バランスのよい食事を取るのが健康の秘訣って言うのは嘘?
バランスの良い食事を取るという健康スタイルが最近かなり言われてきている。
ベジタリアンや和風食ブームもその流れだ。さらに進んでサプリで不足している鉄分やビタミンを補うというバランスの取り方まで。
しかし、改めてバランスのよい食事って本当に健康に寄与しているのだろうか?
そう考えると怪しい部分もある。
そもそも人類はその歴史の99%が飢餓の歴史だ。バランスのよい食事など考えたこともなかっただろう。その中で腸内細菌を増やし、何でも食べられるように身体を適応させてきた。
そしてその殆どが植物も食べられない洞窟時代だった。骨髄をすすり、木の根を食べ、死肉をあさった。結果人類の腸の体長との比率は4.5倍と肉食のライオンや狼と同じような比率の長さになっている。
現在のように様々な野菜を食べるようになったのは人類史200万年の内のわずか1万年。
1%に満たない。99%の間に作られた数種類の食料しか食べなかった腸内環境や身体の機能こそ、人類の食の基礎になる。
バランスのよい食事を取るというより、人類本来の機能に即した食事を取るということが必要に思う。それが何かはこれからの追求課題になるが、キーワードだけ上げておきたい。
1. 腸内細菌を維持する食事って何
2. 少食=食べないことのもたらす健康のしくみ
3. 同じもの食べ続けることの効果とは
4. 古来から言われてきた「まごはやさしい」はなぜ身体によいのか?
ま「豆」・ご「ごま」・「は(わ)」わかめ・や(野菜)・さ(魚)・し(しいたけ等キノコ)い(芋)
因みに米やパンは入っていない。
(田野健)
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