春のダルさは「肝臓」が関係している!
季節の変わり目である春や秋に「なんかけだるい…」と思ったことはありませんか?
実は、それは“肝臓がフル活動しているサイン”なんです!
どういう風に肝臓が関係しているのか、どうケアするのが良いのかを紹介します^^
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■「解毒」と「代謝」で春の肝臓
肝臓は体内で最も大きな臓器で、生命維持に重要な様々な働きをしています。よく知られているのが、体に溜まった有害物質などを無毒化する働き(解毒)。そして、腸が吸収した栄養を体内で使いやすい形に作り変えて全身に送り出す働き(代謝)です。私たちの細胞が絶えず生まれ変わるのも、全身に休むことなくエネルギーが届くのも、肝臓がきちんと働いてくれるおかげです。
本来はタフでがまん強い「沈黙の臓器」ですが、冬の間は運動不足に加え、食べ過ぎや飲み過ぎで、肝臓に中性脂肪が多く溜まりがち。肝臓の毛細血管が中性脂肪で圧迫されて血流が悪くなり、肝機能が低下しやすい状態になります。
しかも春先は、動物たちが冬眠から目覚めて一斉に動き出すように、私たちの体も冬型から春型になり、細胞の生まれ変わりが活発になる季節。全身の「解毒」と「代謝」を担う肝臓もフル活動しなければなりません。機能が低下しているのに、急に仕事量が増えた肝臓は、過重労働になる心配があります。この時季に感じる体のだるさは、肝臓がフル活動しているサインかもしれません。
さらに、春は気温や気圧が上下しやすいうえ、新しい年度の始まりなどで何かとあわただしくなるシーズン。自覚することは少ないかもしれませんが、こうした季節や環境の変化による心身のストレスも、実は肝臓を疲弊させてしまう大きな要因となります。
■春のストレスがダメージに追い打ち
ストレスが体内の活性酸素を増やすことはよく知られていますが、大量の血液が流れ込む肝臓は特に活性酸素によるダメージを受けやすい臓器。その活性酸素の発生に大きく関わっているのが、血液中の白血球です。
白血球は本来、細菌やウイルスなどの外敵から体を守ってくれる免疫の要です。ところがストレスを受け続けると、自律神経のバランスが乱れ、白血球が不良化。活性酸素を放出して肝臓の毛細血管や肝細胞を攻撃してしまうのです。
こうした活性酸素の害から身を守るため、肝臓には活性酸素を無害化する抗酸化酵素が備わっていますが、その量は40歳過ぎから減少していくことが分かっています。
それだけに、年齢を重ねるほど、春先の肝臓にはいっそう気を配る必要があります。
■「沈黙の臓器」だからこそ肝臓のケアが必要
心掛けたいのは、肝臓の働きを高める生活習慣と、活性酸素の害を最小限に抑える工夫です。
特に大切なのが食生活。肝細胞を修復するために不可欠なタンパク質やビタミン類は十分に。逆に糖質や脂質の摂り過ぎは、肝臓の働きを低下させるもとなので控えめに。そして、ポリフェノールなどの抗酸化成分を含む食品を積極的に摂って、体内の抗酸化力を高めておきましょう。
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(海鮮うまい)
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