食から考える時代と環境
どの時代も生きていく上で欠かせないのが「食」。
生物はいつのときも「食べる」ことで命を繋いできました。
この、いつの時代も生きる源である「食べる」こと、その中身は時代にそってどのように変化し、どのようにして継続されてきたのか、深めてみます。
昔の例で、江戸時代と今を比較してみます
今は身近にスーパーマーケットがあり、24時間営業のコンビニがあり、外食できるレストランがあり。
調味料も様々な売り方で、様々な味で、「如何に多くの人に買ってもらえるか」を起点として商品化されたものがたくさん!私たちのすぐ身近に、溢れています。だけどよくよく裏面を見てみると、、食品添加物がびっしり。
食の中身もそうですが、ひいては食の環境はどのようなものだったのでしょう。
リンクより引用
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一方、長屋などの家では、朝に1日分のご飯を炊いていました。江戸時代の庶民の多くは長屋に住んでいました。かまどに火をおこすことは大変な作業だったので、朝に1日分のご飯を炊くことは合理的な考えでした。
朝食は、ごはん、味噌汁に漬け物程度。味噌汁の具は、「しじみ」「わかめ」「豆腐」「野菜」など。いわゆる○○売りが家の近くまで来て、売っていました。
さて、子どもたちの多くは、寺小屋に通っていました。江戸時代の識字率は世界最高の水準で、これは寺小屋の普及によるところが大きいと言えるでしょう。
子どもたちは朝に寺小屋へ行き、昼になると家に戻って昼食を食べました。昼食は、母親と朝に炊いたご飯、味噌汁、野菜の煮付け程度の献立でした。昼食を食べた後は再び寺小屋へ行き、午後2時頃に帰ってきました。
そして、3時頃に食べた軽食が「おやつ」です。「おやつ」は焼き芋や餅などが多かったようです。ただし、「まんじゅう」のような高価なものは滅多に食べられませんでした。
夕食は、一汁一菜が基本。ご飯に漬け物や魚、野菜の煮付け程度でした。また、ご飯が冷えているので、おじややお茶漬けに漬け物というのが多くの家でも食べられました。そして、8時頃には寝た、と言われています。当時、照明用の油は高価なものであったようです。早寝早起きこそ、節約だったのです。
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(匿名希望)
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