数百度の高温にも耐える生命力を持ち、人体の有害物質を分解する「マコモ耐熱菌」
水辺に自生するイネ科の多年草「真菰」を特殊な製法で発酵熟成させると、「マコモ耐熱菌」という微生物が発生します。
その菌を、飲用したり傷口に塗ったり、あるいは風呂に溶かして入浴することで、人体内の不要な有害物質を体外へと排泄させることによって、自然治癒の働きを促す働きを持つと言われます。
一般的な健康法や健康食品の類が全て「体内に不足した栄養を補給する」という発想なのに反して、「マコモ耐熱菌」は「体内から不要なものを排出する」という真逆の働きをします。さらにマコモ耐熱菌は、数百度の熱にも耐え、「マコモ」を入れた風呂は、何年間も湯を取り替えなくても腐敗しない=他の微生物や人体から排出された有害物質に負けない驚異的な生命力を持ちます。
この不思議な「マコモ耐熱菌」を子供の頃に見い出して、一生をかけた試行錯誤の末に製品化した小野寺広志氏を紹介したリンクより抜粋引用します。
***(引用開始)
いつものように岸辺に近づいて行きながら足元を見ると、傷ついた一羽の鴨がいるではないか。翼の根元を撃たれていたのだった。しかし、その鴨はぐったりしている様子もなく、何かをガツガツ、グシャグシャとついばんでいる。不思議だとなと思いながら氏がさらに近寄ってみると、鴨は岸辺に生えている草のようなものを千切っては口に持っていき、グシャグシャ噛みほぐすとそれを傷口に運んで、そこに詰め込んでいるではないか。
朝になって水面を覗くと、傷ついた鴨は前日と同じような動作を相変わらず繰り返している。そして数日後、その鴨は空高く飛び上がっていったのである。
傷ついた鴨などの生態観察することが日課となり、鴨が傷口にあてがい、さらに水中に潜っては食い千切ってくる草の根が一体なになのか研究しはじめたのである。その草こそ真菰だったのである。
真菰は沼や川の水際に自生するイネ科の多年草で、水中の泥土に根をはり、春にタケノコ状の芽を出し、夏までに草丈が1メートルから1.5メートルぐらいになる。また地方によっては、ガッゴ、ガツ、ガバ、カバ、コモグサなどとも呼ばれ、全国至る所に自生しており、大変に生命力の旺盛な草だといわれている。
この生臭い味のする真菰がなぜ鴨の傷を治し、命まで救うことができるのかーーーその謎を解く方法として、やがて氏は人体実験を考えるようになった。人体実験の最初の実験台となったのは、もちろん自分自身であった。
氏は自らを傷つけるため、わざわざ裏山のてっぺんから、木の株や岩などがゴロゴロしている斜面を転げ落ちたり……そうやってできた傷に鴨のやり方を真似てつくった真菰をぬりつける人体実験をおこなったのである。
また、近所の子供たちが遊んで怪我をしたなどという話を聞くと、すぐに飛んで行って、真菰をぬりつけてみたり、傷ついた鳥ばかりではなく、牛や豚などにも与えたりして研究をつづけていた。
また、他の自生している植物の中にも、同じような効能を持つ植物はないかと山野を駆けめぐり、試したりもしてみたが、結果は無だった。そう、真菰だけが怪我をした子供の傷をなおし、じつの母親の病気さえも救ったのである。氏の真菰に対する信頼感は次第に揺るぎないものになっていった。
しかし、一方では不安があり、動揺もあった。つまり、真菰とはなにか。どうして鳥類がばかりか人間まで助けられるのだーーーそして、その謎を解く方法が果たしてあるのか。
その研究材料とは二千七百余種類の植物、菌類をはじめとする単細胞生物、また昆虫から家畜にいたるまで多くの動物も使用され、それら動植物が氏のすべての生命体の研究に結びついていったのである。
こうした自然界の生命を相手にした氏の研究の結果、真菰にある方法で太陽光線の強力な短い波長のエネルギーを吸収させると、自然には存在しない、単細胞微生物を発生させ得ることを発見したのであった。
これまでの生物学の常識では、細菌類は70度~80度でほとんどのものが締めつけするといわれ、高温に強いものでさえ、120度が限界だといわれている。ところが真菰を母体として創りだされるこの微生物、つまり耐熱菌は数百度の高温にも耐え得る驚異的な生命力を持っているのである。
さらに不思議なことは、耐熱菌そのものは真菰のなかでもともと成育している菌ではなく、真菰にある方法ーーー『マコモ』の特許製法ーーーを施すことにより、耐熱菌が発生する条件が備わるのである。
この微生物の正体や特質、あるいはその奇妙としか言いようのない発生の因果関係を究明するべく氏はもとより、いくつかの大学医学部などで研究されているのだが、いまだその謎は解明されていない。ただ現在明らかになっている耐熱菌が発生するための条件は以下の通りだ。
自然界を構成している四大要素である太陽(光)と地球(水と空気と土)と植物と動物、自然の摂理と法則に適い、かつ適切なバランスのもとに集約されたときに、はじめて発生するということである。
『マコモ』は動物を除いた他の三大要素で完成されているので、マコモが人体、つまり唾液や血液、体液などに触れることによって耐熱菌の発生条件が充たされ、直ちに発生するのだといわれている。
この菌は人間の健康維持に不必要な有害物質、腐敗要素を分解し、体外へ自分自身と共に排泄させるという性格をもっている。
***
(引用以上)
(大島健男)
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