは肌の表面から埃や菌などが体内に入るのを防ぐこと、もう一つは体の中の水分を外に逃さないようにすることです。

これらは肌の第1のバリア機能と呼ばれています。

『タイトジャンクション』

角質層のその下にある顆粒層。ここにも皮膚のバリア機能として大切なものがあります。

ここには密着結合と呼ばれる、タイトジャンクションというものがあります。これは端的に説明すると細胞と細胞の間にあるシールのようなものです。

タンパク質でできていて、肌以外にも血管や胃腸、肝臓などにもあります。

細胞と細胞の隙間を塞ぐようにあるタイトジャンクションがあることで、肌の水分や栄養素が体の外側に出ていくのを防いだり、表皮角質層と一緒で、外部からの異物が侵入するのを防ぐような機能があります。

これが肌の第2のバリア機能となります。

しかし、その二つのバリア機能を異物や病原体に越えられた場合は、どうなるでしょうか。

ここで「ランゲルハンス細胞」が活躍するのです。

■ランゲルハンス細胞とは

ランゲルハンス細胞は、樹状の突起を持っていますので「樹状細胞」とも呼ばれる細胞で、マクロファージのような働きをします。

マクロファージは、自分で異物や体の敵とみなすものを捉えて、細胞内で消化行うことで攻撃します。さらに、免疫情報をリンパ球に伝えるような機能を持った免疫細胞です。

ランゲルハンス細胞は、皮膚の表皮の中に存在する細胞ですが、これらは表皮の細胞の2~5%ぐらいを占めていると言われています。さらにこれらは、突起を利用して皮膚の中にネットワークを形成していて、それらのネットワークによって異物の侵入を見逃さないようにしています。

■ランゲルハンス細胞の働き

冒頭で紹介したのは、物理的に肌を守る機能でしたが、こちらでは免疫反応によって皮膚を守る細胞の話になります。

「ランゲルハンス細胞」は外部から病原体や異物、その他の有害な物質が侵入してきた時に、神経細胞などを使って、脳へと皮膚の状況を伝達し続けています。

これが常に行われることで、皮膚が正常に状態になるバランスをとっているので、センサーのような役割から「皮膚のセンサー」と呼ばれることもあります。

さらに、ランゲルハンス細胞は、皮膚のバリア機能が破られて入ってきた侵入者に対して、レセプターで取りこみ、その情報を他の免疫細胞へと通達します。

その免疫細胞が皮膚に移行して、侵入者と出会うことでサイトカインと呼ばれるタンパク質を産生し、それらの影響によって炎症などを起こして、侵入者を倒したりもします。

さらに、肌の水分を保つような働きと、肌のバリアの機能を果たすことも知られています。

このような点から、肌の免疫力として「ランゲルハンス細胞」が重要だということが言えます。

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(匿名希望)

子どもの免疫力の獲得過程

リンク)より引用します。

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中国伝統医学の「小児科学」の教科書には「発病容易 伝変迅速 臓気清霊 易趨康復」という言葉があります。「(子供は)すぐに発病し、症状が刻々変化するが、臓器が清らかだから治り易い」という意味です。
 
子供は生後半年位までは母親の免疫で守られていますのであまり病気をしませんが、その後はその免疫力は少しずつ低下し一歳位になるとほとんどなくなります。そうなると様々な菌やウイルスを引き込んで風邪や様々な病気にかかることになりますが、それと引き換えに免疫を獲得することになります。全ての子供達はこれを何度も繰り返しながら大人に近づいていくのです。
 
従って子供達は病気のおかげで強くなる、免疫力が高まるとも言えるのです。パンダは生後すぐ土をなめるそうですが、ヒトの赤ちゃんもまた何でも手にとってなめようとするのです。言わばこれは病気と免疫を獲得するための仕事と言えなくもありません。だから余りにもキレイ過ぎない環境、できるだけ自然に近い環境を与えることが重要だと思います。「チョイ汚いくらいが元気」なのです。
 
ここで重要なことは「子供は発病も早いが治るのも早い」という意味を正しく理解すること。そうすれば少々病気の症状があってもあわてなくて済みそうですね。
 
もう一つは、本来清らかな子供の臓気が汚された時(例えば甘い菓子、冷たいジュース、肉・乳製品・加工食品等の過食やお腹を冷やした時等)は病気になっても不思議はないでしょう。
 
ここで言う「臓気」とは「脾=胃腸」と考えるべきです。なぜならヒトのリンパ球や免疫細胞の約7割までが腸管粘膜に集中しているからです。腸は食物を消化・吸収する舞台だけに留まらず、造血を通して免疫を醸成する舞台だからです。元々子どもたちの腸内フローラは大人に比べて善玉菌優位の素晴らしい環境です。ですから子供の便を見て身体のどこにこんなビッグな便が入っていたのかと驚かれた方も多いでしょう。それだけ腸も血液もキレイで内臓もキレイなのです。
 
これが前述のような食生活をすると腸内フローラが崩れて、毒素が腸内に蔓延し、免疫細胞がSOSを出すのが病気と考えると全て納得ですね。

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(柏木悠斗)

2022年6月11日 (土)

朝どれ野菜?夕どれ野菜?季節を知れば、新鮮なものが見抜ける!

朝どれ野菜!といえば新鮮でおいしいイメージ。ついつい買ってしまう。

野菜の一日の栄養の行き来と収穫する環境を押さえ更に新鮮とは?を追求すると、夏は果実、冬は葉物が栄養が多い!春夏秋は朝どれ野菜、冬は夕どれ野菜が最も新鮮!ということもわかってくる。
なんでおいしいのかがわかると、野菜を買う時の視点が変わってくるかもしれませんね。


ーーーー引用ーーーーー
リンク

■植物体の栄養状態からみる
ここからは少し難しい話になります。
野菜をいつ収穫するのかによって、味は変わるのかという話です。
朝どりが新鮮で美味しいというイメージはあるけれど、たとえば収穫したてを食べるのであれば朝に収穫したときと夕方に収穫したときでは違いがあるのか、気になりませんか?
朝どり野菜は美味しいというけど、夕方どり野菜じゃだめなのか。
このあたりについて書いていきます。

まずは簡単に、植物生理について説明をしていきます。
植物は、太陽がでている日中に光合成をすることによってデンプン(炭水化物)などの養分をつくりだします。
つまり、朝から夕方にかけてエネルギーを蓄える活動をしています。
そして夕方から翌朝にかけて、太陽が出ていない間は蓄えたエネルギーを使って茎葉を大きくしたり果実に養分を蓄えたりします。
かんたんにいえば植物は、日中に蓄積し、夜間に消費する、そういう活動を繰り返しているわけです。

ということは。
一日のうちで葉に養分がもっとも溜まっているのは夕方。
一日のうちで果実に養分がもっとも溜まっているのは朝。
ということになります。


つまり。
トマト、キュウリ、ナス、ピーマンのような果菜類は朝どりが美味しい。
小松菜、ほうれん草、キャベツ、ネギのような葉菜類は夕方どりが美味しい。
と言えます。
美味しい、というよりも栄養価が高いといったほうが適切かもしれませんが。

じゃあ、朝どり野菜が必ずしも美味しいわけじゃないのか、朝どり野菜をありがたいと思っていたのは間違いだったのか、と怒りが湧いてくるかもしれませんがそうではありません。
野菜は収穫してからも生きています。
その生きた状態をいかに保って店頭までもっていくのか、つまり鮮度保持が重要になってくるんです。
葉菜類は夕方に収穫したほうがいいからといって、前日に採ってしまうことが本当によいことでしょうか。
早朝に採って数時間後にならべるのと比べて、前日夕方に採った野菜のほうが美味しいと思いますか?
朝どりしたホウレンソウを数時間後に店頭で買えるのと、前日に採っておいたホウレンソウを翌日に店頭で買えるのと、どっちが美味しいと思いますか?
根拠となるデータは見つかりませんでしたが、個人的には鮮度に勝る美味しさはないと考えています。
つまり朝どりホウレンソウのほうが美味しい。
ただしこれは、収穫したあとにどんどん鮮度が落ちていくという仮定での話。
もし収穫してすぐに冷蔵庫へ入れることができるなら、おそらく夕方に収穫したホウレンソウのほうが美味しいはずです。


■季節から見る収穫時間帯
収穫してすぐに冷蔵庫へ入れる。
畑で収穫しているすぐそばに保冷トラックが用意されていて、ほぼ鮮度を落とすことなく輸送することができる。
そんな夢のような取り組みをしている農業団体は、実際にいます。
多くはありませんがそういう生産団体はいるんです。

もちろん私のような小さな農家には無理です。
でも、小さな農家は資金力こそありませんが知恵を絞ります。
考えて考えて、最高の一手を見つけ出します。
その一手とは、季節に合わせること。
無理なく育て、無理なく収穫し、無理なく出荷する。
無理しないことが、結果として美味しさをお届けすることにつながっていたんです。

夏野菜の大半は果菜類です。
トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、カボチャ、オクラ、トウモロコシ・・・。
夏はとにかく暑い季節。
太陽が出てくる前の早朝でなければ、収穫しているそばから野菜がしおれてしまうんです。
また、気温が高いので収穫したあとの鮮度低下が著しいです。
だから暑い夏は涼しい早朝にしか収穫できません。
果菜類は朝どりが美味しいと書きましたが、どのみち夏は早朝収穫になってしまうんです。
無理なく夏に育てられた実のなる野菜は、無理なく朝に収穫すれば勝手に美味しくなるということが言えます。

では逆に寒い冬はどうかといえば。
冬はとにかく寒くて、夕方に収穫したものであっても一夜を明かすときの温度が低いため鮮度が落ちにくいです。
翌日になっても新鮮さは保たれています。
また、冬に収穫するというのは採った直後から冷蔵庫に入っているようなものです。
日中であっても外気温が低いので。
さらに。
朝どりが美味しいとか言って無理に朝に収穫しようとすると、霜が降りたり凍ったりしていて収穫できなかったりします。
もともと夕方(午後)にしか収穫できないんです。
夕方どりが美味しい葉菜類は、冬には夕方にしか収穫できない。
無理をしなければ、当たり前のように美味しい時間帯に収穫することになるんです。


じゃあ春や秋はどうでしょうか。
春や秋に育つ野菜たちは、冬と同様に葉菜類が多いです。
ということは夕方に採ったほうが美味しいのでしょうか。
じつはちょっと違います。
春や秋は、冬に比べればずいぶんと暖かいです。
夜間にしたって10℃以上あったりしますよね。
そんな気温の中で、夕方に収穫をしてしまったら、採ったあとの野菜はどんどん鮮度が落ちていくことになります。
気温の高さは野菜の生長を促して鮮度低下につながりますから。
鮮度の落ちを防ぐという点でみれば、気温がまだまだ高い春や秋は朝収穫がいいと思います。
新鮮さが味に与える影響の大きさを考えたら、収穫から店先に並ぶ時間は短いほうがいい。
気温が高い季節だからこそ、収穫してからの時間が重要です。
というわけで、春秋の野菜は朝どりがいい。

無理をしないという見方をするなら、畑に霜が降りているかどうか、野菜が凍っていなくて朝に収穫ができるかどうか、冬から春の境目、秋から冬への境目が切り替えのカギになります。

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(カニワ)

「抗体を持つ人」が増えても集団免疫ができない訳

以下(リンク)引用
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●新規感染者数が増えていったイギリス
参考となるのがイギリスです。2021年デルタ変異株が猛威を奮ったイギリスでは、いったんは新規感染者数が大きく減り、さらに7月上旬には感染者とワクチン接種者の合計が国民の80%以上になりました(=抗体陽性者が80%以上になったということです)。

国民の多くが抗体を持ったことに気をよくしたイギリス公衆衛生当局は、感染が収束していない段階で、社会的規制をすべて解除しました。しかし、規制解除後はワクチン接種は思うように進まず、接種率が7割あたりで停滞していました。そのため、新規感染者数は徐々に増えていきました。

そして2021年12月にはオミクロンへの急激な置き換わりが進んだこともあり、12月上旬時点で、新規感染者数が連日5万人以上、2022年1月には1日の新規感染者数がなんと27万人を超え、1日の入院者数が約3000人となりました(ちなみにイギリスの場合、入院者は感染者の2%程度で大部分が自宅療養です)。

●抗体陽性者と感染者数を比較すると
この状況を客観的かつ経時的に眺めるために、イギリス公衆衛生庁の抗体陽性者のデータとworldometerの感染者数データを組み合わせて、比較してみました(図)。

図の上半分を見ると、イギリスは2020年暮れからワクチン接種を始めたことにより、感染者とワクチン接種者が持つ「S抗体」の陽性者がぐんぐんと上昇したことがわかります。そしてS抗体陽性者が8割を超えた2021年7月時点でイギリスは社会的な規制の解除を行いました。

当時、感染者のみが持つ「N抗体」を指標にすると、約20%のイギリス国民が新型コロナに感染していたことがわかります(日本と比べて10倍以上高い頻度です)。

そして2021年8月になると、S抗体陽性者は実に97.5%に達します。つまり100%近いイギリス人が新型コロナウイルスの抗体を持ったことになります。

これまでの公衆衛生疫学の考え方にもとづけば、感染が自然に収束する集団免疫が確立されていてもおかしくありません。しかし、ワクチン接種と自然感染によって国民の大半が抗体を獲得したにもかかわらず、オミクロン株の猛威を抑えられなかったのです。

イギリスの状況を見ると、抗体の陽性率が100%近くになっても感染が収束する保証がないことがわかります。同様な現象は、デルタ株が猛威を振るったインドでも起きています。残念ながら、新型コロナは、集団免疫が成立しないか、あるいは成立してもきわめて短期間しか持たない可能性が高そうです。

ワクチンは、感染を防ぐ中和抗体以外にもさまざまな抗体を誘導し、重症化予防については依然として高いレベルの効果を維持していますが、こと感染予防を考えると、ワクチンだけでは十分ではありません。感染を防ぐためには、マスクや社会規制などの感染対策を継続して、感染者数を増えすぎないようにする必要があります。

●「普通の風邪」として扱うべきか
2022年2月21日、イギリスは、イングランドで感染者の隔離を不要とし、法的な規制をすべて撤廃しました。これからはインフルエンザと同様に「普通の風邪」として扱うようです。規制の全面的解除は世界初の試みで、壮大な社会実験といえるでしょう。

イギリスは、ワクチンの重症化予防効果で、医療崩壊はまぬがれると判断したようですが、オミクロンに代わる新たな変異株が登場したときに、再び感染拡大を招かないか不安を覚えます。

実際、規制の全面解除後、イギリスの新規感染者数は上昇に転じて、3月22日には解除前の3倍近い10万人に達してしまいました。一時的に感染者数が減少しても、少し対策を緩めただけで、新たな感染の波が起こります。残念ながら、新型コロナとの闘いは長期戦になりそうです。

ワクチン接種が進んでいるにもかかわらず、いっこうに感染が収束しないことを理由に、反ワクチン派の識者は「ワクチン接種など無益。自然感染して良質の免疫を獲得すべき」だと主張しています。しかしこの主張は間違っています。

新型コロナウイルスは自然感染すれば、再び感染をまぬがれるような甘いウイルスではありません。ワクチンの効果が時間の経過とともに減衰するのと同様に、一度感染したとしても、時間の経過とともに感染リスクが高まり、繰り返し感染します。感染予防策を放棄して、自然感染のみで安定した集団免疫を獲得するというのは科学的に見てきわめて困難です。

自然感染で得られる免疫よりも、ワクチン接種による免疫のほうが質の高いことが科学的にも裏付けられています。

ワクチン接種でできる抗体は、自然感染でできる抗体に比べて、ウイルスのスパイクタンパク質に対する結合性が高いため、高い感染予防効果があります。また、ワクチン接種で得られた中和抗体は、自然感染で得られた抗体よりも反応性も幅広いため、複数の変異株を中和できます。しかもワクチンでできた免疫は、追加接種で効果を高めることができます。

病原性が低いといわれるオミクロンであっても、高齢者が感染すれば重症化や死亡するリスクは依然として高く、若い世代の後遺症も無視できません。自然感染して得になることなどありません。となれば、感染予防効果は絶対的なものでないにせよ、ワクチン接種によって良質の免疫を獲得するほうが合理的です。

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(真鍋一郎)

2022年6月10日 (金)

『心はすべて「皮膚」に現れる。新装刊『花椿』がTOUCH特集に込めた思い』

オキシトシンは脳だけではなく、肌でもつくられる。

ヨガ、瞑想は心を落ち着かせる。インストラクターが「それでは、足と床が触れるところに意識を集中しましょう」とか、「吐く息と吸う息の温度の違いを感じましょう」とか声を掛け、触覚に意識を向ける。

視覚、聴覚頼りの社会では疲れる。
皮膚と心の状態に深く結びついている。

『心はすべて「皮膚」に現れる。新装刊『花椿』がTOUCH特集に込めた思い』
以下より引用
リンク

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◆私たちは「皮膚」からも世界を感じとっている

-- あらためて傳田さんに、皮膚のおもしろさを聞ければと思います。

傳田 皮膚の働きで有名なのは、バリア機能です。体内の水分を逃さないようにするため角層を自己修復したり、紫外線による炎症を防ぐためメラニン色素を生成したりと、皮膚はさまざまな方法で身体を守っています。でも、それだけではなく、表皮をつくる「ケラチノサイト」という細胞が優秀なセンサーになっていて、じつはいろんな外部からの情報を感じとっていることがわかってきました。たとえば、音や色、光の強弱なども皮膚は感じているんです。

澁谷 音や色も、ですか。

傳田 リラックス効果のある「オキシトシン」というホルモンは、ハグやキスなど触れることで分泌されます。これも脳から分泌されていると思われがちですが、皮膚でもつくられています。
一方、アトピー性皮膚炎や乾癬(かんせん)のため肌状態が良くない人は、精神疾患になりやすいことも報告されている。つまり、皮膚に触れるものやその状態は、かなり大きな割合で、私たちの心の状態にも影響を与えているんです。でも、そこで影響を受けるのは、脳の無意識の部分。それは言語化できないから、ないがしろにされてしまい、皮膚の研究は遅れてきたんです。

澁谷 傳田さんが皮膚のおもしろさに気づいたきっかけとは、何だったのでしょうか?

傳田 資生堂に入社してはじめて、皮膚の研究に就いたのですが、最初は何をやるべきか途方に暮れていたんです。その際、海外のいろんな研究を調べるなかで、後に留学することになるカリフォルニア大学サンフランシスコ校の、ピーター・イライアス教授の研究に出会いました。
彼が提唱しているのは「皮膚のバリア機能自律性」。人の角層バリアを破壊したとき、自然状態だったら48時間ほどで回復しますが、破壊した皮膚の上を水蒸気を通さないラップで包むとバリアは回復しないんです。つまり、ラップで包むことで、肌が「もうバリアが治った」と勘違いして再生しなくなると。しかし、水蒸気を通すゴアテックス素材で包むと、バリアが治っていないと認識し、バリアをつくろうとするんですね。それ見て、僕は背筋に電撃が走った。そのときですね、「皮膚は考える」という現在につながるアイデアに出会ったのは。

澁谷 私たちは、皮膚によっても世界の多くを感じているんですね。

傳田 視覚・聴覚・触覚などの五感のなかでは、視聴覚の研究がとくに進んでいるんです。それは、「見える」「聞こえる」など、容易に言語化して伝えられるからです。でも、触覚はなかなか共有できない。たとえば、好意を持つ相手と、嫌悪感を持つ相手に触られたときの触覚や感じとるものは、異なりますよね。要は、触覚は個人の主観や環境とあまりに密接に絡み合っているので、純粋にそれだけを取り出して論じるのが難しいんです。触覚ほど孤独なものはない。

澁谷 「触覚は孤独」って、いいですね。化粧品にも活かされている傳田さんの皮膚研究のおもしろさを、お客さまにどう提示するのかは難しく、いつも頭を悩ませます。というのも、いまの話でもあったように、触覚は本人の脳や身体に、無意識に影響を与えるわけです。しかし、その影響を言葉やアートなどに落とし込もうとすると、それはもう相手へ伝えるために言語化された「情報」になってしまう。結局、自分が体験した「触感」ではなくて、言葉として与えられたものを脳で考えていることになってしまうんですよね。

◆体感の「気持ち良さ」をどのように表現し、発信するか

傳田 いま、広告は言語情報で溢れていますよね。たとえば、「○○成分が、○○細胞に働きかけて......」というように。ところが30年以上前、僕がスキンケアの部署にいたときは、みんな使用感で勝負していたんです。つまり、「使ったときの気持ち良さ」を広告でも押していた。これは単純に見えて、重要なことだったと思います。

澁谷 僕はまさにそこを今後、ビッグアイデアにしたいんです。「気持ち良い」と思うのは、基本的には脳ですよね。でも、傳田さんの研究によれば、脳の前に、肌がその気持ち良さを感じている。そこに、お客さまの意識を向けたい。実際、「クレ・ド・ポー ボーテ」のスキンケアは、「名前は知らなかったけれど、使ってみるとすごく良い」という意見が多いんです。
ほかにも成分状態が変化することを「転相」といって、肌にのせたクリームの質感が、ふと液体になる瞬間がありますよね。僕はあの瞬間が好きなんです。肌が喜んでいる感じがするし、テクスチャーって、エンターテインメントだと思っています。

-- しかし、たしかにその肌感覚を、広告の世界で伝えるのは難しそうですね。

傳田 言葉をひたすら、皮膚に注意を向けるために使うというのも、一つの手なのかもしれません。先日、ある研究会で、仏教哲学の先生によるマインドフルネス指導に参加しました。瞑想の実体験をしたのですが、その先生が参加者を瞑想に誘うときに使う言葉が、すべて皮膚感覚に関わっていておもしろかったんです。たとえば、「それでは、足と床が触れるところに意識を集中しましょう」とか、「吐く息と吸う息の温度の違いを感じましょう」とか。いろんなことに煩わされず、自分をとり戻すための瞑想の場でも、言葉を使って皮膚に注意を向けていたんですね。
澁谷 なるほど。言葉を、完結するメッセージとしてではなく、一種のファシリテーションとして使うということですね。人は文字のようなわかりやすいものがあると、どうしてもそれに頼ってしまう。でも、文章に完結するものがなかったら、そこから何かを感じようとする意識が生まれるはず。それは、新しい広告のあり方かもしれないです。

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(音瀬世那)

重炭酸塩が最も安価で安全なCOVID治療薬

しばしば多様な治療にその有効性が取り上げられる重曹。COVIDの感染治療にも効果が高いようだ。

さてはてメモ帳 Imagine & Think!『重炭酸塩が最も安価で安全なCOVID治療薬であることを証明 Dr. Mark Sircus』より リンク
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(前略)

さて、人類にとって素晴らしいニュースがあります。ブラジルのアクレで行われた公式な研究によると、COVIDに感染した患者に3グラムの重炭酸ソーダ(広く市販されている重曹)を100mlの水に溶かしてネブライザーで投与したところ、驚くほど早く快方に向かったというのです。

(中略)

新しい重炭酸塩の研究は、長くなっている治療法のリストに追加されます。そして、重炭酸塩がどのように、そしてなぜ作用するのかを知っている人にとっては、何の驚きもないことなのです。医師や医療関係者は、ウイルス感染が満場一致でpHの変化に敏感であることを知るべきですが、知らないし、知りたくもないのです。血液を単純にアルカリ化すると、細胞のウイルスに対する感受性が低下するのです。つまり、重炭酸塩を予防的に経口摂取することもできるし、以下に述べるように、ICU患者で肺の機能が低下している場合には、ネブライザーで肺に送り込むこともできるのです。

 この研究は、アクレ連邦大学(Ufac)が、ウイルスとワクチンの研究を専門とするオズワルド・クルス財団(Fiocruz)と共同で実施したものです。この研究は、国家倫理・研究委員会(Cnep)により承認されています。血液中の酸素飽和度を改善しようとするこの治療法は、すでにアクレで約300人に行われています。

研究者のカロリーナ・ポンテス医師[Dr. Carolina Pontes]によると、重炭酸塩をベースにした溶液は、肺の分泌物をより流動的にするといいます。軽度の症状の患者には、ネブライザーで治療します。より深刻なケースでは、重炭酸塩は、肺に直接注入され、吸い戻されます。

治療を受けたのは、ジョアン・ロドリゲス医師[Dr. João Rodrigues](32歳)。彼は肺の80%が損なわれており、すでに5日間入院していました。「改善は極めて顕著で、医師としても、これほど急速な改善は見たことがなかったので驚きました。」

コロナウイルスの感染力は、実はpHに絶妙に敏感なのです。コロナウイルスのMHV-A59株は、pH6.0(酸性)ではかなり安定ですが、pH8.0(アルカリ性)で短時間処理すると急速に不可逆的に不活性化します。ヒトコロナウイルス229E株はpH6.0で感染力が最大になります。コロナウイルスA59は、pH7.0(中性)よりもpH6.0(酸性)で感染すると、その感染力は10倍に増加します。

コロナウイルスIBVは、直接的な低pH依存性のウイルス-細胞融合活性化反応を採用していることがデータで示唆されました。「コロナウイルスIBVの宿主細胞との融合は、中性pHでは起こらず、融合活性化は低pH依存的なプロセスであり、pH5.5で融合率が半値となることがわかりました。pH6.0以上では融合はほとんど、あるいは全く起こりませんでした。」

重炭酸塩は重要な殺カビ剤でもあり、医薬品の殺菌剤に耐性を持つカンジダ・オーリスに対する唯一の薬です。これは、良性であるCOVID以上に世界を脅かす致死性の高い感染症であるにもかかわらず、ほとんど語られることがありません。

この重炭酸塩に関する情報は、主流では日の目を見ないでしょう。世界の医師たちは、パンデミックが始まって以来、知的な治療で患者を助けようと必死になっています。システムそのもの、主流の報道機関や政府機関、そしてファウチ博士のような人々は、COVID-19とその変異に対して安全で有効な治療法がすでに存在するという真実に常に反する主流のシナリオを推進することにこだわってきたのです。

(中略)

結論

重炭酸塩には3つの形態があります。炭酸水素ナトリウム、カリウム、マグネシウムがあります。これらは、がん、肝臓病、I型およびII型糖尿病、狼瘡、心臓病、薬理中毒、血管手術、脳浮腫による扁桃ヘルニア、乳酸中毒、過度の運動による低塩分・塩分喪失などの予防や治療に無毒な一次アルカリ化剤です。ロイヤルロンドン病院の英国人科学者の研究によると、炭酸水素ナトリウムは慢性腎臓病の進行を劇的に遅らせることができることが分かっています。しかし、このような単純な薬をめぐる議論と無知は続いています。

米国陸軍は、炭酸水素ナトリウムがウランの毒性を腎臓から取り除くのに最適な薬であることを認めています。炭酸水素ナトリウムは、ウランの毒性を腎臓から取り除くために選ばれた唯一の薬です。炭酸水素ナトリウムは究極の化学療法であり、この事実を受け入れない医師の精神異常には、ただ笑うしかありません。

炭酸水素ナトリウムは、1ポンド約3ドルで、酸性と低酸素状態をターゲットにするため、化学療法や放射線療法を凌駕することになります。重炭酸塩による癌の治療は、癌細胞が形成され、攻撃的になる根本的な理由を治療するものなので、医学的に正しい治療法であり、誰に対しても否定されるべきものではありません。また、重炭酸塩の投与は、これらの従来のがん治療法をより安全で効果的なものにします。

炭酸水素ナトリウム、カリウム、マグネシウムが奇跡の薬と言われる所以は、決して奇をてらったものではなく、医学的根拠、医学史、基礎生理学的根拠に基づくものです。最も安価で、最も広く入手可能な安全で効果的な薬が見過ごされているのは、医学上の悲劇としか言いようがないのです。

重要な追加

重要なことは、重炭酸塩と他の薬とは、医薬品であれ天然物であれ、完璧に調和して働くということです。化学療法や放射線療法のような毒性の強い薬を使っても、重炭酸塩が毒性を和らげてくれるのです。他の自然薬と一緒に使えば、その治癒力はさらに増幅されるでしょう。

(後略)
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(加賀正一)

コロナワクチン打つな、は少なくとも高齢者には殺人行為だった

リンク

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これは私の母が脳梗塞で倒れたので考察した(コロナワクチンを打っている近所の高齢者は皆、無事)近くに5Gタワーが建った途端に脳梗塞。コロナワクチン打つな、と厳しく言っていて打ってなかった。
そして00市のド真ん中の病院に入院。ここは5Gバリバリ。しかもICU(集中治療室→ここは5Gバリバリと思う??)
ワーファリン使っても、ドンドン悪化するので、医者が「子宮に腫瘍が見付かった。悪性か良性かは分からない。それが原因で脳梗塞がドンドン悪化するのだろう。手術する」と言った。
腫瘍で脳梗塞が悪化する訳が無い。拒否した。
そして田舎の山の上の病院に転院。するとドンドン良くなった。5Gが無いからだ。

私の友人2名が間質性肺炎になった。傍に5Gタワーが建った途端。そしてメールが来なくなった(←こういうことは考えられない)。隔離されたとも考えたが、隔離されても携帯は使えるはず。コロナワクチンは絶対に受けるなと言っていて打ってなかった。

罪悪感に打ち拉がれている。

私の病院にはICU(集中治療室→ここは5Gバリバリと思う??)は無い。5Gとは無縁のド田舎。

コロナワクチンには血管の閉塞を起こさせない作用が有る。

多くの人が、脳梗塞・心筋梗塞・間質性肺炎(←この3つは、5Gによる血管の閉塞)で亡くなって(または植物人間)行っているが、偽旗ども←大量殺人鬼に欺されて気付けない大衆

救急車で運ばれてくる重症の患者は全てコロナワクチンを打ってない。

ロシア革命の時に知識人数百万人が殺された。20歳で相対性理論と量子力学を完璧にマスターしていた物理学者も殺された。知識人は支配するのに邪魔だと言うことです。

コロナ覚醒者は邪魔と言うことです。

コロナ騒動より遙かに大きな食料飢饉という大惨事が間近なのに気付けない日本人
ハイパーインフレも間近
↑↑
これらを陰謀論と思う脳内お花畑の日本人

ワクチンパスポートで配給制に成ると言われています。

シェディングは暗示

と言うことを知らないのが多いらしい

偽旗ども←大量殺人鬼に欺されているのが分からないらしい

コロナワクチンには5Gから守ってくれるものしか入って無い→→そうして5Gを普及させる→→分かって無くてスマートフォンを使っている愚民が多すぎる

5G→→血管を閉塞させる

脳梗塞・心筋梗塞・間質性肺炎(この3つが異常に増加)で倒れるのはコロナワクチンを打ってない人ばかり(←重要!!)

死亡者の増加は、主にこの3つに依るのです(5Gが原因)。ワクチンでは無い。偽旗ども←大量殺人鬼に欺される日本人

偽旗どもは心筋梗塞を心筋炎と言い換えている。気付いた人がネットに心電図を上げられたいたが見付からない。

しかも、5Gの有る処の病院では、ドンドン悪化して行く(←何故、悪化して行くのか気付けないでいる医者ばかり。ワーファリン Warfarin の効き目が弱い。

ワーファリン Warfarin は血栓による病態には良く効く(進行を止める)。ところが少ししか効かない。抗炎症剤の併用が必要)コロナワクチンを打てば進行(悪化)が止まることを気付けない医者ばかり

ワーファリン Warfarin と抗炎症剤000の併用が必要
または
バイアスピリン Bayaspirin と抗炎症剤000の併用が必要

コロナワクチン打つな、は少なくとも高齢者には殺人行為だったのです。

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(momoko)

2022年6月 8日 (水)

野菜の美味しさの3要素は栽培時期(旬)、品種、鮮度

久松農園の久松達央さんの著書「キレイゴトぬきの農業論」から有機野菜の事をいくつか紹介します。今回はその1回目です。

>有機だから美味しい、これは事実ではありません。有機栽培だからまずい、と言っているのではありません。有機だから、必ず美味しいとは限らないという意味です。別な言い方をすれば、有機栽培であることは美味しい充分条件ではないという事です。野菜の美味しさを決めているのは圧倒的に栽培方法以外の要素なのです。
野菜の味を決める大きな要素は3つあります。栽培時期(旬)、品種、そして鮮度です。

僕はこれを「野菜の美味しさの三要素」と呼んでいます。
栽培者としての感覚では、この3要素で8割方決まります。この3つが十分に満たされていれば、栽培方法にかかわらず、誰でもある程度美味しい野菜が育てられます。逆に言えばこの3要素を満たしていなければ、どんな農法にこだわっても、美味しさにはつながらないということです。栽培時期、品種、鮮度の3要素は美味しい野菜の前提となる条件です。それが満たされて初めて、その良さを生かすための栽培方法という要素が効いてくるのです。栽培方法をどんなに工夫しても品種や時期といった土台の大きさを超えることはできません。
では、有機栽培はなぜ美味しいと言われるのでしょうか?
それは有機農業をしている生産者が結果的に美味しさの3要素を満たしていることが多いからです。有機「栽培」そのものだけが寄与しているのではないのです。

(中略)
この3要素こそが野菜の美味しさを決める、と僕は確信しているので、その点を外さないような野菜づくりを心がけています。まず、旬の時期のものしかつくりません。夏にほうれん草はありませんし、冬にトマトはありません。品種はもちろん、美味しさを中心に吟味しています。一般の方には知られていない美味しい品種は実はたくさんあります。たとえばみさきキャベツ。春と秋の一時期しか出ない、トンガリ頭のやわらかいキャベツです。甘みと歯切れが抜群で、生食用としてはこれ以上のものはありません。そして、鮮度をとても大切にしています。基本的には注文を受けてから必要な分だけを収穫します。それをきれいに掃除して鮮度保存袋に入れて宅配便でお客様にお届けします。

(中略)
流通が発達したにも関わらず、市場にはあまり美味しくない野菜が出回っているのも事実です。これは基本の3要素が満たされていない野菜が多いことの証です。

 

(田野健)

「最近疲れやすい」に隠れている貧血という病

貧血は「なんとなく」だるい、疲れやすいといった症状が主な為、放置されがちですが、大きな体の異変のサイン!?

(リンク)以下引用
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大量の「氷」を急に食べるようになったら要注意
最近なんだか疲れやすい、階段を上るとすぐに息切れする。こうした症状を精神的・年齢的なものと思い込んで医師に相談せず、放置している方が多くいらっしゃいますが、実は治療が必要な貧血が隠れている場合がよくあります。

貧血を正しく理解し、早めの治療につなげるためにも、今回は、日常診療でよくみる「鉄欠乏性貧血」と「二次性貧血」について今回はお伝えしたいと思います。

血液の量が少なくなるのが「貧血」?
貧血は「血液の量が少なくなる」イメージですが、実際は血液に含まれる赤血球の量や質が低下した状態です。したがって、出血で血液が失われて貧血になる、という状態は全身をめぐる赤血球の量が減るため、というのが正しい理解です。


この連載の一覧はこちら
貧血は、採血でヘモグロビン(Hb)の数値が男性は13g/dL、女性は11g/dL以下に低下していると貧血と診断されます。しかしHbの値は男女差、個人差も大きいため定期的に健康診断を行い、普段の値と比較することが重要です。

貧血の原因としては鉄欠乏性貧血が最多であり、日本人女性の10%程度(男性は2%程度)が罹患しているといわれています。このタイプの貧血は、全身に酸素を運ぶ赤血球の色素(ヘモグロビン)の材料である鉄が不足することで赤血球が小さくなって色も薄くなり、酸素を運ぶ能力が低くなってしまいます。

その結果、身体全体に十分な酸素が行き渡りにくくなり、これを補うために血流のポンプである心臓が頑張るようになった結果、少しの運動でも動悸・息切れするといった症状が現れます。そしてこの状態が続くと低酸素が補いきれなくなり、頭痛やめまい、だるさ、疲れやすさといった症状が出てきます。見た目にも変化が起こり、眼瞼結膜(まぶたを下に引くと見える、通常は赤い粘膜部分)が青白くなることが特徴です。

また、ごく一部の方に氷や土を好んで食べるようになってしまう、異食症といわれる症状が現れることもあります。暑かったり喉が渇いたりするわけでもないのに急に氷をたくさん食べるようになったら、それは鉄欠乏性貧血のサインかもしれません。

この貧血は食事での鉄の摂取不足や、女性では生理による出血が主な原因ですが、中には治療が必要な病気が背景に潜んでいる場合があります。代表的なものとしては消化管からの出血が挙げられ、便に赤黒い血が混じる場合は早めに消化器内科を受診しましょう。

また女性では婦人科疾患に注意が必要です。生理時の出血の多さや、不正出血(生理期間以外に出血すること)に心当たりがある場合はつらさを我慢せず、産婦人科を受診してください。婦人科疾患は自覚症状が少ないため貧血から腫瘍の早期治療につながることがあるほか、ピルなどの薬で重い生理を治療できる場合も多くあります。

治療は原因疾患の治療に加え、薬や食事で鉄分を摂ることが有効です。厚生労働省の国民栄養・健康調査によると、日本人の平均鉄摂取量は7.6mg/日であり、摂取目安の約10mg/日と比べると不足気味であることがわかります。

赤身肉やレバーは鉄分の吸収が特によく、またピーナッツや海苔、ほうれん草にも鉄分は含まれます。さらにビタミンCと同時に摂取すると鉄分が吸収されやすくなるため、果物等と一緒に食べるとより効果アップを期待できます。逆に紅茶などにふくまれるタンニンは鉄吸収を阻害してしまうため、飲み過ぎには注意が必要です。

なお、薬での治療は鉄剤の補充となりますが、数日で効果があるものではないため、数週間程度は根気よく飲み続けることが重要です。

「葉酸」はアルコールの飲み過ぎに注意
栄養素の不足による貧血としてはほかに、巨赤芽球性貧血というものが知られています。この貧血はビタミンB12または葉酸の不足によって引き起こされます。ビタミンB12は動物性食品から、葉酸は緑黄色野菜やレバーなどにふくまれており、どちらも厳格な菜食主義などでない限り、通常の生活では食事による摂取量は十分とされています。

しかし妊娠中や成長期にはとくに葉酸の需要が増えるため積極的な摂取が勧められており、出産を考えている方は妊娠1カ月前くらいから食事やサプリメントでの摂取を意識するとよいでしょう。なおこれらの栄養素は胃から吸収されますが、アルコールの飲み過ぎでは吸収効率が低下するため注意が必要です。

そのほか、注意する貧血として「二次性貧血」があります。名前のとおり背景に何か原因となる疾患があるために引き起こされる貧血であり、前述した婦人科疾患のほか、感染症や悪性腫瘍(がん)、膠原病(関節リウマチなど)、内分泌疾患(甲状腺疾患など)、肝・腎疾患が主な原因となります。症状は鉄欠乏性貧血と似ているため、生活を改善しても治らない身体のだるさや疲れやすさ、動悸などを自覚したら早めに医療機関に相談しましょう。

貧血は「なんとなく」だるい、疲れやすいといった症状がメインのため慢性的に放置されがちですが、重大な病気が隠れていることを知らせる身体からのサインかもしれません。いま一度ご自身の体調や生活習慣を見直すことで、早期の治療のきっかけとなれば幸いです。

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(美輪真緒)

2022年6月 7日 (火)

天気によって髪質が変化するのはなぜ?

 

もうすぐ、梅雨、、、
髪の毛にくせがある人達は、悩ましい季節なのでは???

引用:リンク

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カラッと晴れた日は髪もまとまりやすく、逆に雨の日などの湿気の多い日は髪が広がってうまくまとまらない事や、うねってしまうことはありませんか?

特にくせ毛の人はこうした悩みが多いのが特徴です。

湿気のある日と言うのは髪の広がり具合でも計れるようです。

このような変化と言うのはいったいなぜなのでしょうか?

□天気と髪質の関係性

髪の毛と言うのはご存知のようにタンパク質で作られています。直毛の人はあまり湿気に影響はされないのですが、特にくせ毛の人は湿気に泣かされます。

実は、くせ毛の人は髪の主成分であるタンパク質の繊維が平均的に出来ていないので髪が曲がってしまうと言う特徴があります。湿気の多い日は髪の毛は空気中の水分を多く吸収してしまいます。

くせ毛の人はこの水分の吸収率が均等ではなく、その髪の毛1本ごとで違うので髪の内側の水分量がバラバラになってしまうのです。

その結果、髪が広がりすぎてまとまらなくなってしまうという事なのです。

□それぞれの天気に合ったヘアケア方法

●湿気の多い日のヘアケア方法

湿気の多い日はとにかく広がりやすい・髪がうねりやすいといった傾向があります。

髪に静電気が起きやすい状態ですと広がりやすいので、しっかりと保湿をしてトリートメントでしっとりとさせておきましょう。

髪の乾燥やダメージを防ぐことで、髪の広がりやうねりはある程度防げます。

ただし、元々のくせ毛の人はどうしても予防しにくい面があるのでがっかりしてしまいますね。その場合はこまめに洗い流さないタイプのトリートメントを使ってケアすることをおススメします。

自分の髪質に合ったヘアケア商品を選び抜いて活用して下さい。

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(ウユ)

和食が日本文化である理由

コロナ禍で、食への意識はかなり高まっていますが、そもそも日本人にとって、ただ【食べる】だけに留まらないのがこの【食】。
私たちにとって、食べるとは何か?

リンクより

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和食文化とは何か
周囲を海に囲まれ、国土の75%を山地が占め、温暖湿潤な気候風土に恵まれた日本。豊かな自然は、海から、里から、山から、四季折々に様々な恵みを私たちにもたらしてくれます。豊かで時に厳しい自然環境の中で、日本人は自然を敬い、その恵みに感謝する心を育み、それが日本独自の食文化の土台になっています。

自然を敬い、感謝する心が生んだ食文化
自然を敬う心は、食事の作法やしきたりを生み、恵みに感謝する心が食材を無駄なく大切に使う加工技術や調理方法を生み出しました。また、海外からの作物や食具も上手に取り入れ、発展させてきました。和食とは自然を敬う日本人の心が育んだ食の知恵、工夫、習慣のすべてを含んだものです。

和食の4つの特徴①
多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重 日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

ー中略ー

和食の4つの特徴②
健康的な食生活を支える栄養バランス 一汁三菜を基本とする食事スタイルは栄養バランスがとりやすいと言われています。また、だしの「うま味」や発酵食品を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿、肥満防止に役立っています。

ー中略ー

和食の4つの特徴③
自然の美しさや季節の移ろいの表現 食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

ー中略ー

和食の4つの特徴④
正月などの年中行事との密接な関わり 日本人の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。

***

 

(匿名希望)

2022年6月 6日 (月)

なぜ「ワクチン後遺症」を国は認めないのか?長尾和宏医師が告発する免疫低下の実態

コロナのワクチンで免疫力が極端に低下する。

ワクチン後遺症に苦しむ患者を100人以上診断している医師だからこそ、真実が見えてくるのでしょう。

リンクより転載します。
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現役医師として数多くのコロナ患者を診察するメルマガ『長尾和宏の「痛くない死に方」』の著者・長尾和宏先生。これまで100人以上の「ワクチン後遺症」に苦しむ患者さんを診ており、その症状は頭痛、めまい、吐き気、動悸やしびれから、重篤なものでは歩行障害や記憶障害にまで及ぶといいます。

これらの症状は長期間続き、日常生活に大きな影響を及ぼしますが、国は「因果関係は不明」として後遺症の存在を認めていません。長尾先生は、複数回のワクチン接種により自然免疫が明らかに低下している人がいる可能性を指摘。読者からの質問に回答する形で、「ワクチン後遺症」に関する世間の誤解と真実を解説しています。

■ワクチン後遺症の実態。医療現場で何が起こっているのか?

Q. 新型コロナ「ワクチン後遺症」最も重くなった場合の症状は?
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長尾先生、私はワクチンに反対している公立病院の看護師のものです。先日、長尾先生も出演された「記録映像 ワクチン後遺症上映会&トークショー」に参加させていただきました。

そこでわからないことがあったので、以下教えてください。長尾先生は、コロナワクチンを何回も打った人の行きつく先は、人によっては「免疫不全症候群(AIDS)」のような状態になるかも、というお話をされたかと思います。

また、本当かどうかわかりませんが、以下のような情報もネットに出ています。

『HIVを発見し、2008年にはノーベル生理学・医学賞を受賞した仏のウイルス学者、リュック・アントワーヌ・モンタニエ博士の発言。「3回目の(ワクチン)接種を受けた人は、エイズの検査を受けに行って下さい。びっくりするような結果が出るかもしれません。そうしたら、政府を訴えてください』

『ワクチン接種を完全に終えたアメリカ人、オーストラリア人、イギリス人、カナダ人、ドイツ人が後天性免疫不全症候群を発症している』

そもそもで申し訳ありませんが、先生のおっしゃる「エイズ」とは、どのような症状を想定していますか? また、そうなった場合、治療は不可能ということでしょうか? 長尾先生の診られている「ワクチン後遺症」の中にもそういう状態になってしまった人はいますか?

■「原因はストレス」ワクチン後遺症を認めぬ政府の欺瞞

長尾和宏先生からの回答
───────────────────
僕がお話ししているのは、いわゆるエイズウイルスのことではありません。免疫状態が極端に低下して感染症に弱くなっている状態のことです。エイズは、日本語では「後天性免疫不全症候群」といいます。今までは、エイズウイルスによって引き起こされる病気を指しましたが、今後はmRNAワクチンを何度も打った人の中にも「後天性免疫不全症候群」のような病態に至る人が出てくる可能性がある、というお話です。

HIVによるエイズは、治療薬の進歩のおかげで死なない病気になりましたが、繰り返すワクチン接種(V)によって引き起こされる免疫不全、つまりVエイズ(VAIDS)は、病態が不明どころか、治療薬もありません。人によっては死に至り得る病態です。

mRNAタイプのコロナワクチンを打つと、コロナに対する抗体が一瞬、何十倍にも上がります。しかし、生体全体として、それはどんな衝撃なのか。強烈な新型ミサイルを打たれたのと同じことです。

生まれてからずっと恒常性を維持していた免疫システムはビックリします。そして大きく乱れます。いずれは「縮んで」「壊れて」いきます。

自然免疫の指標であるNK細胞活性は動物実験では3分の1に低下する、という報告があります。それを免疫システムが「侵食」される、という表現をします。

免疫システムが、「侵食」→「萎縮」→「不全」という経過を辿るのです。ただし、mRNAワクチンを打った人全員がそうなるわけではないでしょう。解毒できる体力のある人は大丈夫だと思います。

しかし、解毒力が低下した虚弱高齢者など一部の人は、まるで、身体の中が激しい砲撃を受けたあとのウクライナの街並みのように、高度な免疫システムが荒廃して、やがて機能を失ってしまう人がいるのではないか。

帯状疱疹や、結核や誤嚥性肺炎の急激な増加は、コロナ禍の自粛ストレスによる免疫能低下だけではありません。mRNAワクチンの頻回接種による免疫能の低下が関与している可能性が大いにあると考えます。心不全や自己免疫疾患の増加も同様です。2021年の「超過死亡7万人」はその証左になる、という指摘もあります。

先の講演の後でも、長尾クリニックで診ているワクチン後遺症患者さんは増え続けています。4月5日時点で、106人います。それ以外にも、因果関係が疑われる人が沢山います。国民の8~9割がワクチンを打ったからには、今後の医療において初診の患者さんの問診は、「ワクチン接種歴」を聴くことから始めないといけません。

“その症状はワクチンのせいか、そうでないか?”

そういう視点から眺めることから始めないといけません。

つまり今回のmRNAワクチンキャンペーンは、医学における「診断学」を根底から変えてしまいました。医学・医療は、EBMからVBM(ワクチン接種歴をベースとする医療)に変革しないといけません。なのに政府は「イベントワクワク割キャンペーン」なるものを始めるようです。この軽薄あまりあるネーミングにワクチン後遺症の人は何を想うでしょうか?

あまりにも無神経すぎて、言葉もありません。

もうここまで来ると茫然、です。間違いだらけのコロナ政策10連発で、ここまで国を潰しておいて子供の未来も奪っているのだから……もはや「亡国政治」そのものです。日本国が、コロナというウイルスよりも1万倍強毒な「人間というウイルス」によって壊されてしまうように僕の目には映ります。

やっぱり、なんとか抵抗しないとね。賢いこのメルマガの読者さんには気が付いて欲しいです。同じ気持ちだけでも共有したいです。目先の「お得感」で、いたずらに免疫機能を低下させることがありませんように。
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転載終了。

 

(磯貝朋広)

2022年6月 5日 (日)

帯状疱疹発症は、自己免疫力低下のサイン

日本国民の多くは、すでに、新型コロナワクチンを二回以上、接種していますが、この接種を繰り返すと、自己免疫力が低下すると言われていますが本当でしょうか?

コロナ禍のなか、「帯状ほう疹」の患者が急増したと言います。一体なぜなのでしょうか?(YAHOOニュース:リンクより)
■□■引用開始■□■
近畿大学医学部皮膚科学教室 大塚篤司 主任教授
「私が近畿大学で患者さんを診ている限りでは、去年の春から夏にかけては、患者さんが非常に多く増えた印象があります。だいたい1.5倍~2倍くらい患者さんを診た印象はあります」

こう話すのは近畿大学医学部皮膚科学教室の大塚篤司主任教授。
コロナ禍の今、帯状ほう疹に警戒が必要だと警鐘を鳴らします。

近畿大学医学部皮膚科学教室 大塚篤司 主任教授
「高齢者の人が基本的にかかりやすいので、50代以上の人が多いんですが、20代でも受診される人がいて、それは普段とは違う印象がありました。コロナ禍でストレスがかかって、帯状ほう疹発症する可能性がひとつあります」

帯状ほう疹の原因は、子どもの頃にかかった水ぼうそうが治った後も体内に潜伏しているウイルスです。
ストレスや疲れ、免疫力の低下などにより、これが再活性化し、帯状ほう疹を発症するといいます。

また、新型コロナワクチンの3回目接種後に帯状ほう疹が出たというケースも。

帯状ほう疹を発症した男性(20代)
「最初は背中がかゆいだけだと思っていて、背中なので自分で見られないので、虫刺されと思って放っておきました。3日くらい経ってから、知人に背中を見てもらったら、虫刺されっぽくないと言われて、確かにその時、水ぶくれのようなものができていたのと、範囲も広がっていました」

男性はすぐに、かかりつけのクリニックを受診。
帯状ほう疹と診断され抗ウイルス薬を処方してもらいましたが、その後、かゆみのほかに頭痛や発熱の症状が出たといいます。

帯状疱疹を発症した男性(20代)
「コロナワクチンを打ってから10日後ぐらいだったので、心当たりがあるとしたらそれくらいだと思っています。クリニックも2つ行ってみて、最初発症してから月曜日に受診したクリニックと、熱に出た日に受診したクリニック、どちらともで「コロナワクチン接種後に帯状ほう疹が出た人が数人いる」と言われました」

大塚主任教授は新型コロナワクチンと帯状ほう疹の直接的な関係は分かっていないとしたうえで、接種後は注意が必要と話します。
■□■引用終了■□■

ワクチンと免疫力低下の因果関係は分かりませんが、何らかの理由で免疫力が低下しているというのは事実なようです。

獲得免疫は、自然免疫(先天的に備わっているもの)で防ぎきれなかった細菌やウイルスに対して反応する、第二の壁のようなものです。
一度侵入した異物を記憶して、次に体内に侵入してきた際に攻撃します。獲得免疫は自然免疫の働きをサポートする役目もあるため、獲得免疫を高めることが、免疫全体の強化につながるとされてます。

この獲得免疫をワクチンという形で強制的に取り入れるのと、自然に取り入れるのとではどのような違いがあるのでしょうか。今回のワクチンと免疫力の関係を明らかにする必要があります。

 

(匿名希望)

『毒物は量が多いほどダメージが大きくなる リアルサイエンスシリーズ』

以下より引用
リンク

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食品などの添加物の毒性検査では、個々の毒性成分(プーファ、ナノシリカ、着色料、増粘剤など)が動物実験で毒性を示さない量であれば問題ないとしています。

しかし、私たちは一つの加工食品を食べている訳ではありません。

日常的に複数の加工食品を食し、そのトータルの量や他の毒物のことを“故意”に考慮にいれていません。

これは、サイエンスではなく、政治(manipulation)です。

毒物はトータルの量および他の毒性成分との相乗作用で、その毒性が決定されるからです。

さて、ここ二年間で世界中において同時多発的に暴露した毒物の代表といえば、それは遺伝子ワクチンです。

最新の研究で、やはりこの遺伝子ワクチンが毒物の特徴を示すことが明らかにされています。

2020年12月〜2021年10月の期間において、モデナ(モデルナ)の新型コロナ遺伝子ワクチン2回接種は、ファイザーよりも3倍心筋炎による入院が多いことが、スカンジナビア諸国のデータから明らかになっています(SARS-CoV-2 Vaccination and Myocarditis in a Nordic Cohort Study of 23 Million Residents. JAMA Cardiol. 2022 Apr 20. doi: 10.1001/jamacardio.2022.0583)。

16-24歳の若年層1万人あたり、モデナの2回ショットによって300名の心筋炎による入院が発生しています(ファイザーは100人)。

しかも、モデナのショットによる心筋炎で入院した若者の5%は死亡しています(ファイザーでは1%の死亡率)。

このモデナの方により心筋炎が発生するという結果は、米国、カナダ、フランス、英国でも同様に認められています。

スウェーデン、フィンランド、ノルウェーでは、2021年10月から、30歳以下にモデルナの遺伝子ワクチン接種を中止しています。

すっかりあらゆる分野において後進国(これは逆に良いことである(^_-)-☆)となった日本はどうするつもりなのでしょうか?

モデナ(モデルナ)の新型コロナ遺伝子ワクチン(mRNA-1273)には、100マイクログラム(100 µg)の人工遺伝子(mRNA)が入っています。

一方のファイザーの新型コロナ遺伝子ワクチン(BNT162b2)には、30マイクログラム(30 µg)の人工遺伝子(mRNA)が入っています。

モデナ(モデルナ)は、ファイザーの約3倍の人工遺伝子という毒物が入っているのです(ファイザーが安全ということでなく、人工遺伝子という毒物の量が違うということだけです)。

3倍に毒物の量が増えれば、3倍の悪影響(今回は若年層の心筋炎)が出ることが綺麗にデータから導き出されています。

遺伝子ワクチンが毒物であることが、動物実験だけでなく、実際の人類史において最大規模で世界同時に行われた人体実験(史上最高のエビデンスです(^_-)-☆)で鮮明になっているのです(^_-)-☆。

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以上

 

(音瀬世那)

毎日の食事から花粉症対策!

花粉症がきつい!という人が年々増えている。
が、食生活で改善できる!?

リンク>>花粉症とは、体内に入った花粉に対する免疫反応によって、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどのアレルギー症状が引き起こされることをいいます。本来は人体に無害な花粉が体に異常をもたらすのには、免疫機能が大きく関わっています。そのため、規則正しい生活習慣で免疫システムを整えることが花粉症対策になると考えられています。


そこで重要なのが「腸」です。免疫システムの60%が腸に存在するといわれています。腸内環境を整えて免疫システムを正常にすることが、花粉症対策になると期待されています。<<

多くの人が薬を頼り、症状を緩和させていると思います。が、「腸」がポイント!となると、どういう食事がいいのでしょうか?

>>は実際、どんな食べ物・飲み物が花粉症対策になるのかを紹介していきます。

食べ物
・ヨーグルト
乳酸菌が多く含まれているヨーグルトは、腸内環境を整えてくれる働きがあります。きなこやはちみつ、バナナなど乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が含まれた食材と一緒に摂ると、乳酸菌を増殖させてより効果が期待できます。少量でも毎日摂ることが大事です。花粉症シーズンが始まる3ヵ月くらい前から毎日の食事に取り入れて、腸内環境を整えておきましょう。

・食物繊維が豊富な食材
きのこ類、ゴボウ、海藻など食物繊維が豊富な食材も、腸内環境を整える働きがあります。食物繊維が豊富なレンコンには、アレルギーを抑制するといわれているポリフェノールの一種タンニンも含まれているので、意識して摂るのもいいでしょう。

・青魚
花粉症のさまざまな症状を引き起こすアレルギー誘発物質ヒスタミンの働きを抑えるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)が、青魚の脂には含まれています。普段は肉派の人も、サバやイワシ、サンマなどの青魚を摂るようにしてみましょう。

・チョコレート
花粉症対策には少し意外なチョコレートですが、免疫機能に作用してアレルギー症状を抑える働きが期待できる、カカオポリフェノールが豊富に含まれている食品です。同じくココアにもカカオポリフェノールが含まれています。

飲み物
・緑茶
アレルギー誘発物質であるヒスタミンの働きを抑えると考えられているカテキンが、緑茶には含まれています。べにふうきなどの品種に多く含まれるメチル化カテキンも、花粉症予防に効果が期待されています。メチル化カテキンは発酵により失われてしまうので、紅茶ではなく緑茶のほうが緩和効果は高いようです。

・甜茶(てんちゃ)
天然の甘味が特徴の甜茶は、アレルギー誘発物質ヒスタミンの放出を抑えるとされる、甜茶ポリフェノールが含まれています。甜茶にはいくつか種類がありますが、花粉症対策として期待できる甜茶は、バラ科キイチゴ属の「甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」の葉から作られるものです。パッケージなどを確認して甜葉懸鈎子100%の甜茶を探してみましょう。

・ルイボスティー
抗酸化作用がありアレルギー疾患の改善が期待できる、ポリフェノールの一種フラボノイドが多く含まれているルイボスティー。カフェインが含まれていないので、寝る前などにも摂りやすい飲み物です。

・乳酸菌飲料
食べ物の項目のヨーグルトと同様に、乳酸菌飲料には腸内環境を整える働きがあるのは知られていますが、免疫機能にも関係しています。花粉症シーズンが始まる前から毎日飲むと良いとされています。糖分の摂り過ぎは腸内環境を悪化させる恐れがあるので、甘さ控えめのものか、無糖のヨーグルトドリンクなどを選ぶといいでしょう。

・コーヒー
コーヒーにはポリフェノールがたくさん含まれていますが、中でもクロロゲン酸という成分が花粉症に効果があるといわれています。またカフェインも、アレルギー誘発物質ヒスタミンの働きを抑えるとされています。しかし、飲み過ぎると質の良い睡眠がとれなくなり、免疫機能にも影響が出てしまいますので、飲みすぎには注意しましょう。砂糖は血糖値を乱しアレルギーに対抗するホルモン分泌を減少させ、また、コーヒーに入れるミルクはトランス脂肪酸によりアレルギー症状を悪化させるなど、花粉症に良くないとされているため入れない方がいいでしょう。

花粉症のときにはあまり摂らないほうがいい食べ物・飲み物もあります。その理由と一緒にそれらを紹介します。

食べ物
・高脂質なもの
腸内環境を悪化させる悪玉菌を増やす高脂質な食べ物は、控えたほうがいいでしょう。バラ肉や霜降り肉、揚げ物全般など脂肪分の多いものを摂り過ぎると、消化しきれない脂肪分が悪玉菌を増やしてしまうと考えられています。増えた悪玉菌によって腸内環境が崩れて免疫機能が低下します。ジャンクフード、マーガリン、スナック菓子などはトランス脂肪酸などの高脂質の食品が多く含まれるので注意が必要です。

・メロン、スイカ
イネ科のブタクサが原因の花粉症の人は、メロンやスイカを食べると口の中にかゆみが出たり、唇が腫れたりするアレルギー症状が出ることがあります。これは、イネ科のアレルゲンの構造と、ウリ科のメロンやスイカの構造が似ていることにより起こります。重度の場合は全身に症状が現れるケースがあるため、病院で調べて避けたほうがいい食べ物を知っておくのもいいでしょう。

・トマト
身体にいいと言われることも多いトマトですが、スギ花粉に含まれるアレルゲンと似た構造のたんぱく質が含まれていることから、スギ花粉症の人がトマトを食べると、口の中のかゆみや喉のイガイガなどアレルギー症状が出ることがあります。スギ花粉症の人の多くは問題なく食べることができますが、気になる症状が出たときは専門の医師に相談してから摂るようにしましょう。<<
食事で、改善出来るのであれば、意識を高めていきたいですね!

 

(匿名希望)

2022年6月 4日 (土)

数百度の高温にも耐える生命力を持ち、人体の有害物質を分解する「マコモ耐熱菌」

水辺に自生するイネ科の多年草「真菰」を特殊な製法で発酵熟成させると、「マコモ耐熱菌」という微生物が発生します。

その菌を、飲用したり傷口に塗ったり、あるいは風呂に溶かして入浴することで、人体内の不要な有害物質を体外へと排泄させることによって、自然治癒の働きを促す働きを持つと言われます。

一般的な健康法や健康食品の類が全て「体内に不足した栄養を補給する」という発想なのに反して、「マコモ耐熱菌」は「体内から不要なものを排出する」という真逆の働きをします。さらにマコモ耐熱菌は、数百度の熱にも耐え、「マコモ」を入れた風呂は、何年間も湯を取り替えなくても腐敗しない=他の微生物や人体から排出された有害物質に負けない驚異的な生命力を持ちます。

この不思議な「マコモ耐熱菌」を子供の頃に見い出して、一生をかけた試行錯誤の末に製品化した小野寺広志氏を紹介したリンクより抜粋引用します。

***(引用開始)

いつものように岸辺に近づいて行きながら足元を見ると、傷ついた一羽の鴨がいるではないか。翼の根元を撃たれていたのだった。しかし、その鴨はぐったりしている様子もなく、何かをガツガツ、グシャグシャとついばんでいる。不思議だとなと思いながら氏がさらに近寄ってみると、鴨は岸辺に生えている草のようなものを千切っては口に持っていき、グシャグシャ噛みほぐすとそれを傷口に運んで、そこに詰め込んでいるではないか。

朝になって水面を覗くと、傷ついた鴨は前日と同じような動作を相変わらず繰り返している。そして数日後、その鴨は空高く飛び上がっていったのである。

傷ついた鴨などの生態観察することが日課となり、鴨が傷口にあてがい、さらに水中に潜っては食い千切ってくる草の根が一体なになのか研究しはじめたのである。その草こそ真菰だったのである。

真菰は沼や川の水際に自生するイネ科の多年草で、水中の泥土に根をはり、春にタケノコ状の芽を出し、夏までに草丈が1メートルから1.5メートルぐらいになる。また地方によっては、ガッゴ、ガツ、ガバ、カバ、コモグサなどとも呼ばれ、全国至る所に自生しており、大変に生命力の旺盛な草だといわれている。

この生臭い味のする真菰がなぜ鴨の傷を治し、命まで救うことができるのかーーーその謎を解く方法として、やがて氏は人体実験を考えるようになった。人体実験の最初の実験台となったのは、もちろん自分自身であった。

氏は自らを傷つけるため、わざわざ裏山のてっぺんから、木の株や岩などがゴロゴロしている斜面を転げ落ちたり……そうやってできた傷に鴨のやり方を真似てつくった真菰をぬりつける人体実験をおこなったのである。

また、近所の子供たちが遊んで怪我をしたなどという話を聞くと、すぐに飛んで行って、真菰をぬりつけてみたり、傷ついた鳥ばかりではなく、牛や豚などにも与えたりして研究をつづけていた。

また、他の自生している植物の中にも、同じような効能を持つ植物はないかと山野を駆けめぐり、試したりもしてみたが、結果は無だった。そう、真菰だけが怪我をした子供の傷をなおし、じつの母親の病気さえも救ったのである。氏の真菰に対する信頼感は次第に揺るぎないものになっていった。

しかし、一方では不安があり、動揺もあった。つまり、真菰とはなにか。どうして鳥類がばかりか人間まで助けられるのだーーーそして、その謎を解く方法が果たしてあるのか。

その研究材料とは二千七百余種類の植物、菌類をはじめとする単細胞生物、また昆虫から家畜にいたるまで多くの動物も使用され、それら動植物が氏のすべての生命体の研究に結びついていったのである。

こうした自然界の生命を相手にした氏の研究の結果、真菰にある方法で太陽光線の強力な短い波長のエネルギーを吸収させると、自然には存在しない、単細胞微生物を発生させ得ることを発見したのであった。

これまでの生物学の常識では、細菌類は70度~80度でほとんどのものが締めつけするといわれ、高温に強いものでさえ、120度が限界だといわれている。ところが真菰を母体として創りだされるこの微生物、つまり耐熱菌は数百度の高温にも耐え得る驚異的な生命力を持っているのである。

さらに不思議なことは、耐熱菌そのものは真菰のなかでもともと成育している菌ではなく、真菰にある方法ーーー『マコモ』の特許製法ーーーを施すことにより、耐熱菌が発生する条件が備わるのである。

この微生物の正体や特質、あるいはその奇妙としか言いようのない発生の因果関係を究明するべく氏はもとより、いくつかの大学医学部などで研究されているのだが、いまだその謎は解明されていない。ただ現在明らかになっている耐熱菌が発生するための条件は以下の通りだ。

自然界を構成している四大要素である太陽(光)と地球(水と空気と土)と植物と動物、自然の摂理と法則に適い、かつ適切なバランスのもとに集約されたときに、はじめて発生するということである。

『マコモ』は動物を除いた他の三大要素で完成されているので、マコモが人体、つまり唾液や血液、体液などに触れることによって耐熱菌の発生条件が充たされ、直ちに発生するのだといわれている。

この菌は人間の健康維持に不必要な有害物質、腐敗要素を分解し、体外へ自分自身と共に排泄させるという性格をもっている。
***
(引用以上)

 

(大島健男)

腸内細菌と脳が直接対話している様子が観察される。

 ニューロンが細菌のムロペプチドを直接感知することで、腸内細菌と脳とは電気信号でお互いに作用しあっているとのこと。しかも腸から指令が脳に向かって出ている。

以下リンクより引用

ーーー
 腸は第二の脳と言われているが、実際に脳と腸に強い関連性があることはこれまでの研究で明らかとなっている。腸の中にいる腸内細菌が脳を操り、私たちの気分や行動にまで大きな影響を与えているのだ。

 腸内細菌の副産物は血液に乗って体内を巡り、免疫・代謝・脳機能といった宿主の生理的プロセスを調整している。

 フランス、パスツール研究所をはじめとするグループのマウスを使った実験によると、脳の「視床下部ニューロン」は、腸内細菌の活動の変化を直接感知し、それに応じて食欲や体温を調節していることを発見した。

 これは腸内細菌と脳の直接的な対話を実証したもので、糖尿病や肥満といった代謝障害の新たな治療法につながると期待されている。この研究は『Science』(2022年4月15日付)に掲載された。

□腸内細菌はどうやって脳を操るのか?
 腸は体の中で最大の細菌貯蔵庫である。これまでいくつもの研究によって、体と腸内細菌がお互いに作用しており、とりわけ脳と密接な関係にあることが明らかにされてきた。今回の研究では、「腸内細菌が脳のニューロンを操る方法」が探られている。

 注目されたのは、ほとんどの免疫細胞に備わっている「NOD2様受容体(ヌクレオチド結合オリゴマー化ドメイン様受容体)」だ。この受容体は細菌の細胞壁を構成する「ムロペプチド」を感知することができる。

 また、NOD2様受容体の情報を持つ遺伝子の変異が、クローン病などの消化器疾患、神経疾患、気分障害などと関係があることも知られている。

 しかし、脳の神経活動と腸の細菌活動に直接的な関係があると証明するには、これまでのデータだけでは不十分だった。今回の研究は、見事その証明に成功している。
□腸内細菌の欠片が脳中枢に直接作用
 マウスの脳の観察でまず明らかになったのは、視床下部をはじめとする脳内各所のNOD2様受容体がニューロンによって発現していることだ。

 次に、こうしたニューロンの電気活動が、腸からやってきたムロペプチドに触れると抑制されることも確認された。

「腸・血液・脳に含まれるムロペプチドは、細菌が増殖している指標とみなせます」と、パスツール研究所のイヴォ・G・ボネカ氏は説明する。

 それとは反対に、NOD2様受容体がないところでは、ムロペプチドによってニューロンの活動が抑制されることはない。

 すると、脳は食欲や体温を調節できなくなってしまう。マウスは体重が増え、糖尿病を発症しやすくなってしまうのだ。

 この結果は、ニューロンが細菌のムロペプチドを直接感知するという驚くべき事実を実証している。こうした機能は主に免疫細胞が担っているとされてきたものだ。

 「腸内細菌の欠片が脳中枢に直接作用するとは大発見です。体温・性欲・食欲・喉の乾きといった体の重要な機能は視床下部が管理していますが、それに匹敵する巧みさです」と、フランス国立研究センターのピエール=マリー・レド氏は話す。

 ニューロンはこうした細菌の活動(増殖と死)を感知して、食べ物が腸内の生態系に与える影響を把握しているようだ。

 「特定の食べ物を食べすぎれば、その刺激で特定の細菌や病原菌が偏って成長します。すると腸内のバランスが崩れてしまいます」と、パスツール研究所のジェラール・エベル氏は話す。


□脳疾患や代謝疾患の新たな治療法に期待
 ムロペプチドが視床下部ニューロンと代謝に与える影響は、それが脳内で果たしている機能について疑問を投げかけるとともに、NOD2様受容体の遺伝的変異と脳の病気との関係を解明するヒントになるだろう。

 これがきっかけで神経科学・免疫学・微生物学の3分野が連携すれば、糖尿病や肥満などの代謝疾患や脳疾患の新しい治療法が登場するかもしれない。

ーーー

 

(横田雅彦)

環境過敏症という病気

「思想家ハラミッタの面白ブログ」の記事を紹介します。
下記,リンク
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身の回りの建材や家具、衣類に付着した柔軟剤の香料などから揮発する微量の化学物質が原因で、動悸や吐き気、腹痛などが起きる「化学物質過敏症」という病気があります。また携帯電話やスマホ、WiーFiなどの電磁波で頭痛やめまい、睡眠障害などが起きる「電磁波過敏症」もあります。電磁波過敏症の人の8割は化学物質にも敏感で、低周波音や気圧の変化にも敏感に反応します。こういった環境因子によって体調不良が起きる病気を総称して「環境過敏症」と呼ぶこともあります。

電磁波過敏症の診断ガイドライン

電磁波過敏症は、携帯電話などの無線通信の普及とともに世界中で報告されるようになりましたが、通信業界とのつながりが深い研究者は電磁波と症状の関連性に否定的な傾向があります。一方、オーストリア医師会は、電磁波に関する健康相談が急増しているため、医療現場で患者に対応する医師のために、診断治療ガイドラインを2012年に作っています。


このガイドラインの問診票では、電磁波に関わる症状がどのくらいの頻度で起きるかどうかや、携帯電話やWi-Fi、デジタル式コードレス電話の使用状況などを尋ねています。問診票に書かれた主な症状は、不安感、胸部のしめつけ、うつ、集中困難、落ち着かない、多動、イライラ、疲労感、頭痛、めまい、睡眠障害、音過敏、耳の中の圧迫感、耳鳴り、動悸などさまざまです。一見すると、ごくありふれた症状ですが、気になる方がいたら、問診票でチェックしてみてください。ガイドライン全文(PDF)は下記サイトで紹介し、ダウンロードできます。問診票はガイドラインの最後のほうに記載されています:リンク研究-各国動向/

オーストリア医師会のガイドラインでは、こんな質問もしています。

「あなたの家庭や職場で携帯電話を使っていますか?いつからそれを使っていますか?1日にどのくらい使っていますか?あなたの健康問題との関連性に気づいていましたか?」

このような質問を、携帯電亜だけでなく、コードレス電話、Wi-Fi、省エネ型の照明器具、Bluetooth機器についてもしています。また、家庭や職場の近くに携帯電話基地局や、送電線、変電所などがあるかどうかも質問しています。

電磁波測定と対策

そして、オーストリア医師会では、研修を受けた専門家が患者の自宅や職場で電磁波を測定することも医師にアドバイスしています。ドイツやオーストリア、スイスには、バウビオロギー(建築生物学)という考え方があって、建物の化学物質対策だけでなく、電磁波対策なども行ってきました。そのため、電磁波測定の知識のある建築関係者が多数いるそうです。

電磁波と症状の関連性が疑われる場合は、具体的な電磁波対策をするよう、ガイドラインでは勧めています。例えば、

・全てのデジタル式コードレス電話の電源を抜くこと。昔ながらの有線電話(固定電話)を推奨する。

・全ての無線LANアクセスポイントの電源を抜くこと。

・ベッドや机を被曝量の少ない場所へ移動すること。

・特定の家電や照明の使用をやめること、などです。

電磁波過敏症の有病率は?

電磁波過敏症の有病率は、台湾とオーストリアでは13.3%、イギリスで11%、ドイツやスウェーデンでは9%、日本では約6%程度です。日本で行われた調査では、電磁波過敏症の約8割は化学物質過敏症も併発しています。一度発症すると、電磁波を避けて生活しなくてはいけませんが、今はどこにでもwi-Fiがあり、小学校にもWi-Fiが導入されているほどです。

たとえば、私が電磁波過敏症発症者を対象に行ったアンケート調査では(有効回答75通)、仕事を持っていた人の約半数が退職に追い込まれ、体調が悪化するので交通機関を利用できないという人が12%もいました(「臨床環境医学」21巻2号123-130)。

患者さんのなかには、怪我や手術で入院した際に、病院にもWi-Fiが入っているので睡眠薬を飲んで眠ることができず、医師と相談して予定していた入院日数の半分で退院した人もいます。

また、無線通信を行うスマートメーター も、日本だけでなく世界中で健康被害を発生させています。今年から第5世代移動通信システム(5G)が始まりますが、大規模な健康被害が発生する可能性もあり、医師や研究者が5Gをやめるよう求める署名を集め、欧州連合(EU)に提出しています。

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引用終わり

 

(我妻佑磨)

2022年6月 3日 (金)

細胞レベルで過ごしやすい空間をつくるためには~好気性菌と嫌気性菌と空調設備~

人が本源的に暮らしやすいと思う空間をつくるためには、物理的な感覚はもちろんのこと、暖かい、心地よいなどの心理的な感覚を追求していくことが重要。
今回は空調設備を扱う中で、嫌気性菌と好気性菌とは何か、それが人の体にどう影響するのかを追求した。嫌気性菌=有機物=無数にあることがわかったが、今一度理解しなおし、空調設備から暮らしやすい空間づくりへと飛躍していく実態を掴んで、この追求を深めていきたい。


以下引用
リンク
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嫌気性菌について
嫌気性、あるいは好気性の「気」は気体の事ですが、この場合は特に「酸素」を意味します。つまり、酸素の存在下で発育するか、またはしないかといった意味合いになります。
嫌気性菌とは発育で酸素を必要としない細菌の事です。どうやって代謝のエネルギーを得るかというと、嫌気呼吸または発酵といった手段を用います。

嫌気性菌の役割
私たち人間の身体にはあちこちに細菌がいますが、常在細菌叢と呼ばれる存在があります。腸管内のそれが非常に有名ですが、その他にも常在する場所はたくさん存在します。例えば皮膚、口腔内など。
皮膚では有害な菌の侵入を防ぐ働きをしています。これは腸管内も同じです。菌の数でいえば皮膚表面の常在細菌叢も決して少なくはありませんが、腸内細菌叢に比べると大きな差がありそうですよね。そして腸管内の常在菌叢では栄養素を分解して消化吸収を助けたり、粘膜上皮の再生を助けたりと、じつは大活躍をしていたりしているんです。
そんな常在細菌叢を構成する菌の実に90%以上、99.9%ともいわれている占有率を誇るのが嫌気性菌なんです。なぜそんなに多いのかの理由はともかく、なぜそれほど多くの菌がそれまで知られていなかったのかという疑問、湧いてきませんか?

感染症を考えるうえで、嫌気性菌は重要です。なにしろ常在細菌叢のほとんどが嫌気性菌ですから、何かあった時の影響は大きいはずですね。一般には粘膜の破綻などがあるとそこから侵入して、私たちに重篤な感染症をひきおこします。
嫌気性菌の場合、宿主(この場合は人間の身体)の免疫力が低下していてもいなくても、損傷がある組織に感染が起きやすくなります。通常は手術や壊死、外傷などによって宿主と常在細菌叢の共生関係が崩れた時に感染症が起きるとされています。
また、嫌気性菌だけによる感染症というのはあまり存在しません。好気性菌だってその場所にいれば、やはり感染症を引き起こします。この場合、好気性菌の方が検出がしやすいためにどうしてもそちらに目が行きがちですが、それによって嫌気性菌の感染を見落とすということが無いように注意しなければなりません。

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(寺本圭吾)

江戸時代の女性たちは生理にどのように対処していたのか?

リンク
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〇江戸時代の女性たちは生理にどのように対処していたのか?今とは違う事情も


女性であれば嫌でも付き合っていかなければいけない「生理」。毎月やってくる生理が苦痛で苦痛で仕方ない、という方も少なくないのではないでしょうか?
現代では、ナプキンやタンポン以外にも色々な選択肢が増えてきました。しかし、そのような生理用品がなかった江戸時代に、女性たちはどのように生理に対処していたのでしょうか。

調べてみると、今とは異なる事情も見えてきました。

・生理のときには「お馬」を使う!?
現代のようなナプキンがなかった江戸時代、女性たちは生理になると、前垂れがあるふんどしのような布を使っていたそうです。そして、この布が馬の顔に似ているということから「お馬」なんて呼ばれたとか。

そして、その「お馬」のなかにぼろ布や浅草紙(使用済みの和紙。現代でいう再生紙のようなもの)を入れてあてていたとか。

農村部では天然素材の使用も
上記のような浅草紙は、都市部では使うことができたものの、農村部では事情が違いました。紙は貴重だったため、その代わりに綿やススキの穂といった天然素材を使っていたそうです。

・そもそも、生理の事情が今と少し違う?
上記のとおり、色々な手段があったことがわかります。しかし、当時の生理事情は、今とは少し違うところもあったようです。

というのも、まず、江戸時代は人々の栄養状態がそれほど良くなかったため、女の子が初潮を迎える時期は、おおよそ15歳ごろだったそうです。

そして、最初に妊娠するのも10代の終わりごろと早いこと、生涯に産む子どもの数も多かったこと、そして平均寿命も50歳以下だったことなどから、実際に生理がない期間が多かったと言われています。

・出血のコントロールも!?
生涯における生理回数の他にも違いがあり、江戸時代の女性たちは出血のコントロールもできていたと言われています。それは、今と違う生活様式で、着物を着てすり足のような歩き方をしていたことから、筋肉が発達しており、膣を締めて出血のコントロールをしていたというのです。

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(はるこ)

「音波でがん細胞を破壊する」というマウス実験に成功

リンク から引用

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ミシガン大学の研究チームが非侵襲的な音響技術を用いることで、マウスの肝腫瘍を完全に破壊することに成功しました。この方法を用いることで体にメスなどを入れることなくがん細胞を破壊し、免疫系を刺激してがん細胞が体内で広がることを防ぐことも可能となります。

研究チームが開発したのは、音波を用いて体内のがん細胞を破壊するという手法。音波を用いた治療では、肝腫瘍の50~75%だけを破壊し、残りの腫瘍はマウスの免疫系を刺激することで退縮させることが可能です。同治療法の実験では、80%以上のマウスでがんの再発・転移を防ぐことに成功しています。

同研究に携わったマラヤ大学の生物医学工学のZhen Xu教授は、「腫瘍全体を標的としなくても、一部の腫瘍を破壊し残りは退縮させることで、将来のがん転移リスクを減らすことができます」と語っています。

研究チームの開発した音波を用いたがん治療法は、「Histotripsy」と呼ばれる治療法の一種。「Histotripsy」は超音波を非侵襲的に収束させ、ミリメートルの精度で標的組織を破壊するというもの。同治療法は比較的新しいもので、記事作成時点ですでにアメリカおよびヨーロッパでの肝臓がん治療試験に用いられています。


多くの臨床現場では、腫瘍の大きさや位置、病期などからがん性腫瘍そのものを治療の対象にすることができません。しかし、今回の研究では腫瘍の一部を破壊対象とすることで、主要な腫瘍を破壊し、一部の腫瘍を残すという治療アプローチに成功しています。

同研究に携わったTejaswi Worlikar氏は、「Histotripsyは現在利用可能なアブレーションモダリティの限界を克服し、安全で効果的な非侵襲的肝腫瘍アブレーションを提供できる有望なオプションです。この研究から得られた知識が肝臓がん患者に対するHistotripsyの臨床採用という究極の目的を達成することにつながり、将来の臨床研究への動機づけにつながることを期待しています」と述べています。

肝臓がんはがん関連の死因としてはトップ10に入ります。肝臓がんにはさまざまな治療オプションがありますが、アメリカでは5年後の生存率が18%未満とされており、予後が悪いことで知られています。つまり、肝臓がんの転帰を改善するための臨床的必要性が浮き彫りとなっているわけです。

放射線治療や化学療法といった従来のがん治療は副作用の伴う治療法ですが、音波治療は副作用なしでの治療が可能です。また、Xu教授は「マラヤ大学で設計・製造されたトランスデューサーは、高振幅のマイクロ秒長の超音波パルスを放出し、腫瘍だけを破壊します。従来の超音波装置ではイメージングに低振幅のパルスを使用していました」と、研究チームの開発した治療法と従来の治療法の違いを説明しています。なお、マラヤ大学の開発したトランスデューサーは、超音波パルスを放出して標的組織内にマイクロバブルを生成し、このマイクロバブルが急速に膨張・崩壊することで、がん細胞を破壊します。

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(山口拓巳)

大麻とキノコの抽出成分で「膵臓がん細胞が100%死んだ」驚愕の研究結果(最速ニュース)

リンクより

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イスラエルのバイオメディカル企業、Cannabotech社と同国ハイファ大学のフアド・ファレス教授による画期的な研究成果が世界を驚かせている。なんと、膵臓がん細胞を「100%殺すことができる薬品」を作り出すことに成功したというのだ。

 発表によると、今回の薬品は大麻から抽出した生理活性物質カンナビノイドと、Cyathusstriatusという菌類(キノコ)の抽出物を組み合わせたもので、健康な細胞に損傷を与えることなく、すべての膵臓がん細胞を殺すことが確認されたという。Cannabotech社のエルハナン・シャクドCEOは、「12カ月以内に事業化調査を完了し、FDA(米食品医薬品局)の承認を得るとともに大手製薬会社と協力して医薬品開発に取り組む」と述べている。なお、研究チームは乳がん、肺がん、結腸がん、前立腺がんに対するテストも行っているが、その結果はまだ公表されていないようだ。膵臓がんは5年生存率が1割弱の難治がんであり、今年この世を去った作家で元東京都知事の石原慎太郎さんも闘病していたことで知られる。この薬が実用化されれば、多くの人が救われることは間違いないだろう。近年、次なるビジネスチャンスとして世界各地で大麻研究が盛んになっている。日本はまたしても出遅れてしまうのだろうか。

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(吉 四六)

木が目に優しい理由と1/f ゆらぎ

リンクより

 

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木造の家や木材を用いた空間にいると、何故だか「落ち着く」「心地よい」と感じることはありませんか?それは実は、木が目に優しい素材だからです。その理由についてご紹介します。

光の種類
太陽の光を浴びることができる日当たりのよい部屋はとても気持ちがいいですよね。しかし、必要以上の光はまぶしく、目を疲れさせる原因にもなりかねません。それは、太陽の光の中には有害な「紫外線」が含まれているためです。

人の目で感じることができる光「可視光線」を、光の波長によって色で表すと、短いものから紫→藍→青→緑→黄→橙→赤となります。虹が七色に見えるのを想像するとわかりやすいですね。そして、可視光線より波長が短いものを「紫外線」、長いものを「赤外線」と言います。

紫外線の吸収と赤外線の反射
光の種類のうち、青色寄りの光成分は木材に吸収されやすく、目に有害とされる紫外線も吸収してほとんど反射しません。一方、赤色寄りの光成分や赤外線はよく反射します。紫外線は肌にシミをつくったり、目を刺激し痛ませてしまうといった影響がありますが、赤外線は体を温める効果があります。

人に快適な光の反射率は、肌色と同じ50~60%と言われていますが、木の反射率はほぼこれと同じ。木が反射する光はまぶしすぎず、目に優しいと言えます。

また、木材は表面とともに細胞内部からも光を反射します。細胞内部からの反射は拡散的で、光の当たる方向によって反射の仕方が違います。このため、木材は見る角度によって色や光の具合が変わり、人工では真似できない美しい光沢や絹のような艶を感じられるのです。

その他にも、サペリなどの柾目面に現れる「交錯杢理(こうさくもくり)」と呼ばれる濃色と淡色の縞模様は、見る角度によって濃淡が逆転し、ゆらぎのある美しい表情を生み出しています。

「1 / fゆらぎ」とは?
さらに、わたしたちがよく目にする木材の「木目」の模様自体が、人にやすらぎをあたえる効果をもっています。それは、広くなったり狭くなったりする木目の間隔に「1/fゆらぎ」と呼ばれるゆらぎが存在しているからです。

「1/fゆらぎ」とは、ろうそくの炎やそよ風、小川のせせらぎなどのさまざまな自然現象の中に発見された「不規則さと規則正しさがちょうどいい具合に調和しているリズム」のことを指します。

例えば、直線を等間隔で並べると幾何学的な冷たいイメージになりますが、直線を不規則に並べるとぬくもりのある雰囲気がでて、どこか自然な感じがしませんか?

人の心拍の間隔も一定のように思われますが、実際には10%位の幅で心拍間隔が長くなったり短くなったりしていて「1/fゆらぎ」となっています。また、人の脳波の揺らぎも精神的に安定な状態にあるときは、同様であることがわかっています。このように、人の体のリズムも「1/fゆらぎ」となっていることから、「1/fゆらぎ」は人に快適感を与えると考えられています。

木目模様を印刷したものや、公園などでコンクリート製の擬木の丸太のベンチなどを見かけますが、木に似せることによって、柔らかさや色合いなど人々がもっている木のイメージを利用しているのかもしれません。

人に有害な紫外線を吸収し、体を温める赤外線は反射してくれる木材。そして、木目がもつ「1/fゆらぎ」は心がやすらぐ効果をもたらしてくれます。このような、視覚的に人を癒し、目に優しい木材を生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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(匿名希望N)

2022年6月 2日 (木)

研究者が解明 喫煙者を肺がんの発症から保護するメカニズム

表題はスプートニクの記事。リンク

「喫煙=肺がん」のイメージが定着して久しい。
しかし、喫煙者であっても肺がんにならない人がいるし、非喫煙者が肺がんになる場合もある。疫学的にその可能性が高いということだが、その疫学もサンプルの取り方で数値は変わる。結局のところ、分からない。

記事は、そんな疑問に答える興味深い内容。
喫煙者でかつ肺がんになっていない人の肺の細胞を調べたところ、DNAの損傷を修復するシステム=癌化を防ぐ酵素を獲得している、という。記事では「自然淘汰によって」となっているので、先天的に持っていたように読めるが、この記事だけからは詳しく分からない。
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米国アルベルト・アインシュタイン医学校の専門家らは、一定の喫煙者は、DNAの効果的な損傷修復システムを通じて肺がんを回避することができると考えている。学術誌『ネイチャー・ジェネティクス』に研究結果が発表された。

同校のサイモン・スピバク教授らは、研究に協力した33人の喫煙者から採取した肺細胞のサンプルの分析を行った。研究では、喫煙の習慣が肺細胞の変異を増強し、しかも、その発生率は1日あたりに消費されるタバコの数に直接影響されることが立証された。
また、研究結果では、24年以上に渡り1日1箱以上の喫煙を行ったボランティアは、他のボランティアと比較して突然変異が少ないことが示された。専門家によると、この逆説は自然淘汰によって説明することができるという。

喫煙者の延命を可能にしたのはまさに自然淘汰と言えるが、それは、彼らには、DNAのわずかな突然変異を修正したり、タバコの煙に含まれる発がん物質の中和を見事に行う細胞酵素が存在するためだという。

研究者らは、喫煙者の遺伝子をさらに分析し、このメカニズムがどのように働くのか、そしてそれを制御することが可能かどうか、研究を続けている。
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(匿名希望)

春のダルさは「肝臓」が関係している!

季節の変わり目である春や秋に「なんかけだるい…」と思ったことはありませんか?
実は、それは“肝臓がフル活動しているサイン”なんです!
どういう風に肝臓が関係しているのか、どうケアするのが良いのかを紹介します^^

引用元:リンク
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■「解毒」と「代謝」で春の肝臓
肝臓は体内で最も大きな臓器で、生命維持に重要な様々な働きをしています。よく知られているのが、体に溜まった有害物質などを無毒化する働き(解毒)。そして、腸が吸収した栄養を体内で使いやすい形に作り変えて全身に送り出す働き(代謝)です。私たちの細胞が絶えず生まれ変わるのも、全身に休むことなくエネルギーが届くのも、肝臓がきちんと働いてくれるおかげです。
 本来はタフでがまん強い「沈黙の臓器」ですが、冬の間は運動不足に加え、食べ過ぎや飲み過ぎで、肝臓に中性脂肪が多く溜まりがち。肝臓の毛細血管が中性脂肪で圧迫されて血流が悪くなり、肝機能が低下しやすい状態になります。
 しかも春先は、動物たちが冬眠から目覚めて一斉に動き出すように、私たちの体も冬型から春型になり、細胞の生まれ変わりが活発になる季節。全身の「解毒」と「代謝」を担う肝臓もフル活動しなければなりません。機能が低下しているのに、急に仕事量が増えた肝臓は、過重労働になる心配があります。この時季に感じる体のだるさは、肝臓がフル活動しているサインかもしれません。
 さらに、春は気温や気圧が上下しやすいうえ、新しい年度の始まりなどで何かとあわただしくなるシーズン。自覚することは少ないかもしれませんが、こうした季節や環境の変化による心身のストレスも、実は肝臓を疲弊させてしまう大きな要因となります。

■春のストレスがダメージに追い打ち
 ストレスが体内の活性酸素を増やすことはよく知られていますが、大量の血液が流れ込む肝臓は特に活性酸素によるダメージを受けやすい臓器。その活性酸素の発生に大きく関わっているのが、血液中の白血球です。
 白血球は本来、細菌やウイルスなどの外敵から体を守ってくれる免疫の要です。ところがストレスを受け続けると、自律神経のバランスが乱れ、白血球が不良化。活性酸素を放出して肝臓の毛細血管や肝細胞を攻撃してしまうのです。
 こうした活性酸素の害から身を守るため、肝臓には活性酸素を無害化する抗酸化酵素が備わっていますが、その量は40歳過ぎから減少していくことが分かっています。
 それだけに、年齢を重ねるほど、春先の肝臓にはいっそう気を配る必要があります。

■「沈黙の臓器」だからこそ肝臓のケアが必要
心掛けたいのは、肝臓の働きを高める生活習慣と、活性酸素の害を最小限に抑える工夫です。
 特に大切なのが食生活。肝細胞を修復するために不可欠なタンパク質やビタミン類は十分に。逆に糖質や脂質の摂り過ぎは、肝臓の働きを低下させるもとなので控えめに。そして、ポリフェノールなどの抗酸化成分を含む食品を積極的に摂って、体内の抗酸化力を高めておきましょう。
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(海鮮うまい)

2022年6月 1日 (水)

太陽の光が近視を抑制する!

社会人になってからどんどん視力が低下し、「このままでは目が見えなるなるのでは?」という思いから、「視力って何?、目の構造ってどうなっているの?」等興味を持ち始めた。

まず、驚きだったのが、近視でピントがズレるというのは、眼球が成長しているということ!(眼軸が伸びている)
通常の眼球が24ミリだったら、極度の近視の人は28ミリの大きさまでになっているらしい。。。

●近視進行は戸外活動で抑制される?
昔から、近くを見るのではなく遠くを見る方がいいと言われているが、実は「部屋の中から方遠くを見る」では不十分というこが分かってきたのだ!

●大事なのは太陽光を浴びること!
光を浴びると、目の奥で「ドーパミン」という物質が出て、眼軸の延びが抑えられること!
目安では、1日約2時間。
実際に台湾では、10年ほど前から小学校で2時間、屋外で過ごすようにしたところ、視力0.8未満の小学生が5%減ったということです。

コロナの影響で外遊びが減った子供たちは、視力低下が起きているとの事で、やっぱり子供達は、外で遊ばせたいですよね!
(参考:リンク

 

(あおい)

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