軽症原因がワクチンと言えない
なんの意図をもってこの発言なのだろうか?
『植草一秀の知られざる真実』より引用します。
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(引用はじめ)
岸田首相はコロナ感染明けの8月31日に記者会見を行った。
岸田首相は
「感染して強く感じたのはワクチンの有用性。
4回目接種を済ませていたおかげで軽い症状で済んだ」
と述べた。
この発言で岸田文雄氏の非科学性、反知性主義が鮮明に浮かび上がる。
岸田氏がコロナに感染して軽い症状で済んだ理由は不明である。
1.ワクチン接種せずに感染したケース
2.4回接種ではなくワクチン接種して感染したケース
3.4回接種して感染したケース
を比較しない限り、軽症で済んだ理由は判明しない。
それにもかかわらず岸田氏は
「4回目接種を済ませていたおかげで軽い症状で済んだ」
と言い切っている。
この非科学的判断力でコロナ対策を指揮しているのかと考えるとゾッとする。
そもそも、感染を防ぐためにワクチン接種を推奨してきたのではないのか。
それなのに、4回目接種した直後に感染した。
国が都道府県を通じて推進している旅行に対する利益供与策。
利益供与の条件は「3回接種または陰性証明提示」
「陰性証明提示」は陰性の証明になるが、「3回接種済み」に何の意味があるのか。
岸田氏は4回接種したのに感染した。
3回接種していてももちろん感染する。
3回接種済で感染している人が旅行する可能性は十分にある。
感染している人(検査での陽性者)に対する旅行支援を行わないということなら、3回接種済の人に対しても陰性証明を求めなければ、陽性者の旅行を阻止できない。
日本への入国についても「3回接種済」なら陰性証明不要としたが、「3回接種済」の陽性者はいくらでもいる。
ワクチンを強要すること、未接種者への嫌がらせ以外の意味が思い当たらない。
要するに科学的根拠が皆無なのだ。
反知性主義は安倍・菅政治の専売特許と思われてきたが、岸田内閣も反知性主義を確実に継承している。
コロナ感染が軽症で済んだ理由は不明。
ワクチン接種していなければ無症状だった可能性もある。
ワクチン接種したから軽症になったことを裏付ける「エビデンス」は何一つ提示されていない。
頓珍漢コロナ対策が続いている。
岸田首相は安倍元首相の国葬実施方針を決定し、暴走を続けている。
国葬実施に法的根拠がない。
かつてあった国葬令は日本国憲法の施行に連動して失効している。
内閣府設置法にある「国の儀式」とは憲法第7条、皇室典範第24条、第25条が定める「即位の礼」、「大喪の礼」に関する事務を所掌することを定めるもので、国葬を執り行う権限を定める根拠規定でない。
国費の支出には国会の議決が必要。
憲法が定める「予備費」は「予見し難い予算の不足に充てるため」のものであり、天災地変に伴う災害復旧費などの支出を速やかに執行するためのもの。
法的根拠のない国葬を実施するために必要な国費支出であるなら、国葬そのものを国会で審議して議決することが必要であるとともに、国費支出についても国会議決が必要だ。
その国葬を実施するために要する費用を岸田内閣は2.5億円としているが明らかな過小見積もり。
野党ヒアリングなどの結果として30億円を突破するとの見方が浮上している。
日本国憲法第85条は
「国費を支出し、又は国が債務を負担するには、国会の議決に基くことを必要とする。」
と定めている。
これを「財政民主主義」と呼ぶ。
ところが、巨大な予備費が計上され、実質的に巨大な政府支出が国会の議決に基かずに支出される事態が頻発している。
国葬実施強行は岸田内閣終焉の引き金を引く事象になるだろう。
財政民主主義の崩壊を根本から是正しなければならない。
(引用おわり)
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(匿名希望☆ )
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