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2022年10月 7日 (金)

呼吸の仕方で身体にダメージを溜めくくする方法とは?

持病の喘息が最近慢性的に続いて呼吸が浅くなってきているなーと感じています。
呼吸が浅くなってから、日中集中力が続かなくなったり、夜中もなかなか寝付けなくなってきました。
呼吸量がほぼ直接的に日常生活に結びついていると感じ、呼吸量(肺活量)について調べていたら以下の記事を見つけたので共有します。



以下 リンクより引用
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私が現在、専属で見ているスタンフォード大学の水泳チームに、オリンピックと世界水泳合わせて19の金メダルを獲得したケイティ・レデッキー選手がいます。

そんな彼女を、今年の全米大学選手権・400ヤード個人メドレーで破ったのが、同じくスタンフォードのエラ・イースティン選手。彼女ほど疲労とケガの予防に時間と努力を費やした選手はいません。

イースティン選手がとったのは、「ダメージが溜まりにくい体にして、最初から疲れないように予防しておく」というアプローチ。「体内の圧力を高める」ことで疲労の予防を実現しました。

「体内の圧力」とは「お腹の内部の圧力」のことで、「腹圧」とも呼ばれます。

腹部には肝臓や胃腸などの内臓を格納する空間「腹腔」があり、この腹腔内部の圧力が「体内圧力」の正体です(以後、腹圧と表記)。

腹腔の上には「横隔膜」、そして横隔膜の上には「肺」があります。空気を吸って肺を膨らませることで横隔膜が下に押され、その横隔膜が上から腹腔を押す形で腹腔が圧縮されると、腹腔内の圧力が高まり外側に力が働きます。これが、「腹圧が高まる仕組み」です。
「横隔膜によって腹腔が圧縮され、腹圧が高まる」と、お腹は膨らんで腹囲が固くなるのが特徴です。

この腹圧が弱まると、体は途端に疲れやすくなります。そして、疲れに悩む人の多くは、「腹圧が十分高まっていない」ように思います。

体の構造上、腹圧が弱まると、体の中心である「脊柱」と「体幹」が支えられず、体は安定しません。

脊柱には脳からの指令を体の各部に伝える中枢神経の束が通っています。なので、体が歪むと体の各部と中枢神経の連携が乱れ、結果、思ったとおりに体が動かず、余分な負荷が体にかかってしまうのです。

なにかとストレスが溜まりやすい現代社会、胸で浅く呼吸している人はとてもたくさんいます。

浅い呼吸だと、横隔膜を十分に動かすことができません。横隔膜には自律神経が集中しているので、自律神経の動きも鈍くなり、たとえば夜になっても副交感神経が優位にならず「休息の質」が悪くなります。するとまたストレスが溜まりやすくなる、という悪循環に。

また、「しっかり呼吸して」というと、腹式呼吸のように吐くときにお腹をへこませる人が大勢います。しかしこれでは腹圧は高まりません。お腹をへこませるというのは、体の筋肉を収縮させる「体を“コルセット”にする」ような動きです。

動いているときの安定性には欠け、この状態で体を動かすとケガや疲労につながりやすくなります。

実際、お腹をへこませる癖のあった野球部の1年生たちは「腰痛持ち」が多く、腹圧を高めるアプローチを取ることでその数は激減しました。


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ただ呼吸するだけではなく呼吸法によって体幹、そして身体の安定性に結びついていく。
呼吸法は死ぬまで関わり合いがあるので、早いうちに治して今後の人生の健康の根幹を作り上げていきたいですね!

(谷垣禎二)

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